GROOVE LINE終了に思う
私は以前、東京のブラック会社でサラリーマンをしておりました。
連日深夜まで、あの薄給でよく働いていたもんだと自分を褒めて(慰めて)あげたいと思います。
その会社は音楽系の会社ということもあってか、社内で一日中J-WAVEを流していました。
最新の音楽を流すシャレオツな番組が多数を占める中、夕方には一際異色の番組が流れていました。
それが「GROOVE LINE」!
やたら喋りがうまいDJでレーサーでもあるピストン西沢さんと、現在ナレーターとして大活躍の秀島史香さんのコンビによる、トークと音楽の番組でした。
ピストンさんの無茶振りに、間髪置かずノリツッコミをする秀島さんのトークは大爆笑もので、J-WAVEの番組の中でも異色中の異色でした。
これを聴いていると、キツい仕事中でも一瞬心が休まる気がして、また深夜まで頑張ろうという気になれたものです。(オイ)
当時は渋谷のHMV内のスタジオから公開生放送をしていて、一度見に行ったこともありました。
かつてはそのトークの部分だけがPodCastとして配信され(現在は終了)、私はいまだにそれをドライブ中の車内で聞いて笑い転げ(危ない)、東京で過ごした2年間を懐かしく思い出すのです。
トークのテーマは、
・顔が良くない人がモテる方法
・エロ小学生
・お金五七五
・自虐自分クイズ
・男汁祭
・昔話に突っ込もう
・人間不信スペシャル
・小さい器自慢
等々突拍子もないものばかりですが、20年近く経った今でも変わらず笑えるほど、普遍性を備えた鉄板モノでした。
東京を離れてからも時々Radikoで聞いたりもしていましたが、秀島さんが番組を離れてからは、ピストンさんと新アシスタントの息も合わず、次第に私も聴かなくなってしまいました。
やはりあのゴールデンコンビは永遠なり。
そのGROOVE LINEも、今月いっぱいで終了との知らせが入りました。
私はYouTubeではJ-WAVEもGROOVE LINEもピストンさんもフォローしていないのですが、なぜかこの動画がオススメに表示されてビックリしました。
元リスナーとして残念な気もしますが、私の辛かったサラリーマン時代の心の支えにもなってくれた番組に感謝し、今後もPodCastで楽しませてもらいたいと思います。
ピストンさん、24年間本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
3回目のコロナウイルスワクチンを接種してきました
3回目のコロナウイルスワクチン接種について、私の考えと結果をお伝えします。
(これはあくまでも私自身の一例であり、当然他の方全てに当てはまる訳ではありません。
こういう例もあるんだという感じで、参考程度にして下さい。)
1、2回目はファイザー社製で、腕が腫れて少し倦怠感があった程度で、熱は出ませんでした。
それでも3回目は高熱が出たというケースをよく聞くので、ネット上の口コミを参考に調べました。
すると、モデルナの方がファイザーよりも効果が長持ちするものの、副作用も強いようでした。
効き目を優先するか?副作用の少なさを優先するか?という基準で判断することになりますが、私はファイザーを選びました。
なぜならモデルナの方が効き目は強いとは言え、100%の効果がある(絶対に感染しない)わけではありません。
どちらを選んだとしても、感染対策をしながら生活をするという点では変わりはないからです。
仙台市の場合、大規模接種では武田/モデルナに限定されていましたが、集団接種は会場によって武田/モデルナかファイザーを選ぶことができました。
そして4/20(水)の夜に、ファイザー製のワクチンを接種してきました。
それから2日間様子を見ましたが、1、2回目と同様、腕が腫れて少し倦怠感があった程度で、熱は出ませんでした。良かった!
