夕菜の宝箱~不思議な世界の息子爆笑成長記録

不思議で爆笑の嵐のにいちゃん&たっちゃんの世界を語ります(発達障害とも言う…(笑))

はじめまして

私は保育士資格を取ろうと勉強中にわが子の不思議な楽しい世界に気が付いて「なんでやねんっ」とつっこみたくなる日々を笑って暮らしてきました。

 

当時はまだ「発達障害」という言葉はなくて知的には問題ないけれど発達にばらつきがあるだとか、なんか無理やりにアスペルガーADHD?LD?とこじつけているような兼ね備えているような~と曖昧な感じで、「特別支援教育」も始まったばかり。

 

何もかも手探りの中でしたが、対応の仕方は悪くなはなかったのかな?と思っています。

この度はてなダイアリーに残っていた記事をインポートしてきました♪

正直、昔いっぱい書いていたもののホームページの引っ越しのたびに行方不明になったものもあり(笑)

こちらのはてなダイアリーからはてなブログへ移行処理をしてくださいとメールを見ても何を書いていたか忘れていたのですが、読み返すと笑える~♪

 

現在23歳と19歳になり、楽しそうにそれぞれ青春を謳歌している風な子たちですが、抜けている期間を書き足していかんとね~。

 

やっぱり途中ね~

爆笑記録ではなくなるんよね。

反抗期がなかなか笑えない(笑)

でもね、嵐は過ぎ去るものなんですわ。次男がこの間「おれ子どもいらんわぁ~」と言い出しましてね。

だってぇ~中学の頃の俺みたいなん無理やしぃ~

かわいいでぇ~?!

いやぁ!!終わっとったわ。あんなとげとげして!

 

おおおおお

自覚してるやん

反抗期って永遠に終わらんかったらこれ犯罪者になるんでないの?くらいひどくて・・

もう一緒に暮らすの無理やん・・

て思うくらい酷かったことを過去のこととして、なんておだやかに落ち着いた子になったのでしょう!!!

 

なんか妙にうれしかったわ。

 

といった感じですが

どうぞよろしくお願いいたします(^_-)-☆

 

 

 

 

 

高校受験パート3

普段、家で全く勉強をしようとしない2年生にいちゃん。

 「宿題は?」 

 「ない。」 

……。

「やっぱりさぁ〜中学もな、宿題を出すべきやと思うねんなぁ〜。」
 


そう。
小学校のときと違って「宿題」と言われるものがなくなると
とたんにやらないわけね。
予習復習をしっかり…とか言われても具体的じゃないようで
さららっと好きな理科の教科書を眺めるくらいで終わり。
何を勉強したらいいのかがどうしてもまだわからないにいちゃん。

なので、継続した家庭学習のために!と具体的に問題集やらプリントがあればやるのか?というと

そうでもない( ̄□ ̄!)

やることがわからない時用に分かりやすそうな見やすそうな問題集を渡したもののどうも違う。

しかし、定期テストのあとの本人の反省欄には
「目標達成ならずなので もっとがんばりたい」 



どんな目標だったのか知りたいぞ( ̄□ ̄!)



「全部5点以上UPするように努力したい」 
「こーりつこーへいく」 
「自信あると思ったやつが悪かったりしたので、もと学習が必要です」
「宿題出したほうがよい。がんばったのにこれだともっとやらなくてわ」
「高校には行きたいので三年生になったらもっとがんばりたい」

 

などと書かれてある(笑)



保護者の感想も笑います。
最後の反省には 
「三年生になったら」といわず今日からでも「もっとがんばりたい」が実行できると信じて見守りたいです。

 

な〜んて書いてますけどね。


そう。
そこで、話は戻って「塾行きたい…。」と
一応本人なりに、頑張る気もちになったわけです。

しかし
そう簡単に勉強する集中力が身についたり要領がよくなったりするはずもなく、受験生らしくない受験生だったような(笑)

高校受験パート2

4月より塾に行き始めて
すぐ3年生になり…
最初の定期試験では、おおっ!少し今までよりはよかった♪


で、本人大喜び。


「塾に行った甲斐があったなぁ〜。」←しみじみ

単純でかわいい(#^O^#)と喜んでいられるのはいつまでなんだろうね。


塾に行った甲斐というかね
今まで、ホントに何もやらなさすぎだったんだよと言いたいのを
「よかったなぁ〜。」と共感してやる母はなかなかよく出来たものでは?!



