楽器のボディーの向き
楽器の向き
正面か、右に少し傾ける
身体からいちばん遠いA線に、身体からいちばん遠くなる弓の先が楽に届く位置(楽器の立て方の傾きも)が理想的。
少し右に傾ける事により、ペグが耳や頭に当りづらくなる。
エンドピンの長さ
4thポジションから上も左手が遠すぎない位置。1stポジションで腕が窮屈でない位置。
楽器の安定した位置
楽器に押される事も無く、自分が強く押す事も無く
リラックスして座っている時の楽器との関係は、同じ力で押し合うことで、お互いにストレスを感じない角度。トランプを2枚合わせて三角の形で床に立たせるようなイメージ。
サイドのボディーは左右共に、膝の少し内側に当っている位置。
左に重み多め、右足はそこに少し添えるイメージ。
左手の構え
左手の角度
手の甲が指板と平行になるように、弦と指が垂直になるように(狭い手の形)
手の甲を平行になるように構える事で、1の指と4の指の指板までの距離感が同じになる。1の指が長いので先にこちらを弦につけたくなるところを、小指から構えてみるとこの意味が分かりやすい。4の指に重みがかかる構え。
*1の指を伸ばした広い手の形の場合
手の甲は上に少し傾く。1の指を寝かせ気味にする為、少し変わってくる。 ここで重要なのは4の指への重みが抜けない肘の角度や位置。これを気をつける事により、狭い形に戻した時の、変化へのギャップが少ない。(肘の角度については下に書かれているものを参照)
指板や駒はアーチになっている
地面に対して真横に左手を動かすと弦に対しては真横に動かしていない事になる
C線とA線は外側を向いているので、弦に対して指が垂直になるように構えると腕も少し外側へ向く。4の指がそれぞれ楽器の外側へ少し向く事になる。1の指の地面に対しての真下にはない。
左の腕の動かし方〜第1ポジション〜
弦と垂直になる指の向き(狭い手の形オンリー、広い形は少し変わってくる)、手の甲の向きが決まったら、手の甲から、手首、肘は一直線のライン。背中に感覚のある肘の高さ。それが定まったら、これらの形が崩れない位置に裏の親指を添える。A線側のネックのサイドにちょこっとつく程度になる予定.....
これを全ての弦で確認すると、肘の位置が違ってくるのがわかる。
C線のときは少し内側に入る感じ、真ん中の2本はほぼ身体の横、A線は少し後ろに引けている感じ。 この良い位置に来るように、肘でUの字を書く感じで移動させていく。4つの点を線で結んでいく感じ。