引きこもり20年、もうすぐホームレス    in アメリカ

日本の大氷河期から逃れ、逃れて、三十路過ぎにアメリカにたどり着く。結婚できたらいいが、それから引きこもり20年!とうとう格安借家からも立ち退き迫られ、夫にも離婚を言い渡され、ホームレスになる日が、秒読みに・・・そんな中、昔書いたエッセイとイラストを見つけ、ブログに残しすことにした。

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不愛想な鉄仮面が、ガラスの心臓を持つババアを、打ち砕く。

私は、ド田舎村出身なので、高校の時から家を出ている。

 

その後、下宿、寮、長屋、一軒家、アパート、

 

マンション、ホームステイ、シェアハウス

 

と今までに13回も引越をしてきた。

 

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その中で最も辛かったのが

 

大学に入ってから住んだところだ。

 

一浪したのに八流大学しか入れなかった私は、

 

これ以上親の心証を悪くしたくなかったし、

 

負担もかけたくなかったので、

 

最も安い物件に飛びついた。

 

それは古ぼけた二軒長屋で、

 

前に大家さんの家があった。

 

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田舎から出てきたばかりの私。

 

いろいろ不安がある中で大家さんを紹介された。

 

「あ、あどうも」

 

垢ぬけず、オドオドしている私に

 

大家さんはニコリもせずに

 

「汚さないように」

 

とだけ言った。本当に不愛想だった。

 

ニコニコ営業スマイルの不動産屋と全く対照的で、

 

顔の筋肉ひとつ動かさない、

 

その鉄仮面みたいな様子に、

 

震えあがってしまった。

 

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この恐れは正しかった。

 

大家さんの奥さんも鉄仮面

 

たまに外で会って、

 

「あ、あ、おはようございます」

 

とものすごい勇気を振り絞って、挨拶をしても

 

「おはよう」

 

不機嫌そうに眉間にしわをよせる

 

いや、挨拶くらい、

 

ニコリとしても罰は当たらないでしょう~

 

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一カ月に一度、

 

大家さんの家に家賃を持っていかねばならなかった。

 

これが本当に負担だった!

 

いつも苦虫を潰したような顔をしていた。

 

そんなに不愉快なら銀行振り込みにしてくれればいいのに。

 

本当に一カ月に一度のこれが

 

苦痛で胃潰瘍になりそうだった。

 

お金を払っているのに、いつも不満そうで

 

「もっと早く持ってくるように」

 

とか必ず何かお小言をいうのだ。

 

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この話には、見かけはそうだったが、

 

本当はいい人だった・・・

 

というオチはない。

 

保証人になってくれた叔父に

 

「男の出入りが激しい」

 

「うるさい」

 

とか苦情の電話を数度しやがった

 

・・・イヤ、なさったのだ。

 

ただ、サークルの先輩が送ってくれただけなのに!

 

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さらに追い打ちをかけたのは、

 

隣に住むおばさんだった。

 

このひとは、木の実ナナにそっくりだった。

 

見かけもガラガラした声も。

 

(イヤ、木の実ナナは好きだけどね)

 

友達と電話をしていると

 

ドンドンドン!

 

「うるさいー!」

 

友達が家に来ると

 

ドンドンドン!

 

「うるさいー!」

 

ともかく、長屋が安普請なのだ!

 

相手の生活音が丸聞こえ。

 

もう、それこそ息を殺すように生活していた

 

友達には、

 

Micchieeは、恐怖の長屋に暮らしている」

 

Micchieeの隣には、『怒鳴りこみおばさん』がいる」

 

と評判になった。

 

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最後には、

 

私のガラス細工のような心はボロボロになり、

 

精神を病んだ。

 

一年契約だったため、

 

我慢に我慢をして一年住み、

 

引っ越した。

 

 

大嫌い(であろう)な私が引っ越すのだから、

 

ニッコリ送り出してくれればいいのに

 

「ちゃんと、きれいにしたか、確認させて」

 

と最後まで、高圧的で、私は震えあがっていた

 

都会って、本当に怖いところだな~。

 

私はこの経験がトラウマになり、

 

隣の物音や自分が立てる音に、

 

ものすごく神経質になってしまった。

 

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その次に引っ越した所の大家さんは、

 

いっつもニコニコしていて、

 

万年恵比寿様みたいな人だった。

 

そして、私の親や叔父に

 

「こんなに素敵なお嬢さん見たことない」

 

「うちにお嫁さんに来てもらいたいくらい」

 

とおべっかのオンパレード!