ワクチンに対する耐性があるのか、相性が良いのか(?)、よく分かりませんが大禍なく過ごせています。
もしコロナウイルスに感染しても、こんな感じで軽い症状で済んでくれたらいいのにと思いますが、こればっかりは分かりませんよね。
私はワクチン接種の時期はどちらかと言えば遅い方かと思います。
もしこれから接種をする方がいらっしゃいましたら、参考になれば幸いです。
「Finaleユーザーの集い2019」に思う事
昨日は東京赤坂のOAGホールで開催された「Finaleユーザーの集い2019」に参加した。
薄々感じていた通り、Finaleの最新版である「Finale version 26」がお披露目となり、会の前半は新機能の説明に重点が置かれた。
もともとFinaleは出版の用途に耐えうるクオリティの楽譜を制作できるアプリケーションであり、ユーザーは楽譜を作る目的で使用していた。
私はFinaleを使用しておよそ20年になるが、その間にパソコンの性能も飛躍的に向上し、Finaleの役割も楽譜作成だけではなく、楽譜の内容を実際に音として鳴らす事も出来るようになった。
私見では、ここ10年ほどは楽譜を作成する事よりも音を鳴らす方に重点が置かれ、どちらかといえば私のような「浄書屋」よりは「作曲家」や「DTM愛好家」のためにアプリがバージョンアップされているという印象が強い。
とはいいつつ、私はFinaleがバージョンアップされる度に毎回購入している。
そして機能向上の度合いと導入するための手間などを天秤にかけ、「今回のバージョンは業務に導入するに値するか?」という判断を下す。
私の記憶ではFinale2000からFinale2012まで毎年バージョンアップがなされたのだが、毎年仕事道具を変えるというのも大変な労力を要するので、その13年間で私が業務で採用したバージョンは5つしかない。
これは視点を変えれば、「浄書屋」にとってはFinaleのバージョンアップが必ずしも望んだ方向に向いていないことを意味する。
話を「Finaleユーザーの集い2019」に戻そう。
Finale 26 の新機能はここ最近のバージョンアップの中では浄書屋にとっても恩恵は大きいと言えると思う。
アーティキュレーションの配置はこれまでもある程度ユーザーが設定可能だったが、上声に付く場合と下声に付く場合で設定が変えられなかったり、スラーとの衝突を手動で回避する必要があったりと、出版目的で浄書する場合は細かい修正作業が生じた。
その手作業が不要になるというのは、とてつもない恩恵を受けると言って良い。
開発元が発表した情報だけを見れば、すぐにでも業務に導入したいと思う。
しかしFinaleはこれまでもリリースの度に細かな不具合が発見され、しばらく経ってからアップデータが提供されるというパターンが定着している。
過去一番困ったのは、Finale 25 とmacOS High Sierra の組み合わせで日本語のフォントが文字化けを起こすという問題だ。
この問題は結局解決されないまま、macOSがバージョンアップすることで逃げ道が出来たという棚ぼた的な結果となった。
私もこの問題を知らずにFinale 25 を使用したままmacOS High Sierra にアップグレードしてドツボにハマり、面倒な思いをして、一時 macOS Sierra にダウングレードをした。
(この時ほどTime Machineを有り難く思ったことはない)
この辺りの悪戦苦闘については、下記の記事をご覧いただきたい。
歌詞などのフォントにこだわらないユーザーであれば別に気にする内容ではないかもしれないが、出版業務に携わっている者にとっては大問題である。
なぜなら、各出版社ごとに版型やフォントの種類・サイズなどが厳密に指定されている事により、譜面に個性が出るのである。
この話にピンと来ない方は、ぜひ楽譜売り場に行って、全く同じ曲でも出版社が異なれば、譜面の見た目の印象が違うということを体感してほしい。
再度話を「Finaleユーザーの集い2019」に戻そう。
後半は現在活躍されている作曲家や編曲家の方々によるトークセッションがあり、Finaleをどのように業務に活用されているかという事例が示された。
前述の通り、Finaleも浄書だけでなくサウンドメイキングの機能が充実してきており、DAW(Digital Audio Workstation)を使わずともそこそこ立派な音が鳴らせるようになった。
彼らが実際にFinaleで作成した譜面が会場に映し出されたのだが、それはもはや浄書されているとは言えず、作曲のツールに特化されていた。
何が言いたいかというと、例えば16分音符など、隣りどうしの細かい音符がくっついていたり、スラーの形が成形されていないどころか他の記号類と交差していたりするなど、浄書屋からみれば「有り得ない」譜面なのであった。
ちょっと過激な表現を使ってしまったが、彼らをdisるつもりは全くない。
なぜなら彼らは作・編曲をしているのであって、浄書をしているわけではないのだから。
ただ、同じFinaleというアプリを使っているのに、こうもアプローチが違うのだという事に自分の理解が追いついていけなかった。
Finaleが浄書よりもサウンドメイキングに力を入れているのは、それを望むユーザーが多いのだろうか?
もし可能であれば、Finaleインストール時に施されるアンケートの内容(Finaleの使用目的等)の傾向を知りたい。
そして次のユーザーの集いがあるとしたら、トークセッションに楽譜出版社や浄書屋の方を含めて頂き、楽譜浄書にも力を入れているのだという姿勢を見せてくれると、浄書屋としても嬉しい限りである。
FC2ブログから、はてなブログに記事を移行しました!
