エア投げ銭💀暗号通貨メモ

暗号通貨トレンド、マイニング、ICO、取引について

逆風の中でパーツが激安なったGPUマイニングを再開してみる | パーツ購入編

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マイナーにとってはほぼ全ての通貨において収益赤字という暗黒時代が訪れています。
暗号通貨の市場は1年以上も悲惨な下り坂が続き、私も過去に取り組んでいたZECやETHのGPUマイニングはASICに取って代わられ、取って代わったASICですら収益が出ず事業として取り組んでいた企業も次々と撤退し、マイニング機材の大幅割引の投げ売りも当たり前の時代に突入しています。

なぜ今GPUマイニングを再開するのか?

大きな理由は以下の3点です。

・原価となる機材が安い3割~9割引き
BEAMS、GRINなどGPUに最適化された新しい暗号通貨の登場
・マイニング報酬は2/3になるもののETHの次期アップデートにより再度GPUへ最適化される
・個人の資質として逆風に突っ込む習性がある

理由はこの位にして…
早速、パーツを買い漁りました。(参考にしようとした方が売り切れていたらごめんなさい。)

マザーボード 最大19GPU対応 2,980円(税込)

まずマザーボードから

記事を書いている時点で2,980円(税込)。異常な割引率です。1世代古くなりますが、通常のマザーボードとしても使えるので、かなりお買い得だと思います。
このマザーボードGPUが最大19枚。最大の19枚構成にはNvidiaのP106という専用のGPUが必要なため事実上13枚程度が上限と考えた方がよさそうです。ADM系のみ使用する場合は11枚までのようです。電源は3台分の電源ユニット電源ケーブルを1枚のマザーボード上にまとめて供給可能です。
そのほか注意点としてはメモリーはDDR3は使えずDDR4のみ。対応するCPUは第6世代、第7世代となっています。(BIOSアップデートによる対応もあるかも?)

 

ケース 最大16GPU対応 2,160円(税込)



こちらも記事を書いている時点で2,160円(税込)!GPU
16枚まで設置できます。
国内製造(長尾製作所)で品質は高いです。個人的な感想ですが私も過去に2台、8枚のモデルを購入したことがあるのですが、組み立てていて品質の良さを実感した程です。具体的には各部品のネジ穴の精度とか使われている電源スイッチなど組み立てていて定価ですら安いと思っていました。


GPU RX470 8GB  6,458円(税込)

こちらも記事を書いている時点で1枚6,458円(税込)!マイニング工場から大量に放出されたと思われる「RX470」の「ビデオ出力」がないマイニン特化GPUです。出力の端子がないのにどうするんだよ…って思う素人には見向きもされませんが、「例のグラボ」という隠語で通る程、求めている人には注目されています。価格と性能が釣り合わない状況です。4GBでは対応できない通貨も出始めることが予想されているため8GBというのもポイントが高いです。ただ中古ということもあり故障率は非常に高いようです。
こちらの記事が参考になります。

到着して1カ月程度の保証期間が多いようですので、商品が到着したら保証期間内に検品をおススメします。


電源ユニット 1250W  10,980円(税込)

全てのケーブルが電源ユニット本体からつけ外し可能なプラグインタイプで1250Wの大容量。こちらも記事を書いている時点で10,980円(税込)。電力高率を表す認定取得も「GOLD」となっており、ある程度電気代も抑えられます。

 
80PLUS GOLD認証取得 1250Wマイニング向け電源ユニット GP1350-FM Gold (1250W) v2

80PLUS GOLD認証取得 1250Wマイニング向け電源ユニット GP1350-FM Gold (1250W) v2

 

 

CPU PentiumG4560  6,990円(税込)

GPUマイニング用途なので、マザーボードに乗っかればなんでもいい…のですが、微妙に一世代前のCELERONが高く価格差もあまり変わらないので「INTEL Pentium G4560」を買いました。こちらも記事を書いている時点で6,999円(税込)。価格差よりベンチマーク的な性能は上がると思います。(その性能は使われることはない)



メモリ DDR4 4GB  3,899円(税込)

マイニング用途なので割り切って4GBにしました。

Crucial(Micron製) デスクトップPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GB×1枚 CL17 SRx8 288pin (永久保証)CT4G4DFS824A

Crucial(Micron製) デスクトップPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GB×1枚 CL17 SRx8 288pin (永久保証)CT4G4DFS824A

 

 

PCIライザーカード 6枚セット 1,480円(税込)

