東北とは近いのか遠いのか~第2の故郷を巡る旅:東北旅行①~
ふるさとは遠きにありて思ふもの
の詩の表すところの内容とはまったく意味が違いますが、学生時代に秋田に住んでいたこともあり、東北地方には強い思い入れがある。しかし交通機関の発達により、遠き故郷も最近では存外近いものと再認識させられる今回の旅であった
結論から述べるとそういう事なんですが、出立時は全然そんなことは思っていませんでしたのでありますが(山形に日帰りで行く男が何を言うか)
まあ、色々な選択肢で、距離と時間は比例しないものであり、それをこれから説明していきたいと思う。長くなるがご勘弁を
久々の更新です。色々忙しく気力も湧きませんでしたが、今回は良い旅が出来ましたので、、、余韻醒めぬうちに、、、
2023年 1月 10日 (火)
さて、いきなりラーメンである。旅の最初、いきなり東北気分を味わおうと、東京駅八重洲のラーメンストリートにて、期間限定で青森より出店中の「ひらこ屋」の「あっさり煮干しそば」で幕を開ける。
只今時刻は21時35分。この日は仕事を終わらせた後、一旦帰宅し、身支度をした後に即出発。この日は朝から何も食べていなかったので、とりあえず先走った一杯を堪能させていただいた。軽い酸味と醤油のキリっとした風味に、美白な麺が青森らしい一杯であります。
それでも微妙に時間が余っていましたので、空いている居酒屋を探し、30分足らずでちょいと一杯。時間になりましたらば乗り込みましたのは
山形行きの夜行バス。東京駅八重洲発23時20分~山形着6時20分
何故今回夜行バスを利用したかといいますと
夜のうちに移動しないと、朝ラーに間に合わない
一般人とはちょっと違った感性の持ち主の筆者はそう考え、様々な交通手段を模索し、導き出された答えがこちら。ちなみに筆者の車にはスタッドレスが装着されていないので、いつものように夜中から車を飛ばすのは冬には使えない手段なのである
一番前の席で足を伸ばせず難儀しましたが、翌日の朝には
おはようございます
2023年 1月 11日(水)
山形駅近くのバスターミナルへ到着です。ここから新幹線に乗って目的地の新庄市へ向かいます。目指すは「新旬屋」。朝の6時半より9時半までの営業の新旬屋本店朝の部「煮干し中華蕎麦あらた」。ここの朝メニューの「シンチャンラーメン」を食べに向かおうと言う訳です。朝の部でしかやっていないので、間に合わせるためにはどうしても前日夜かでら移動しなければいけない。東京から夜行バスで7時間。山形から新幹線で約1時間で新庄へ到着すれば乗り換えの時間も含め8時頃には到着出来る予定
乗り換えも無事済ませて、山形新幹線「つばさ」の中でほっと一息。ふっと、ツイートを確認。同じ新旬屋でもアカウントは時間帯の営業形態によって別にあり、朝のアカウントには特に何も記載されていませんでしたが、、、
プロフィールの表記には「定休日は本店と同じ」とあります。事前に調べたところ、定休日は火曜なので、この日の水曜日は営業しているはず、、、
ここで天啓を得たのか、本店のアカウントを確認してみるつもりになったのは、本当に今考えると不幸中の幸いとしか言いようがない
本店のアカウントには!
「1月10日(火)11日(水)は三暖簾店休となります。お間違いないようお願い致します」「休み明け12日(木)よりあらたな限定スタート、、、、、、、、、、、
!? おいーーーーーーーーー!!!
年が明けても「臨休王」の能力が顕在化。旅の最初にしていきなりプラン変更を余儀なくされてしまいました。新庄まであと20分。
慌てるな、「素数を数えて落ち着くんだ。」有名なプッチ神父の言葉が頭をよぎりましたが、生憎自分は素数をそらんじていません。ダメだ、混乱している
助けてくれ、グーグル先生!!
今日の最終目的地は「秋田」
只今の時刻は7時47分
よし、なんとか7:55発の奥羽本線下りに乗り継ぎ出来る!!
こんにちは新庄。そしてさようなら新庄。またいつの日か必ず
間に合った。とりあえず乗り込み、道中雪景色を堪能しながら計画の組み直し。ふふん、なめるなよ?こんなことは慣れっこさ。
臨休からのリカバリー能力には定評があります
秋田まで約2時間半。到着後、即男鹿線へ乗り継ぎ。急げ!!
2駅先の上飯島にて下車。徒歩約5分。そして11時の開店3分前に到着
「ケンちゃんラーメン秋田店」
並びの10番目に接続。おお、神よ。感謝いたします
千葉の家を出たのが先日夜の20時半。秋田のここまで14時間半。
1杯目のラーメン到着までにかけた時間、14時間半~
遠い遠い道のりでした
しかし、最高の1杯が待っている!!
絶対うまいやつ~たまらないワシワシ麺
ケンチャンにしてはバランス良く、麺の硬さ、汁の濃さ、具材にいたるまで非常に好みの1杯でした。
営業時間は11時から麺が無くなるまでというハードルの高さに、なかなか来られないでいた秋田のケンちゃん。ようやくの来訪でした
さて、ここから、ここから、俺の東北旅行は、正月休みは始まります。
まあ、今回の目的は、以前住んでいた秋田の冬の街中を懐かしみながら巡り、可能な限りラーメンを食べて、「あの」居酒屋で呑む、といった感じですので。とりあえずほっと一息。折り返して秋田駅まで戻り、ホテルのチェックインまで市内をふらふらしながら時間を潰すとします
と言う訳で、お次はこちら。雪では無くて残念な小雨ぱらつく中、秋田駅より徒歩10分の「ラゥメン大地」さんへ
こちらは朝ラーもやっているんですが、翌日の木曜は定休日でしたので、昼の部に来訪いたしました
貝の醤油。とがった旨味ではなく、全体的にじんわりと染み渡る優しいスープは、貝という特徴が良く出ながら非常に自然に感じられる1杯でした。
さて、本日の最終目的地である「あの」居酒屋さんでの楽しみを阻害しない程度に、ラーメンを堪能しましたので、時間まで軽く散策
寄りたかったけど断念。大地より近くの「室蘭ラーメン八屋」
このラーメン屋さん確か30年前に秋田に住んでいたころに新店としてオープンした記憶があります。まだまだ頑張ってます
駅までを少し回り道して戻る。徒歩だとゆっくりと街並みを堪能出来るのは、やはり車で来るのとは違って良い。おぼろげな記憶と今の街並みを比較し、「あ、この消防署は昔からある」「この建物は店内だけ改装して今は違うお店なのか」「こんな広い通りあったっけ?」
非常にノスタルジーに浸って歩くことが出来ました。惜しむらくはここ数日の暖かさで、雪が結構溶けてしまっていたのと、本日も雨模様。雪の中を雪を踏みながら歩くことを楽しみにもしていたんですが
でも、乾燥した晴れの関東の冬とは違って、天気移ろいやすく曇天の冷たく湿った秋田の空気は、久しぶりに心に染みる物がありました。冬に、電車で来て、徒歩で巡らなければ味わえない感覚です。心だけは若返るようです
だがしかし、身体は老いる一方ですからね
チェックインまで休憩と、チェックイン後も少々仮眠。夜行バスはやはり眠りは浅く、歩くことも食べることも体力は消費しましたので
はあ、ちょっと疲れたかな。今は老いた自分がいる
しかし
最終目的地に到着。ここからはブレーキを踏む必要が無い
なんとか予約を開店の16時半から18時まで取ることが出来た、ここも我が魂の安息の地である秋田の名物居酒屋
「永楽食堂」
久々の来訪でござる!!
