母の介護と妹の話(仮)

2023年1月に母が緊急搬送されました。母の介護とそれにまつわる妹の話を綴ります。ただの記録のため面白くありません。読んでもため息しか出ないと思います。

3月 グループホーム選び (9)

妹が選んだグループホーム(以下GH)を私がネットで確認をしました。

 

妹の希望順にそれぞれの施設の特徴を書くと、

GH A:妹が見学して気に入った。料金高め。

GH B:国内で高齢者サービスを手広く運営しているところ。

GH C:お隣の駅にある施設。

です。

 

妹はGH Aを見学してすぐに気に入ったようです。他の施設も見て回った後も、

かに座:「GH Aがいい。お金は少しかかるけど、ここは出し惜しみするところではない。」

と言っていました。

 

こちらの施設は入所時に少しまとまったお金を入れなければいけないのと、月の利用料金もGH B,Cに比べて5万円ほど高いです。母の年金と預貯金でやっていけるのかが気になります。その旨を夫に伝えて相談すると、

 

真顔:「妹さんが精神的に楽に通えるところが一番だと思う。ちょっとぐらい高くてもGH Aがいいと思う。あとはお金の問題。お金は大丈夫なの?」

 

と言います。それで、

真顔:「老健に入ってちょっとした時に、妹にお金は大丈夫?って聞いたら、『お金?お金はあるよ。』って言ってた。踏み込んで聞いたら(中略)という曖昧な返事だった。言っていることを言葉通りに受け取っていいかどうかはわからない。もう少しきちっとしないと安心できないでしょ。」

 

真顔:「できない。」

 

真顔:「また、電話会議する?」

 

真顔:「そうだね。こちらでお金の『出』だけでも把握することができたらいいんだけど、、、」

 

と言うような話をしていたら妹からメールがきて、

かに座:「GH B にしようと思う。ここ1つだけに絞るのはどうかと思っています。

 ↑GH B 1つに絞りたいという意味

 

と書かれていました。

 

真顔:「今までGH Aがいいと言っていたのにいきなりGH Bがいいだなんてどうしたんだろうね。理由を聞いてみる?」

 

と夫に言ったら、

真顔:「聞いたら答えが返って来るの?来ないよね?だったらGH Bでいいかどうかを話し合った方がいい。

 

というので、妹には、

真顔:「GH Bね。調べてみる。」

 

と返事しました。

 

3月 グループホーム選び (8)

妹からメールがきました。メール

 

老健の相談員の方から妹へ、

💁‍♀️:「グループホーム探しはどうなっていますか?状況を確認して整理しましょうか。

 

と声掛けがあったそうです(感謝)。メールにはその旨と打ち合わせの日時が書かれていました。私は出た方がいいの?出なくてもいいの?

 

夫に相談したら、

 

大あくび:「同席したほうがいいんじゃない。おかしなことを言わせない意味でも。また在宅介護っていうかもしれないし。」

 

と言われました。今まで放っておけ、巻き込まれるなと言っていた夫ですが、一緒に妹対応をしてもらったことで考えが変わったみたいです。

 

妹に「私も参加したほうがいい?」とメールで聞いたら

かに座:「そうやね、参加してくれた方がいい。」

と言われたので老健の相談員さんに「私もZOOMで参加します」と伝えました。

 

妹が施設を3つに絞り込んだことを報告すると、相談員さんが1つ1つ資料をみてくれて、

 

💁‍♀️:「どれでもいいと思いますよ。前から申し上げていますように、どこの施設も似たようなものです。通いやすさだったり、雰囲気だったり、あとは色の感じとか、ご家族の方がいいと思うところでいいと思います。まぁ相性というか好みと言うかですねー。

 

💁‍♀️:「どうしましょうか。全部申し込んでもいいんですよ。もちろん、どれか1つに絞り込んでそこが空くまで待つでもいいんですよ。次の施設がきまるまではここにいていいんですよ。

 

と話してくれました。感謝。

私も妹に同じことを言っていますが、やはり老健の方から言ってもらうと違うと思います。妹も安心したようです。

 

後は家族で話し合って決めることにしました

 

3月 グループホーム選び (7)

電話を切って(既に家に到着)、頭の中にあることを整理しました。

 

