GAME OVER -がめおべら-

マイナーなホラーゲームをおもしろおかしくクリアする

その他のエンディング

さて。ゲームはクリアしましたが、今回のようなエンディングの他にももちろんエンディングが隠されています。
残念ながら#2のような二周目という概念はありません。が、やってみて全てのエンディングを確認するのがゲーマーってものの本質です。
ちなみに、船が崩壊し始めた時のカウントが0になった時点でゲームオーバーになるのはわかりますね?
それを除けば、エンディングはあと2つあります。
1つは霊能者からの贈り物をありがたく頂戴した場合。
もう1つは、彼に会わずに船を後にした場合。
こっちのやつの場合は、無理に全員をあの世に送ってやる必要はありません。
ま、機関室に入る前にセーブしているでしょうから、せっかくなんで全部見てください。

さらばオルフェウス号。そして・・・

明るくなったので、例の「赤い石」の力が弱まっているはずですね。
父ちゃんも心配だし、一応見に行ってみましょうか。
奥の部屋に行ってみると、ヘンリー・オズモンドが先ほどと寸分違わぬ位置に、寸分違わぬ格好で倒れているのが見えます。芸の無いことです。
上を見上げると、妙な光につつまれた「赤い石」が相変わらず宙に浮かんでいます。芸の無いことです。
ところで、「赤い石」の放つ光は、ウィリアム・ロックウェルじいさんの登場時と比べるとだいぶ小さくなっていますね。
そういえば、以前過去の図書館でギッてきた「古びた本」「赤い石」「青い石」を重ねてはいけないとか書いてありましたね。
試しにやってやりましょう。上手くすれば、あのクソ忌々しい「赤い石」を葬り去るチャンスです。
首尾良く事がはこび、石は両方ともなくなりました。
しかし、想像していたのとは少し違いましたね。てっきり紫色の石にでもなるのかと思っていたのに。
上空を無駄にクルクル回っていた石が消えると、父さん気がつきます。
そして、「ここはもう消える。早く船の先へ」と言ってまた気を失います。
いや、今度は事切れてしまったようです。合掌。

父さんを残して去るのはしのびないですが、とにかくここから逃げる必要がありそうです。
でも、どうやって?

最初に機関室に足を踏み入れた時に、入ってきた扉が締まっているのは確認しましたね。
ほかにもボイラー室Bにも扉がありました。あまり期待できませんが行ってみましょう。

・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ノД`)・゜・。

締まってやがります。がっかりです。
しかし、他にどこに行けばいいというのでしょうか?
とりあえず、父さんが言い残した「船の先」という言葉をヒントに、多分位置的に船尾となる倉庫へと向かうことにしましょうか。
良く見りゃ、画面右上にカウントダウンが始まっているのがわかります。
急ぎたいところですが、リチャードは走るという事を知りません。
運動会の時とかはどうしていたのでしょうか?

倉庫に入るなり、「約束を果たしに来たよ」という声が聞こえてきます。聞いた声ですね。
そういえば、ここの倉庫には確か「太陽のレリーフ」と同じ模様の描かれた壁がありました。
まさかそこに・・・・・

行ってみると、なんと隠し扉になっていたのです。中には例のヘンなおっちゃんがいます。
彼はなんと、リチャードに自分が持つ「赤い石」をよこそうとします。
そうです。彼はリチャードの持つ「青い石」とウィリアムからヘンリーに渡った「赤い石」の運命が終わった後、この新しい「赤い石」を持ってリチャードの前に現れると言っていましたね。すっかり忘れてました。
しかし、ここでこの「赤い石」を受け取ってはいけません。
そんなことをすれば、エンディングが変わってしまいますし、今まであなたはリチャードの目を通して、この「赤い石」に翻弄された人々の悲しい生き様を見てきたはずです。
もうこれ以上の悲劇はまっぴらです。とっととここを去りましょう。
部屋を出る直前に彼はあなたとリチャードを呼び止めて説得しようとしますが、無視です。無視。
部屋を出ると、見たことのある人がいます。クレア・ロックウェルです。
彼女はリチャードを救うために、わざわざ霊界からやって来てくれたのです。
間違ってもあの世に連れて行こうとしているわけではありませんよ。念のため。
それにしても、横滑りするかのような動きで扉の向こうに姿を消す様はなかなかホラーっぽいですね。
中では、クレアが待っています。
そして、この船からリチャードを逃してくれます。
さあ。お待ちかねのエンディングですぞ!!