見よ、この垂涎の壁書きを!!
悩める子羊よ、先ずは喉を潤すがよい
赤星&ヤリイカお刺身
この一杯で若返った
開店直後の店内の客足はまばら。予約のお客様の見えられるまでは席を解放してくれることもありますが、出来れば予約必須の名店でございます
新政のラインナップは圧巻の一言
時間制限もあるし、混み合う前にペースを上げていくぞ!
先ずは単品。一白水成colors
狙ったお酒をお隣のサラリーマンが先に注文しましたので、(新政の新酒ね)なにくそと張り合い別の注目銘柄を
壁の品書きのお値段は、単品で頼めば大体一合もっきり。ですが、「利き酒セット」を頼みますと1200円以下の銘柄でしたらどれでも3種900円というオカシイ値段設定なので(笑)
こんな感じに3種のお酒がリーズナブルに楽しめるシステムな訳でございます
今日は秋田縛りで行きましょう
料理も魅力的なものばかり
名物「イワシポテトフライ」
これにカレールーのみを頼んで漬けて食べるのが好き~
白子の天ぷら
秋田では白子を「だだみ」って言う
塩で頂く。これもウマい
店内はすでに満席。店員さんの計らいで、席を調整してくれて19時まで大丈夫になったので皆の呑む姿を眺めながらしばしゆるりとちびちびと
ちょっと早めにお会計をと。するとおかみさん、最後になんか呑みたいのある~?って
厚かましくも、「新政新春しぼりたて干支ボトル イソポカムイ」を最後に1杯
イソポ(ウサギの)カムイ(神様)
これで最高のお正月を迎えることが出来ました。ありがとうございます
退店時には店員さんの全員がコチラをむいてご挨拶してくれる、温かみも感じながら
後ろ髪を引かれつつ暖簾をくぐりました
絶対また来よう
酔いも回ったので酔い覚ましのお散歩と、はしご先の物色
でも、お腹もそこそこ一杯だし、酔いもイイ感じで、まだ呑み続けられるか判断しづらいな
とりあえず初詣がてら参拝をしに、川反通りの奥までお散歩
(注)新政は神社ではございません
ありがたや~ありがたや~
2軒目~どうかなと扉をくぐるも、予約で満席との事
コチラもさすがの繁盛店で、またの機会といたしましょう
と、一旦ホテルに戻って小休止、の判断がよろしくなかった
うっかりと寝落ち。昨晩あまり寝付けませんでしたから
気づけば23時を回っており、残念ながらジエンド。ここら辺が気力体力共に老いた証拠か。痛恨のミスで1日が終わってしまいました。
とはいえ、明日も朝からラーメンするつもり。引きずらないのは良かったのかも。運の良いも悪いも表裏一体。旅においてはトラブルも楽しみの一つに変換できる
トラブルで始まり、凡ミスで終わる1日目は非常に遠かった秋田。
明日はどうなることやら
この時点で明日の予定はまだ立てておりません、、、、、さて
続く
魂の安息の地へ~久々の旅行・北へ~
2021年秋
はい、「トオクニイキタイ」が戻ってまいりました
長らく「トオクニイケナイ」だったわけですが、偉い人たちもようやくGOサインを出してくれる世の中になりました。この機会を逃す手は無い
あれもしたい これもしたい もっとしたい もっともっとしたい
まさにこの歌詞の体現のように、俺には夢がある
今回はその夢をかなえに行く
所々は綿密に計画を練りつつ、途中からは風任せのプランはいつもの事
先ずは目的を「夢」の一点に絞る
なんとか仕事に折り合いをつけ、3連休を奪取することに成功した10月の月末
しかしながら前日は残務と仕事の前振りに追われ、帰宅したのは22時
仮眠をとってから夜中に出発、、、の予定であったが、寝過ごしては元も子も無いので、シャワーを浴びて即出発することにした
計画の適宜修正。google先生にお伺いをたて、タイムテーブルに修正を加えていく
それがラーメンと何の関係があるのかって?
あるんですね~これが
先ず第一に、晩飯を食ってない
第二に、これが大事。高速道路は深夜割引というものがあって、0時から4時までの時間にインとアウトが引っかかれば3割引きになるのだ。
23時に柏インターをインしたので、どこかで一旦アウトしないと目的地に着いたときに割引の恩恵を受けられないのであるよ
土砂降りの中、常盤道から磐越道を経由し、東北道に入ってすぐ。というわけで、2時頃に一旦郡山でアウトし
「麺屋くさび」 深夜もやっているありがたいラーメン屋さんで腹ごしらえだ。インターから近いのも好立地だ。旅のはじめのラーメンに軽くパンツァーカイルをかましていく、、、
背脂たっぷりのギルティなメニューの中から、限定「ほたて塩ラーメン」を頂く。深夜のラーメンは軽くがいい。ウマい。
あとは睡魔と闘いながらひたすら北上するのであるが、夜の高速道路は景色も見えないのでツマラナイから眠気も助長される。しかし、今回ははやる気持ちと雨とトラックの水しぶきが良い緊張感になり多少の仮眠をとるだけでほぼ予定通りに進めた
そして、あえて目的地より少し手前のインターで降りる
この道の駅は初めてだったが、ネタも充実しており仕入れもはかどった
そして、いつもとは違うルートで目的地へとアプローチする。
紅葉の中、何度も行った目的地へ初めてのルートで向かう。郷愁とワクワクが入交り複雑な気分だ。目的地前の最後のT字路。いつもは下からアクセス、今回は右からアクセス。見慣れたが見飽きることのない景色の序章に繋がった
そして、いつもの駐車場に車を停め、いつもの景色を臨む
十和田湖 発荷峠
学生時代に車を手に入れ、友人と訪れて以来、魅せられた景色
魂の安息の地に帰ってきた!! ここはバイストンウェルだ!
うおおおおおおお、私は帰ってきた!!
久し振りの十和田湖である!!