1枚でも580円(税抜)という安さですが6枚セットだと3枚以下のお値段で買えてしまいます。ただ…ライザーカードは安物を買うと痛い目に合い易い部品ですので使ってみないと安定するかわかりません。また、電源のコネクタ部分の配置も重要です。このライザーカードは電源を供給する予定の6PIN,4PINのコネクタ部分は少し取り回しが辛そうです。

 

OS HiveOS  無料

リグ3台まで無料のマイニング専用OSです。こちらの記事が分かり易いです。

HiveOS1週間使ってみた感想は?他のOSと比較してみた | Hakaisha(破壊者)| 仮想通貨のマイニング情報メディア

今回HiveOSはUSBメモリで運用想定のため、HDDやSSDは用意しません。



さいごに

何と6GPUのマイニングリグが合計金額67,156円で組めてしまいました…半年前なら3倍位してたかも。この価格だとお気軽に初められるんじゃないでしょうか?

お約束ですが、上記を基にパーツを購入して動かなくても一切保証しません。自己責任でお願いします。規格を間違えて買っている、部品間の相性の問題の可能性もあります。また、後日リグを組み上げたレポートを上げますのでそれからでも遅くないかもね💀

※アフェなしとつぶやいちゃいましたがBLOGが1円も生み出していない割に独自ドメインを使っているのでAmazon楽天だけ商品アフェリを付けました。まぁ月100円もいかないと思いますがガガガ…

【2019.01.23追記】Amazonアフェリエイト審査落ちました(ニッコリ)

プロブロガーの暗号通貨の情報はなぜダメなのか?

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前回クラウドマイニングについて記事を書きましたが、個々のブロガーを叩きたいというよりも、最近では根本的にプロのブロガーと暗号通貨の相性が悪いのでは?という考えに至るようになりました。今回の記事ではその要因を挙げてみます。

情報が果てしなく深い

暗号通貨は専門性が非常に高く常に技術、ビジネス、経済、法律と複合的に絡みます。他のブログジャンルのように短期間で効率よく読み手にも有益でありながら「プロブロガー」自身にも利益になるような記事に落とし込むこと自体が困難な分野です。もちろん暗号通貨に絞り込んで長い時間を掛けて深い知識を得る努力を続けたり、専門家に依頼することで回避はできると思いますが、そんな深い知識をもつ「プロブロガー」は殆どいません。

情報の流れがあまりにも速い

暗号通貨界隈の情報はすぐ古くなります。ドッグイヤーといわれた過去のITによる情報技術革新よりも速度は早いのではないでしょうか。また情報が錯綜している状態で詐欺かどうか判断が難しいグレーの状態のプロジェクトも多数存在しています。しかし、バックマージンが高い程、競って「プロブロガー」に短期間の間に拡散されてしまいます。詐欺被害を防ぐため少し正確な情報が出てくるのを待つことも重要なのですが、他者を出し抜く程、利益を上げることがことができるため「プロブロガー」達は決して待つことはできません。(収益につなげるために注目されたいのか?バックマージンがデカいのか?クラウドマイニングや中央集権型のプロジェクトで発行元がよくわからない状態の1satoshi上場通貨とか凄いプロジェクトの情報をブッ込んでくる人がいて閉口することがあります💀これは知識量とは別に情報の速度を求められるジャンルのブロガーの宿命じゃないかなと…)

バックマージンが高いもの程どす黒い

リスクがあればリターンが高いのが世の常ですが、グレーな暗号通貨プロジェクトも早く回収してトンズラするためにブロガーへ最速の拡散性を求め、プロのブロガーはより短時間で高収益を上げられるリターンを求めています。双方の利害関係が完全に一致しています。手法としてはグレーな海外ICOや取引所へ誘導して大きなバックマージンを得たり、高い報酬やプレマインの割り当てをもらって拡散したり…やり放題ですが、グレーなプロジェクトに加担している意識もなく基本的に「自己責任でよろしくね」と書けばOKの世界のようです。

リターンがあるのに責任はない

通常の仕事では「報酬」に対して「約束、責任」が発生するのが当たり前の感覚なのですが、プロブロガーは「自己責任乙」ですべてが済む世界のようです。まぁ法的にもサービス提供や商材の実態や意思を知らなければ立件とかにはならなさそうだし、詐欺が発生したとして個人で保証することは難しいでしょうしね。分かってやってるんでしょうね。(もし自分も信頼してた人のサービスを紹介して詐欺だったら被害を保証しきれないのも事実です。)ただ、発信した人の最低限の責任として、事後の記事を書いてまとめる、再発しないように速報性が落ちても情報ソースの確認をするなどできることはあると思うんですが…これをしてる人も殆ど見たことがないです…