こんにゃろう! 赤い石!!

いよいよこのゲームにもエンディングの時が近付いてきました。
前回からの流れで、とにかく非常灯を付ければ良いこともわかっています。
では、まず手順を確認しましょう。
機関室の前にあった張り紙を思い出してください。
あれによれば、どうもエンジンが動いている状態でピストンが停止すると、船がヤヴァイということが書いてありました。
非常灯を点灯させるには、そうするのが良さそうです。後の事は知ったこっちゃない。
とにかく燃料タンクから燃料が供給されればエンジンは動くはず。
そして、先ほど見掛けた制御盤でピストンを止めてやれば非常灯はつくはずです。

まずは燃料タンクをやっつけることにしましょう。
倒れているヘンリー・オズモンドに背を向けて、右の扉から機関室に入ります。
入る直前に誰かが灯りを付けるようにアドバイスをしてくれます。
んなこたぁわかっています。何せこちとら今の今までこの亡霊が徘徊する気色の悪い船の中を生き残っていたのです。
ところで、声の主は女性でしたね。聞き覚えのある声でした。これはきっとあの人に違いありません。
左右対称の作りになっている2つの機関室。交差点を右に曲がると突き当たりの壁にも制御盤があることがわかります。
どうやら制御盤は左右を両方操作しないといけないようです。頭に入れておきましょう。
通なりに進むと、燃料倉庫に出ます。
この階段の下に燃料タンクがあるのですが、素手で稼働されるのは不可能です。
そういえば、張り紙にはこの先の倉庫に「バルブ」がある事をさしていました。
そいつを使えばタンクも動くはずです。
ところで、燃料タンクもどうやら左右にふたつあります。一応両方動かした方がいいでしょう。
階段を登って右に見える扉から倉庫に進みます。
左右どちらでも行き先は同じなのですが、目標物は右の扉の方が近くにあります。
いくつかのパーテーションに切り分けられていますが、扉から遠い方の空間の左奥の床に目的の「バルブ」があります。
バブルではありませんからはじけません。安心です。
こいつを取って燃料倉庫に戻るのですが、そのまま引返すとウィリアム・ロックウェルの攻撃を受け易くなってしまいます。
そこで、そのまま倉庫をぐるっとまわって反対側の扉から倉庫へ戻ります。
途中で、どっかで見たレリーフが描かれた壁があります。ま、今は関係ありません。

さてこそ、拾ったバルブを使って燃料タンクを操作するのですが、操作をしている最中にもじいさんは襲ってきます。
実は、この間こそが最もじじぃの攻撃を受け易い瞬間なのです。
そこで、面倒でも1つのタンクの操作が終わったら、一旦階段を登って倉庫を散歩して戻ってくることをお薦めします。
そうすれば、じいさんをいくらか引きはなすことができるからです。
2つのタンクを作動させれば半分は作業が終わったようなもの。
次は制御盤を動かしてピストンを停止させましょう。
制御盤の操作には鍵が必要なのは先ほど確認しましたね。
その鍵の位置も、「バルブ」の時と同様、張り紙に書いていました。

しかし、その鍵の位置は最初に入ったボイラー室Aなのですが、もしあなたが周囲を注意深く見ていたら、最初の扉の位置からでは鍵のある場所には行けないことがわかります。
そこで、面倒ですが回り込む必要があるわけです。
階段を上がって、倉庫に背を向けて右に見える扉に入ると、ボイラー室Aの通路に出ます。
突き当たりの壁の左手のやや上のあたりに「ピストンのカギ」があります。ペットントンのカギではありません。
こいつを手に入れると、先に道は無いので引返すしかありません。
ので、ここでもじいさんに襲われる可能性が高いというわけです。厄介です。
が、この部屋を出さえすれば、あとはどうという事はありません。
「体力回復薬」「聖水」を駆使して体力や状態異常を回復し、とにかく機関室A、Bのそれぞれの制御盤に鍵を突っ込んでしまうだけです。
最初に機関室に入った時のエンジンの騒音には驚かされます。
じじぃの攻撃より吃驚です。
操作さえすれば、エンジンが停止して明るくなります。じいさんはもういません。
では、奥の部屋で居眠りをしている父さんを起こしに行くとしましょうか。

血戦! 父と子と!!

