対戦ゲームは怖くない!強くなりたい人のためのハウツーブログ

対戦ゲームが怖い?そんな人のための、あらゆる対戦ゲームに勝つためのノウハウをまとめたブログです。

【麻雀】ポンやチーをすると上がれない理由とその解決法

その昔は牌を手で積んで、そこから進んで自動卓となり、そして現在ではスマホ1つで日本中のプレイヤーと麻雀ができる時代です。

最近の雀魂を始めとする麻雀ゲームはよく出来ており、3つずつを4セット、同じ牌を2枚を揃えるという基本さえわかればなんとかできるようになっています。

しかし、その分本当に基本のルールの部分がおろそかになってしまいがちです。

そんなルールに関わる”何故か上がれない”という疑問を今回解決していきます!

 

 

なんで上がれない?

ゲームで麻雀を進めていると相手が牌を捨てて瞬間に、突然「ポン」や「チー」が表示され、「なんか良いこと起こるのかな?」と押したら最後、揃ってるはずなのに上がれない...ということは無いでしょうか?自分はありました。

 

これはなぜ起こるかといいますと、”役”が揃ってないからです。

”役”が揃っていないと麻雀は上がることができません。

 

「でも鳴かないと役意識しなくても上がれるけどな?」

と思うかもしれませんが、鳴かないとリーチがかけられて、

”リーチ”が役となって上がることができるのです。

 

鳴いてしまうとリーチがかけられないため、

意識して”役”を作らないと上がることができなくなってしまいます。

 

しかし、”役”って覚えるの大変ですよね?ということで、

初心者にはよく「最初のうちは鳴くな!」とアドバイスされることが多いです。

 

 

......でもそれじゃあ麻雀の魅力の1つである鳴いて勝負を仕掛けるというのが

味わうことができなくてもったいない!

 

ということで、鳴く時にこれだけは覚えておけ!という役を、

これから3つ紹介します。

 

 

 

1.役牌

白、發、中、もしくは自風(自分の方角)と同じ牌を3枚揃えた場合に1飜の役になります。

鳴いて上がりを目指す時には真っ先に狙うべき役です。

2枚あったらきっちり手牌に残して、1枚しかなくても場合によっては残して牌が重なるのを狙いましょう。

 

 

2.断么九(タンヤオ

么九牌(ヤオチューハイ)、つまり字牌と1,9の数牌”以外”の牌だけで上がることで、1飜の役が付きます。

この役は、先ほどの役牌と両立することはできないものの、役が作れるパターンが非常に多いため狙いやすい役です。

ただ鳴かなくても狙いやすい強い役なので、基本的には途中まで鳴かずに揃えながら、中々上がれなさそうという時に鳴いて上がりを目指すのがベターです。

 

 

3.混一色ホンイツ

萬子(マンズ)、筒子(ピンズ)、索子(ソウズ)のどれか1種類だけと、字牌のみで上がれた場合、鳴いて上がった場合は3飜、鳴いた場合は2飜の役となります。

これは、最初に紹介した役牌とも共有しやすくて、点数が高くなりやすいのが特徴です。

ただ、捨て牌が偏りやすいので、相手から狙いがバレやいというデメリットはありますが、逆に言えば方針がわかりやすくて点も高いということで使いやすい役です。

牌に偏りがある場合は選択肢として狙っていきたいところです。

 

また、特に字牌も含めずに、どれか1種類の数牌だけで上がった場合は、清一色チンイツ)という役となり、鳴かなければ6飜、鳴いても5飜と強烈な役となります。

その分難易度は高いので狙いすぎは注意ですが、是非合わせて覚えておきたい役です。

 

 

 

終わりに

というわけ、鳴く時に是非覚えておきたい役3つを紹介しました。

もちろん麻雀には他に役が色々あります。全部覚えて状況に合わせて使い分けるというのが理想ではありますが、実践では狙いづらい役もありますので、まずはこのあたりを使いながらゲームに慣れつつ、役をゆっくり覚えていくのも手かなともいます。

鳴かずに上がるのが一番わかりやすくはありますが、鳴いて仕掛けるのも麻雀の醍醐味なので、是非挑戦していってください。

 

 

↓役自体は、色んなサイトで一覧が見られますが、手元に役一覧を置いておきたい人は   こんな商品もオススメです。

 

【将棋】これだけで脱・初心者!将棋のコツと勝ち方まとめ

 

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「将棋の駒の動かし方はわかる!」

「でも何をしていいのか全然わからない...」

 

将棋というゲームは、ルールを覚えるのも一苦労ですが、それ以上にそこから覚えるべきことが多すぎて、何をしていいのかわからなくなってしまうゲームです。

そして、わからないまま諦めてしまう..