さいごに

結局は新しい分野なので法的にも整備されていない側面もあり、そこを金銭に変換してしまうかは個々の良心の問題に回帰するのかなと思いました。(ワイも良心の呵責なしでバックマージンと引き換えにどす黒いプロジェクトを速攻で拡散できるアウトレイジなマインドを持つブロガーがある意味が羨ましい…生きて行きやすそう💀)そして、自分もブログを書いていてアレなのですが、表面的な情報を舐めまわしてアフェを張るプロブロガーのブログは割と近い将来、数年以内にAIに駆逐されると予想しています。早くその時が来ないかなぁ。(その時はもちろんこのクソBLOGも駆逐されるよ💀)

BitZenyの何がいいのか?

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約2年間暗号通貨界隈の泥沼をうろついて、数多ある暗号通貨の中でBitZenyを応援するようになりました。今回は自分にとって魅力と感じる部分を記事にしてみました。

既存の権威団体の規制の影響を受けない

プレマインがなくオープンソースの非中央集権型のプロジェクトのためそもそも利益を得る発行元や運営がいません。当局の規制や証券としてみなされるなど無縁です。既存の権威ある団体や利権団体に影響を受けません。

コア開発、コミュニティの参加が開かれている

複数人で開発を行う方針が取られているためプロジェクト属人的ではなく永続性があります(現在は目指している途中ではあるとは思います。)。また開発メンバーも手練れの開発者と若い開発者の複数の世代層が入り混じっているのも継続的な発展性を感じます。また有志がお金を出し、有志が手を挙げてロゴをコンテストを主催したり、リネームへの意見や投票もGitHubの無料アカウントさえ登録すれば誰でも参加できます。

マイニングの特性

当初BitZenyが国内通貨で初めて採用したアルゴリズムはASICやGPUに耐性があり、CPUマイニングに適していることから専門機ではなく手持ちのPCやスマートフォンラズベリーパイでマイニングできるように開発している人もいます。)によるマイニングが盛んに行われています。
CPUマイニングではアフェリエイトを中心とした既存の広告の仕組みを変える可能性のあるCoinhiveも可能性の一つです。(ユーザへ告知なしでCoinhiveを設置した人が起訴されましたが、こちらはガイドラインとしてユーザへ告知さえすれば問題はなさそうですね。)
状況の変化としては2018年の前半にはGPUにてマイニングするプログラムも公開されCPUに特化した特性は薄れつつあります。この点はCPUマイニングの特性を守るべきかコア開発陣の検討課題として取り上げられています。

拝金主義ではない

暗号通貨は経済的価値を持つ側面があるため価値を重視すること自体は悪いことでははありませんが、拝金主義が蔓延した場合、弊害として、しばしば争い事や特定の層に利益が集中してしまうような判断が下されます。また価格が低迷すれば多くの支持者は離れていきます。BitZenyでは元々プレマインもエアドロップもないことも影響していると思いますが、価値が低迷した現在でも有志がコア開発、周辺サービスの開発、マイニングが日々行われています。(価格を吊り上げるようなプロモーションは行われないので短期収益を目的とした投資家には不向きかもしれません)

チェーンの歴史、ストーリーがある

BitZenyの公開は2014年と数多ある国産通貨の中でも古い歴史があります。公開後は創始者が失踪し暗黒期があったり、有志が引き継いで開発したり、創始者がひょっこりTwitterに出現したり…まるでBitZeny自体が人生のように波があり、そのストーリー自体に人の人生のように魅力に感じています。

周辺サービスへの広がりの期待

BitZenyのコア開発の再度本格化したのは2017年の夏から秋にかけてでしたが、周辺サービスも徐々に広がっています。BitZenyをサポートしてくれるサービスも広がっています。(例えば「もにゃ」「オダイロイド」など)利用されるフェーズはこれからだと思います。(「ゼニポタ」も控えていますね)

騙されることがないので消耗しない

私自身が過去には「DECENT」や「Numerai」といったプロジェクトにも興味を持ちましたが…公開されたプロダクトへの失望や関連ICOを何度も重ねたり、運営元の元ヘッジファウンダーに金を巻き上げられただけじゃないのか?など…自分なりに調査しても運営元の本当の真意が分からず無駄に精神を消耗していました。非中央集権型では利益を目的とした運営元はなく参加したい人間が参加するというスタンスなのでそもそも騙されることがありません。また、根底が同じようなスタンスを持つ人が集まっているため詐欺師臭がする人がほぼいません。

