こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!
今回は、Lisa Jewellさんの"The Night She Disappeared"という作品をご紹介します。
本の概要
・ISBN:9781982137366
・出版年:2021年
・出版元:Atria Books
・ジャンル:心理スリラー
・ページ数:416ページ
あらすじ
19歳のタルーラは、母親のキムに赤ちゃんを預けてデートに出かけた。キムは娘が出かけるのを見送り、夕方から夜、早朝になっても娘の帰りを待っていた――。
感想
リサ・ジュエルさんは大好きなイギリスの作家さんの一人なのですが、今回の作品も期待を裏切らないクオリティを誇っていました。また、リサさんの作品は割と心理的にガツンと来るものが多いのですが、この作品はその要素が少なめで、個人的にはとても読みやすかったです。
登場人物についても、個性の強いスカーレットや彼女の家族は出てきますが、物語の主な語り手であるタルーラや彼女の母・キム、そしてミステリ作家のソフィーなど、共感しやすい人も多く出てきて、読者がその世界に入りやすいようになっていました。おすすめですので、気になる方はぜひ読んでみてください。
5段階評価(おすすめ度)
※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。
★★★★☆(4/5)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!