自分もかつてはそうでした。

 

この記事では、丸暗記や難しいくて細かい話を抜きにした、

「何を目的に駒を動かせば勝てるのか」

その考え方を、段階に合わせて紹介します。

 

この記事を読めば、

「動かし方しか知らない人には負けない!」

「クラスの中で1番強い人になる!」

ぐらいの強さになることができる! ......ハズ

 

 

1. ゲームの方針を知ろう!

将棋というゲームは、勝負が始まった瞬間

「さあ!どれを動かしてもいいよ!」と放り出されてしまうゲームです。

チュートリアルもあったものじゃないです。

 

そこで、方針を1つ伝授しましょう。

「飛車で攻めて、金将で守る」です。

 

将棋というゲームで一番攻撃力がある駒は、飛車です。

相手の陣地に素早く潜りこみ、危なくなったらすぐ引き返すこともできます。

 

対して金将は、守りにおいて一番活躍する駒です。

これは単純に、動ける方向が王将の次に多い、7つの方法にも動かすことができるから、多くの方向にニラみをきかせることができます。

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それらを意識しながら、

飛車のいる右側で攻めて、

王将はその反対側の左側に逃がしてあげる

ことを意識しましょう。

飛車を左側に逃がす、「振り飛車」といわれる戦法も存在はしていますが、

こちらは将棋に慣れてきて、戦法を覚える段階になったら覚えていけばいいです。

(ちなみに、飛車をそのままの位置から攻めることを「居飛車」といいます。)

 

ちなみに、一般的には

攻め:飛車、銀将、桂馬の3枚

守り:金将2枚、銀将1枚の3枚

を使うのが良いとはされていますが、戦法によっても変わるため、

まずは、どこで攻めて、どこで守るのか を気にしながら進めていきましょう!

 

 

2. 駒同士のチームワークを意識しよう

さて、飛車で攻めることはわかった!飛車でどんどん攻めよう!

...としても、飛車だけで相手陣地にせめていっても、飛車が相手に取られて、そのまま負けてしまうでしょう。

そこで意識しないといけないのが、

駒同士のチームワーク です。

 

どういうことかといいますと、相手に駒をとられても、取り返せるように陣形を組むことを常に意識していきましょう。

 

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例えばこの状況ですが、

銀将で角行をとることができますが、その銀将は相手の銀将でとられてしまいます。

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しかし、その後、飛車でその銀将をとることができるのです。

これで、こちらは銀将をとられてしまいました。

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しかし、その代わりに、角行と銀将をとることができました。

これで得をすることができました。

 

特に、駒の持っている枚数というのは有利不利を決める大事なポイントです。

できる限り得をする、せめて損はしないような意識をしていきましょう。

 

最初のうちは

どの駒が取られても、どれかの駒で取り返せる

という状況を作れるようにしましょう。

 

 

 

3. 陣形をきっちりと固めてから勝負を仕掛けよう

先ほどの内容にも関わってきますが、どれかの駒で取り返せるようにするためには、基本的に駒が離れてしまっていてはそれもままなりません。

 

そのため、駒は1個だけズンズンと動かしていくのではなく、連携してじっくりと進めていきましょう。

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例を挙げますが、これは矢倉という戦法と言われて、古くからプロの間でも使われるような由緒正しい戦法です。ここまで歩兵ですら衝突していませんが、既に24手が指された状態です。(お互いに12手ずつ指した、ということです。)

ここまでで、「序盤」と言われ、歩兵同士がぶつかり合ってからが「中盤」といわれますが、つまり序盤はこれだけじっくり準備をしてもよいということです。

じっくり準備することで、中盤の駒のぶつかりあいを有利にすることができるのです。

 

最初のうちは、

攻めは歩兵と銀将をじわじわと前に進めながら、

守りは左に王将を移動しつつ金将を一緒についてかせるようにしましょう。

 

ちなみに、相手は構わずどんどんと攻めてくるかもしれません。

そういう時は将棋は攻める側がやや不利な戦いとなります。

対処さえできれば勝ちに一気に近づきますので、落ち着いて対応しましょう。

 

 

4. 相手なら何を指すか、次の手を考えよう!

