明日まで待てない

I won't wait until tomorrow

思いたったときが適齢期

さいきん、句読点の打ち方が、変だ。

気を抜くと上のような文章を書いてしまう。このところ頻繁にメールでやり取りする方がいるのだが、その人の句読点の打ち方を知らず知らずのうちに身につけてしまったらしい。文中にて無意味に発生する句読点は、読み返したときにとてつもない煩わしさを感じさせる。(ここまで言っておいてなんだが、その方のせいにするわけではない。発端は他人でも、身につけてしまったのならそれはもう自己責任の範疇なのだから)

そんなわけで私は自分の文章の書き方をただそうと決心した。その一環としてまずは読む本の種類を変えてみることにした。いつもは専ら小説を読むのだが、エッセー主体の読書に切り替えた。理由は特にない。小説よりもエッセーのほうが句読点の矯正に役立ちそうだと思った――それだけだ。しかしこれが意外と効果覿面で、以前よりは句読点が変な位置に出現しなくなった……ような気がする。

次の段階として、何をしようかと考えたときにブログという選択肢が思い浮かんだ。インプットの次はアウトプットだ。仕事でもメールを打つことは多いが、返信にスピーディーさを求められるそれでは自分の癖というものがなかなか色濃く出てしまう。ブログならば考えて打つことができるし、書いた内容を少し置いてから後で見直す余裕も作れる。

そんなわけでブログを始めてみた。書く内容は特に決めていない。なんでもいいかなと思っている。読んだ本の書評でもいいし、ネットでバズってる話題のことでもいいし、どこかに出かけたらそのことでもいい。

ブログ名は一度思い立ったら熟慮する間もなく行動に移してしまう自分のメンタリティをそのまま付けてみた。行動に移す日が今日でも明日でも結果は変わらないのに(ときに一日おいて熟慮したほうがいい結果が出る物事というものもある)、明日まで待てない私の我慢弱さは時に吉と出るし凶と出る。そんな人間の日々を徒然なるままに綴ろうと思う。

私はかなり飽き性なのでいつまで続くかはわからない。けれど句読点の位置がまともになるまでは続けられればいいなと思っている。