このはてなブログを利用したのは昨年(2018年)6月からですが、それ以前にはFC2ブログを使っていました。
最後にFC2ブログを更新したのは2012年の6月。
実に6年のブランクがありましたが、その間は Twitter や Facebook や Instagram を利用し始め、SNSとブログの使い方について迷っていました。
不特定多数の方に匿名で読んでもらう記事と、顔の見える友人に実名で読んでもらう記事。
この記事はブログに載せるべきだろうか?それともFacebookだろうか?
と悩んでいるうちに、システムの手軽さと拡散力の強さに惹かれてFacebookを主に利用するようになり、ブログからは自然に離れていきました。
ブログに記事を書いても、アクセス解析をしない限りどのくらい読まれているかわからない、特に反応もない。
しかしFacebookであれば、「いいね!」が簡単に付くし、友人からのコメントももらいやすい。
こうして6年ものブランクが空きました。
しかし私は、またブログを再開しました。
それは書きたい記事の内容が、Facebook向いたものとブログに向いたものに違いがあるのではないかと思うようになったのです。
Facebookはプライベートな出来事を友人に見せるのに適していて、ブログは逆にプライベートではない情報を広く一般に向けて発信するのに適していると思います。
Twitterについては、私の場合は実名を使っていないので、どちらかといえばブログに近いスタンスで利用しています。
(文字数制限によりカジュアルな内容になってしまいますが)
はてなブログを始めた今、ふと昔にもFC2ブログを利用していたことを思い出し、振り返ってみました。
すると、2005年3月 から 2012年6月 の 7年3ヶ月に渡り、ブログを書いていたことが判明しました。
思ったより長く書いていたんだなあと、我ながら驚いています。
当時はFacebookを使っていなかったのでプライベートな内容の記事も多いのですが、
これをはてなブログと異なる場所に放置しておくのも勿体ないので、
はてなブログにインポートしてみました!
インポートするにあたり、参考にさせて頂いたのはこちらの記事。(hinaさん、ありがとうございます!)思ったより簡単にできました。
残念ながら、一部画像が表示されなかったり、リンクが無効になっている記事もあるようです。
しかし完璧主義を捨てた私は、細かいことにこだわらないことにしました。
途中に6年のブランクはあるにせよ、2005年からのブログが一つにまとまっただけでも大きな成果だと思うことにします。(笑)
悲報 〜 Apple 仙台一番町の閉店が決定
なんて日だ!
新年早々、衝撃のニュースが入った。
なんとApple 仙台一番町が1月25日をもって閉店するのだそうだ。
Apple 仙台一番町のサイトはこちら
(なお、この記事内ではこの店舗のことを、アップルストアと呼ぶことにする)
アップルストアは単なるショップではない。
アップルの製品を売っている店は他にもたくさんある。
アップルストアの存在意義は単にアップルの製品が買えるというだけではないのだ。
ここで私が考えるアップルストアの存在意義を3つ挙げてみよう。
1.アップルの直営店であること
2.様々なイベント(ワークショップ)が開催されること
3.他店舗では入手不可能な限定グッズを売っていること
正直、上記3の限定グッズは私にとって恩恵は薄い。
まず1番目のアップルの直営店であるということだが、これは、ユーザーとして困った時にアップル公式のサポートを受けられるという点にある。
アップルストア以外にも今では公式にサービスを受けられるショップもあるが、アップルの店員がアップルの立場で公式に、ユーザーの質問に答えてくれたりするのはやはり安心感がある。
また他店のアップル製品売り場の店員よりも、商品に対する知識は段違いに高い。
私もかなりお世話になった。
2番目に様々なイベントが開催されるということだが、アップルストアのサイトをチェックすると、Today at Appleという、アップルの製品やアプリ、サービス等を体験できる様々なプログラム(ワークショップ)が開催されていることがわかる。
これは特に、アップル製品に初めて接する人にとってはとても有益な機会になると思う。
私もMacを使ってかれこれ20年近くになるが、iPadやApple Watch など新しく登場したアイテムの使い方にちょっと迷ったときなど、このプログラムを利用したことがある。
普段は販売員としてショップに立つスタッフが講師となり、とても親身に、分かりやすい口調、テンポで説明してくれる。
もしあなたがApple製品を使っていてどうしても分からないことがあったり、さらに詳しく知りたいということがあれば、是非このプログラムをチェックして参加することをオススメする。