次はちょっと高度ですが、意識するだけでグっと勝率があがります。

プロ棋士は何千手、何万手読むと言われますが、そこまでする必要はありません。

とりあえず相手の手を1手だけ読んでみましょう。

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例えばこの場面です。歩兵と銀将で攻めていたら、銀将がピンチになってしまいました。銀将を引くべきでしょうか?

ここで相手の手を読む考え方の出番です。

歩兵を1個進めた場合を考えてみましょう。

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この場面で相手が銀将を取ったとします。

 

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そこで構わず歩兵を進めると、と金になりながら、

相手の駒を取り返せるような状況にすることができました。

仮に、と金がとられても、飛車で取り返すことができます。

そうすれば、こちらは歩兵と銀将を取られた代わりに、

相手の歩兵と金将をとることができました。

 

このように相手の手を考えることで、有利にことを運ぶことができます。

 

戻って、

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この場面で相手が銀将でなく歩兵を取ったら?などもあります。

こういうパターンを深く考えていくことが強くなるための秘訣ですが、

まずは、自分が思いつく1個をされたらどうなるか、というのを考える癖をつけていきましょう。

 

どうしても訓練が必要なポイントですが、

それを学ぶためには詰将棋がオススメです。

終盤の訓練だと思われがちな詰将棋ですが、

相手の動きを考える練習になるので、是非まずは3手詰からの練習をオススメします。

特に3手詰ハンドブックは、複雑で意地悪な問題が少なく、入門の1冊としてオススメです。駒のチームワークの基本がここに詰め込まれています。

 

 

5. 相手の王将の逃げ道をふさごう

駒のチームワークをとりながら、相手の王将を追い詰めた!

...と思ったらスルスル逃げられて逆に自分の王将が追い詰められて負けてしまった

 

というのは、珍しい話でもなく、よくある話です。

最後の追い詰め方1つで勝敗はひっくりかえってしまいます。

 

なんで逃げられるか?

それは単純に逃げ道がある方にこちらが誘導してしまっているのです。

それではいつまでたっても捕まえることはできません。

もう少しで王将を捕まえられそう!と思ったら、相手が逃げたくなる方向を1回考えて、1手を足踏みしてでも逃げ道を塞いでしまうのが勝利への近道です。

 

終盤の勉強に必要なのは、詰将棋だと思われがちですが、

もっと重要なのは「必至」と言われる考え方です。

必至とは、「王手はかけれて無いものの、相手が何をしても、後は流れで相手を詰ませることができる」という状態のことです。

つまり盤面を詰将棋の状態にしてしまうことで、これを意識するだけでぐっと相手を追い詰めやすくなります。

「自分の知っている王将の追い詰め方」に持ち込む方法こそが勝ちへの近道です。

特におすすめなのが寄せの手筋200ですので、どうしても相手を追い詰めきれないという人には是非読んで欲しい1冊です。

 

 

 

 

+1. 戦法を覚えよう!

ただ戦法を丸暗記するだけでは、中々身に付きませんが、

今までの内容を踏まえた上で戦法を学べば、一気に勝ちやすくなります。

特に序盤の勝負は事前準備がものをいうのです。

 

まず最初に覚える戦法は、棒銀がオススメです。

検索すれば、棒銀を解説してくれるサイトも出てきますが、

詳しく説明してくれるのはこちらの本です。

特に序盤の攻め方だけでなく、一局を通した解説がマンガでわかりやすくされており、棒銀を覚えるだけでなく、将棋の入門の1冊としてすばらしいです。

 

 

 

最後に...