 

弟は

 

「愛想が良すぎる!絶対悪党にちがいない!」

 

と言っていたが、本当に良心的な人だった。

 

家賃も格安だったし。

 

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この経験が元で、私は不愛想な人が怖い。

 

アメリカに来てから、私にとって何が快適って、

 

アメリカ人というのは、とても愛想がのだ。

 

みんな、ニコニコしている。

 

目があうとひとまず、ニコリ。

 

エレベーターでもバスでもどこでも目があうとニコリ。

 

本当にほっとする。

 

やはり笑顔は、人間関係の潤滑油、

 

明日へのエネルギーですね。

 

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現在の私の感想・・・

 

日本人もお客様には、とても愛想がよく、丁寧。

 

また、他人にも親切。

 

私の経験が特別だったんだろうと思っている。

 

ただ、内々はどうなんだろう・・・

 

パワハラとか体育会系のノリとかあるよね。

 

アメリカは訴訟大国、

 

他人に理不尽な態度を取ったら、

 

すぐ訴えられるからね。

 

私のようなガラスの心臓は、

 

アメリカに住む方が合っていたのかも。

 

note.mu

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禁断の箱ついに開く!第二弾!はじめて飲んだお酒とそれから・・・

Super bad」という映画を見た。

 

高校生がパーティーのためにフェイクID を使って

 

お酒を手に入れるというコメディーだ。

 

アメリカでは、22歳以上でないとお酒が買えない

(州による)

 

21歳以下にお酒を売ってしまうと、罰を受けるので、

 

売る側は、IDの提示を求めるのだ。

 

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私がアメリカに来て、驚いたことのひとつに

 

この21歳以下は禁酒」の厳しさがある。

 

お酒を買うにもバーで飲むにも、

 

若く見える人には(ここ大事)

 

必ず、IDの提示を求めるのだ。

 

この私でさえ、アメリカに来たばかりの頃は、

 

「すみません、ID見せて」

 

と言われたものだ!

 

「えー♡ 私、もうオバサンなんですよー♡」

 

「もしかして、21歳以下に見えちゃったの~♡えへ♡」

 

なんて、喜んだもんだ!

 

最近じゃ、そんなこと、とんと無くなったけどね

 

(現在の私;今じゃ、シニア料金、紹介されているわ!)

 

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それは、ともかく・・・

 

日本だったら、こんなことはない!

 

(注意;この文章を書いたのは、20年近く前です)

 

一応、「お酒は20歳から」と注意書きはされているが、

 

こんなもん、守っているヤツいるのか?

 

自動販売機は、そこら中にあるし・・・

 

 

ちなみに・・・

 

多くの外国人が自動販売機にカルチャーショックを受ける。

 

治安の良さの象徴なのだそうだ。

 

どこにでもあり、何でも売ってくれる自動販売機。

 

エロ本すらあるしね・・・

 

 

話を戻して・・・

 

日本では、ほとんどの人が、大学や会社の

 

新歓パーティーで、お酒を飲むことを覚えると思う。

 

つまり18歳だ。

 

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私の場合も18歳、浪人中に初めてお酒を飲んだ。

 

何かとストレスがたまる浪人生活。

 

持ち込み禁止!のカラオケボックスに

 

大量のお菓子やビールをポケットや服の下に隠して、

 

「デブなんでーす」(本当にそうだが)

 

という振り?をして、持ち込んでいた私達・・・

 

店側も気付かなったのか、

 

私達が8時間!もいるお得意様だから言わなかったのか、

 

それはわからない。

 

ただ、そんな浪人生活を送っていたのだから、

 

のちにロクな大学に受からなかったのだけは、確かだ。

 

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浪人中、私は、寮に住んでいた。

 

ある日、そこに友達が集まって、飲み会をすることになった。

 

18歳だったが、お酒を手に入れることなんて楽勝!

