一年以上、更新してなかった。

本当に久しぶりに更新します。
あれから何があったかを、ご報告。

  1. とりあえず大学は卒業しました。
  2. しかし今もまだ、就職活動中、もとい、制作活動のための勉強期間
  3. いろいろあって、二子玉川在住
  4. data visualizationに興味津々

いろいろ考えはしたのだけれども、今も昔も私の興味の原点は、いかに人に必要な知識に触れてもらえるかということで変わりはないのだと思う。それを大学生の前半は広告という形でやるべきものだと思っていた。そして今は情報をいかに整理して触ってもらえるかという観点から考えるようになった。
昔のように、一方的な物事のやり取りだけでは通用しない。
それだけは確実だと思う。今世間に散らばっている情報の断片を、どうやってうまく集約させて、整理して、魅せて、いじってもらえるかが大切なんじゃないかと思う。
もちろん、3年後とかにどう変わっているのかは分からないから、常に変化に対応できる自分でいたいので、いろんな技術や情報の本質をきちんと見られるひとになりたい。

課外活動

以前とは少し違う環境になってきたかな。
特に最近は、英語圏の人とよく遊んだりなんだり。明日だって、このイベントに行くのだぜ。BarCampTokyo / http://barcamp.org/BarCamp+Tokyo+2010+Winter-Spring
怒濤の英語の嵐に、完全体で立ち向かうことはまだまだできないのだけれども、議論の端々で面白いものが見つけられて楽しい。だから明日だって楽しくなるといい。
この前は日本人がどうしてこんなにパワポとエクセルが好きなのかとか、youtubeとかで誰でも動画が上げられるようになったけどそれって果たして良いことあのかとか、そんなこと話したりしてた。
個人的に一番面白かったのは、実際には骨抜きな時の方が多い「カワイイ」という言葉をどう思うかという話を英国男子としていた中で、「日本には「綺麗」(というコトバを彼は使っていたが、実際には「清潔」とか「潔癖」とかの意味に近い)が多過ぎる。しかもその「綺麗」は自然を壊すことで手に入れられる「綺麗」になってしまってるのは良くない」とのこと。確かに、綺麗で住みやすい国だしすごく恵まれているのだと思う。でもこれに慣れすぎちゃいけないなーとも常々思う。だから私は、長い休みにリュック背負ってどっかに行きたくなるのですな。
やっぱりバックグラウンドが違うと考え方が全然違う。そういう「違うもの」をどれだけ受け入れられるかが、これから必要になるのだと思うし、実際足りてない。手っ取り早く、その「違い」を言語で分けてみたと。そしたらやっぱり違ってたよと。
まぁ、それだけの話です。


とりあえずまぁ、楽しく生きていきましょう。
そんな毎日!

就職活動

今現在、内定とかいうコトバを手の内に入れられたことはありません。
それで焦っているかと言われると、そんなこともないわけで。周りの子は割と焦っている子もいるのだけれども。
だってその気になって探したら、既卒インターンから採用とかいう企業もたくさんある。(そして今現在5つほど、その候補を持っているし、その大部分は個人的に気になっているところ=仕事してみたいと思うところ。)だから、今すぐに適当な会社とかじゃなくても、いいじゃんと思う。
もちろんこれは、私が大手命でも世間一般で語られてる「安定」命でもないからというところは大きい。だから、焦って公務員とか、勉強したくもないのに大学院に行って時間稼ぎとかはしないと思う。いや、大学院に関しては行ってみたいんだけど、何も今じゃなくてもよかろうと思うからなんだけど。結局、価値観の問題なんだけどね。

しかしあれね、両親との仕事に関する価値観が違いすぎる。ここで感情的に歩み寄るのは簡単なんだけど、でもそうすると自分が幸せになれないんじゃないかと思ってしまう。もちろんこの幸せっていうのも、自分が思い描いている幸せ、自分がこれから体感するであろう世界の幸せ。親には親の幸せがあるし、そのための方法が、私のこれから生きていく世界での幸せにはならない部分も多いのだろうと思う。部分部分は参考になるし、共感もする。でも全てを鵜呑みにできる程じゃなくなっちゃったよ、私。
なんだかんだで、大きくなったのだと思う。知れば知る程、普通の人は子供じゃなくなっちゃうんだもんなーとふと、ミヒャエル・エンデの『モモ』を思い出した。

