『ブラックオニキス・リビルド』でゲームの面白さの本質を考えた話。
皆様、外出自粛生活をいかがお過ごしでしょうか?
僕はゲームブックを楽しんでおります。
で、今回は約10時間の激闘の末にクリアしたヘビー級の1冊、
『ブラックオニキス・リビルド』を紹介したいと思います。
目次
- 『ブラックオニキス・リビルド』とは?
- ちょっと面倒な要素
- でも、その面倒の中にこそ面白さがある!
- じっくりプレイ。そして、ゆっくり待ってます。
『ブラックオニキス・リビルド』とは?
以下、『ブラックオニキス・リビルド』についての概要を幻想迷宮書店さんのサイトより引用させていただきます。
『ドルアーガの塔』3部作でその名前を日本中に知らしめた鈴木直人は、1987年、名作コンピュータRPG『ザ・ブラックオニキス』を原作とするゲームブック『スーパー・ブラックオニキス』を発表。それは日本のゲームブックを語る上でまず名前が挙がらないことはない伝説的作品となった。仲間を集めつつ、呪われた町の各所を探索し、秘宝ブラックオニキスの在処を探し出すというシンプルな内容ながら、様々なギミックのダンジョンをはじめ、やりこみ応えのあるキャラクター成長システムなど「本の中にゲームを埋め込む」というゲームブックの基本理念を非常に高いレベルで実現している。「最高のゲームブックを1冊挙げろ」と言われた時に本作を挙げる読者は少なくない。
30年前以上前に発表された傑作ゲームブックを、修正を加えた上で、電子書籍で復刊したのが本作『ブラックオニキス・リビルド』です。
いきなりですが、ハッキリ言って、本作は万人向けとは言い難いです。
なので、初めてゲームブックをプレイするような人は、まずは他の作品をプレイしてみることをお薦めします。*1
本作が万人向けではない理由は、簡単に言えば面倒くさいから。
そして、その面倒くささこそが、本作の魅力と不可分な要素だからです。
続きを読む2016年に観たオススメしたい映画5選+α
明けまして、おめでとうございます。
昨年、固い決意のもとスタートしたこのブログも、年始めに数回更新して以降、すっかり更新が滞っておりました。
今年も例年通り、「今年こそ更新頻度を上げていこう!」という思いを持って、このブログを続けていくつもりです。
さて、ということで2017年の最初は、僕が昨年、劇場で観た新作映画の中で、皆様にオススメしたい作品を5本紹介したいと思います!
対象は僕が劇場で初めて観た新作映画ですので、リバイバル上映は含んでいません。また、一昨年末に観て面白かったので昨年もう1回観た映画、公開は昨年だけど今年になってから観た映画も含んでいません。
と言ったあたりをご理解の上、広い心で参考にしていただければ嬉しいです。
紹介する作品には特に順位は付けません。
続きを読むS・キングの『11/22/63』が最高に面白かったので、勢い余って「キムタクのタイムリープ」に寄せてみた。
SMAP解散騒動もかなり収束した感じでしょうか?
いろいろな立場の人がいろいろな意見を言ってて、なかなか興味深かったのですが、そんな中で一番、僕が惹かれたのは、なんと言っても「キムタクのタイムリープ説」です。
丁度、この話が話題に上ってた頃、僕はスティーブン・キングの『11/22/63』という本を読んでました。
僕と『スターウォーズ』の30年ちょっと。
2016年に絶対に見たい映画!
【私的ランキング】2015年に読んだ面白かった本 Top10
去年までやってたブログで毎年書いてた記事です。
今年から始めた、このブログの最初をこれで飾ってみたいと思います。
1位 『聖の青春』大崎善生
2位 『タイタニア5 <凄風篇> 』田中芳樹
3位 『殺人犯はそこにいる』清水潔
4位 『真相マイク・タイソン自伝』マイク・タイソン
5位 『武道館』朝井リョウ
6位 『東京バンドワゴン』小路幸也
7位 『武曲』藤沢周
8位 『ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い』西寺郷太
9位 『変わるしかなかった』野村謙二郎
10位 『生頼範義 緑色の宇宙』生頼範義
いつも書いてるんですが、あくまで「2015年に僕が読んだ本」のランキングなので、2015年に出版された本に限っていません。
毎年、「100冊読もう」と目標を立ててまして、今年も100冊ちょっとは読むことができました。振り返ると結構面白かった本が多くて、10冊選ぶのに悩みました。