数日前にもらった妹のメールに書いてあった、

かに座:「いろいろと思うことがあって、後悔しないために言うべきことは言わないといけないと思った。でも、口数は控えた

 

老健のスタッフの話を突き合わせると、

 

言うべきことは言わないと

 →暴走した、暴言を吐いた

 

口数は控えた

 →途中で(我慢ができなくなって?)帰った

 

となります。今後、妹からこのような報告があったときには気を付けたいと思います。

 

 

老健の方は言葉を選ぶとういか話しにくそうに私に報告をしてきました。

もしかしたら、いつもは蚊の鳴くような声で控えめな妹が暴言を吐いたり悪態をついたことがショックだったのかもしれません。きっと驚いたことでしょう

でも、これで誤解が解けたと思います。私が嘘を言っているとか大袈裟だと思っていた節がありましたから。こういう形でしか伝わらないのが残念ではありますが。

 

3月 グループホーム選び (6)

備忘を兼ねて老健の相談員さんとのやりとりを抜粋すると、

 

真顔:「母の件ですが、私が面倒を看ることを考えたこともありますが、実家の近くにある施設がいいと思っています。それは、元気だったころの母の意思です。それから、妹が通いやすいところがいいと思っています。」

 

真顔:「グループホーム(以下GH)の選定を私がするというのもありですが、実際にGHに通うのは妹ですし、妹が選んだ方がいいと思っています。」

 

真顔:「急性期病院から療養型病院にうつるとき、妹の夫がテキパキと動いてくれました。私は非常に助かったのですが、妹は自分の希望通りにならなかったことが不満だったみたいで、今でも引きずって逆恨みをしている状態です。詳細はわかりませんが、妹の理解や気持ちが追いつかなかったのかもしれません。」

 

そうしたら相談員の方が、

💁‍♀️:「それでわかりました。妹さんが『(施設を)あの人が勝手に決めた』とののしるようにお話しされていて、何を言っているのかよくわからなかったのですが、これでつながりました。」

 

ゲロー:(えっ、暴走もしたの!?話が終わっていないのに席を立って帰っただけじゃないの?)

 

真顔:「今回私がGHを決めたら同じことになる可能性があります。ファミリーカンファレンスでGHと決まって施設見学に行っているのに、事あるごとに在宅介護というキーワードが出てくる状況ですし。妹のペースで妹がきめていくのをフォローする形ですすめたほうがよいと思っています。

 

真顔:「前にも話したと思いますが、母が急性期病院に運ばれた時、母は介護放棄の状態だったんです。妹にそういうつもりはなかったのかもしれませんが、第三者から見て普通だったらあぁはならないでしょうという状況だったんです。夏ごろは妹が元気になっているように見えましたし、妹夫婦で頑張るというのなら在宅介護もありかと思ったのですが、実際は私が思っているのとは全く違っていました。在宅介護は絶対にありえません。」

 

真顔:「そういう事情なので、業務外のことになるかもしれませんが、老健の方々にもご協力をいただきながらすすめていかないとうまくおさまらない状況です。よろしくお願いします。」

 

という話をしました。

 

3月 グループホーム選び (5)

3月ののどかなある日、待ち合わせ場所に息子の塾の鞄を持っていって学校の鞄を受け取って帰る途中にスマホが鳴りました。老健からです。スマホ気づき

 

老健の相談員さんがおっしゃるには、

💁‍♀️:「妹さんの件です。先日、お部屋で話をしていたのですが、まだ話が終わっていないのに席を立たれて帰ってしまいました。

 

とのことでした。街中で受けた突然の電話ですし、相談員さんは戸惑いながら差しさわりのない言葉を選んで話をされている感じでしたので、何が言いたいのか私にはわかりませんでした。報告?クレーム?

 

真顔:「そういうことでしたか。先日、妹からメールがきて、老健のスタッフの方と話をしたという報告はうけています。ただ、何を言っているのはわからなくて。。。

 

と言ったら、

💁‍♀️:「施設選びが負担になっていらっしゃるんじゃないかと思いました。

 

とのことでした。私も妹がいっぱいいっぱいな感じがして可哀想で、私がやった方がいいんじゃないかと思うことがありました。でも、そんなことをしたら後々、「あの時、お姉ちゃんの言う通りにしなければよかった」みたいなことを言い出しかねません。妹ができることは妹にやらせないとダメだと思っています。そういった事情を話しました。