ついに全ての亡霊がこの船を去りました。
手元にはいくつかの「アストラルピース」が残っています。
持っていてもしょうがないので、これはあの怪しい霊能者にくれてやりましょう。
「太陽のレリーフ」「彗星の本」をかざします。多分これが最後です。
今度は、今までと様子が違います。
彼は、なぜ「アストラルピース」を集めていたか、その理由を語ります。
なんと、おそるべき事に、この男はあの「赤い石」「アストラルピース」から作っていたというのです。
この野郎!  あなたが殴りかかろうとしても、リチャードは行動を起しません。
霊能者は「君と青い石とあの赤い石との運命が終わったとき、また会おう」と抜かして姿を消してしまいます。
ヤツが消えるのと同時にBGMも消えてしまいます。

さて。ヘンなおっちゃんもアレですが、気がかりなのは父さんです。
機関室へ入って階段を降りていくと、なにやら張り紙があります。
左側には非常灯が点いた時の注意書きがありますが、どうも具体性に欠いています。
これでは熟練の機関士ならともかく、うだつの上がらない画家の息子に過ぎないリチャードにはワケがわかりません。
正面の壁にどうやら具体的な対処方法が書いてあるようです。
○ボタンで見たところ、右側のイラストがこの機関室の見取図で、どうやらカーソルが動かせる場所に緊急時に必要な道具があるみたいです。
だいたい、こういった張り紙に意味も無しにズームされるわけが無いのがゲームというものです。
頭によく入れておきましょう。
ボイラー室Aに入ると、なんと扉に鍵がかかってしまい、外に出ることができなくなってしまいます。
何ということでしょう。にしても、毎回毎回こう律義に冒険の邪魔をするのは一体誰だというのでしょうか?
文句の一つも言ってやりたいところですが、誰だかわからない人に文句を言ってもしかたありません。
とりあえず、ゲームプロデューサーに悪態をついておいて奥へと進みます。

入るなり、「こっちに来るんだ」という声がします。
声の主は間違いなく父親のヘンリー・オズモンドでしょう。
しかし、こっちと言われてもどっちなんでしょうか?
奥の方に扉が見える以外は行き道はなさそうです。行ったら「空飛ぶ靴」がもらえるかもしれません。
歩いて行くと、右の壁に非常用の操作盤があります。中を見ると、どうやら鍵を使って操作するようです。
さらに奥に進むと、父さんがいます。待っていてくれたんですね。
ところで父さん、会うなり奇妙な事を口走ります。
そうです。父さんは既に赤い石の虜になっていたのです。
ま、予想どおりでしたが。
ナイフが割れて「赤い石」が剥き出しになると、父さんの目も真っ赤になります。
兎の亡霊にでも取り付かれたのでしょうか?
父さんは「生き残れるかな? 青い石を持つ男よ」と言い残すと倒れます。気を失ったようです。
ところで、「赤い石」は凶々しい光を放ちながら宙に浮かびます。どうもズラかった方が良さそうです。
すると、なんと「赤い石」の呼びかけに呼応して、ある人物が悪霊として登場します。
ウィリアム・ロックウェルです。
そう言えば、彼もまた、あのナイフで落命した被害者なのです。
まずいです。父さんが言ったように、ここは光もない闇でおまけに扉も閉められています。逃げ場がありません。
そこで、どうも非常灯のご厄介になるしか方法はなさそうです。
では、早速行動開始!

ちなみに、今回のウィリアムの亡霊ですが、結構多彩です。
攻撃パターンはヘンチクリンなものを飛ばしてくる遠隔攻撃と、ナイフで刺してくる近距離攻撃の両方をこなします。
彼が近くに来ると、「ボッボッ」という感じの音がするので、そうなったらとにかく何をおいても逃げましょう。
この機関室の中の主だった部屋はだいたいループになっているので、そこをぐるっと回って引きはなすようにすれば大丈夫です。
ただ、じいさん突然壁の中から出てきたり、空を飛んできたりするので油断はできません。
ま、えらく攻撃的なオバQに出会ったようなもんです。

