【ポケモン剣盾S2】追い風Wラゴンの可能性【構築記事】
はじめに
皆様初めまして!万犬(@bnkn0315)と申します!
剣盾S2はこの構築で最高891位、最終1347位でした。
コンセプトは風を吹かせて上から殴る!です。
初投稿につき、長文駄文ご容赦願います。
注意事項
本記事ではHABCDS(HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)の略語を使用します。また、本記事のポケモンの努力値は全てAS(攻撃と素早さに全振り)or CS(特攻と素早さに全振り)のどちらかです。
構築経緯
環境に多いトゲキッスのエアスラッシュやドリュウズのアイアンヘッド、ヒヒダルマのつららおとし、サザンドラの悪の波動など、上からの怯みで負けるのが多かったので、それよりも上から殴りにいける追い風を使ったパーティにしたかった。追い風起動でエルフーンを選んだ理由は、
・いたずらごころが優秀
・型が多く読まれにくい
・Sが早く、相手に先制技が無ければ追い風起動後にがむしゃらを入れられる
・フェアリー、草のどちらかで弱点をつけることが多い
などです。次に、追い風後に出したいポケモンに
が挙げられました。では、この中からどれを選んだかというと、全部を選びました。脳筋パの完成です。筋肉いぇいいぇーい!
そして、最後の1匹は、環境に多く追い風を枯らすことができ、トリル起動もしてくるミミッキュに勝てる型破りのドリュウズを選びました。
個体解説
以下、使用率順に紹介。
エルフーン
臆病CS
いたずらごころで追い風を覚える唯一のポケモン。確実に追い風を展開できます。弱点をつける場合は、相手の交代を考慮して、先に攻撃をしてHPが減ってから追い風をすることで、相手に削りを入れつつ追い風のターンを伸ばすことが出来ます。追い風後はがむしゃらが入っていれば一撃で倒せるか相手に交換を強制できるので、置き土産は切っています。
採用理由
追い風:今回のコンセプトなので採用。
がむしゃら:相手の弱点をつけない場合、追い風から入ることでほぼ確実にがむしゃらが打てるので採用。さらに、相手が置き土産を読んで攻撃しなかった場合は、一匹を先に倒して相手に大きな負担をかけることができます。
エナジーボール:メインウエポンとして採用。草技は警戒されないことが多く、打てる場面が多かったです。
ムーンフォース:メインウエポンとして採用。ドラゴン多い環境なので、通りが良い。また、オーロンゲと対面すると挑発を打たれる事が多かったので、そこで打つことで大きなアドが取れます。
ウオノラゴン
ウオノラゴン@こだわりスカーフ 頑丈顎
意地っ張りAS
上が取れれば、ダイマックスせずに超火力の出るポケモン。エルフーンの襷を大事にしたい場合に、相手の鋼や炎読みで、エルフーンの引き先としても使える。
技構成/エラガミ、逆鱗、サイコファング、ねごと
採用理由
エラガミ:メインウエポンとして採用。有利対面では相手の交代に対しても刺さるので、使いやすい。
逆鱗:主にダイマックス時に使うように採用。相手のフェアリーがいなければ、強気に打ってもいい。
サイコファング:壁を破壊する役割で採用。
ねごと:催眠対策に採用。どうしても受けが効かない場合に、ダイウォールとして使うことができる。
ドリュウズ
ドリュウズ@突撃チョッキ かたやぶり
陽気AS
呼びやすいミミッキュに勝つためのかたやぶり。トゲキッスやニンフィアなどの特殊フェアリーの引き先にすることや、ダイマックスで使うことが多いため、チョッキにしています。
採用理由
地震:メインウエポンとして採用。ダイマックス時に切ることで、固くすることができます。
アイアンヘッド:メインウエポンとして採用。ダイマックス時に切ることで、固くすることができます。
がんせきふうじ:相手のSを下げるため採用。ダイロックで砂嵐が発生するため、襷持ちポケモンを1ターン早く突破できるが、エルフーンが残っている場合は注意が必要。
つのドリル:突破できないときに打ちます。追い風、ダイマックスしたトゲキッスと対面した時に、ダイアタックを打つことで相手に上を取られることがなくなります。
トゲキッス
トゲキッス@弱点保険 てんのめぐみ
臆病CS
唯一の特殊アタッカー。物理が厚い場合に出すことが多いです。上からエアスラを打つ場面が多いため、怯みを狙いやすいてんのめぐみです。ダイマックスで使うことが多いため、弱点保険です。ダイバーンを使う場合はエラガミの火力が下がるので注意が必要です。