 

だーれも年なんて聞いてこなかった。

 

 

私は、その日は朝から胃が痛かったが、

 

今日は、みんなが集まる、

 

たまにある(本当か!)飲み会だ。

 

盛り下げたくない、と思い

 

胃薬を飲みながら、お酒を飲んだ。

 

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次の日・・・

 

私は激しい胃痛に襲わてしまう。

 

もうこの世の終わりかと思われるほどの大激痛

 

病院に行くと

 

「急性胃炎」

 

とのこと。

 

病院について行ってくれた寮母さんは、

 

「かわいそうに・・・浪人生活でストレスがたまったのね」

 

と私にたいそう同情してくれた。

 

酒を飲んだからとは、口が裂けても言えなかった。

 

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胃痛には、波があって、少し楽な時と大激痛の時がある。

 

その少し楽な時に病院からもらってきた薬を飲む。

 

だが、大激痛の波がくると、もうダメ・・・

 

全て吐き出してしまう。

 

もう、このまま胃も吐き出してしまうんじゃないか!

 

というくらい。

 

泣きながら

 

「神様、ごめんなさい」

 

「ゆるしてください」

 

「助けてください」

 

と祈った。

 

お尻に痛み止めを打ったり、点滴をしたりして、

 

10日ほどの地獄を苦しみを経た後、

 

私の胃炎は治った。

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しかし・・・

 

この18歳の「若気の至り」のせいで

 

「慢性胃炎」になってしまい、

 

ずーと胃痛に悩ませられる人生になってしまった。

 

暴飲暴食をしたり、

 

ストレスを感じたり、

 

旅行に行ったり

 

すると、思い出したように「胃痛」が襲ってくるのだ。

 

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これは誰のせいだ!?

 

アメリカに来て、わかった。

 

あの時、18歳の私達にお酒を売った人達だ!

 

IDの提示を求めなかった人達のせいだ!

 

簡単に未成年にお酒を売る、

 

社会が、政治が、世の中が、

 

地球が、太陽系が、銀河系が、宇宙が、

 

悪いんだ!

 

私は断じて悪くなーい!

 

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現在の私の感想・・・

 

今の私がこんなになってしまったのは誰のせいだ!?

 

社会が、政治が、世の中が、

 

地球が、太陽系が、銀河系が、宇宙が、

 

悪いんだ!

 

私は断じて悪くなーい!

 

ごめんなさい。

 

 

note.mu

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        人形でいるのも悪くないな・・・

 

装甲車と武装警官、我が家が包囲される!

今週のお題「人生最大の危機」

 

ある日の午後、

 

私と夫は、用事があり家を出た。

 

その頃住んでいた家は、大通りの反対側に面しており、

 

私たちはいつも舗装されていない小道を使っていた。

 

連日続いた雨のせいで、小道のいたるところに水たまりができていた。

 

空は曇っていて、水たまりにぽつぽと雨のしずくが落ちているのが見えた。

 

いつもと同じ光景・・・

 

では、なかった!

 

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向かいの家の塀に誰かがいる。

 

こちらからは、丸見えだが、どうやら隠れているようだ。

 

よく見ると・・・

 

それは、女性警官だった。

 

女性警官が私たちに気が付くと、

 

「今、この小道は封鎖されている。使うことはできない」

 

という。

 

「そうか、これから、この穴ぼこだらけの小道をなおすのだな」

 

「こんな穴だらけ、水たまりだらけじゃ、車が通れないもんな」

 

と私は考えていた。

 

夫は、

 

「自分たちは予約があるから、出かけなくてはならない」

 

と女性警察官に説明しだした。

 

 

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その時、

 

今度は、武装した男性警察官がこっちに向かって、走ってきた。

 

手には、長い銃を抱えている。

 

「えっ、何事!」

 

さらに続々と、ヘルメットをかぶり、防弾服に身を包み、

 

銃を抱えた警官がやってくる。

 

もう、ここから出られない。

 

私たちは、家の中へ引き返した。

 

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どうやら、我が家より2軒先の家包囲したいらしい。

 

さらに何台ものパトカーがやってきて、

 

我が家を含めて、近所一体を取り囲む

 

 

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もう用事どころではない。

 

キャンセルだ。夫は、

 

「家の周りを包囲されたから、外へ出られません」

 

と相手に伝えている。相手は、ただ、

 

「えっ!はっ?」

 

と驚いている。

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そうこうしている内に、事態は、おおげさになっていく。

 

キャタピラー付きの装甲車?がやってきた。

 

小さい戦車みたいに完全に防弾されていて、

 

黒くて、窓が異常に小さい。

 

砲台は、なかった。

 

始めて見た、あんな車・・・

 

あっ、写真撮らなくちゃ!