エピローグへのプロローグ

さあ。いよいよウィリアム・ロックウェルとの対決が近づいてきました。
クレア・ロックウェルとの再会を果たすことができなかったのは残念です。
「青い石」がまだ半分欠けたままというのも不安ですが、もうそれも仕方がありません。
では、オーナー部屋へと足を踏み入れましょう。どうせヤヴァイのはリチャードですし。
すると、驚きです。爺さんもう死にかけてます。なんでまた?(((( ̄◇ ̄))))
彼は既にかつてのような邪悪な気配はなく、まるで正気に戻ったかのようです。
自分が今まで何をしてきたかを語り、そして、いつからそうなのか、何を手にしたのかと自嘲します。
そして、半分予想していた衝撃的事実を彼は言います。
なんと、リチャードの父ヘンリー・オズモンドが今度は「赤い石」の魔力に取り込まれたというのです。
なんという不運でしょうか。「赤い石」を憎んでいたはずの父が、その「赤い石」の魔力に取り込まれてしまったというのです。
そして、ウィリアムを刺して「赤い石」を奪ったというのですが、父さんどうやってここに入ったんでしょうか?
次に彼は、クレアがリチャードと父のヘンリーのためにウィリアムと戦おうとしていたと言います。
そういえば、彼女とはあの「青い石」を取り返した後に再会する約束をしていましたね。
ウィリアムはリチャードに、手元にある水晶玉を見せます。そこには、過去に起こったある事件の全容が映っていたのです。

それは、どこかの小屋のようです。
大急ぎでクレアが入ってきます。追われているのでしょうか?
中に入るなり、彼女は手元の装飾銃に弾丸をつめます。どうやらそれが最後の一発のようです。
どことも分からない山小屋のような場所に、たった一発だけ弾丸が残っているというシチュエーションが良くわかりません。
ところで、彼女が弾丸をつめた瞬間、男が小屋に入ってきます。
おもしろい格好をしています。ベタな殺し屋の格好です。
いや、殺し屋というよりは、ブルース・ブラザーズのコスプレです。
今時あんな格好をしていて、恥ずかしく無いんでしょうか?
男はクレアに「プロの俺たちにはかなわない」といいますが、ゴルゴ13のイメージか、ターゲットに姿を見せる輩が優秀なプロと言えるのか。疑問を感じます。
彼女は「貴方たちはお爺様の怖さを知らない」と言います。
確かに、少なくとも私の中では、このゲームをやるまではお爺さんのイメージって、古時計のイメージしかありませんでした。
ま、家のことを考えりゃ、あながち間違いでは無いかもしれません。
ロックウェル家クラスの家なら、生まれた朝に大きな時計を買ってきても不思議ではありません。
ところで、会話の流れからしてクレアは爺さんから「青い石」のかけらを取り返しているようです。
どうも殺し屋は、それを奪還するのも目的のようです。
彼が目的を達しそうなその時、突然地震が二人を襲います。
そして、哀れな殺し屋は小屋の棚の下敷きになってしまうのです。ダサッ!
やはり彼は、優秀な方ではなかったようです。
気がついたクレアが立ち上がって、外に出ようとしたのですが、そこでなんとあの殺し屋が最後の力を振り絞って、装飾銃でクレアを撃ち殺してしまうのです。
哀しい事実です。あなたとリチャードが恋焦がれたクレアは、残念ながらもうこの世には居ないのです。年増だけど。
しかし、ウィリアムは「君なら運命を変えることができるかもしれない」と言います。
確かに変えれるものなら変えたいですが、それもヤヴァイ気がします。タイムパトロールに手配されてしまいます。
しかし、良く考えてみれば、ちょっとネタバレになりますが(何を今更)クレアが命を落としたのは、リチャードが1歳のときです。
そう。二人が出会う運命なんぞ、そもそもあるわけ無いんです。
が、二人は出会いました。そう。あの教会で、リチャードが生まれたその年に。
ウィリアムは最後の希望をリチャードに託し、先ほど見た過去の世界へリチャードを送ります。
ロックウェル一家にはそういった能力が昔から備わっていたのかもしれませんね。
そういや、この船って、25年前に遭難した船なんですよね。「そうなんです」とか言わないでください。
それを考えると、ここで出会った人々は皆、老若男女を問わずリチャードよりも年上の人ばかりだったというわけです。ひぇ~!