ノイズ

デジタル化が進むこの世界において、逆にノイズって、重要になるんじゃないのかあ。と最近ぼんやり思う。
思うに、ネットのサービスさえ整えば、実際情報収集のコストはデジタルのものの方が安くなる。そうなると、アナログなんてものは富裕層のものになるんじゃないのかなーとか考えている。書籍なんかよりも一足先にデジタルの嵐に飲み込まれていった音楽業界が良い例でしょ。レコードプレーヤーの、高いこと高いこと。

あと普通に生活していて、最近のでっかいポスターとか、人の肌が綺麗すぎて気持ち悪い時があるもん。どんなエアーブラシですか、とか思う。photoshop様々だけど。何を信じたらいいのよって話になる。テレビのデジタル化とか推進によって、こういうものがどんどんエスカレートしてくんだろうな。そしてそれに何となく違和感を感じている、私。そんなことを言いつつ就職活動用の写真を見事に加工している私……が言えた義理でもないのかもしれないけれども(苦笑)


サッカーの中継かなんかで*1、芝生のところにマイクを仕掛けて、より「現場の音」を拾って合わせて流しているというのをNHKかなんかで見たのを思い出した。臨場感があります!とか言って。


でもその「現場の音」がする現場って、誰にとっての現場なんだろう。そう考えた時に、やっぱり普通に見ている観客にとっての現場の音ではないわけです。もし普通に試合とか見に行ってるならば聞こえてくる現場の音は、例えば隣のおっちゃんの世間話であったり、一緒に行った友達との興奮混じりの会話であったりだと思うんだよね。決してプレーヤーが聞いている音がする「現場」ではない。


制作サイドの人はそこら辺、どっち向きで話しているんだろう。それとも、実際見に行ったのとは違う臨場感で差別化を目指しているのだろうか。おそらく、そうなのだろうとは思われるけれども。なんだか違和感を感じてしまう。*2
そしてそれを今、一生懸命言語化しようと試みてはいるのだけれども……あまりうまく行ってないですね、ハイ。


綺麗すぎちゃ嫌なんですよね。っていう話になってしまうのだけれども。やっぱりテレビの中もきちんと現実の先にあって欲しいんですよね。とか思ってしまうのだけれども。
デジタルのせいで、生の世界が歪むのが嫌だとか、なんつー幼稚な考えの持ち主なんだと思いつつ、よく分からなくなってきたのでこのままさらす事にしておきます。多分、時間を置いておくのが必要。
また3ヶ月後とかに見てみよう。

*1:オリンピックだったような気もする

*2:もちろん制作サイドとして、視聴者はどっちを望んでいるんだーって話になって、その結果の芝生マイクなのだろうけれども

たちあがれって、それどんだけ人事ですかw

将来を考える。
日本を考える。
自分を考える。

そもそも就職活動はそういうものを考えた上で、
自分と企業をマッチングさせていく行為だと思う。

その方法が本当に新卒採用だけなのか。
(もちろん所謂一般的な新卒採用がメインなのは、今はまだしょうがないとは思うが)
こう考えるのは、自分が逃げているだけなのか。
よく判断がつかない。

一足先に社会人になった周りの人々は、既に転職のことを話している。
始めから転職ありきでいた子がそうなっているのは、しょうがない。
そういう感じではなかった子も、転職を考えている。
そして転職ありきの方が私自身、社会がうまく回る(というかそうしないと回らなくなるんじゃないかとさえ思う)とは考えているけれども、
そのためには新卒採用の今のあり方はおかしいんじゃないのかと。
なんで、外面は一生ここで働いて下さいで、
本当の姿は、何かあったら真っ先に君らからきるんでよろしく
なんだろう。
そんなところで、良い人のふりしても誰も得してないでしょ。
ただ単に、昔もそうだったから今年もそうしよう、ってそんだけの話で、
それが今までずーっと変わってない。
こんなに世界は変わっているのに。
否。
他の国が成長しているのに、実質日本はどんどん低迷してばかりなのに。
今国内で成長している企業だって、高度成長期を支えてきた企業ばかりではなくなってきているのに。
それなのに、偉そうにしている人たちが、やっぱり偉い。
だから新参モンはあっちにいけ、みたいな電機メーカー上層部とか、一体何やってんだが。
続かないよ、もう。同じことしても。


あーあ。
わっかんねー