執着してるだけ

これはスポーツチームを応援するように特定チームのファンになる方が面白いからです。執着というより愛着に近いかもしれません。投機的にだけお金を転がしていて、もし損失がでれば本当に何も残りませんが、興味があれば経緯をチェックしたり、技術を調べたり、周辺情報へ徐々に興味が広がりお金だけではない知識を得ることができます。

最後に

他にもBitZenyでは本気でBitZeny神社をおっ建てようとしている人がいたり、自発的なプロジェクトもいくつもあります。あなたもBitZenyを応援してくれればうれしいですが、暗号通貨のプロジェクトはたくさんありますので自分の目で共感できるプロジェクトを見つけてファンになることをおススメします。(ヤバいプロジェクトに気をつけてね💀)

クラウドマイニングはなぜ儲からないのか?

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2017年の年末にかけて未だにクラウドマイニングをすすめている自称インフルエンサー、ブロガーを何人も見かけました。それはビジネスモデルを理解した上で眺めれば、アフェ目的で意図していたかどうかは別にして完全に読者やフォロワーを「養分」にしているようにさえ見えます。(ここではアフェリエイト自体が問題ではありません。高い確率で赤字になるビジネスモデルのサービスを紹介することがダメじゃないかと言っています。)

 私の体験からお伝えすると2016年10月にZcashのクラウドマイニングがジェネシスマイニングで始まった時に私は飛びついて契約をしましたが…今思えば「典型的な愚民の一人」でした。ビジネスモデルの全体像を掴めていない状態で暗闇に金を投げたような状態でした。

 以下、具体的になぜクラウドマイニングがダメな理由をご紹介していきます。

はじめに

まず初めに長い文章を読むのがめんどくさいという初心者の方へ端的にアドバイスするなら「クラウドマイニングはお金をドブに捨てるようなもの」という人間不信が極まったクズ人間のような言葉をお贈りしたいと思います。

ハッシュレート保障 = 採掘分配量保障ではない

クラウドマイニングではハッシュレートを一定の期間、金額を払って確保する契約の形をとっています。つまりレンタルサーバのようなサーバを貸してるだけだよという期間契約のイメージですね。私はクラウドマイニングの契約と同時期にZEC,ETH,SC,DCRなどハードウェアを購入して自らマイニングも行いました。比較してみて明確に分かるのですが「クラウドマイニング」では「自掘り」と比べて同じハッシュレートであっても、圧倒的に低い払い出しが行われます。つまりクラウドマイニングの運営側が「謎の経費」をそっと差し引いているのですが、この経費が全て情報公開されているクラウドマイニングをみたことがありません。つまり支払いの対価としてハッシュレートを保証してもらっても、リターンの分配はクラウドマイニング側に調整されてしまうので「空気のような契約」といえます。

マイナーのハッシュレート改善についていけない

更に悪いことにハッシュレートはハードウェアを購入して自らマイニングしている人達の速度はどんどん向上します。そして全体のハッシュレートが上がり続けると「難易度」が上昇し、同じハッシュレートのままでは採掘量は減り続けます。ハッシュレートが向上する原因はマイナーのハードウェアの性能向上だけではなくマイニングツールなどソフトウェアの向上もあります。ハッシュレートの向上する余地が多い期間ではツールの改善でハッシュレートが一カ月で20%以上も劇的に連続して向上する場合もあります。しかしクラウドマインニングは契約した時点のハッシュレートでほぼ固定されます。(申し開き程度の改善はアナウンスされることもあります)つまり、契約した時点のハッシュレートではマイナーの性能向上による難易度の上昇についていくことができません。クラウドマイニングで契約している採掘量が時間の経過とともに劇的に減少し、あなたの当初の収益計算は完全に崩壊してクズのような払い出しが続きます。

収益性に関係なくSNSで有名人がおススメしてくる

悪意がなければよりツライところがあるのですが、大手のクラウドマイニングにはアフェリエイトが必ずといっていい程あるため自分は契約しなくても紹介して契約すれば自分の収益になります。情報発信者の意図を見抜き自分で収益性を調べましょう。