将棋はあくまで自由です。

調べると、沢山の情報にあふれていて、あれもこれも覚えないといけない!というような錯覚に陥ってしまいます。

 

しかし、楽しむためにはそんなの後回しでよいのです。

 

まずは指してみて、うまくいかなかったらこの記事に立ち返って、

それでなんとなくわかってきたら戦法を覚えて...と、じっくり学んでいきましょう。

【ポーカー】VPIPって何?数字の意味と適正値を教えます!【初心者向け】

ポーカー(テキサスホールデム)のゲーム、「Mホールデム」や「ポーカーチェイス」をプレイしていると、そのデータの中に、

”VPIP”というものがあるのを見たことはないでしょうか

これは、「Voluntarily Put Chips In Pot」の略となっており、

「ポットにチップを入れた率」を表しています。

 

つまり、プリフロップの時点(場にカードが並ぶ前の時点)で、レイズやコールをして、場にカードが並べられる段階までゲーム参加する割合となっています。

これで、何がわかるかというと、どれだけ積極的にゲームに降りずに参加しているかが、一目でわかるわけです。

 

さて、じゃあその数字がどれだけになればよいかというと、

一般的には、初心者は20%前後になるようにするとよいといわれています。

基本的に5回に1回は、レイズやコールをする計算となります。

 

初心者は、「そんなに参加しないの!?」

と驚かれるかもしれませんが、その理由を整理していきましょう。

 

テキサスホールデムは、もちろんですが基本的に勝者は1人しかいません。

つまり、例えば3人がベットしていても、2人分のベットは無駄になってしまいます。

 

じゃあ、一番効率がいいのはというと、確実に勝てるという時だけ、ベットをするのが負けない方法となるわけですね。

そうすると、人数分の1回ベットするのがよく、例えばポーカーチェイスの一般的なルールの6人ならば、6回に1回ベットするのが無駄のない賭け方です。

 

もちろんそうはいっても、完璧に勝ちを予測することは不可能かつ、人数でも変わるため、基準として20%といわれているわけです。

 

ただ、これは一番参加基準を厳しくした時にこのぐらいになるという基準になります。もちろんプレイスタイルによっては、もう少し高い数字となるといわれています。

しかし、高くても上位のプレイヤーは40%を超えることはほぼありません。

1回にレイズする量などにもよりますが、そこからは基本的には勝つ確率に対して負け分を回収しづらくなってくるためです。

 

ホールデムというゲームは、自由度があまりにも高く、正解はありません。

しかし、なにも基準がわからないうちは、5回に1回という数字を意識すれば、負ける確率をぐっと減らすことができて、勝率も上がってくることでしょう。

まずはここを目指してゲームに慣れて、自分のスタイルを模索していきましょう。

 

 

どんなハンドが配られたときに参加すればよいのかという基準については、個人の考え方もありますが、以下の書籍が詳しく説明していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

【ポケモン】連敗が止まらない!?そのイライラには理由があります【ランクマ】

皆さんランクマッチにおいて、大連敗をしてしまったという経験はあるでしょうか?
自分なんかは結構やってしまうタチで、
調子がよいと思ったら、1回の負けをきっかけにずるずると5連敗。

結局気分も最悪、みたいなことをやってしまいます。


人によって程度は違うとは思いますが、

思いがけない大連敗を経験したことは皆さん経験があると思います。


その理由として
「相性悪いPTと連続でマッチした」とか「相手急所引き過ぎ」
とか、運に関する要素を上げる人は多いかもしれませんが、
それは一番の要因ではありません。

ティルト(Tilt)が大きく関わっていることが予想されます。




『ティルトとは?』

ちょっと格好良く書きたかったので書きましたが、
要するに「逆上」です。
現代語訳的(?)には「あったまってる」状態ですね。
こう書くと「知ってるわい」ってなるかも知れませんが、
この状態を改めて真面目に向き合ってきましょう。

ティルトはポーカー用語で、このように定義されています。
「予期した(得る権利があると思っていた)結果に反する、極端に良い/悪い出来事により、目の前のタスクに集中できなくなること」

ちょいと小難しい定義ですが、
ポケモンでこれに置き換えて見ましょう。

「は?お前岩雪崩2回連続で避けてんじゃねーぞ?」
1%ですからね。これは落としてもしょうがない試合です。
(もちろんその他試合内容にもよりますが)

で、次が問題
「さっき運悪かったし怯みぐらいくれるだろ」

これはちょっと極端かもしれませんが、
「さっき運悪かったから、今回は大丈夫だろ」
みたいなことは思った事ある人もいるのではないでしょうか?
さっきの例なら
「この試合は絶対岩雪崩外さないだろ」
ぐらいは心のどこかで思ってしまわないでしょうか?