昔々、初めての十和田湖は天気予報曰く台風並みの爆弾低気圧の只中で、嵐の中訪れたのだった。秋田から田沢湖、八幡平を経由し大館から樹海ラインを登り、そしてこの峠から初めて十和田湖を眺めた。そして魅せられた十和田湖。あれから何回も訪れるたびに、必ずこの峠から臨み、帰ってきた、と思う。まさしく、魂の安息の地なのである
そして今回はさらに「夢」の上書をする
峠を下り湖畔へアクセスする。ガソリンを補給し目的地へ
「十和田湖畔 宇樽部キャンプ場」
そう、今回は十和田湖畔でキャンプをする!!!
学生時代から何度も訪れている十和田湖だが、宿泊は専ら車中泊であった。コンビニで弁当を買い、街灯とトイレのあるパーキングで食事を済ませたら、公衆温泉に入り、奥入瀬渓流沿いの待避所で眠る。何度も繰り返しているが、今回はキャンプである
大きな違いは、、、
お酒が飲めます!!!
おっと、先走ってしまった。話を少し戻そう
鬱蒼とした森の道を抜け、湖畔への道へアクセスするとすぐに管理棟がある。時間はお昼ちょい前。受付を済ませて進む
全体はこんな感じ。奥のサウナエリアに続く湖畔のサイトへ向かう事にする
昼前の早い時間だが、湖畔は人気ですでに埋まっている場所が多い。しかしちょっと狭いながらも1か所、素晴らしい場所を発見してしまう。
いいんですか? いいんですよね? 張っちゃいますよ?
雨の中設営。タープは広さの関係でかなり絞って立てる。その中にいつもの一人用のテントをインしてこじんまりと仕上げた!
秘密基地完成!! 即ビア!!
道の駅で仕入れた田沢湖ビールハロウィンボトルを開封していく!!
はい、もう一度の写真ですが
乾杯!
夢の扉は今開かれた!紅葉真っ盛りの中の湖畔キャンプが今開幕!
気象情報を確認。天気は雨。しかし風は穏やかで寒さも程よい感じだ。雨も夜には止む予報なので、様々な天気を楽しめる贅沢な流れと言えよう
本日はダブルヘッダーで臨む
先ずは昼の先発メンバーをご紹介しましょう。先日居酒屋で食べて美味しかった「カマンベールステーキ」を再現してみる。そして2番手には道の駅で仕入れた「いぶりがっこ」が続きます。この1番と2番のコンビネーションには定評があります。ミニトマトにもサポートしてもらいましょう
外はこんがり、中はとろとろ、の予定だったんですが、ダビダビに溶けてきました。しかしながら、いぶりがっこをフォンデュしたら破壊力が増した
クリーンナップに繋ぐ良い仕事が手来た
おっと牽制球が飛んで来た。華麗に捌いていく。雨は小雨になって来た
3番4番、「湯豆腐」から「ロールキャベツ」へと繋いで行く。出汁は万能調味料のヒガシマルのうどんスープ。汁ものは良いね。体が温まる。ロールキャベツは冷凍食品のちょっとお高いやつを買ってきたが、これは良いな。汁ものとの相性が抜群だ。
ウマい!グランドスラムだな
夕方になって雨も上がった。日が落ちる前に第2試合の準備をしておこう
ようやく焚火が始められる。前回の残りの薪を乾燥させ、管理練で新たな薪も仕入れた。そして予約しておいたメインデッシュも受け取り、少しお片付けと散歩をしたら、さあ、夜の部を始めよう
今までの十和田湖・奥入瀬は専ら車中泊であった。装備も無く、車もシートを倒して寝るだけ。食事も麓のコンビニで仕入れた弁当を食べるだけ。ノンアルを飲むなんて発想も無かったな。
十和田湖の夜。酒と共に料理を楽しむ「夢」の実現
ドリームゲームの始まりだ!!
幸い風も無く、気温もそれ程低くもなく、宴を楽しむには丁度よい
火もイイ感じに育ってきたので、ホイル焼きを突っ込んでいく。バーナーでは合間にもう一品作っていく。ホイル焼きはお手軽だが、中身が見えないので、引き上げ時の判断が重要ですな
さて、もう一品は様子を見ながら完成
夜はもうオーダーなんぞ関係ない。胃袋と肝臓が音を上げるまで攻め続けるのみである。松茸なんて高いものは買えない&旨さが分からないので「えりんぎの酒蒸し松茸風味」である。永谷園の松茸のお吸い物を入れることにより、エリンギでも松茸の香りを楽しめるといった悪魔的考えのメニュー
ビールも開けて、スダチを絞って
乾杯!!
回りの空いていたスペースも、徐々に埋まっていき、湖畔のスペースはほぼほぼ埋まっている。あちらこちらで宴の声が聞こえてくる
そろそろいいでしょうか?
はい!ばっちりでしたね!
本日のメインディッシュは、予約しておきました「ヒメマスのホイル焼き」でございます!!これは自分じゃ仕込むの面倒だもんなあ。頼んでおいて良かった
こちらにもスダチを絞って、焼け具合は、どれどれ?
俺天才か?
丁度よい焼き上がり。豪快な肉を食らうのも良いのかもしれませんんが、こういった焼き魚をちまちまつつくのも趣があって良いんじゃないでしょうか
いつしか湖上には月も上がって、穏やかな湖面を照らしていました。
宴の終了と共に、張っていたテンションの糸もふっと切れかけ、うとうとなるのもいつもより早め。まあ、ほぼ徹夜で走って来たからなあ。夢と現実の境界はぼやけてゆき、
まるで異世界の森の中にいるような。小さくなっていく焚火の炎と共に、意識もしぼんでゆく。夢は現実に。是非とも又、この湖畔で酒を飲みたいものだ、、、
と、おはようございます!
夢は見なかったけど、そもそもこの現実が夢のようなもの。薄暗いうちに起きだして、火を熾してゆく。最後の宴の始まりだ。
急速に明るくなっていく。この移り変わる時間が贅沢で好きだ
ネイチャーストーブと固形燃料で、スープを煮込み、ご飯を炊いていく。あらかたセットしたら、火が通るに任せ、湖面を眺めながら写真を撮った。周りのテントの人々も明るくなっていく湖面にスマホを掲げていた
御来光は雲に隠れて見えませんでしたが、いい感じに染まる空が美しいなあ。
キャンプにしろ、車中泊にしろ明るくなってくるこの時間はたまらなく大好きだ。これは宿に泊まる旅行ではなかなか味わえない
朝御飯は、「スープカレー」「エリンギの炊き込みご飯」です。ご飯は昨晩の酒蒸しの残り汁も利用しているので、良い出汁が出ててウマい。スープカレーには昨日の残りのロールキャベツも一緒に。豪華豪華
あ、ネコだ(笑)
さて、ひとしきりのんびりした後は、お片付けが待っている。今回はテントもタープも濡れ濡れなので、軽くふき取って袋に詰めていく。途中なんか変な匂いがするなあと思ったら、とあるテントのでインセンスを炊いてるらしく、カップルの男の方曰く「これで焼肉とか焚火の匂いを消すんだよ」とかなんとか。あほか。そんなの家でやれよ。
これには苦笑い。離れていたからこちらはそうでもなかったけど、隣のテントの人はたまったもんじゃなかったろうなあ。同情する
椅子だけ残してクールダウン。撤収でひと汗かいたので炭酸飲料でプシュッと一杯
少しだけのんびりして、さあ出発
一晩の間に車に積もった落ち葉は、払わずに。走って落ちるに任せよう。少しでも名残を残し撤収だが心は軽い
そう、今回は3連休
まだ休みは続くのだ!!キャンプの他にもやりたいことはあるからね
と言う訳で後半へ続く!!