黒字には価格の右肩上がりが前提

難易度の向上を考慮しても、価格がそれを上回って10倍や100倍という通貨がゴロゴロあった2016~2017年であれば収益性の厳しいクラウドマイニングのビジネスモデルでも黒字になる期間が確かに一時期ありました。しかし今はそんな通貨がクラウドマイニングで採掘できる通貨でどれほどあるでしょうか?ほぼ例外なく全ての通貨でで市場から購入した方が先細るクラウドマイニングの採掘量よりマシな状況となっておりクラウドマイニングを選択する理由がないのです。

節税目的という甘い言葉のワナ

クラウドマイニングを経費とすることで節税することができると説明した人も2017年の年末に見かけましたが、やはり激減する微々たる採掘量のリターンは経費効果などを遥かに上回って市場で購入した方が通貨量は何倍も買えたのではないでしょうか? (もう検証するレベルですらないと思っていますが間違ってたら教えて💀)

さいごに

結果論だろ…

きっとあなたはそう思うに違いありません。しかし少なくとも2017年にはクラウドマイニングの結果で損した、または市場から買った方が何倍もマシだといった先人の情報が多くあったはずです。これからは信頼できるソースを自分で調べましょう(そして転んだら自分で考えて進みましょう)。また今後も何年に1回のサイクルで一瞬儲かる状態になるタイミングが来るかと思います。そしてそれは「超短期」となるはずです。そもそも考えてもみてくだい。クラウドマイニングはサービス提供側が初期設備投資などリスクを最大限軽減するために契約した段階で確実に収益を先払いで回収できるビジネスモデルなのです。(そんなド短期で儲かるなら金も簡単に借りられるし自分達でやってますよね💀)

ただこれからはASICなどのハードウェアのトップシェアの開発元が展開するクラウドマイニングのサービスが出てくれば収益性が上がる可能性がある唯一の道かなとも思います。逆にそれ程、技術面で根源的な部分を抑えていないとユーザにとって収益性はとても厳しいビジネスモデルだと思います。

 

余談

自掘りは緩やかに長期間利益をもたらしてくれましたが、ここ最近の相場低迷とともに、嫁の度重なる騒音苦情と何故かマイニングをしていると家中の電気代全てを払わされるという修羅の国の家庭内制度があるため挫折しそうです💀それでもクラウドマイニングはやりません。やるならCPU系がマイニングできる通貨をマインニングOKなサーバで細々とやるでしょうね…

【不信の掟】暗号通貨のGOXしない心構え

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幸運なことに私は2年近く暗号通貨を取引や管理していて、取引所やウォレット管理でGOXしたことはありません。恐らく小心者ということが起因しているだけかと思いますが(多分その内GOXすると思います…)今回の記事では、個々の取引所の利用方法などではなく初心者の方向けの「暗号通貨を扱う心構え」のようなものを書き残したいと思います。(相場も冷え込んでいますしね…💀)

以下、具体的に自分が実践している「不信の掟」をご紹介します。

*1

はじめに

まず初めに長い文章を読むのがめんどくさいという初心者の方へ端的にアドバイスするなら「すべてを信用するな」という人間不信が極まったクズ人間のような言葉をお贈りしたいと思います。

BLOG上の情報を信用しない

読み応えのある記事を書く本職のBLOGほど基本的に広告収益が最大化する目的で情報を発信しています。一見、親切な情報発信者に見えても、良質な記事の合間にGOX率の高い海外取引所への誘導や詐欺ギリギリのICO案件をブチ込んでくる例が何度も発生しています。(そう…あなたは今読んでいるこのBLOGの情報すら信用してはいけないという「矛盾」に直面しています。)

SNS上の情報を信用しない

SNS上は虚偽情報に溢れていますので、自分自身でよく確かめることが必要です。信頼できると感じていたアカウントや情報源でも乗っ取られていたり、詐欺師が今までまともなアカウントのふりをしていて手のひらを返したなんてこともある世界です。例えば相場の玄人のような顔をしてLINEのネコキャラのようなTwitterアカウントが1satoshi通貨をブッ込んで初心者をハメ込んでくるような事は日常茶飯事です。また「LINEグループ」に誘導しているまともな人物をみたことがありません。なぜコミュニケーションの場がクローズな「LINEグループ」なのでしょうか?それは閉鎖的な情報空間に閉じ込めてまともな情報や思考が遮断できるからです。