 

しかし、家の中からだと、うまく撮れない。

 

 

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そのうち、大きな盾を持った武装団がやってきた。

 

あ、こういうのテレビで見たことある!

 

テンションがあがる私。

 

盾には、顔の高さのあたりに穴が開いていて、そこからを出していた。

 

そして、犯人を威嚇でもしているのだろうか、

 

集団で蟹のように、右へ左へと移動している。

 

リズミカルにザッザッと動く音が聞こえる。

 

 

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       ワクワク  

 

 

そして、スピーカーが鳴り出した。

 

どうやら、強盗が逃げてきて、その家の立てこもっているらしい。

 

言っていることは聞き取れないが

 

「お前は包囲されている」っていうやつだと思う。

 

「浅野山荘事件みたいじゃないか!」

 

(知らないけど)

 

しかしどうも迫力にかける。

 

駅の案内放送みたいだ

 

おい、もっと気合いれろ!

 

その私の願いがかなったのか、

 

ドカンと爆発音!

 

警官が、犯人威嚇のために、大きな音のする手榴弾?を投げたのだ。

 

あたりに煙がたちこめる。

 

 

 

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わーキタ、キタ、キター!

 

「流れ玉にでも当たったら、かなわないなぁ」

 

と言いながら、

 

電気釜のおかまをかぶり、

 

フライパンをベルトで、胸元の固定!

 

もう、すっかりお祭り気分!

 

ワク、ワク、ワクー

 

 

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そうこうしているうちに、最初に女性警官を見てから2時間経過・・・

 

駅内放送以外、あまり動きがない・・・

 

つまんない・・・

 

 と、思っていると、装甲車が例の家の庭に侵入!

 

装甲車の後ろには、警察官がびっしり、張り付いている。

 

 

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・・・結果は最悪のものとなってしまった・・・

 

私の心配が的中してしまった・・・

 

 

そう、流れ玉に当たってしまったのです。

 

 

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なんてウソー!

 

何が起こったか、はっきりわからないまま、

 

装甲車も警官も帰ってしまったのです。

 

私の家の窓から見えないところで犯人が捕獲されたらしい。

 

そりゃ、ないよー!

 

こんな幕切れひどいじゃないか!がっかり!

 

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それにしても、イヤー、アメリカって、

 

ほんっとうに怖いところですね。

 

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ (淀川長治)

 

 

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現在の私の感想・・・

 

「浅間山荘事件」とか「淀川長治」とか

 

古すぎるだろ!

 

私は遺跡か!埴輪か!土偶か!(あっ、土偶だった)

 

 

note.mu

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禁断の箱ついに開く!ババアにもあった青春時代の甘酸っぱい思い出

Super bad」という映画を見た。

 

高校生がパーティーのためにフェイクID を使って、

 

お酒を手に入れるというコメディーだ。

 

アメリカでは、22歳以上でないとお酒が買えない

(州による)

 

21歳以下にお酒を売ってしまうと罰を受けるので、

 

売る側は、IDの提示を求めるのだ。

 

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こういうアメリカの高校生モノを見るたびに

 

自分が送った牧歌的な高校生活との違いに驚く。

 

映画で見られるアメリカのティーンエイジャーの生活って

 

リアルなのだろうか?

 

ホラー映画と同じくらいフィクションの世界じゃないの?

 

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私は、ウン十年前、田舎の高校生で、伯母の家に下宿していた。

 

そこから、毎日自転車で、高校まで通っていた。

 

スカート丈は、膝下くらいだった。

 

制服のミニスカートが流行るのは、ずっと後のことだ。

 

本当にこのミニスカ時代に生まれていなくてよかった。

 

丸太のような太ももを晒すなんて、

 

「公然侮辱罪」で捕まっていたよ。

 

寒い日には、スカートの下にモモ丈のババガードルを穿いていた。

 

このガードルは、いつも股ずれで、穴が開いていた。

 

自転車での行きかえり、いつも

 

もし、ここで交通事故に遭い、

 

救急車で運ばれることでもあったら、

 

あのガードルが公衆の面前にさらされる。

 

それだけは避けなければ!