夢、未だ醒めず!!
猪苗代湖天神浜未遂事件
世の中には2種類の人間がいる
運が悪い人と運が悪くない人だ
自分は前者だと認めて生きているわけだが
割り切ってしまえばそんなに悪くもない。諦めがつくという物だ
まあ、忙しい夏も過ぎ、メンドクサイ仕事の案件も保留にしたまま、心身ともに削られつつも、なんとか休みにたどり着いた。あー胃が痛いわ。2週間ぶりの完全休日
9月10日
今年の夏は終わるのが早い。暑さは早々に引くのは喜ばしいが、天気が悪い日が多いのも難点だ。色々仕事のイレギュラーが多く、今回も直前まで休めるかどうかが不安定だった。そんな時に予約がいらないキャンプ場はありがたい。
と言う訳で、今回も福島県の猪苗代湖畔天神浜に向かう事にした。幸い現地の天気は回復傾向にあるようで、まあ今回も雨でも決行するつもりでしたが。
場所は決まり、酒の準備はばっちり。あとはツマミを考えればOK。欲張っていろいろ食べたく、作りたくなってしまうメニューから取捨選択するのが実は大変である。
いくつかの候補に絞り込み、材料は現地で調達。メインは道中で仕入れていく事にする。
栃木県芳賀の 「麺らいけん」さん
コチラは朝7時から営業のありがたいラーメン屋さんだ。
メインは塩ラーメンだが、バリエーションが豊富だ。今回は「煮ちゃーしゅー麺」を選択。ほろほろのお肉とじんわりスープが朝にぴったりだ。
って、おい。ツマミの仕入れじゃないのか?何ラーメン食ってんだよ
大丈夫です。こちらをご覧ください。ラーメン屋さんでも昨今、テイクアウトやお土産のメニューが増え、コチラでも冷凍の茹で餃子とメンマが販売されております。
そう、今回は「麺らいけんの茹で餃子」がメイン料理である!
ようし、ラーメン食べて下がり気味のテンションも上がって来たぞ。次行ってみよう。
宇都宮市内に入り、有名なパン屋さんに立ち寄る。パン屋さんも朝7時から営業しており、早い時間からの仕入れに対応できる。ここで昼の軽い食事と翌朝のパンを仕入れていく。
「ペニーレイン」さん来訪
ちなみにコレ前回のやつね。これだけでビールが2杯は呑めてしまいそうな優秀な昼食兼ツマミである。
こんなサイコーそうな奴らが沢山並んでいるもんであるから、コチラでも我慢をしながら買いすぎない程度に厳選して選んでいく。
さて、再出発。時間的に朝の通勤ラッシュの渋滞にハマり、やや遅れをとったが、昼前位には到着出来そうだ。現地に近づくころには雨も上がり、青空も見え始めた。
ようし、いいぞいいぞ
現地スーパーと道の駅に寄って食材を買い足し、準備も万端だ。
おお!いいね!
天気良し。風も心地よく、木陰ならタープも要らなそうだな。
ようし、サクッとテント立てて、、、、は、、早く呑みたい
と、その時、、、
着信音が、、、。悪い予感しかしねえ
(、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、)
「キャンプ終了のお知らせ」
予定しておりました猪苗代湖天神浜でのキャンプは
誠に勝手ながら
現時刻を持ちまして終了とさせていただきます
ご来場の方は気を付けてお帰り下さいませ
仕事場から悲しいお知らせが入り、急遽戻ることに
まあ、誰が悪いって訳でもないし、誰を責めても仕方がない事なので、、
強いて言うなら「俺の運が悪い!!」
ま、そういうことで。我が運勢を呪いながら、撤収準備
一杯だけ、一杯だけやらせてくれえええええええ
翌日呑む予定だったオールフリーを呑んで、泣く泣く撤収いたしました
即、柏に取って返し、途中色々と連絡を付けて。まあ何とか遣り繰りしてそんなに出張らなくても落ち着きそうではありましたが、結局、事が完全に終了する時間までは待機して、、、帰宅
もう夜も遅くなってしまったが、食べ物も酒もしこたま有るしなあ、、、
何より気持ちの行き場が無い
と言う訳で
家キャン!!
するしか無いね!!
テーブルや椅子をセットし、バーナーもセット。食材も並べていく
弾薬の準備もOKだ。クーラーボックスに入ったままだったおビール達ですが、冷え冷えで待機しておられました。すぐにでも戦闘を開始できる。兵站抜かりなし
フタフタイチゴー。天神浜上陸作戦開始。当初の上陸予定地点は変更し、千葉県柏市とする。灯りをともせ。只今より戦闘を開始する!!
開戦!! もとい 開栓じゃああああ!!
とりあえず先ずは燃料の補給から行った!!
あーもう、全てを忘れてやるぜ。今日も一日お疲れ様でした
本日の主力軍は、「らいけん」さんの水餃子とメンマ。側面よりの牽制としてサラダは「ペニーレイン」のコールスロー。遊撃隊として道の駅で買った梨を当てる。
布陣完了!!どこからでもかかって来いやあ!
主力軍攻勢!!攻勢です!!
コレはウマーい。凍ったまま茹でるだけ。下味が付いているのでなにも付けなくてもそのままでも美味しい「らいけん水餃子」が颯爽と先陣を切って行く!!
くっ!!
しかし、弾薬の消費が激しい!!補給線は確保出来ているのか!?
主力は一旦下がらせ、回復に充てよ!第2軍は進軍開始!
カンタンとんぺい焼き
千切りキャベツを炒め、卵をおとし、焼いた豚バラを乗せるだけ
しかし、ここにオタフクソースとマヨネーズをかけることにより、戦力の50%の増強が見込めます!!
ここにきて弾薬の消耗が激しさを増してきた!!
損耗率も上昇!!
まずい!!戦線の維持が困難!!