サーチエンジンを信用しない

過去にとあるICOの名称をサーチエンジンで検索した際、検索結果の最上部の広告が詐欺だったケースがありました。オーガニックな検索でも詐欺のサイトの方が上位のケースがでてきても驚かない状況です。
私は取引所のURLですら暗号化されたファイル内に記載していて毎回、頭だけに入っているパスワードを使って解除しています。(これですらスキミングなど可能であり、信用に値ししませんので指紋認証をおススメします。)

過去アクセスした正式なドメインでも信用しない

一文字違いのドメインなどはよくある話ですが、例え自分が過去にアクセスしたドメインでも信用してはなりません。
なぜならドメインを管理するDNSという仕組みの根幹がハックされて書き換えられるという恐るべき事件が発生しているためです。もうどうすればいいか訳が分からない状況ですが、別ドメインに遷移させられるなど普段と異なる挙動があれば、ID/PWを入力せずに少し時間をおいてTwitterなどで情報収集してみましょう。ハッキングであれば不幸にも地雷を踏んだ人たちの阿鼻叫喚が聴こえてきます。

取引所のID/PWは使い回さない

ID/パスワードはもちろん、管理が手間ですが、できればメールもすべて違うメールアドレスにしておけばより安心です。

パスワード管理ツールやブラウザーに情報を記録しない

私は入力に毎回の手間を掛けてもブラウザーやパスワード管理ツールに一切頼りません。理由は頼りにしているサービスにセキュリティの問題が発生すれば全ての通貨を奪われる可能性があるからです。手間の問題とリスクがとてもではないですが吊り合いません。

ハードウェア、ソフトウェアを信頼しない

パソコン、スマートフォン、ソフトウェアウォレット、ハードウェアウォレットなど全てのバックアップは厳重に取る必要があります。特に忘れがちな2段階認証はQRコード画像自体保存するか複数台のスマートフォンに2段階認証アプリを入れておきます。端末の故障やアプリのアンインストールなどで2段階認証の復旧が出来なくなった場合、取引所との交渉は特に海外では困難になります。

取引所を信頼しない

基本的に取引所を信用しないことです。取引所は常に大金を抱えているため攻撃の対象にならざる負えません。私は取引で必要な時だけ取引所のウォレットへ移動して、必要のない時は全てローカルのウォレットへ移動させています。

リスクに応じた取引所を選ぶ

あなたが「完全なる不信者」だとしても、取引所に置いた瞬間に取引所ごと保持通貨がGOXしては何もなりません。もしかするとDEX(分散型取引所)を選択することが賢明かもしれませんが、あなたが欲しい怪しい暗号通貨はCEX(中央集権型取引所)にしかない場合もあるかと思います。その場合はどれだけ「ヤバい取引所」に送金するのかリスクの度合いを理解することで送金リスクを理解して取引量を抑えることをおススメします。例えば私の場合、国内取引所であればBitbank,Bitflyerを利用しています。

*2
*3

さいごに

クソめんどくさい…

きっとあなたはそう思うに違いありません。しかし手間を省けば、その分リスクをトレードしているということを肝に銘じておく必要があります。

またリスクは軽減できるとはいえ各所にリスクは潜んでいます。対処できるかは訪れる脅威とそれぞれの知識のレベルによるとは思うのですが、未知の状況に遭遇するケースもあるかと思います。もうそこは「野生の感」というか、禅問答のような感覚で「すべてを信用しない」という「生き方」が身についている必要があると思います。
そしてその感覚を得てしまうと「対人の共感性」が壊滅的に下がり、リアルの人生で失うものも多いと思います。

これが「ビットコイナーがモテない最大の原因」だと結論付けて終わりの言葉といたします。(まぁ札束(または首からぶら下げたハードウェアウォレット)チラつかせて解決できそうですね💀)

*4

*1:ここでの「不信の掟」とは「走れメロス」に出てくる「信義を守らない人」という意味ではなく「一切の物事を信用しない人」を差します。

*2:国外取引所はアフェリエイトなどで誘導するのは違法なため、本ブログでは紹介コードなどは一切付けていません。

*3:※国内取引所については過去1年間ブログに全く広告を入れてない方針をでやってみたのですが、維持費位ほしいなという気持ちで手のひらを返して本サイトにバナーをつけています。「おまえには一円も与えたくない」という恐るべき「人間不信者」はリンク先でアフェリンクのコードを削除するといいと思います💀

*4:ビットコイナーが嫌いなのではありません。むしろやや好きな部類ですが、自分が小銭を稼いでも重税と嫁の搾取という修羅の国に住んでいるのでビットコイナーを嫉んでいる自覚があります💀