 

生きていけない・・・

 

と思っていた。

 

 

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田舎の高校であってもカップル(死語)はいた。

 

彼らは付き合うようになると、

 

一緒に登下校をするのだ♡

 

時には、自転車の二人乗りキャッ♡

 

なんかしちゃう。

 

もしかしたら、陰では、キスイヤーん♡

 

なんかもしていたかもしれない。

 

でもそれ以上のことは考えられなった。

 

 

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私は、もちろん、彼氏なんかいなかった。

 

(こう、言い切ってしまうのが悲しいのだが・・・)

 

男子には、人一倍、興味があった!

 

でも

 

男子には、人一倍、興味を持たれなかった・・・

 

でもそれ程は悲しくなった(本当か?)

 

 

なぜなら、クラスメートのほとんどに

 

恋人なんかいなかったからだ。

 

男女共学のクラスで、

 

皆でただワイワイやるのが楽しかった。

 

 

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文化祭の後、うどん屋さんのお座敷を借り切って、

 

打ち上げをした。

 

「うどん」と「ジュース」での打ち上げは、

 

私たちにとって一番のイベントだった。

 

ジュースでイッキをしたりして、

 

ものすごく盛り上がった。

 

ジュースしか飲んでいないのに

 

(うどんは食べたけど)

 

みんな、ものすごいハイになり、

 

日頃は、シャイな男女の距離が一気に縮まった。

 

 

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お開きになり、「帰ろう」ということになった時、

 

恥ずかしがり屋の男子が

 

「後ろに乗りなよ、送っていくよ」

 

と言い出し、同じく恥ずかしがり屋の女子が

 

「ありがとう」

 

と荷台に照れながら座る。

 

そんな光景があちこちで始まった。

 

そのうちに、余っていた私にも

 

Micchiee、後ろに座りなよ」

 

と言ってくれる男子が現れた

 

いつも私に憎まれ口をたたくヤツだ。

 

「えーいいのー」

 

なんて言いながら、私も彼の自転車の荷台に座った。

 

その瞬間、その自転車の後輪がおもいきりへっこんだ。

 

~ぷす~

 

見なかったことにした。

 

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「じゃ、腰に捕まりなよ」

 

「うん♡」

 

私たちは、他の自転車カップルを追いかけた。

 

夕日に向かう数台の二人乗り自転車。

 

私たちは、青春の真っただ中にいた。

 

 

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・・・が・・・

 

5分もすると前にいる彼が息切れを始めた

 

「ハッハッハー」

 

そして、ついに彼は申し訳なさそうに

 

Micchiee、ごめん。降りて」

 

          え~~~

 

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結局、私一人走って、

 

前を行く二人乗り自転車達を

 

追いかけるハメになってしまった。

 

ロマンチックで♡♡♡だった

 

二人乗りのクラスメートたちも

 

Micchieeがんばれー」

 

といつものクラス状態。

 

 

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イヤ~、これも今思えば、

 

青春時代の甘酸っぱい思い出ですな・・・

 

わけないだろうー!

 

ばかやろうー!

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現在の私の感想・・・

 

いいね、青春って・・・

 

わけないだろー!

 

ばかやろうー!

 

どこかにMicchieeと二人乗りをしてあげよう・・・

 

という勇者はいるかー!?

 

えっ、違法・・・ごめんなさい。

 

 

note.mu

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武装警官と装甲車、我が家が取り囲まれた!

ある日の午後、

 

私と夫は、用事があり家を出た。

 

その頃住んでいた家は、大通りの反対側に面しており、

 

私たちはいつも舗装されていない小道を使っていた。

 

連日続いた雨のせいで、小道のいたるところに水たまりができていた。

 

空は曇っていて、水たまりにぽつぽと雨のしずくが落ちているのが見えた。

 

いつもと同じ光景・・・

 

では、なかった!