このあたりで司令部が強襲され、記録が途絶えております
おやすみなさいませ
激しい戦闘も一夜明け、景色も穏やかさを取り戻しつつあった。
おはようございます
椅子で寝落ちしてましたね
さて、朝食の準備をしよう
水餃子のスープは良い出汁が出ていたので、出汁ポン酢を加え酸辣湯のアレンジ。これは嬉しい誤算だ。主食には満を持して「ペニーレイン」のパンたちの登場です
とりあえず仕事の方も何とかなったようで、ひと安心
ゆっくりと朝御飯。
再度腹を満たしたら、撤収作業は後回しにして、もうひと眠りしよう
しかし、まあ、ホント、間が悪いというか、運が悪いことこの上なし
まあでも達観すればそんなに腹もたたんもんです
ま、そこそこ楽しめましたし。また今度やってみようかな、
家キャン(´;ω;`)
最近は専ら~道志の森キャンプ場で梅雨空と飲んだくれ~
最近は専ら
ええ
キャンプですね
とにかくですね
ソトで呑みたいんですね
そろそろいい加減、夜の街並みも恋しいんですが
オリンピック過ぎれば大丈夫ですか?
大都市圏は避けたいところだし、かといって地方都市にも迷惑かけたくないし
まあ、キャンプも楽しいしね
と言う訳で今回もキャンプです
7月5日(月)
今回は山梨県の道志の森キャンプ場にやって参りました
休みの前の連勤の最中、色々あって疲弊しまくり
春先に空振った十和田湖に行こうとも思って予約もしてましたが
日に日に変わる天気予報に前日キャンセル
ならラーメン食い倒れとも考えましたが、目当ては月曜お休みかあ
全国天気予報もどこも傘マークついてるし
まあ、いいや。装備車に載せて、とにかく出かけようと考えたのは前日の夜
そして、いざキャンプするかどうかは現地でコイントスして決めました
まあ、小雨程度だし、やってみるか
道志の森キャンプ場は渓流沿いのサイトが魅力のキャンプ場。敷地も広く、渓流沿い以外にも森林や開けた場所などもあり、更にそれがフリーで選び放題と素晴らしい所なのだ。先ずは慎重に吟味せねば、、、
管理練を探しながら車で一回り
有名キャンプ場なので平日でも混雑が心配でしたが、雨模様の所為かチラホラといる位で、場所取りの苦労は無し。というか、どの場所も素晴らしすぎて迷うを通り越してどこでも最高のロケーションだ。
受付は本日は管理練が閉まっていましたので、後で管理人さんがバイクで回ってくるみたい。薪もその時に買える、、、のかな?
川沿いの良い場所を確保。水場やトイレにも近く、電波状態も良好だ
よし、ここにしよう
ささ、お昼も過ぎたしサッサと設営。雨よけにタープを張ってその下にテントを
虫よけを塗りたくり、蚊取り線香は複数炊いて
動いていたら汗が滴って来たので、目の前の沢に降りてフライングの一杯
ようやく屋根の下に落ち着くことが出来ました。手の届く位置にすべてを配置して、あとはグダグダするだけね
椅子に座って見上げれば、雨に濡れた新緑の木々が素晴らしいね
地元の酒屋で適当に買い漁っておいたお酒たち、何時でも食べられるようにと買っておいた缶詰瓶詰が今回のメインです
ああ、のどが渇いた、腹が減った
ビールは極力度数の低いものを選んでおいた。先ずはワクチン接種で乙コロナ
おつまみは途中買ってきたモスのナゲットとセブンの小鉢
とにかく今回は回復も兼ねているので、メンドクサイことは抜きにして、ゆっくりするのだ。暑くもなく寒くもなく、気温も丁度よい。焚火も後回しでいいや
目の前の渓流は結構流れが速く、音も大きいから雨音はしませんが、濡れた木々や沢を眺めながらグビグビやろう
時折雨が止んだ時にフラフラと酔い覚ましに散歩を挟んで
良い所だなあ、ここは
人気なのも頷ける
焚火の煙と共に、良い匂いが漂ってきたりして。他のキャンパーさんのスタイルをチラ見したりして
テキトーなツマミにお酒がドンドン進む
やべ、少しペース落とそう
途中、管理人さんもやって来て、無事に受付と薪の買い付けも出来た
さて、晩飯の支度と焚火の準備を始めよう
と言っても今回はあまり材料も揃えてないからね。蛸の足が冷凍庫にあったので、それをメインにして刺身と炒め物つくろう
竹輪を切って瓶詰のメンマと和えよう
飯は缶詰を混ぜて炊くだけの簡単なやつにしよう
焚火も開始。今回は焚火で調理しない。寒さも無いから暖を取る必要も無し
コチラもジメジメと楽しもう
完成
仕切り直して再度ビール
ここまでくると、くああああ~うめえ~ってにはならないな(;^ω^)
まあ、ここからはスローペースで
大分酒も回ってくると、疲れも意識し始める
ホント、昨日までの連勤、きつかったからなあ、、、
おっと、寝落ちする前に就寝準備するか、、、
雨は時折パラついているようですが、吹き込んで困るといった事も無く。心配していた虫にも刺されることもなく。ふわふわした時間が過ぎていく
思い切って来てよかった、、、おやすみなさいませ
そしておはようございます
明るくなったら起床。いつもの仕事と同じ時間くらいには目が覚めて、軽くお散歩
ホント、良い所だなあ
ちゃんと準備して、又来たいなあ
朝御飯も簡単に。パンとベーコン焼いて
チーズ挟んで、タルタルソースかけて
玉子買い忘れたのは痛恨の極みですが、マヨネーズをタルタルに変更したのはファインプレーだな
いつもは仕事に行かなきゃいけない時間に、これが出来るのは贅沢だな
まあ、もっとのんびりしても良かったんですが、疲れを引きずりたくなかったので早々に撤収準備。もっとテンション上がっても良さそうなもんでしたが、思い返してみてもやっぱり疲れてたんだなあ
あらかたお片付けを済ませて、おやつを食べて撤収です
帰りは山中湖の方に引き返しても良かったんですが、のんびりドライブもしたかったのと、首都高を回避したかったので、いわゆる道志道と甲州街道を走って、八王子から高速にイン
丁度お昼時に、水戸のへべれ家さんが移転し再オープンしました
「ふじ野」さんへ伺いご挨拶
ついつい(いつもの通り)2杯食べちゃいました
久し振りに食べた鶏そばは震えましたよ
で、昼過ぎには帰宅、そしてお布団へ、、、で終了
しかしながら今回のキャンプ
急に決めたから、出かけるまでのワクワク感が無かったのと、準備も不足。軽めの酒に浸りながら、頭も回転せず、終始夢の中にいるようで、いつもの高揚感が何故か無く
でも、不思議な幸福感に浸れたというか
疲れから早々に潰れることも覚悟していましたが、思ったよりも酒が進み進み、かといって酔いすぎることも無く
素晴らしいロケーションは
酔いながらも意識をつなぎとめていてくれた様だ
終始夢心地
たまにはこんなユルいソト呑みもイイなと思いました
又来よう、、、
ご無沙汰です~昨年ですが、ふもとっぱら で ソロキャン
昨年後半も色々ありました
黄色い車が赤い車に変わったり(新車)、役職が変わったり、再び柏に住むことになったり(前とは違う場所ですが)、世間様では相変わらず謎の病原体が蔓延していたりと
どっか行きてえなあ~となっても、何か色々憚られ
旅行?って他の土地に呑みに行くのもまだ何となく憚られ
で、思い切って何をしたのかと言いますと
テント買っちゃいました。車中泊卒業。
テントってそんなに安いもんでは無いんですよ。連休がなかなか取りづらい職において、キャンプなんて趣味は機会自体が限られ、費用対効果が悪いよな、、、とずっと思っておりましたが
京都とか北海道とか、旅行はまだちょっとねっとなりますと、まあ、キャンプならいいんじゃなかろうか、という気になりまして
とうとう、テント購入してしまった次第です
拠点も千葉県になりますと、ちょっとマップで調べてみたら
意外と東北遠い
意外と信越近い
ずっと首都高越えは避けていたんですが
ふむふむ、渋滞さえ回避すれば3時間弱で行けてしまうのか、、、
というわけで、今回は(もう昨年ですが)
富士山
へ、やって参りました
10月26日(月)。年次休暇を分割取得しなんとか連休をぶっこみました
異動してからようやくひと息といったところ
最近は旅の時間を稼ぐために、移動手段が車の場合は、深夜出発が当たり前になってます。深夜割引利くし、首都高も夜中ならすいすいっとね
今回もタイトで欲張りなスケジュールであります。夜中の3時半くらいに柏を出発。朝の6時前には
山中湖に到着です
寒い!車の温度計は0度です
先ずは朝のうちに富士五湖を全て回ってしまうという計画(ホントに回るだけ)
湖畔から湖畔へ、山間を抜け、林間を抜け、時折車を停めて各々の湖から富士山を臨みながら。選んでおいた音楽をかけて、寒いけれども窓は全開に
非常に気持ちの良い朝ドライブだ!!