問題が解決するとともに、その製品やアップルという企業、店舗スタッフに対する好感度はきっと上がるに違いない。
アップルストアがなくなっても、修理やサポートについては電話や集荷・宅配などがあるので、これまで通りサービスを受けることは可能である。
アップルの電話サポートについては、私はかなりクオリティが高いと思っている。
本当に悲しいのは2番目のワークショップの方である。
いくらアップルを愛しているとはいえ、新製品を全て買えるほど散財できるはずもない。
しかし、新製品が出れば買わないにしても、実物を手にしてみたくなるのは人の性。
そこで定期的にアップルストアに足を運ぶ理由として、私はこのワークショップを重宝していた。
ここ数年では、iPadで音楽を作成したり、Apple Pencil と組み合わせてスケッチをしたり、Apple Watch の操作法を一から教わったり、実際かなり役に立った。
そしてプログラムの後には展示されている製品をチェックし、店員さんとお話をしたりする。
私が楽譜制作という特殊な仕事でMacを使っていると話すと、店員さんも驚き興味深そうに話を聞いてくれ、こっちも楽しくなってしまう。
そんなコミュニケーションの場が今月にはもうなくなってしまうなんて、俄かには信じられない。
余命宣告とまでは言わないが、親友のクラスメイトが突然転校してしまうといった気持ちが近いだろうか?
それくらいの喪失感に襲われている。
アップルストア仙台がなくなってしまうと、自宅から一番近いアップルストアは銀座になってしまうのだろう。
もう気軽にちょくちょく訪問することができなくなると思うと、本当に悲しい。
例年、iPhoneの新型が発表されると、店内はiPhoneを求める客で大混雑するのが定番だったが、昨年の秋は少し様子が違った。
iPhoneが全体的に高額化し売れ行きが芳しくないという報道があった通り、アップルストアの脚足も驚くほど鈍かったように思う。
そういう私自身も、かつてはソフトバンクユーザーとして iPhone 3G, 4, 5, 6 と2年ごとに機種変更してきたが、7 Plus が登場した際にはアップルストアでSIMフリー版を購入し、いわゆる格安SIMに引越しした。
現在も7 Plusのまま、初めて3年目に突入している。
理由はもちろん経済的なものだが、それ以上に現状で満足しているし、新機種に10万円以上払ってでも手に入れたいという魅力は、正直感じられない。
iPhoneXRの売上不振による値下げや、アップルの利益の下方修正に伴う世界全面株安など、最近は嫌な情報ばかり流れていたが、まさかその影響が最寄り店舗の閉鎖になるとは想像していなかった。
スマホもコモディティ化が進み、ジョブズが亡くなった後のアップルも、新たな価値を創造するのにとても苦労しているのだろう。
ここは正念場だと思うが、数々の試練を乗り越えてきたアップルなら、この危機もきっと乗り切れるはず。
そう信じたい。
Apple 仙台一番町閉店まであと17日。
それまでに開催されるワークショップに、少しでも多く参加してみようと思う。
これぞ探し求めていたPCバッグだ!
皆さんは普段どのようなPCバッグをお使いでしょうか?
私が今まで使っていたPCバッグは、必要以上に大きく、置いた時に自立せず、使い勝手がいまいちよくありませんでした。
そんな中、便利だと思ったPCバッグを見つけたので購入しました。
今回はそれをシェアしたいと思います!
商品名は『ひらくPCバッグmini』です
このバッグの最大の特徴は横から見た時に三角形になっていて、底は広く、上に行くほど細くなっています。
このおかげで、中にパソコンを入れると内側に傾き、重心も内側に寄るので、バッグを置いた時に安定して自立してくれます。
また自立した状態で蓋を開けて使えるので、まるでバッグ自体がペン立てのような役割を果たします。
ですので、外出先でこのバッグの蓋を開き、必要なものだけ取り出すというスタイルで使うことができます。
このようなバッグは、今まで見たことがありません。
きっと便利だと感じて、気に入る人も多いのではないかと思います!
なお、私はMacBook(12インチ)とiPad Pro(10.5インチ)を収納しています。
MacBook Pro であれば13インチまでは入るようです!
難点を挙げるとすれば、価格に比べてあまり高級感はありません。
公式サイトでは19,800円で売られていますが、私は正直そこまでの価値は感じていません。
ですので、今回はメルカリで1万円で入手しました。(笑)
新品にこだわらない方であれば、機能的にはとても良い製品なので、是非、メルカリやヤフオクなどで探してみてください。
また、私は今回「mini」を購入しましたが、この他にも「標準」サイズや「nano」サイズもあります。
「標準=大」「mini=中」「nano=小」といった感じですね。
あなたの持ち物に合わせたサイズを選び、快適なPCライフをお送りください!