思い起こせば中学1年の最初の3者面談のとき…



  「このくらいの成績合格する高校ってあるものなんでしょうかぁ?」
聞いてみたっけな。
1年生の期末試験で数学29点。

ん〜どんどんわからなくなってますます点数取れなくなってきて
自信失って…っていうがっかりした中学生活になりそうなら
いつでも特別支援学級→特別支援学校への進学!と

無理して頑張らなくてもいい別の道もあるんだよ♪
と薦める勢いいっぱいの私ですから。

すると、一年生で高校の話をする親も珍しかったのか
でも、まぁ正直2年後には厳しい話だけれど同じこのグラフを見ながら
具体的に話をしてるわけやからね…と、
にいちゃんの目の前で説明をしてくれた担任の先生。



高校…と名のつくところどこか…という言い方をすれば
今の成績で行けるところはある、と聞き

通信や夜間の存在を知ったにいちゃん。

まだ具体的なイメージもわかないし、ぼんやりしているし、
レゴの会社に就職するためには高校卒業が必須=高校に行くのかぁ〜
だから勉強するんかぁ〜めんどくさっ
…くらいの感覚のにいちゃんには、先生の話は聞いたものの
焦りはみられず、その後の試験前1週間でも促されないと勉強しないのでした(笑)

それはそれで幸せなんだけどね♪

しかし、中学生は数字という現実で幸せはそう長くは続かない(笑)

夏休みもたっぷり遊んだにいちゃんは
2学期の中間試験で数学14点( ̄□ ̄!)
どれもこれも平均を下回るものの1年生で14点かぁ(笑)

これにはにいちゃん、やばいと感じたらしい。

本人の反省の欄には「だんだんと落ちているので次回ことがんばる」

あの〜ひらがな間違ってどうしますのん?!という突っ込みはこの際なしで。

そして次のテストでは33点。
22点だったり37点だったりしながらも、
なんとか授業に全くついていけない様子ではないし、
本人もがんばりたい様子なので
特別支援学級→特別支援学校への進路はこの子向きではないな…
…となると、通常学級から通常の高校受験かぁ(>_<)と
覚悟を決めた母なのでした。

高校受験パート1

にいちゃんは中学3年生になろうとする春休みに
突然少しだけ焦った(笑)


 「塾…行く。」 


おおっ。
今まで何をどう誘っても首を横に振っていたのにね。


ホントはじっくりつきあってくれる家庭教師がよかったんだけど
それだけは絶対無理!!!!とこだわりを見せたので塾に通わせてみることに。


 「おれ、このままじゃ、まじ高校やばい。
どっこも合格できへんかったら
どうなるん??」


と、真剣に考えたらしい。


まだ受験まで日にちがあるうちは


  「だから全部不合格…ってならんように、今からしっかり勉強するんやん」
と、やる気を出させた。


本人が
「○塾と×塾は○君とか行ってる賢い子向けのとこやから関係なくて〜
△塾はおれらくらいの子のとこやけど△君が行ってるねんなぁ〜
塾の最中に携帯とかやり放題やからあかん。

だから、ここ。」

…と決めてきた塾は少人数で進学塾でもなく家から近い。
いいかも?と思い早速面接に出向く私たち。

成績とか文字の感じとか見て
こちらからLDですので〜と言わなくてもなんとなく理解してもらえるかなぁ??と淡い期待を持ちつつも先生の話を聞く。

そして先生がにいちゃんに質問を。

「塾の月謝、いくらか知っとるか?」

「???」



「17200円や。夏期講習とか教材費とかでもっとかかる月もある。
このお金はどこから出てるんや?」

「???ん〜…」



「塾の月謝はどこから出してもらう?」

「ん〜と…え…財布」 

ぎゃははははは出た〜天然宇宙人的発言。
久しぶりや♪と楽しくてしょうがない母でしたが

そこで塾の先生の表情を観察→ああ…対応上手くない( ̄□ ̄!)
発達障害の子向けというわけではないもよう(^_^;)

ま、仕方ないか。
私の対応が上手なんですものっ。なかなか一般には広まってないさ。

で、仕方ないのですかさずフォローを入れる。
 ふざけて言ってるわけじゃなくて、発達障害があるんでね、
本人いたってまじめに答えてるんです…と。
今後もこういうボケたことたくさんあるかと思うんですけど
よろしく…」

と。

さて、少しでも勉強する習慣がつけばいいねぇ〜。←そんな程度の期待かい?(笑)

修学旅行VS自然学校

にいちゃんが修学旅行にどうしても行きたくなくて
あれやこれやと話し合いを重ねていた頃…


たっちゃんの自然学校も迫っていました。


たっちゃんも何だかんだとこだわりを持つ男。
でも、比較的場所へのこだわりは無かったりする。
4年生のときに一泊で予行演習のような宿泊があったけれど
何の問題もなくクリアしていたこともあって
ちょっとは不安だろうけどね〜と思いつつも
そんなにはゆっくり関わっていなかったのが正直なところね(^_^;)