有名な場所で車を停めて、有名な富士山を拝みたかったんですが、有名なキャンプ場の待ちの渋滞で仕方なくスルー(笑)
対岸より「洪庵キャンプ場」を臨む
ここも行ってみたかったけど、「ゆる△キャン」のおかげか非常に混み合っておりましたので、今回はパス
本栖湖を一回りした後は、道の駅「朝霧高原」がオープンするのを待って食材と酒を買い込み、最寄りのコンビニで最終買い出し
そして、ついにやって来ましたのは
ふもとっぱらキャンプ場
うおおおお!富士山でっけええええ!
富士山を臨む広大な敷地のどこでも利用可能な、こちらも超有名なキャンプ場です
正直、ちょっと前までは、こんな場所で自分がキャンプするなんて、思考の選択肢にも入っていませんでしたが、一度気づけば信越も静岡もそんなに遠くは無い
テントの購入も含めて、ふん切るまでに結構悩みましたが
案ずるより産むがやすしってね
最近の自分の座右の銘だったりします
やあ、来てよかった。サイコーですなここは!
受付を済ませて、場内を徐行でうろうろ。平日だというのに結構な人がいますが、窮屈と言う訳ではなさそう
まだ10時半だから、今から撤収という人も多く見受けられます
良さそうな場所を見つけて通路から草地へ侵入して
うん、いい感じかな?
適度にまばら、適度にトイレや管理練にも遠すぎない距離
荷物を降ろして、早速テントを張っていく
今回購入したテントは
「MURACO RAPIDE X-1 1P」
軽量で設営も簡単。コスパもそれなりに良く、グレーがカッコよいですよね!
いろいろ悩みましたが、コチラに決定!!
日差しはちょっと汗ばむ位。天気も良く、富士山も良く見えます!
昼間から星も見える!?
って、なんだ、赤星か(笑)
早速一杯、失礼いたします!!
今回は、のんびりしつつも、とにかく呑んで作って食って、焚火をやっていくというスタイル。酒の貯蔵も十分。
昼飯のチャーハンを作っていく。ビール2本目は道の駅で仕入れた地ビール。そしてこれが美味かった!!
フルーティな香りと香ばしさがバランス良く、いや、まて、コレほんと美味いな
間髪入れずに、ツマミを作っていく!
今回のメインは、これも道の駅で仕入れた「朝霧ベーコン」だ
厚目に切って、ブロッコリーと炒めて、チーズを絡めて、カレー味を付ければ、、、ビールおかわりだな!
本を読みながら少しゆっくりしていると、富士山とは反対に落ちていく陽は、山に遮られ早くも暗い影を落とし始めた
急激に気温も低下し、風も冷たくなってくる。上着を着直し、夜の準備だ
愛用の焚火台は「モノラル ワイヤーフレーム」
煮込みをセットして、焼き物の準備
今回は、煮込みも焼きも全部串物に
箸を使わないでもつまんで行けるという形にしました
そして再び地ビールが美味すぎる!!
これ、絶対帰りに買って帰ろう、、、
まあ、色々焼いたんですが
一番うまかったのがコチラのふた品
トマトって火を通すと
めっちゃくちゃ美味くなるんですよな!!
すっかりと日も暮れて、周りでも焚火の灯りと煮炊きの香りが
あとはもう、ただひたすらのんびりするのみ
たまに薪をいじり、火にあたって暖を取り、酒もハイボールに切り替えて、ゆっくりと。周りを見ると、様々なテント、タープに、思い思いに楽しんでいる人々。
こんなに開放的で、遮るものも無いのに、皆自分の世界に籠っている。面白い光景だ。声高に騒いでいるグループも居ないではないけど、気にしなければよい話
コチラもこちらで、気楽に、、、、
そして早めにおやすみなさい、、、、、、
新しいテントは上々の寝心地でした
そしておはようございます
寒いけれども、寒すぎない空気。陽が昇る前に起きだし、再度火をおこす。
外に出しておいたままの装備は夜露でびっしょり。タープは持ってない、青空キャンプですからね。椅子は車に仕舞っておいたのでずぶぬれ回避
回りはみんなタープ張ってるなあ。買おうかなあ
昨晩は雲に隠れてしまった富士山も、今朝は再び顔を出し、だんだんと赤く染まってきました
この頃には回りも起きだしてきて、朝餉の煙があちこちで立ち上り始めた
朝って良いなあ~
ひと息ついたところで、朝ご飯。昨晩食べきれなかったツマミを作っていく
ハッシュポテトを崩して、ベーコンと炒めていく。マヨで味付けして「ホットポテサラ」とでも言いますか
うむ、美味い。おこげが良い感じ
さて、陽も登り、火も尽きたらば撤収準備
夜露に濡れたテントを車にかけて干して、時折コーヒーすすってのんびりしながら、昼はどこで食べようかしらと探りを入れていく
富士吉田に良さそうなお店を見つけたのでそちらに向かう事にする
名残惜しいが撤収だ。太陽の力は偉大で、ずぶ濡れだったテントもあっという間に乾き、寒かった朝もあっという間に爽やかに。上着も脱いで丁度
思った以上に快適で、良い所でした。又来たいですなあ
さて、お昼御飯
本日はラーメン屋を巡って行く
先ずは富士吉田のこちらのお店にやって来ました「支那そば 手打ち けん」
ラーメンと共に、美味いチャーハンがあるらしい
最初にラーメンが登場。すっきりとしたスープだが、この白っぽい麺が絶妙に合っていて、良いマッチングです
適度にコシもあってウマい麺だ
そして、チャーハン、、、でかっ!!