Finale v25 と High Sierra の組み合わせは仕事では使えない!
私の仕事環境
私はFinaleというソフトを用いて楽譜を清書する仕事をしています。
(これを楽譜浄書と言います)
機材はMacを使い、OSはつい最近まで、今より2世代も古いSierra(シエラ)を使っていました。
それはなぜかというと、Sierraの次のHigh Sierra(ハイシエラ)では、とある事情により仕事には使えず、OSを更新出来なかったのです。
その事情とは何か、また解決法も見つけましたので、それをご紹介しましょう!
決め手はフォントの挙動
SierraからHigh Sierraに移行できなかった理由は、フォントの文字化けにあります。
比較のために、同じファイルをSierraで開いたときとHigh Sierraで開いた時の画像をご覧ください。
Finale v25 (OSは Sierra)で適当な楽譜を作り、5段分の歌詞としてフォント名を入力し、それに合わせたフォントを設定しました。
A-OTFで始まる上の2行は、モリサワ社のフォントです。
下の3行のヒラギノフォントは、Macにはじめからインストールされています。
OSをHigh Sierraに更新してFinale v25で同じファイルを開くと…
なんと上の2行が文字化けしてしまいました!
1行目の中ゴシックは分かりにくいかもしれませんが、
2行目の太明朝体までゴシック体になってしまっています。(笑)
ヒラギノフォントは、Macにプリインストールされているせいか、問題なく表示されていますね。
しかし、A-OTFフォントを仕事で使いたい場合には、これでは困ります。
それではA-OTFフォントがどんなフォントに入れ替わってしまったのか、イラストレーターで確認してみましょう。
Sierraでのフォントの挙動
左側の選択したテキスト(フォント名)と、実際のフォント(右側のパレット)が一致していますね。
High Sierraでのフォントの挙動
A-OTFフォントの欧文はHelveticaに、和文はヒラギノ角ゴシック W3に化けてしまっています。
この現象はFinaleの開発元でも把握していて、一応対策も示されています。
これを読むと、OSを日本語版から英語版に変更するとOKとのこと。
実際やってみると、確かに文字化けは起きていませんでした。
これで解決、High Sierra(英語版)で快適なMacライフを…
って、面倒じゃーーーー!!(怒)
別のストレスが溜まるわ!!(泣)
そこまで英語力のない私にとっては苦行そのものです。
やはりHIgh Sierraは仕事では使えず、古いSierraのままでMacを使わなければならないのでしょうか???
救世主、現る。
ここで、Macに最新のOS "Mojave"(モハベ)が登場しました。
Mac的にはダークモード搭載というのが1番の特徴のようですが、私の関心はそこにはありません。
果たして、Finaleの文字化けは直っているのでしょうか?
何という事でしょう、High Sierraの文字化けがなかった事のように、普通に表示されていました! \(^o^)/
イラストレーターでも、念のために調べてみます。
Sierraの時と同様、左側の選択したテキストと、実際のフォントが一致しています。
これでひと安心!
Mojave と Finale v25 の組み合わせで文字化けは起きておらず、今のところ大きな不具合も見当たりません。
今までMacのOSは、比較的安定したバージョンと不安定なバージョンを交互に行き来しているように思います。
(ユーザーの環境や求めるものによって評価は変わると思いますが)
Finale使いの私としては、今年登場したMojaveは安定して使えそうです!
ちなみに、私の過去のOSの評価はこんな感じです。
- Mac OS X 10.0(Cheetah)△
- Mac OS X 10.1(Puma)△
- Mac OS X 10.2(Jaguar)△
- Mac OS X 10.3(Panther)△
- Mac OS X 10.4(Tiger)◯
- Mac OS X 10.5(Leopard) ◯
- Mac OS X 10.6(Snow Leopard)◯
- Mac OS X Lion ✕
- OS X Mountain Lion ◯
- OS X Mavericks ✕
- OS X Yosemite ✕
- OS X El Capitan ◯
- macOS Sierra ◯
- macOS High Sierra ✕
- macOS Mojave ◯
これで安定した仕事環境を整えられましたが、アメリカではFinale v26が発表されました。
日本語版はまだ正式に発表されていませんが、また検証作業しないと…