うっすい記憶のうっすい評論

昭和50年代を中心にした思い出話です。

ザ・スターリン

2016.3.20放送の「関ジャム完全燃SHOW」のゲストに宮藤官九郎さんが出演されていました。

その中で、影響を受けた人として、ザ・スターリン遠藤ミチロウさんを紹介されていました。私も影響を受けたクチです。

 

スターリンのアルバムですが、インディーズレーベルの「trash」も当時のレンタルレコード屋(黎紅堂)にありました。レコードからカセットテープに録音して、ずっと聞いてました。

 


The STALIN スターリン TRASH トラッシュ LP

 

今では、ベスト盤として発売されているんですね・・・

Best Sellection

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息子が育ち、当時私が聞いていた年代になりました。

ituneで「ロマンチスト」見つけたので、中学生の息子に聞かせてみました。毛嫌いすることなく、すんなりと受け入れてくれて、二度目からは「吐き気がするほどロマンチックだぜ」と歌えるようになりました。

DNAがちゃんと引き継がれているようで、何ともうれしい限りです。

 

うっすい記憶ですが、石井聰亙監督の「爆裂都市バーストシティ」にスターリンは出演しています。

 

爆裂都市 BURST CITY [DVD]

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 当時公開されたマッドマックスの世界観に近いものがあるのでしょうか。前作の「狂い咲きサンダーロード」もこの映画も、近未来の暴力的な社会の話(多分)で、高校生だった私は、強い衝撃を受けました。

 

ちなみに、去年見た映画では、「マッドマックス怒りのデス・ロード」が一番面白かったですね。

 

 

好き嫌いはあると思いますけど、面白いですよ。おすすめです。

 

福島第1原発事故

福島第1原発事故から5年経ちました。

 

その日は東京出張中で、最終便で熊本に帰る予定でした。

打合せ中に地震が発生、クライアントの入っているビルが封鎖となり、

帰宅難民と化した私は、2時間程歩いて、なんとか知人宅に転がり込むことができました。

 

あれから5年、事態は収束に向かっているのか本当のところはよくわかりません。

  

夢 Akira Kurosawa's DREAMS [DVD]

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黒澤明監督の「」は複数話で構成されている映画で、そのうちの1つに「赤富士」という原発の話があります。

 

原発が爆発し、逃げ惑う主人公の周りを赤や黄色の煙が覆います。

放射性物質に色を付ける技術が開発され、原発事故で漏れた放射能が目視で可能となっています。

 

また、Wikipediaに「付臭」として以下の説明があります。

1937年にアメリカで、無臭ガスの漏洩が原因で爆発事故が発生し(ニューロンドン学校爆発事故)、これ以降ガス漏れをいち早く察知する簡便な方法として、無臭のガスに人工的に臭いをつけることが世界的に普及した。ただし、条件によってはガスの臭いを感じないこともあるため、ガス漏れ警報機などを併用することも必要である。

 

放射能に色を付けたり、臭いを付けることはできないのでしょうか?

この技術ができれば、

「福島第1原発周辺の空はきれいでしょ、臭いもしないでしょ。海水にも色がついてないでしょ。だから安全なんですよ。」

と国内外に向けて説明ができ、皆も納得できると思います。

 

劇中では、放射性物質に色を付けたけれども、

知らずに殺されるか、知ってて殺されるか、それだけだ

とのセリフもあります。

 

一体どちらがいいのでしょうか・・・

 


Mount Fuji in Red [excerpt] / Dreams / AK / 1990

 

公開当時の平和な時には、それほど気に留めなかったのですが、事故後の今となっては、セリフの1つ1つが胸に刺さる映画です。

 

熊本弁なら「ほらっちょ」じゃなくて「あご」って言うかな・・

最近お騒がせのショーンKさん。

 

熊本学園大付属高校(当時は商付:しょうふ)出身だったとは知りませんでした。

当時のあだ名が「ほらっちょ」と言われてますが、これは熊本弁ではないです。

*実際、あだ名だったかもしれませんが「方言」ではないです。

 

口先だけとか、ホラふきの人に対しては「あご」という表現を使います。

 

あご ー 顎 ー 英語でJAWSって言うんですよ。

 

 JAWSが公開されたころ、Kさんは小学生。

うっすい記憶なんで公開された映画館の名前が思い出せない・・・

「電気館」か「東宝プラザ」か「オリオン座」。どこだったかな・・・

 

Kさんの生年月日が詐称でなければ、映画監督の「行定勲」監督は同郷の1つ違いになりますよね。

 

熊本出身の著名人や文化人も多数いらっしゃいます。

私が見たおすすめの作品です。一度ご覧ください。

 

 

監督:行定 勲

今度は愛妻家【通常版】[DVD]

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原作:梶尾真治

黄泉がえり [DVD]

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 脚本:小山薫堂

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オルカ

 

オルカ<HDリマスター版> [DVD]

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 中学生のころに見た映画です。

JAWSに始まる動物パニック映画の一環で作成された作品です。

以前、レンタルビデオ店にはあったのですが、なかなかDVD化されなかった作品です。

 

主人公(リチャード・ハリス)は、女性学者(シャーロット・ランプリング)の静止も聞かず、水族館に売るためにシャチの捕獲に出かけます。

 

オスのシャチを狙ったモリは、背びれをかすめ、メスのシャチに命中します。このメスのシャチは捕獲されるのを嫌ったのか、自殺(?)するつもりなのか、自ら船のスクリューに飛び込みます。このときの鳴き声がなんと悲しいことか・・

捕獲されたシャチをつるし上げると、身ごもっていた赤ちゃんのシャチが船上に産み落とされる衝撃のシーンが・・・

 

一部始終を見ていたオスは、復讐のため主人公が住む街を襲い海におびき出します。

 

以下、ネタバレあり

 

オルカ HDリマスター版 [Blu-ray]

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 ラストシーンで人間対オルカの対決があるのですが、オルカが勝っちゃいます。

 でも、不思議とそれでよかったと思えるような主人公とオルカの描写となっており、シャチ目線で応援してしまう映画です。

 

映画も好きなんですが、それ以上にこのテーマ曲の素晴らしいこと。

 

Orca

Orca

 

 

youtubeにアップされている映像と音楽のいいとこどり・・・

 


Orca(1977) - Orca Finale

 

シャーロット・ランプリングといえば、コレですよね。

 

愛の嵐 [DVD]

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 ポスターが衝撃的でした。映画は見たことないけど。

 

 

はじめに

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むかし、むかしの話です。

40年前、小学生の私は、よく一人で映画館に行ってました。

中学生のころは、歌謡曲よりも洋楽を聞いてました。

最近、昔みた映画や音楽をyoutubeやネットを通じてふれあうことができます。

大人になって改めて見てみると、

「なんでこれを面白いと思ってたんだろう?」

と思えることもイッパイあります。

これまでの記憶と実際の内容が違うこともありました。

 

昭和50年代がメインになると思います。

私の記憶を呼び起こしながら記事を書いていきます。

記憶違いの記事があれば指摘いただけると幸いです。

 

それでは、よろしくお願いします。