母子優先の原則

いつもの夫婦喧嘩をした。で、妻がヒートアップし刃物を向けてきた。それには慣れているが、今回ばかりは身の危険を感じたため110番

来たのは6台ものパトカーに警察官15名ほど。

今回は誰も怪我しておらず、私が通報した目的は第三者の介入のみであったため、「夫婦間のもめごと」で処理された。

ここからが問題。
警察が提示した解決策→子供を保育園に迎えに行くのは妻で、「頭を冷やしてもらう」ため一時的に妻が妻の実家に連れていく。

??

なぜ危険な方に預ける??

これが「母子優先」てやつか!

私が納得がいかず警察官に抗議したが、母子優先ではなく、あくまで子供を第三者のもとで見守るという観点とのこと。

それでも母子が同じ場所にいれば危険なのでは?
と思ったが、警察の立場上そうするしかないと説明され、不本意ながら警察署をあとにした。


母子優先の原則も阿呆な法律だが、客観的に見て妻の方が精神的に混乱しているにも関わらず、妻とその実家に預けるのは、どうみても型にはまった行政対応でしかない。

療法士業界のノルマ

療法士が所属する病院は、日に18単位のノルマが課せられることが多い。しかし現実は患者の検査や診察、整容、療法士が参加しなければならないカンファレンスなどで達成できないことが多い。


それに対しマネージャーは毎日少しずつ不足分を補え(つまり18単位以上取って来い)と指示するが、そもそも療法士自身の都合で不足したわけではなく、指示される筋合いはないはずだ。むしろ不足分は組織が補填するべきである。


ノルマの元凶は医療保険制度だと考える。医療保険があることで、単位を稼ぐという悪習がまかりとおってしまい、患者の利益にも、療法士の利益にもならない。

そこで自由診療にすれば、星の数ほどある金儲け組織やマネージャーは淘汰され、本当に必要な技術をもった組織が生き残っていくだろう。

時間をもぎ取って行く組織

 業務ではない時間外労働(強制参加の勉強会)の影響により、最終便を逃してしまった。腹立たしくなる前に、虚しさしか感じない。
決して業務に関わる研鑚を否定しているわけではなく、研鑚の実施方法が時代錯誤的で誤っていると考える。トップは明らかに組織の
利益を優先しているのが透けて見えてしまう。どこの業界でもそうであろうが、利益に関わることであるなら、業務時間内に研鑚を
行うべきである。「自己研鑽」と綺麗な言葉で飾って従業員の時間を奪ってしまうと、心身の疲労や負の感情が発生してしまい、本来
得られたはずの利益が減るのではないかと考える。

 「やりがい搾取」の組織が一気に淘汰され、誰もが人間らしい生活の時間を確保できる2020年代になりますように。  

つぶやき

残業だらけの現状を変えたくて、自治体と人材派遣会社が開催している就職説明会へ。

勤務形態はというと、ほとんど契約かパート。

正社員で残業少ない仕事を探している自分のニーズと合致しない。

雇用情勢の厳しさを肌で感じた経験でした。

受動的な学習

職場によっては症例検討や臨床研究が義務のように課せられることがある。そのような職場では「アナタの勉強や患者さんのために」という甘い言葉を上司からかけられる。だが現状は勤務時間外や休日の時間を削って取り組まなければならず、当然のように「自己研鑽」扱いにされ無給である。

医療職として現実の業務に関わる内容は日々勉強しなければならないのは当然だと思う。
しかし時間も賃金も興味も無い「学習の強要」は誰のためにもならず、ただのやりがい搾取でしかない。