逆に
「さっき外したからアローに違う技でも撃つか」
となってしまう消極的なパターンもあるかもしれません。

こういう運要素でなくても
「さっきの試合で相手に一点読みされてアド取られたから、
今回こっちが一点読み当てれるだろ」
みたいな、プレイングに起因することもあるでしょう。


もちろん改めてこうやって読めば
こんなの理屈通ってないし、ありえない
というのは分かると思うんですが、
意外とこれが理不尽な負けをしたときに響いてしまいます。

プレイングが乱れていいことはありません。
必要の無いところでリスクを犯したり、
逆に必要なところのリスクも負えなくなったりして、
連敗をしてしまうことでしょう。


で、定義では
”極端に良い/悪い出来事により” 
とありますが、さっきのは悪い方。
大半のあったまる状態は悪い方で引き起こされるとは思いますが、
”極端に良い時” も注意は必要です。

「今日はめっちゃ択当てれるし、今回も択当てれるでしょ」
これはいけない兆候だと思います。

うまく相手と噛み合う偏りが出来てるだけで、
噛み合ない相手と連戦になったときが悲惨です。

一旦よかったばっかりに逆によりリスクの高い一点読みをしては、
相手に無難に立ち回られて負ける、ということも考えられます。
しまいにはプレイングまで崩れてしまうでしょう。

これは読み周りの話ですが、
運の方でも
「今日の運なら怯み引けるでしょ」とか
「今日の運で外すわけがない」とか
ちょっと心当たりがある人もいるかもしれません。



『ティルトを回避するには?』

ティルトに陥らないことを考えるのではなく、
ティルトの時にゲームをやらないことを選択するのがベストです。

極めて行けばティルトに陥らない、もしくは瞬時に切り替えることができるメンタルを身につけることが出来るかもしれませんが、それは相当難しいです。
反面、ゲームから離れることは誰でも出来ます。触らなければいいんですから。

とはいえ、この
「ティルトになった状態」を自分で判断して、自制を効かせるというのも結構難しいのも事実。
ここは自分で見極めましょう。というところですが、まあ折角なのでこちら側で少し判断材料になりそうな例を上げていきます。



・「レート取り戻さなくちゃ」
こういう気持ちになったら一旦休憩した方がいいでしょう。
明らかに焦りから生まれてくる感情です。
結果を焦り、リターンだけをみた択をとってしまうかもしれません。
もちろん良い事は何もありません。


・「勝って終わりたいな」
気分の悪い負け方をした後になるかもしれません。
気分の悪い負けの後は、必要以上に自分の運がいいことを前提に動いてしまう可能性があります。


・「このゲームつまんねーな」
完全に投げやりになってます。
というかつまらないなら他のゲームやろう。




これはあくまで自分の例ですので、
自分なりにティルトに陥ってる状態というのを知る必要があります。

敵を知ることはポケモンの基本ですが、
己を知る事も重要です。
そうすれば百戦危うからず ですね。 

 

 

どうしてもイライラが収まらない人にはこれがオススメです

【ポケモン】「まもる」はダブルバトルで必須?1からわかる使い方解説!【ダブルバトル】

「ダブルといえば”まもる”」

見たいな話は未だに目にしたりするのですが、
じゃあどうして重要なのか?というのは、
あまり周知されてない用に感じます。

正確にいえば、結構説明してる記事はあるんですが、
「縛り関係が云々」とか言われてもよくわかんないですよね?

