量子情報 勉強日記①

はじめに

学部二年の春休み,学科同期で量子情報に興味がある仲間が見つかり,一緒に勉強しようということになったのでその記録になります.

 

勉強方法

以下の書籍及びサイトを参考に学習を進めていくことに決めた.

  1. いちばんやさしい量子コンピューターの教本
  2. みんなの量子コンピュータ
  3. Quantum Native Dojo!
  4. Quantum Computation and Quantum Information

1.は勉強始めるにあたって全体像の把握のために,4.は余裕があったら参照するために用い,基本は2.及び3.に載っている内容を中心に追っていく予定.

 

第一回内容

シュテルン・ゲルラッハの実験

銀粒子の量子的振る舞いについて.磁界中を通過させることが「測定」にあたることを学んだ.量子ビットは2状態の重ね合わせであることをイメージするのに役立った.

 

量子状態のベクトル表現

シュテルン・ゲルラッハの実験結果をベクトル表現によってモデル化できることに結び付けて学んだ.

テンソル積により,多粒子系の量子状態が表せる.

 

BB84プロトコル

量子暗号分野.盗聴されると,量子状態が変わり盗聴されたことがわかることを理解した.

 

量子もつれ

2粒子系で,片方が測定されるともう片方の量子状態が変化する状態を数式を通して学んだ.