採用理由
エアスラッシュ:メインウエポンとして採用。ダイジェットでSを上げた後も、怯みを狙うことが出来る。
マジカルシャイン:メインウエポンとして採用。環境に多いドラゴンに打てる。
火炎放射:相性不利な鋼や氷に対して打ちたいので採用。
悪巧み:相手の受けポケモンを突破するために採用。どうしても受けが効かない場合に、ダイウォールとして使うことができる。
パッチラゴン
パッチラゴン@命の珠 はりきり
陽気AS
受け破壊用にはりきりで採用。ダイマックス前提なので、持ち物は相性のいい命の珠。風時以外は弱く、ダイマックス後は命中不安が付きまとうため使い方が難しいですが、破壊力は最強です。
技構成/でんげきくちばし、逆鱗、燕返し、炎の牙
採用理由
でんげきくちばし:メインウエポンとして採用。電気を受けるポケモンがいない場合は打っていきたいです。
逆鱗:メインウエポンとして採用。ダイマックス時に使用することが多い。等倍なら大体持っていける。
燕返し:ダイジェットで使いたいので採用。必中技であるため、ダイマックス後にも安定して使うことが出来る。
炎の牙:相性不利な氷に対して打ちたいので採用。
ギャラドス
ギャラドス@ラムの実 自信過剰
相手よりも先に動くこと前提なので、自信過剰です。エルフーンのがむしゃらでHP1だけ残った相手に対しダイジェットを打つことで、AとSを上げながら相手を突破できます。命中不安技が多く、技外しで負けが多かったため、選出率は低めになりました。
技構成/滝登り、跳び跳ねる、パワーウィップ、龍の舞
採用理由
滝登り:メインウエポンとして採用。命中安定で使いやすい。
跳び跳ねる:メインウエポンとして採用。相手のダイマックスをからすことができ、優秀。
パワーウィップ:水地面に打点が欲しいので採用。
龍の舞:相手が受けポケの場合に積みたいので採用。
基本選出パターン
基本的にエルフーン先発、ウオノラゴンと刺さっている一体です。
相手にアイアント、ナットレイ、アーマーガアがいたらトゲキッスかパッチラゴンの刺さっている方を選出。
相手にドサイドン、ミミッキュがいたらドリュウズ先発、トリックルームを張られると確実に負けます。
相手のSが遅い場合はウオノラゴン先発でもよい。
相手にラプラスかランターンがいたらウオノラゴンは基本的に出さないです。
まとめ
エルフーンとエラガミが強かった。体感ですが、上からエラガミで、等倍で非ダイマックスを、弱点でダイマックスを持っていけます。トリルパという明確な弱点が存在しますが、行動パターンが確立しやすく、相手の怯みや同速勝負による運負けが起きにくいので、勝てる試合を落としにくいのが良かったです。試合時間が短くなるので、回転数を上げれる点もよかったです。
入れ替え候補
先制技が欲しい場面や、サマヨールや襷ブリムオンにトリルを起動されて負けが何度かあったので、皆さんが使いやすいようにカスタマイズしてみてください。
シザリガー
シザリガー@達人の帯 適応力
トリルや受け対策に挑発、高火力の先制技、一致適応力叩き落とすと、技や火力は申し分ない。
ただ、素のSや耐久が薄いので、追い風が終わった後の行動が難しい。
ギルガルド
ギルガルド@弱点保険 バトルスイッチ
技構成/キングシールド、せいなるつるぎ、かげうち、アイアンヘッド
相手のダイマックスやトリックルームをキングシールドで枯らしたり、氷やフェアリーの引き先になったり、追い風後の展開が楽になる。
ミミッキュ
ミミッキュ@命の珠 ばけのかわ
皮で相手のダイマを受ける、追い風最終ターンにゴーストダイブして相手の攻撃をかわした後、Sが逆転し相手の後から攻撃する、など相手の攻撃を何度もかわす動きができる。
おわりに
ここまで閲覧していただきありがとうございました!
一緒に通話しながら構築を考えて組んでくれたカスオ(@kasu_o_)、ありがとう。
二人とも最終日は同じパーティで潜りましたが、S1より大きく順位を上げれてよかったです。
レンタルパーティを公開しますので、興味があれば是非使ってみてください!
使用感や感想を教えてくれると喜びます。
今回はここまでになりますが、次回のシーズンでは別のギミックも試してみたいです。
それでは、シーズン2お疲れ様でした!