だって〜
にいちゃんの頑固さとの折り合いをつけるのが
想像以上に時間がかかって
気力体力ともにハードだったんだもん〜。


でも、後から考えれば
なかなか素直に行きたい気持ちにならない理由はわかる。


沖縄だから嫌なんや!!っていう気持ち。
東京とかだったら問題なく行くねん!って語るその気持ち。


修学旅行=楽しいだけのレジャーの旅行ではないぞ
ということで学習的なことが入るわけだけれど
沖縄の平和学習は…
真剣に考えてみれば
それはそれは重たいことよね。


沖縄で繰り広げられた戦争の話。
自分と年が変わらない人たちが命を落としたつらい話。
もうこんな過ちは何があっても2度と繰り返してはいけない。

……。


よくわかった。
本当だ。


……。
そして!
一般的にはここから


本当に平和って大切なことなんだな。
再認識したよ。
今が当たり前と思っていたけれど
感謝すべきだな。


そういう気持ちを持って
今を大切に生きよう。
今を大切に楽しもう。


うん。


沖縄ってきれいだな〜。
お、いろんなお土産あるなぁ〜
そうそう、家族には何を買おうかな?
…な感じで気持ちを切り替えることが可能。


しか〜し!


にいちゃんのような特性があると
そういう気持ちの切り替えが非常に難しい。
どっぷりとつかってしまったら
抜けられない。
平和は大切だな。
今を大切にしなくちゃ…くらいまでは帰ってくるけれど


お土産何がいいやろぉ(#^O^#)?にまでは
ちょっとやそっとで絶対に帰ってこれない(笑)


だから…


学習の一環なんだから行けば?というアプローチには


平和学習は学校でやったから
十分にわかったし。
広島でもみんなで見たやん…
もうホントに戦争はあかんことも
平和が大事なこともわかってるし。
行かんでもちゃんとわかってるからいい。


楽しいこともいっぱいあるんじゃない?というアプローチには


ありえへん。
ひめゆりの塔とか行って平和学習して
さぁ、マリンスポーツだとかバナナボートに乗るか何か選べとか
ありえへん。
楽しまれへんやん。


景色とかきれいそうやん?


ネットでも見れるやん。

ううううう。
手ごわいだろぉ?(笑)


そんなこんなで
表情と雰囲気を見ながら
担任の先生との連携をとりながら
無理なくじわじわと
「絶対に行かない」
「行きたくない〜」
「行きたい!とは思わない」
と少しずつ気持ちを変化させていくことに成功したんよね(笑)


結局は、信頼関係のしっかりとれている今だからできる!と
半ば強引なコメントも含め
語りに語ったなぁ。
何度も。


中学3年生の今というのは今の一瞬だけで
後から戻りたくても戻れないもの。
だから一日一日大切にして欲しいし
いろんな経験をして欲しいと思っていること。
あんたは良くてもクラスの友達が
あいつ…なんで来ないんやろ?って気にしたりも考えられる。
それは迷惑な話や。
せっかくみんなで楽しく行こう!いい思い出作ろう!って
クラスで団結しようとしているのを邪魔することにもなる。


なるほど…それはつらいねって思えるような
どうしても行きたくない行けない理由があれば
それはそれで母さんも、先生もしっかり考える。


でも、あんたの話聞いてる限りでは
納得できる理由ではない。
絶対行きたい♪と楽しみでしょうがない子もいるだろうけど
どっちでもいいし〜程度だったり
別に特別楽しみ♪とは思わない〜って子も多いはず。
それでも、学校行事だし…って参加する子もいるもんやで。


それが協力して団体行動ができるな〜っていう評価にもつながる。


どうしてもそれでも行かない!ってはじめから行かないって
決めてしまったら団体行動できない子ってことやね。


つらいことがあるんやったら言うたらいい。
対策考えるから。
やってみてつらいことがもし出てきたら
その時に言うたらいいねん。


そのために先生も親もおるねんから。

って感じに。


そして
だんだんと気持ちが傾いてくるにいちゃんの横には
何も言わなかったけれど
全部見聞きしていたたっちゃんもいたんやねぇ。


なんだかんだありながら2泊を終えて帰宅したにいちゃんと
「行ってよかったやろ?」
「そうやな〜」
なんて話しているのも
さりげなく横で聞いていて


たっちゃんは何にも言えなかったのかもしれない( ̄□ ̄!)