 

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向かいの家の塀に誰かがいる。

 

こちらからは、丸見えだが、どうやら隠れているようだ。

 

よく見ると・・・

 

それは、女性警官だった。

 

女性警官が私たちに気が付くと、

 

「今、この小道は封鎖されている。使うことはできない」

 

という。

 

「そうか、これから、この穴ぼこだらけの小道をなおすのだな」

 

「こんな穴だらけ、水たまりだらけじゃ、車が通れないもんな」

 

と私は考えていた。

 

夫は、

 

「自分たちは予約があるから、出かけなくてはならない」

 

と女性警察官に説明しだした。

 

 

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その時、

 

今度は、武装した男性警察官がこっちに向かって、走ってきた。

 

手には、長い銃を抱えている。

 

「えっ、何事!」

 

さらに続々と、ヘルメットをかぶり、防弾服に身を包み、

 

銃を抱えた警官がやってくる。

 

もう、ここから出られない。

 

私たちは、家の中へ引き返した。

 

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どうやら、我が家より2軒先の家包囲したいらしい。

 

さらに何台ものパトカーがやってきて、

 

我が家を含めて、近所一体を取り囲む

 

 

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もう用事どころではない。

 

キャンセルだ。夫は、

 

「家の周りを包囲されたから、外へ出られません」

 

と相手に伝えている。相手は、ただ、

 

「えっ!はっ?」

 

と驚いている。

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そうこうしている内に、事態は、おおげさになっていく。

 

キャタピラー付きの装甲車?がやってきた。

 

小さい戦車みたいに完全に防弾されていて、

 

黒くて、窓が異常に小さい。

 

砲台は、なかった。

 

始めて見た、あんな車・・・

 

あっ、写真撮らなくちゃ!

 

しかし、家の中からだと、うまく撮れない。

 

 

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そのうち、大きな盾を持った武装団がやってきた。

 

あ、こういうのテレビで見たことある!

 

テンションがあがる私。

 

盾には、顔の高さのあたりに穴が開いていて、そこからを出していた。

 

そして、犯人を威嚇でもしているのだろうか、

 

集団で蟹のように、右へ左へと移動している。

 

リズミカルにザッザッと動く音が聞こえる。

 

 

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       ワクワク  

 

 

そして、スピーカーが鳴り出した。

 

どうやら、強盗が逃げてきて、その家の立てこもっているらしい。

 

言っていることは聞き取れないが

 

「お前は包囲されている」っていうやつだと思う。

 

「浅野山荘事件みたいじゃないか!」

 

(知らないけど)

 

しかしどうも迫力にかける。

 

駅の案内放送みたいだ

 

おい、もっと気合いれろ!

 

その私の願いがかなったのか、

 

ドカンと爆発音!

 

警官が、犯人威嚇のために、大きな音のする手榴弾?を投げたのだ。

 

あたりに煙がたちこめる。

 

 

 

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わーキタ、キタ、キター!

 

「流れ玉にでも当たったら、かなわないなぁ」

 

と言いながら、

 

電気釜のおかまをかぶり、

 

フライパンをベルトで、胸元の固定!

 

もう、すっかりお祭り気分!

 

ワク、ワク、ワクー

 

 

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そうこうしているうちに、最初に女性警官を見てから2時間経過・・・

 

駅内放送以外、あまり動きがない・・・

 

つまんない・・・

 

 と、思っていると、装甲車が例の家の庭に侵入!

 

装甲車の後ろには、警察官がびっしり、張り付いている。

 

 

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・・・結果は最悪のものとなってしまった・・・

 

私の心配が的中してしまった・・・

 

 

そう、流れ玉に当たってしまったのです。

 

 

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なんてウソー!

 

何が起こったか、はっきりわからないまま、

 

装甲車も警官も帰ってしまったのです。

 

私の家の窓から見えないところで犯人が捕獲されたらしい。

 

そりゃ、ないよー!

 

こんな幕切れひどいじゃないか!がっかり!

 

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それにしても、イヤー、アメリカって、

 

ほんっとうに怖いところですね。

 

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ (淀川長治)

 

 

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現在の私の感想・・・

 

「浅間山荘事件」とか「淀川長治」とか

 

古すぎるだろ!

 

私は遺跡か!埴輪か!土偶か!(あっ、土偶だった)

 

 

note.mu

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  ハゲていっているんじゃない!

           ハゲしくなっていっているんだ!

 

 

デブスがもっとも恐怖する季節・・・それが「ナツ、ナツ・・・ここ、アッツ!」

イヤー、暑い夏がやってきましたね。

 

街を歩くと、人々の露出された手足が眩しいです。

 

そして、私は・・・

 

 

この季節が大きらいだー!

 

 

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それまで、厚いコートの下で大事に大事に隠してきた

 

肉の断層

 

白日の下に晒さなければならないなんて!