ついた場所は寂しい山小屋です。そう。ここはクレアの最後の場所です。
いきなり中にいます。まだ誰も居ません。
そうです。ここでさっき見たのと同じことが起こるのであれば、弾丸をあなたが回収しておけばクレアは助かるはずです。
そうなると、殺し屋はさっきよりもよりマヌケになりますが、殺人を生業にしているやつのレッテルなんて知ったこっちゃありません。
さあ。机の上から弾丸をとりあげてしまいましょう。
間髪入れずクレアが入ってきます。突然現れたリチャードに驚きつつも、彼女は「青い石」を回収したことを伝えてくれます。
本来なら涙の抱擁で再会の喜びを分かち合いたいのですが、そうはいきません。
すぐにマヌケな殺し屋が小屋に入ってきます。空気の読めない男です。
やり取りはリチャードがいるため若干違いますが、まあ似たようなもんです。
やがて地震が起こって、やはり殺し屋はぺしゃんこになります。テンプレートなマヌケ男です。
しかし、リチャードも人の事はいえません。やっこさん、地震が来るのを知っていたにもかかわらず気を失ってしまうのです。
クレアに優しく起されたあと、二人仲良く小屋を後にします。
殺し屋が最後の1がんばりを見せますが、チャカにゃ弾は入ってません。あしからず。
しかし、喜んだのもつかの間、外に出るなり、もう一人の殺し屋が機関銃を持って待っていやがりました。
機関銃と言えばセーラー服ですが、先ほどくたばったのと比べたら、こいつの方がプロっぽいですね。
リチャードが感心していると、ヤツは「青い石さえ返せば、リチャードは助ける」と言います。嘘に決まっています。
しかし、なんとクレアはヤツの言葉を疑わずに「青い石」を差し出します。良くそんな事で今までウィリアム爺さん相手に戦ってこれましたね。
案の定、男はクレアを捕まえると、リチャードも殺そうとします。万事休すか!
しかし、今度はクレアが殺人者の前に立ちはだかります。かくして、彼女は凶弾に倒れますが、ただでは死にません。
殺し屋もろともがけ下へ転落するのです。「青い石」をこちらによこして。
あなたと私が「クレア~~~!!!」と叫んでいる間に、リチャードは冷静に「青い石」を回収します。
リチャードの人間性をあなたと私が疑いだしたとき、再び我々はオルフェウス号に戻っていくのです。

残念です。過去の世界に行ったにもかかわらず、あの美しいクレアを救うことはかないませんでした。
そもそも、ジジイが殺し屋を二人も雇うから誰も助からないのです。
一発ぶん殴ってやりたいのですが、爺さん既に事切れてます。
「赤い石」の魔性に取り込まれ、踊らされ続けた彼の人生は何だったんでしょうか。
多くの犠牲者を出し、ロックウェル家を巨大にした彼は、決して何かを得るでもなくこの世を去っていきました。
老人の背後にある壁の女性の絵は、ひょっとしたら自分のせいで殺すことになったクレアのことを、無意識に思っていた証なのかもしれません。
爺さんの傍らにあるテーブルの上に「機関室の鍵」があります。
今まで特に調べませんでしたが、左舷連絡通路に機関室につながる扉があります。
おそらくそこに、恐るべき「赤い石」に魅入られてしまった父ヘンリーがいるはずです。
行きましょう。そして、この哀しい運命に決着をつけましょう!
その前に家族部屋・森へ行って、エミリア・ロックウェルにウィリアムが死んだことを伝えましょう。
彼女が成仏すれば、この船に残った26人全てが消えたことになります。
残っているのは、最後の戦いに対峙する、ヘンリーとリチャードのオズモンド親子となるわけです。