そんなこんなで、未だに「まもる使うの難しそう」
というのがダブルバトルの壁になっているような気はします。

でも、「まもる」という技の本質的な部分は、
シングルで使われる「まもる」と大きな違いはありません。


というわけで、シングルでの「まもる」を見てみましょう

(※6世代を元に解説しますが、他の世代でもわかるように解説していきます。)

バシャーモとガルーラの対面
こちらバシャーモだったらまず何を選択するでしょうか?
バシャガル対面

素のすばやさでは、基本的にメガガルーラメガバシャーモです。

しかし、バシャーモは、特性「加速」により、メガガルーラより早くなることができます。

そこで、「まもる」の出番です。

メガガルーラの攻撃を防ぎつつ、素早さを1段階上げることができます。


すばやさの関係が初手では勝っていませんが、まもるを挟む事により加速で上をとることで、メガガルーラを格闘技で倒すことができます。

「”まもる”ことにより、アドバンテージが稼げるから”まもる”」 わけですね



ではこの次のターンをガルーラ視点で見てみましょう
ガルバシャ対面

先ほど加速を挟んだことにより、バシャーモ→ガルーラの行動順になっています。

この状況、そのままいけばガルーラがやられてしまいます。
当然交代か、もしくは捨てを選択する場面ですが、
ちょっと”まもる”について考えてみましょう。

この状況、例えばガルーラが守ったらどうなるでしょうか?
言うまでもなくガルーラ側が状況が悪くなります。
先ほどと違い、まもるによるアドバンテージは生まれません。

シングルでは、加速だったり食べ残し持ちだったり、
一部のポケモンに守るは採用されますが、
他のポケモンに採用されないのは、
「守ることにより、アドバンテージが稼げないから」
の一点につきるでしょう。



でも、この状況ひっくり返す方法があります。
ガルマリル
仲間を連れてくること

先ほどはメガガルーラがただやられるしかなかった状態でしたが、
メガバシャーモを倒すことができるマリルリ後輩を連れてきました。

この状況で、メガガルーラが「まもる」を選択した場合

メガバシャーモの馬鹿力 ガルーラこれを守る
マリルリの滝登り メガバシャーモ瀕死

と、メガガルーラを生かしたままメガバシャーモを倒す事が出来ました。
「まもる」によりアドバンテージが生まれました。

これがダブルバトルにおける守るの基本です。





「なるほど!”まもる”って重要だな!
ダブルでは不利な状況で”まもる”でひっくり返すんだな!」
って思った方、ちょっと早漏です。

ガルーラさんの人脈を活かして違う後輩を連れてきましょうか
ガルアロー
話題のファイアロー後輩を連れてきました。

この状況、メガガルーラは守るを選択する必要はあるでしょうか?
全くその必要はありません。

この対面では

ファイアローブレイブバード メガバシャーモ瀕死

で片付きます。


マリルリの例では、マリルリバシャーモより遅いために、ガルーラが危険に晒されていましたが、
別にバシャーモより先に動いてバシャーモを倒せば「まもる」は要らないのです。

そう、「”まもる”によるアドバンテージが発生しない状況」 なのです。



ダブルにおける「まもる」も、
あくまでアドバンテージを稼ぐ手段であり、
別段シングルと使い方が違う、という訳ではないのです。
ただちょっと「まもる」が有効に使える場面が多いだけなんですね。








はい、凄い噛み砕いた説明でしたが、
さっきまでは2-1のただただ手前が有利な状況でした。
ダブル例
しかし、実際のダブルバトルはこのようなるわけです。

この場面だったらあなたはどうするでしょうか?
こちらからの条件設定とか答えを提示することはしませんが、
少しでもこの状況を「面白い」と感じて貰えたら幸いです。

 

 

 

 

【将棋】先手じゃさせない? 2大 後手番専用戦法を解説!【初心者向け】

将棋は通説的に、先手微有利といわれています。

勝率を調べると、数字的には先手勝率52%程度という数字もでるほどです。

でも先に駒を動かせる方が有利じゃないの?と思うかもしれませんが、

後に動かす方が相手の出方をみれたりと、そんなことばかりでもありません。

 

そんな後手の方が有利なことの中でもわかりやすい中の例に、

「後手にしかできない戦法」

というのがあります。

 

 

奇襲的なものもあげれば結構あるのですが、

今回はタイトル戦などでも使われる2つの戦法を紹介します。

 

 

 

 

ゴキゲン中飛車

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ふざけた戦法名ですが、

一時期はプロでもアマでも大流行した戦法で、

 

今でも、まさに今日(H27.11.9)

タイトル戦(王将)の挑戦権をかけた対局で、

羽生四冠を相手に、久保九段がゴキゲン中飛車を採用しました。

 

その明快さから、今でもアマチュアでは非常に人気があり、

個人的にも初心者にもオススメできる戦法です。

 