ラーメンのどんぶりに引けを取らぬボリューム。
いや、しかし、これが大当たり!!
チャーハンと焼きめしの中間といいますか、軽くニンニクを利かせた油で良い感じに焼きあがっており、風味も独特ですが、これが美味い!!
そしてラーメンのすっきりとしたスープがこれに良く合います
これは食べて良かった。大満足のチャーハンでした
しかし、腹パンだ、、、
連食は諦め、ドライブや土産物を買って時間つぶし
熊にも遭遇しました
分かる人にはわかるモンベル熊
そして夜!!
富士宮市まで下ってまいりました
目当てのラーメン屋さんに開店を待って入店
「麺屋 ブルーズ」
裏路地にひっそり佇むシックなお店
看板メニューの「白そば」を頂きました
セットで雑炊ごはんも注文
醤油でも塩でもない「白そば」
トッピングも鶏のチャーシューにトマト、刻み大葉と独創的でしたが
マッチングが完璧ですね
サクッとした麺の食感も見事
ウマい!
そしてこの雑炊ごはんが只者では無かった
ピリッと薬味が利かせてあり、これはセットで頼まんといかん奴だ
これ用にスープやや多めもありがたいですね
さてさて、何もかも初めてづくしのキャンプ旅は良いリフレッシュになりました
まあ、相変わらず忙しいのと、世間もずっと騒がしいままだ
ちょこちょこ下書きしてましたが、年が明けてしまった
現在も旅行がままならぬ世間
嘆いても仕方がない
悩んでいても仕方がない
案ずるより産むがやすしってね
しばらくはキャンプにお世話になりそうだ
ようやくトオクへ~愛車最後のドライブ 東北②~
おはようございます
昨夜はお酒を控えめに、早めに〆た所為か、すっきりと起床
宿の朝食も始まっていない6時前に出発。秋田市内。本日は快晴でございます
本年の梅雨は長く、7月中はとんと晴れ間にも恵まれず、愛車買い替え前の最後のドライブをそんな中強行したわけですが。サンライトイエロー。車体の色は太陽を呼び込んだか。
空気も爽やかに、最高のドライブ日和になりました
交通量もまだ少ない朝。この、人の少ない時間帯は本当に贅沢だ
道の駅OGARE。男鹿半島の道の駅もこの時間はひっそり。駐車場には車中泊をしている車もちらほら
山間を交えた海岸線を時計回りに北上。海も青く緑も鮮やかに
お気に入りの音楽をかけて、窓を全開にして、冷めたコーヒーを飲み干して
入道崎へ到着
早起きの特権
誰もいません
入道崎独り占め状態~
控えめに言って最高です
広い岬の草原をしばし散策
梅雨も明けすぐに夏となる合間の、これも贅沢な季節。暑すぎず寒すぎず、ホント爽やかな天気で、、、良かった~。一時はどうなる事かと思ったからなあ
一日中ぼーっとしていたくなりますが、時間も限られていますので体を伸ばした後は次の目的地への経由地へ
はわわ~
また来よう
次の目的地の時間がまだありますので、ここをぐるぐるドライブしようって訳だ
見ていただければわかりますが
ここはとにかく道がまっすぐで気持ちよい
ちょっと車を停めて
前!
後ろ!
こんな感じ!
春は沿道の木が桜なので、凄いことになりそうだ。また来たいなあ
この車で来るのは、これが最後かあ
この道を初めて走ったのは、学生時代に金を貯めて買ったカローラⅡだったなあ
大分昔の話だが、ついこの間のようでもある。自然の景色の移ろいは、街よりもゆるやかで、より懐かしさが感じられる
この時間になりますと、陽も高くなってきて、夏めいた日差しの猛威が徐々に感じられてきた、、、暑い
ビールで一杯、、、、、と行きたい所だが、これで我慢だ~
くううう~それでも美味い!!
さて!出発
お土産仕入れに訪れましたのは、秋田県五城目町 福禄寿酒造さん
一白水成で有名な酒蔵。ここのお酒も大好きです
コロナの影響で見学は出来ませんので、外観をぱちり
表の通りにはショップがありますので、そちらでショップ限定のお酒を購入
最近のドライブの楽しみは地酒の購入ってのもある。現地で手に入れたお酒は想いも宿るから旨く感じられるからね
さて、急げ
このまま秋田をふらふらドライブして回りたいところだが、本日中に帰らないといかんからなあ、、、
来るときが海沿いだったんで、山側を通って帰るのも考えましたが、東北道が復旧してないとキツイので、本日も同じく海側を。
となると安定の寄り道はこちら
にかほ市の「湯の台食堂」さんへ再訪
今回もたまらない旨さだ
混みすぎる程は混んでいませんでしたので、夏の走りをもう一杯
冷やしも頂きます!!
控えめに言って最高に美味い!!
お持ち帰りにメンマを販売してましたので購入。また来たいなあ
あとはひたすらに南下。午前中は爽やかだった日差しも、やや傾いた午後は、窓から容赦なく腕を焼く。旅の帰りはいつでも嫌だな。テンションが上がらない
夕日まで粘ろうとも思ったりしましたが、帰りつくのが何時になるかわからないので断念。夕日を見てから帰るには、もっと日が短くならないとだめだな
眠気と日差し、ダウンな気分に悩まされ、関東に近づくころには再び天気は下り坂に。梅雨明け宣言はまだ先でした
晩飯も食べる気にはなれず、しんみりと、帰宅、、、
10年間、良く走ってくれた愛車。まだ新車の納車は先でしたが、忙しいやら異動やらが重なり、結果この旅が最後のドライブになりました
本当に色々な所に連れてってくれた我が愛車「スイフトスポーツ」
歴代の愛車の中でも最も付き合いの長い車で、ずっと手元に置いておきたい気もしましたが、ひとまずこれでお別れ。本当にありがとうございました
次の車で
また来よう!!