王よさらば(・∀・)シ

エミリア・ロックウェルのいた、家族部屋・森とくらべれば、シンプルな家族部屋・火から出るのは簡単でしたね。
ジャック・ロックウェルのおかげで、どうやればクレア・ロックウェルの部屋とおぼしき家族部屋・空に入れるかがわかりました。
さっそく家族部屋前通路の時計をいじろうとしましたが、どうも鍵がかかっていやがります。
さて、どうしたものか・・・
ここで少し考える必要があるのですが、今の所入っていない部屋は家族部屋・空と家族部屋・海、それから、正面に見える扉の向こう、オーナー部屋の3つです。
このうち、オーナー部屋は王様の悪霊ががっちり固めていますし、家族部屋・空はジャックの言っていた方法でないと入れません。
ということは、必然的に家族部屋・海を探るという選択肢が残ります。
ま、今まで行ったことのある部屋に行ってみるのも一つの手ではありますが。
家族部屋・海は家族部屋・火の正面にあります。
海という名を冠するだけあって、全体が青系の色で統一されています。
気分が高揚しているときは落ち着きそうですが、落ち込んでいるときは益々へこみそうです。
壁には、アーサー・ロックウェルヒルダ・ロックウェルの肖像画が飾ってあります。
おそらくここは、あの夫妻のための部屋だったのでしょう。
部屋の中央にある机の上に何か小さなものがあります。
これこそが、目的だった「時計盤の鍵」です。思いのほか簡単に見つかりました。
では、早速時計盤を動かしましょう。
ちなみに、奥の二人の寝室に行くと、ベッドの間に「体力回復薬」が転がっています。体力を回復して、何をするつもりだったのでしょう?

時計盤をいじって、家族部屋・空に入れるように細工をしましょう。
ダイヤルを鳩サブレのようなマークに合わせさえすれば、効果音も何もありませんが入れるようになります。
女性の個室を訪ねるなんてドキドキしますね。
しかし、実際のところ、今まで行った過去の世界の年号からして、彼女はリチャードより、十四、五歳上ということになりますが・・・・・・
まあ、愛があれば年の差なんて。それに、彼女とベッドに入るのはリチャードであって、あなたではありません。
中に入ってみると、なんともぬけの殻です。騙された!
って言うか、何もありません。
奥の寝室にもバスルームにも人影はありません。
失意のうちに部屋に戻ってきたあなたは、とりあえず壁の写真でも見ることにしましょう。
どうやらクレアの家族との写真のようです。1898年に4歳だったということは・・・・クレアは今43歳ということになります。
ところで、たくさんある写真をそれぞれ見ていると、どうも写真ではないものが通路への扉の近くにあります。
これはどうやら、お城の絵です。なんでこんなものが混じっているのでしょうか?
調べてみると、リチャードはまたどこか遠くへ飛ばされてしまいます。

着いた場所は、どうやら寝室のようです。
なんかデカいベッドです。それなりの身分の人の部屋なのでしょうか?
扉が二つあって、片方は鍵がかかっているようです。
もう一つの扉はテラスにつながっています。
そうです。ここは、あの招待客用大食堂から飛んでいった、あの王様の城なのです。
目の前に王様がぞんざいに転がっています。
灰色の床石が朱色に染まっています。かなりの出血です。
王様の遺体を調べてみると、何かが飛び出します。
どうやら「カメオ」のようです。亀ではありませんし、カバ夫でもありません。
ちなみに、瑠璃、大理石、貝殻などに浮き彫りを施した装飾品で、正確には表面に浮き彫りを施したものをカメオ、沈め彫りを施したものをインタリオというらしいのですが、カメオとインタリオをまとめて「カメオ」と呼ぶ場合が多いんだそうです。
これを手に入れると、リチャードはまたしてもオルフェウス号に戻って行くのです。

戻ってきたら、「カメオ」をチェックしてみましょう。美しい女性が掘り込んであります。
ひょっとしたら、この人は王様の大事な人なのかもしれません。
これを渡したら、きっと王様も人間だった頃のことを思い出すはずです。
では、さっそくこれを王様に渡しましょう。
あなたは、オーナー部屋の扉に触れれば王様が出てくると思っていませんか?
今度はそんなことしなくても出てきてくれます。
しかも、今回は今までとは違って、まるで剣のようなものを沢山飛ばしてきます。
んなもん喰らった日にゃ、命がいくつあっても足りません。すばやく「カメオ」を渡しましょう。
すると王様は「ジャンヌ・・・私の・・・娘・・・」とつぶやいて消えていきます。
これで、結構長いこと付き合った王様ともお別れです。
彼はきっと、あの世で娘と再会を果たしていることでしょう。
しかし、そこにいる間に一度「深紫伝説」を聞きたかったものです。
では、いよいよオーナー部屋に赴き、ウィリアム・ロックウェルとの対決です!

ロックウェル家にロックオン!