基本図はこちら

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初期配置から、

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩

▲2五歩 △5二飛

と進み、この状態へなります。

 

ここからわかりやすく、

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こんな感じで攻めることもできます。

真ん中からの棒銀というわけですが、

飛車のラインが居玉にかかっているため、

非常に怖い攻めです。

 

中々こうはうまくいかず、攻めが止められることもありますが、

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こんな風に振り飛車らしくさっと片美濃に組む事もできます。

 

軽快な攻めと、この柔軟性が非常に魅力のある戦法です。

 

 

で、なんでこの戦法が後手番専用なのかというと、

先手で同じようにしてみると分かります。

 

 

初期配置から▲7六歩△3四歩▲5四歩と

ぱっと見自然な駒組

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ですがここで

△8八角成 ▲同飛車 △5七角

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これで後手がどうやっても馬を作る事ができて、

これは後手優勢です。

 

仮に、後手が飛車先をついてとしたら

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こんな風に受けることができます。

 

「相手が手を指す事によってできることが増える」

というのは、将棋の面白いところですよね。

 

 

(補足:一応先手でも初手▲5六歩とすることでゴキゲン中飛車をさせますが、

最初から「あっ、こいつ中飛車やるな」ってのが丸わかりなのが痛いところ。)

 

 

 

横歩

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以前紹介した居飛車の記事でも出てきましたが、

zarigani45.hatenablog.com

 

横歩というのは後手から誘導する戦法です。

 

初手から

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩

▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金

▲2四歩 △同負  ▲同飛車 △8六歩

▲同歩  △同飛車 ▲3四歩

 

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ばばっと進んでしまいましたが、

お互い角道を空けながら、飛車先をひたすらつきまくり、

後手が角道を空けた時の歩をとりこむ戦型です。

飛車が3筋の歩をとるから横歩取り

 

そういう意味では先手が横歩をとらないで、

後手の望む展開にならないことはそれはそれでありますが、

とりあえずそれは置いとくとして、

今回はここからの変化でも一番激しい戦法を紹介します。

 

ここから後手は、

△8八角成 ▲同銀  △2八歩 ▲同銀

と準備をして、

△4五角!

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飛車取りなので先手は飛車を逃げますが、ここから、

▲3五飛 △6七角成 ▲同金 △8八飛成

と強襲します

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後手はこの大きく駒損こそしてるものの、先手玉は、

見るからにすぐ詰んでしまいそうな形になってしまいました。

 

 

今ではハメ手とされていて、

先手が優勢となるとされているのですが、

△4五角から正確に受けきるには、死ぬほど多くの気をつけることがあり、

プロでは指されませんが、アマチュアではしばしば指されます。

ぼくも指します。

 

横歩は基本図から、すぐに△3三角とする戦法がいまではブームですが、

それも、これほどアグレッシブではありませんが、

後手が主導権を握っていく将棋となります。

 

 

 

後手のみ指せる戦法としては他にも、

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一手損角角換わり

 

だったり、

プロでは使われない奇襲戦法として

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パックマン戦法だったりもあり、

意外と後手しかできない戦法も多くあります。

 

 

 

↓将棋に興味を持ち始めた方にはこちらの記事がオススメ

zarigani45.hatenablog.com

【将棋】棒銀の種類から学ぶ 将棋の戦法とはなんなのかを教えます!【初心者向け】

「オススメの戦法は?」

というありふれた質問。

 

しかしながら、将棋の戦法というのは「これがオススメ!」とぱっと答えられるものは意外と少なく、難しいものです。

 

それは何故か? 

戦法とはそもそも、相手によって変えるものなのです。

 

 

さて、ここで「初心者にオススメの戦法は?」と聞かれて、

解答率堂々のNo1を誇る棒銀

 

棒銀は比較的相手を選ばずに使える戦法ではあるんですが、

実は状況によって狙うべき攻め方というのは少しずつ違います。

 

今回は5種類の棒銀を見ていきましょう

 

 

1.原始棒銀 

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将棋ウォーズを始めたらしばらく得意戦法に居座ることに定評のある原始棒銀

発生する条件がゆるゆるのため、ウォーズでは非常に出やすいのですが、

本来は対矢倉囲いの戦法です。(定義がやや曖昧ですが)

 

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とりあえず細かい手順とかは置いておいてこういう盤面で、

▲1五銀 △5二金 ▲4五歩 △同歩 

としたら

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こうなればもらったもんで、続けて

▲2四歩 △同歩 ▲同銀 △同銀 

として

▲1一角成!