 

 

特に今年は、悲惨(って毎年、言っているが)

 

夫が私の隣を歩きません。

 

遠く、遠ーくで、他人のふりしています。

 

 

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でもそれも仕方ない。

 

私もショウウィンドウに映る自分の姿を見て、絶叫してしまうもの。

 

腹も尻も、どれだけねかしておいたんだ!

 

っていうくらいの膨らみよう。

 

膨らみに膨らんで、もう、爆発寸前

 

お願い、誰か、爆発処理班呼んで!

 

お願い!早く、撤去して!

 

 

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「鏡よ、鏡よ、鏡さん。この世で一番、暑苦しい女は、だあれ?」

 

 

「それは・・・お前じゃー!」

 

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あ~ん、ごめんなさい。

 

 

体も顔もまんまるで、それにやたら短い手足がついている。

 

その姿は、まるで・・・

 

雪だるま!

 

あれー、こう言うと、なんだか可愛くて、涼しい感じじゃーん。

 

(な、わけないか・・・)

 

 

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イヤ、気分を暗くするのは、体型のせいだけじゃない。

 

髪の毛だ。

 

とうと清水の舞台から降りるつもりで、

 

美容院に行ってきた。

 

美容院については下記に

 

micchiee.hatenablog.com

 

 

私は、

 

「肩の下まで」

 

って言ったのに、ものすごく短くされてしまった。

 

実は、この美容院では、過去2回切ってもらったことがある。

 

2回とも、写真を見せ

 

「こんな具合に」

 

と言ったのに、全然ちがーう!

 

写真ではロングなのに、必ずショートにされてしまう。

 

 

世の中には、色盲というものがあるが、

 

この人は、長髪盲なのか!

 

(説明しておこう;「長髪盲」とは、

 

髪の毛の長さが、他の人とは違うふうに見えてしまう、

 

目の障害なのだ)

 

 

ショートな上に、ものすごく?を入れられてしまう。

 

うん、気持ちはわかる。

 

「この厚くて、長い髪、うぜー!」

 

って切ってしまうんだよね。

 

 

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でも私のように剛毛&超クセ毛は、を入れると、広がるんだよねー。

 

彼女は、いつもロクロク私の髪の毛を乾かさないから、

 

乾いた私の髪の状態を知らないのだろうけど・・・

 

篠山紀信!になるんだよ!

 

そう、「芸術は爆発だー!」だよ!

 

(それは、岡本太郎) 

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「なぜ、そんな美容院に3回も行くのか?」

 

グット、クエスチョン!(いい質問です)

 

これも私の大の美容院嫌いのせい。

 

予約をしなくても、待ち時間ゼロ!

 

シャンプーもなく、ドライヤーもおざなり。

 

無口で、絶対、話しかけてこない。

 

この簡単さ、素早さ、そして安さは、私にとって魅力なのです。

 

こんな私に美の道は遠い。

 

 

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今、私は分厚いド近眼の眼鏡をかけている。

 

これでトイレに行ったら、

 

鏡に大木凡人が!デブの大木凡人!

 

 

厚苦しすぎるー!

 

 

大木凡人で、夏を過ごさなくちゃならないなんて!

 

人生、過酷すぎるでしょ!

 

夏なんてやってこなきゃいいのに!

 

 

大寒波がやってきて、

 

地球が氷河に覆われ、

 

永遠に冬眠していたい。

 

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現在の私の感想・・・

 

前回に続き、容姿の話・・・

 

自意識過剰でしょうが!

 

人は、私のことなんか

 

そのへんにいるイボイノシシくらいにしか思ってねぇよ。

 

(イボイノシシはそのへんには、いねぇよ!)

 

 


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コミュ障にとって、拷問なの、美容院は。爆発頭と呼ばないで。

髪がすごいことになっている。

 

私の髪は・・・

  • 量が多く、
  • 硬く、
  • 癖がものすごい。

そして、最近では、白髪が大発生!

 

落ち武者を通りこして、山姥の領域に達している。

 

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子供の頃から、自分の髪が嫌いだった。

 

小学校の頃は、恐怖の「お母さん床屋」

 

「あれー、右の方が長いなぁ。」

 

「今度が左の方が長くなっちゃったぁ。」

 

と言いながら、絶望の「ワカメちゃんカット」にされるのだ。

 

うなじは、カミソリで、剃る。

 

もう、じょりじょり・・・

 

「ホモ田ホモ男」のあごのような、うなじをした女の子。

 

う~寒気がする!