アーサー・ロックウェルに依頼されたプレート探しも、もう終盤です。
ということは、ついにウィリアム・ロックウェルとの対面が近いということになります。
それにしても、最後のプレートはどこにあるのでしょうか?
案外、意外な場所なり人物なりの手元にあるのかもしれません。
薄暗い地下ともいえる船員室から戻ってきたら、まずはアーネスト・ウラッジに会って、彼の部下は全員この船を去ったことを伝えてあげましょう。
すると、彼はリチャードにお礼を言って、敬礼して消えていきます。
これで彼の任務もようやく終了したということです。
ところで、アーネストが消えた直後、何かが床に落ちたような音がします。
足元を見ると、なんと「水葉のプレート」があるではないですか!
お前が持っとったんかい!!

とにかく、最後の1枚があっけなく見つかったので、招待客用大食堂にいるアーサーとヒルダ・ロックウェルに報告に行きましょう。
しかし、どういうわけか二人の姿はありません。ヲイヲイ。そりゃねぇだろ。
そういえば、二人はリチャードが自分たちの死に様を見たことを知っていましたね。
ということは、リチャードがプレートを全てそろえたことも知っているのかもしれません。
であれば、既に彼らは階段室のあのムダにデカい扉の所に行っているのかもしれませんね。
それにしても、彼らはもしかしたらプレートの在り処を最初から知っていたのではないでしょうか?
そんなら教えてくれても良さそうなもんです。案外性格悪いみたいです。
階段室に入るなり、彼らはプレートをくぼみにはめるように言ってきます。
どうでもいいですが、作業のためには、あんたらの立ち位置は少し邪魔です。
プレートを全てのくぼみにはめると、彼らは決着を見ることなく消えていきます。
後はまかせろ!!

扉をくぐると、そこは家族部屋前通路です。
ここに入るための仕掛けの面倒さから考えれば、ここはロックウェル一族のための部屋と考えるのが普通でしょうね。
正面に見える一際デカい扉こそが、おそらくウィリアムの居室でしょう。
早速挑んでもいいのですが、扉に手を触れるなり王様の悪霊が登場します。
逃げて!逃げてぇぇぇ~~~~!!(((( ;゚ρ゚)))アワワワワ
どうやら、いきなりウィリアムに挑戦するのは無理そうなので、とりあえず一番手前の左側の部屋に入ることにしましょう。
そこは、家族部屋・森です。たしかに鬱葱としたカンジです。
ここまで凝る必要があったのかどうかは疑問ですが、部屋の中央に人影があるので話しかけてみましょう。
このエミリア・ロックウェルはアーサーの妹で、クレア・ロックウェルがリチャードのことを待っていたことを知っているようです。
そして、彼女の部屋への入り方は、ウィリアムしか知らないというのです。打つ手なしかよ!!
しかし、彼女が言うにはジャックなる人であれば、何かを知っているのかもしれないと言います。
そして、「古びた写真」をよこして、これをジャックに見せるように言います。
彼女は、ウィリアムがあの「赤い石」から解き放たれるまでここに残るといいます。
つまり、彼女もまたウィリアムの死を望んでいるということなのでしょう。なんだか、哀しいですね。

なんだか迷いやすい間取りと風景なので、外に出るのに若干苦労しましたが、どうにか通路に出ることができました。
エミリアがくれた「古びた写真」を見ると、姉と弟の写真のようです。
多分姉が彼女で弟がジャックという人物なのでしょう。
彼を探してうろついていると、奥に向かって右奥の家族部屋・火にオッサンらしき人影がありました。
このジャック・ロックウェルの話によると、あの「赤い石」がなければ、ロックウェル家はオシマイだったと言います。
そのため、彼はウィリアムの凶行に手を貸していたというのです。
酌量の余地はあるかもしれませんが、てめぇが死んでりゃ世話ありません。
何やらかっこよく言っていますが、彼に「古びた写真」を見せてみましょう。
すると、彼はエミリアと仲良く暮らしていた頃の自分を思い出して自嘲します。
ジャックは隣の部屋が空の部屋であることをつたえ、時計を鳥にあわせろといって姿を消します。
彼もまた、心のどこかで悪事に手を染める自分を許せなかったのでしょう。
ちなみに、この奥の寝室のベッドの上に「引換券」があります。
多分必要ないのではないかと思うのですが、ジャックとの記念にもらっておきましょう。
きっと彼はギャンブル好きだったんでしょうね。
では、通路にある大時計とやらを何とかしに向かいますか。