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今この瞬間の駒の損得だけ見れば後手が勝ってますが、

当然馬が作れて相手の矢倉のなりかけの陣形をぼろぼろにして、

明らかに先手優勢です

 

実は原始棒銀は対矢倉決戦兵器だったのです。

 

 

 

2.矢倉棒銀

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続いては矢倉棒銀

 

これはお互い矢倉に囲い合い、そこから棒銀をする戦法

先ほどとは違って自分も囲っています。

 

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例によってとりあえずここから

 

▲2五歩 △7五歩 ▲同歩 △同角

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後手は矢倉のよくある攻め方の一つで、

ここから飛車角銀桂馬をうまく使うのが狙いです。

 

ここから、

▲3八銀 △6四角 ▲2七銀 △7四銀 

▲2六銀 △7三桂 ▲1五銀 △2二銀

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 お互い攻めの形を整えながら、先手は棒銀です。

棒銀対策で後手は2二銀としましたが、

 

▲2四歩 △同歩 ▲2三歩打 △同銀

と銀をおびき寄せて

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 ▲2四銀 △同銀 ▲同角 △2三歩

▲4六角 まで

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銀交換と、角交換も見える形になりました

棒銀は成功です

 

 

 

3.角換わり棒銀

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続いては角換わり棒銀

 

アグレッシブな角の交換という行動に、

さらにアグレッシブな棒銀を合わせた戦法

 

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例によって基本図から

▲2七銀 △7四歩 ▲2六銀 △1四歩

 

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今まで特に触れてなかった1筋の歩をつかれてしまい、

銀はすぐは出られないのですが、

▲1六歩 △4八玉 ▲1五歩 △同歩

 

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構わず端からの攻撃を決行し、

▲1五同銀 △同香 ▲同香 △1三歩

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一旦攻めが止まってしまったかのようにも見えますが、

ここから桂馬を狙いつつ、

▲1二歩 △2二銀 ▲1一歩成 △同銀

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失敗したかのようにもみえますが、

▲8四香 △同飛

ここで▲6六角!

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飛車と銀の両取りがかかる非常に強力な1手に繋がります。

 

まさに角交換したからこその1手です。

 

 

 

4.相掛かり棒銀 

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次は相掛かり棒銀

字のごとく相掛かりから棒銀する戦法

 

おそらくお互い棒銀しか知らない初心者同士なら相掛かり棒銀になる

 

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例によって基本図から

▲3八銀 △4二銀 ▲2七銀 △5二金

▲2六銀 △4一玉

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棒銀をみせながら相手の出たしを遅れさせ、

こちらもこの後玉を囲うというなどゆったりめの将棋になります。

 

 

 

5.対振り棒銀

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最後に対振り棒銀

相手が振り飛車の時の棒銀のことをこういいます。

 

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このような場面から、相手の突破を狙う訳ですが、

残念ながら自分が詳しくなくて書けません。

▲3五歩 △3二飛 ▲3四歩 △同銀

になるぐらいまでは知ってますがその後はよくわかりません。

 

棒銀側はわかりやすく取って取り返してといきたいのですが、

振り飛車側が中々同歩ととってくれない場合もあり、

居飛車のようにテンポのいい棒銀は中々できません

(今までのも対策を知ってればといったところではありますが

 

飛車と銀の連携でしっかりと戦う将棋になります。

 

 

 

 

 

 

 

このように、相手の戦法が違うだけで、

こちらが同じ棒銀でもその狙いというのは少しずつ変わってきます。

 

棒銀だけでもしっかりと戦うことはできますが、

相手によってどのように攻めるかをきちんと考えれられるようになると、

きっと、もっと将棋が楽しくなることでしょう。

 

さらに棒銀について詳しくなりたい方には、下の本がオススメです。

 

 

 

↓将棋に興味を持ち始めたばかりという方にはこちらもオススメです

zarigani45.hatenablog.com