 

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中学校の頃は、

 

「男子は坊主、女子は肩まで」

 

という校則だった。

 

 

いったい、戦後何年たっていると思っているんだよ!

 

 

私は、上記のような髪質なので、

 

そのころ、一般的だった「段カット」にすると

 

もう、広がる、広がる。

 

まるで、ボンバーマンのよう。

 

感じやすいお年頃なのに、

 

「顔でか」

 

「ヘルメット」

 

などと呼ばれて、過ごさねばならなかった。

 

 

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 大学時代に、たったの一回だけ

 

合コンであった、男の子に

 

「顔が小さいね」

 

と言われ、それはアルマゲドン級の感動だった。

 

 

私は、所謂、「梅宮辰夫」系の顔。

 

顔のパーツが中央に寄っていて、

 

サイドが広大なのである。

 

そのエラの面積の広いこと、広いこと。

 

サハラ砂漠のようである。(行ったことないけど)

 

そんな顔に大量の髪がうねりをあげている、

 

そんなメドゥーサ辰夫なのに、「顔が小さい」とは。

 

 

彼は、酔っていただろうが、

 

今だに、その時の嬉しさを胸に抱いている、けなげな私なのである。

 

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成人してからは、ロングにしている。

 

それは,

 

  • 広大なエラを隠すため、
  • ヘルメットにならないため、
  • そして、美容院が大嫌い!なためである。

 

学生時代、お金がないため

 

「カットデー(千円)」

 

みたいなのを、よく利用した。

 

切るのも乾かすのも、人一倍時間がかかる私の髪は、

 

本当に嫌がられた。

 

後ろでため息をつかれたり・・・

 

舌打ちをされたり・・・

 

そりぁ、千円で、こんな原始人みたいな髪を切るなんて、

 

やってられないよな・・・ごめんね。

 

 

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「こんな感じにしてください」

 

と雑誌を見せたのに、出来上がりは、全然違う。

 

「お客さんとモデルは、髪質が違うから」

 

(まぁ、違うのは、髪質だけじゃないけどね)

 

美容師の心が読める私。

 

こうやって、「常盤貴子ヘア」を望んだ、ジャイ子の出来上がり。

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しかし、ジャイ子でもよい。(よいのか?)

 

私が一番嫌いなのは、

 

美容師との会話だ!

 

 

自分の大学にコンプレックスを持っていた私。

 

「どこの大学?」

 

と聞かれるのが嫌だった。

 

「〇〇〇大学」って答えても

 

 

・・・知らねー! ってなるから。

 

 

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いつもの、美容室での会話

 

「学生さん?」

 

「・・・ハイ」

 

「大学生?」

 

「・・・ハイ」

 

「東京なの?」

 

「・・・ハイ」

 

「東京のどこ?」

 

「・・・大宮」

 

 

・・・埼玉やんけー!

 

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こんなんで、美容院が大嫌いな私。

 

ある時、見かねた母が、一緒に美容院に来てくれた。

 

私が美容師さんの前に座ったとたん、

 

 

「この子、美容師さんとの会話が苦手なんだって。」

 

「だから、あまり話かけないであげてね♡」

 

 

母ちゃん、ど直球!

 

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もう、人生で最高に気まずい、ヘアカットになった。

 

 

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アメリカに来てからも、

 

「あー量が多い。本当に多い。」

 

とうんざりを超えて、困惑させてしまった。

 

日頃扱っているサラサラ髪と違いすぎたのだろう。

 

だから、アジア人の経営している美容院に行くようにしている。

 

まだ、慣れているだろうから。

 

あ~~、それにしても、美容師と密着する、

 

あの空間が嫌なんだよな~

 

 

どんどん、髪が増長していく・・・

 

あ、あれ、今消えているテレビに貞子が!!!!

 

って私だった。

 

イヤ、笑えないから。

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現在の私の感想・・・

 

今も美容院きらい。

 

年に一回くらいしか行かない。

 

しかも、15分で切ってくれる、超テキトーにやってくれる所。

 

鏡の中は、いつもホラー。

 

「泣ぐ子は、いねーか」って、言いたくなる。

 

(「なまはげ」みたいって、ことね・・・説明ダサ)

 

 


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