ようやくトオクへ~愛車最後のドライブ 東北~
大分期間が開いてしまいました
春先からのコロナの所為でトオクニイケナイ
ちょっと貯まっていた書きかけの記事もあったんですが
忙しいやら、気分が乗らないやら、ノートパソコン壊れたりと、、、、言い訳ですが
そんなこんなで、長い梅雨も明け、とたんに襲い来る猛暑、お盆も過ぎて9月に入り、旅行や食べ歩きという点では、世間も寛容になってきたわけですが、とにかく仕事が忙しかった。まさかこの歳で体重が落ちるとは思わんかった
今は更に、職場も水戸から再度の柏に転勤になり、仕事も位が上がってそれも憂鬱の一因だったりするわけですが。そして、先月末
車、買い換えました
10年付き合ってきた前の愛車。17万キロ越えで、そろそろ買い替えの時期ではありました。車検は来年の春までありましたが、それまでタイヤがもたなそうでしたので、新車の購入を検討し、納車の予定は8月末か9月頭という感じの所になったのが梅雨の明けない7月末の事
愛車最後のドライブに行きたい
なんとか連休を漕ぎつけた梅雨の只中7月末。天気は相変わらずですが、直前まで天気予報とにらめっこし、もうどうでもいいからとにかく走りに行こうと。行き先やルートを決めたのも出発の前日。仕事終わらせて帰宅してからマップを開いてルート選択
いつもの東北に行こうとしましたが、前の日の昼間に襲い来た爆弾低気圧のおかげで、東北道は土砂崩れで一部通行止め。河川もあちこちで氾濫し
もう、どうなっちゃうの?
まあいいや。軽く仮眠。そして出発は夜中の2時
関東ではまだ雨は降ったりやんだり。東北日本海側はどうやら荒天の峠は越えたようで、徐々に回復傾向という事で、とりあえず磐越道を新潟に向けて走り、そこから北上してみようと。途中、川が渡れなかったらその時はその時だ
新潟前に越えた阿賀野川はヒタヒタ
それでもなんとか村上のあたりから山形まで抜けてくると
案ずるより産むがやすし ってね
雨雲の動きは予想より早かったらしく、徐々に天気は回復してきました
心配された最上川も、河口近くはなんとか持ちこたえたようで、岸までぎりぎりでしたが何とか渡河に成功
酒田市にて朝御飯でございます
最近の日ごろの行いか、旅は順調な滑り出し
「中華そば 雲ノ糸 酒田店」へやって来ました
こちらは朝の9時開店。予定よりはちょい遅れの10時を回りましたが、丁度よい朝ラーの時間割です
「煮干し中華 小 太麺 こってり」&「ハジキ豚」
まずはハジキ豚。これ100円は安いな。味の染みた美味しい豚
天井の高い店内に、長いコの字のカウンター。何かの居抜きかな?元は何のお店だったんだろう?と考えておりますと
キター!
コレはウマそうだ!!
初っ端から当たりを引いた感覚。この旅は期待できそうだぞ!
芳醇な煮干しのスッキリスープに背脂。低加水の太麺。山形はこの組み合わせ好きですねえ(笑)
いや、僕も大好きですよ(笑)
朝だから小を選びましたが、これは中とかでも良かったかなあ
まあでも次もありますし
ここは是非又来たいお店ですね
そして二軒目はお昼に調整し、鶴岡まで少し逆戻り。この頃にはすっかり天気も回復し、窓を開けて走るのに最適なドライブ日和になってきました
目的地へ着きますと、昼前だというのに駐車場満タン~
えええ~どうしようかコレ
諦めかけましたが、劉備だって孔明口説くのに三回来たって言うし
三回あたりをぐるぐる回って~ YES!!
山形の名店。「琴平荘」の流れをくむ、鶴岡の人気店
「中華そば 琴の」
ずっと気になっていたお店にようやく訪問!!
並んでいる間に張り出してあるメニューを確認
デフォが良いのかもしれませんが、そのお隣の太麺中華そばが気になる
唯一無二のウイング麺って何ぞや!!
と言う訳で「太麺中華そば」
ビジュアルは完璧に美味しさが伝わるイケ麺だ
コレうまああああああ!!
ウイング麺!! 太麺の麺の淵がささくれ立って、何とも言えない食感と味わい。夢中ですすってしまったが、もっと観察して食べればよかった!
すっきりしたスープに絡む太麺のハーモニーは良いバランス
くっ、、、胃袋もう一つ欲しいわ!
ここも又来たい!
余力を残しておかないと、夜が入りませんからね
時間も多少余裕をもって、宿もここで予約を入れて、今日と明日のルートを確定させる。時間を見計らって、夜の居酒屋も予約を入れて、、、
のんびりとドライブを楽しみながら北上。途中道の駅から浜辺へ降りてみたり
関東の長雨が嘘のように、ようやく晴れ上がってきた空
風も心地よく、一時はどうなる事かと思いましたが、強行してよかったわ
今こうやって書いていても、ハンドルを握る感触がよみがえって来そうで、、、気持ちよくもあり、ややちょっとしんみりしながら先代愛車の最後のドライブを続ける
そして、いつもの秋田です
なんとか滑り込めた「永楽食堂」
今回は時間制限付きの予約でしたが、なんとか!!
予約必須の超人気店に再訪出来ました
一度訪れてしまうと、もう病みつきですね。全国の銘酒も1000円以下の表記なら、利き酒3種900円
危険だ、これは危険だ、、、
でも先ずビールね。ようやく梅雨が明け、夏がやってきたの?的な夜
少し落ち着いてから取り組もう
なんて思っていたら、もうあっという間に満席。やばい、乗り遅れるな!!
全国の酒もイイが、ここは秋田のお酒だろう。裏の阿櫻にブルーの山本、POPな亀の尾のまんさくの花、からスタート
グラス3っつで900円。つまみもなかなかのボリュームでこちらを殺しにかかってくる。焦るな、落ち着け
1200円以上のお酒は単体で頼む。インターバルに新政のやまゆ。頒布会のやつらしい。秋田市に来たら新政は呑まないと
グラスは高清水
ちびちびやって、ちょいちょいとつまみながらも、次の情報収集に余念がない
黒板のメニューもどれも捨てがたい物が並ぶ。刺身から揚げ物煮物、大皿料理となんでもござれだ
イワシフライにポテトサラダを挟んだ悪魔のメニュー「イワシポテトフライ」
さらにカレールーを追加で頼めば、サタン級の旨さだ
さらに秋田のお酒たちを堪能。肝臓よ、頑張ってくれ。まだ負けるわけにはいかんのだよ、、、
時間を気にしながら呑むと、ややハイペースになってしまうな
夜中からテンションアゲアゲで走ってきた疲れもあって、ちょっとセーブしないとやばいかもってことで退席
酔いを醒ましがてら、2軒目を探してふらふらと。でもこの頃はまだコロナの影響は大きく、目星をつけたお店はやっておらず
明日は早起きしないといけないからなあ。今回は酒よりもドライブが目的だ
いつもの駅前のお店で〆としよう
優柔不断なジブンは、両方頼まざるを得ない
ちょっと早いですが〆
ホント、計画段階ではどうなる事かと思いましたが、どうやら明日も天気は良さそうで、長く続いた梅雨空からようやく解放されました
やはりシーサイドドライブは晴れてないとね
青空に黄色の車体が映えるのも明日が最後の東北です
明日も晴れますようにと祈って就寝しました
つづく