絶対に使わないだろう!ここ数年お世話になってない♪と
思っていたけれど、もしものために…と
吸入器を持っていってもらうことにし、
自然学校へ行く数日前からおまもり代わりに
喘息の予防薬を飲ませたり持参させたりはしていたんだけれどね。


まさか〜


じんましんまで出て大変かゆがっていたとは( ̄□ ̄!)


そういえば不安そうな話を聞かなかったから
特別に励ましてなかったもんなぁ。


「嫌だよぉ」って言葉で言わないからって
平気とは限らないよなぁ〜と
改めて反省した出来事だったのでした。


たっちゃんだって
不安はいっぱいだったに違いないから


心配がいっぱいあるかもしれないけど
大丈夫♪楽しいことがいっぱいあるよ。
つらくなったら先生に言ったらいいよ。
元気で帰ってくるの、待ってるよ〜

って何度も言って
いっぱい充電してあげればよかったなぁ(T_T)


ま、今後の反省ということで♪

にいちゃんの弟〜たっちゃん〜

実は…
2008年2月の日記以来…
ずいぶんとご無沙汰していしまっていたには、
いろいろな理由が?!


この場にずっと「にいちゃんの不思議」で記録していたものの
ずいぶん前からにいちゃんの弟も違った性格の宇宙人だと
確信できたのですよね。


どうしたものか?
別の日常をつづった日記では弟はたっちゃんと呼ばれているが
「たっちゃんの不思議」を別に立ち上げる??無理無理(笑)


ホントどうする?
…ということもあり、しばらく放置されておりました♪


そっか!題名を変えればよいのだな!!
ということで、にいちゃん&たっちゃんの不思議に変更決定。


放置していたものの
ちょっと見てみると
キーワード検索でいらしてくれている方もいらっしゃるのね。


学びの支援センターでも
通級の先生にも
「モデルケースです」
「とてもよい雰囲気で問題なく過ごせていますね」と言われるだけあって…
ホント大きく困っていないと感じる私なので(笑)


こんな記録でも
発達障害の疑いがありますよ…
などと聞いたばかりの若いお母さんやお父さんの
参考になる部分があるのかもしれんよね〜。


ということで、
たっちゃんの記録も過去にさかのぼって
書き足していく予定で〜す。


ひとまず覚書

2007年秋 学びの支援センター予約
2008.2 2年生 学びの支援センターにて検査
       &医療相談申し込み
2008.5 2年生 学びの支援センターにて医療診断


( ̄□ ̄!)
3年も前かぁ…。


ま、がんばっていきましょう(笑) 

修学旅行

にいちゃんはどうしても修学旅行に行きたくなかった…。


毎度のことながら…かなり頑ななので(笑)
中学に入学した頃から言っていたわけ。

一番の理由な飛行機さ(>_<)



だから修学旅行アンケートのときにも
飛行機じゃないという理由で「東京」希望で出していたもよう。


しか〜し!
決定したのは、沖縄。

こればかりはね〜
船で追いかけます…とか代替手段はありえません。


飛行機いややし。
面白くなさそうやし。
全然行きたいと思わん。


これを連呼。


……。


まあね〜
初めての場所に行くのに、
毎度毎度「楽しみ♪」と前向きに行く人ではなかったし、
ゆっくり時間をかけて気持ちが傾くのを想像していた母。


毎度毎度、なんだかんだ言いながらも参加し、
なんだかんだ言いながらもいい思い出作って帰ってきて
楽しんでいたようですからね。


今回もきっとそうなる。


ところが!!!


今回だけは
無理かと思いました。


頑なな心が動かなくてねぇ(>_<)
お?これは揺れ動いてる(#^O^#)と思う瞬間があれば、
すかさず波に乗れるようにアプローチを続けること2ヶ月。


いいとこまでいってるんだけどなぁ。


やっぱり修学旅行準備の話が出るのが2年生の終わり3月で、
3年生になりたての4月から早々に具体的に班を決めたり…がはじまることに
頭ではわかっていても心がついていかないんだろうな。


飛行機いやや…に加えて


クラス替えがあったばかりで
まだよく知らない子たちと班行動?という不安もついてまわるでしょう。


担任の先生とのやりとりの中で
もうあきらめてもよい話をする。


母…思いつく限りのいろんな角度から攻めたもん。


しか〜し!
担任の先生とゆっくり話をしたときに
空港までは行ってみようや♪との提案に
空港までなら行く♪と約束してきたもよう。


よい方向へ展開したね〜。


これできっと空港からもう一歩行けるよ(笑)