歩こうと頑張るけれど中々うまく歩けなくなってきました。
うぅぅ・・・と鳴いたり尻尾をパタパタしていて、うまく動けない自分にイライラしていたんだと思います。ごめんね、何でこんなになったか分からないよねと撫でる日々。
動けずトイレをカーペットにする日も増えてきました。
普段はカーペットの上にペットシーツを敷いてその上に寝かせていたのですが、亡くなる数日からソワソワし始めしょっちゅう動きます。最初はトイレなのかと思っていたけれど違う様子。
あぁ、もう隠れたいんだと思いました。猫達は亡くなる前トイレや床下など冷たいところに隠れたがります。トイレに入れてしばらく様子を見ていたのですが、落ち着いて動かなくなりました。もうお別れは近いな・・・と覚悟をしました。
トイレの砂は冷たいからカーペットの上に来てほしいけど、動かすとまたソワソワするから9日はそのままトイレで寝かせました。
夜中に何度か鳴くんです。不安なんでしょう。頭を撫でてやると落ち着きますが、体温が下がってきているのが分かりました。
明け方、ゴハンをあげようか悩みましたが体温も大分下がっていました。
もう無理せず見守ろうということで水分も食事もやめました。
ただやはりトイレの中にずっと入っているのが嫌で、「カーペットで寝ようよ」と声をかけて出しました。前日は水分を結構与えたのにトイレもしていません。
たぶん今日(3/10)に亡くなるだろう、今日は出来るだけ側にいてあげることにしました。
猫達のお世話のため自宅を離れることが恐ろしかったです。側にいるときは目は開いていますが苦しむこともなくボーっとしています。撫でてあげると時々首をもたげていました。
午後8時35分に旅立ちました
午後6時半に猫達の世話を終わらせて自宅に帰ってきました。
クロカが息をしているか確認するのが緊張しました。
クロカに「ただいま。遅くなってごめんね」と声をかけると「アーン。アーン」としきりに鳴き始めました。
「ごめんね、遅かったね。もうどこにも行かないよ」と声をかけるとまた鳴きます。
おそらくこれがクロカのお別れの挨拶だったと思います。
午後8時35分、家族が「クロカ息が止まったみたい」と言ったのでクロカをみると口が開いていました。とうとう来た。のけぞり始めたので本当に最後なんだと思うと涙が止まりません。
何度か咳をして旅立っていきました。先生からいただいた痙攣止めは使う必要がなかったので良かったです。
享年15歳、4月で16歳でした。
本当に可愛くて可愛くて大好きでした。最後は苦しませてごめんね。頑張ったね、銀ちゃんと仲良くせんとダメよ。またね。
リンパ腫・麻酔の影響・薬の影響・貧血。色々な要素が重なってしまって最後は満足に歩くことが出来なくなってしまったことがとても辛かったです。何もしなければもう少し長く生きられただろうか、など考えてしまいます。
でも先生に体調不良の原因を発見してもらったこと、食道チューブを作ってもらったことで飢えさせることはなかったことはとても良かったです。
クロカは2番目に子猫から飼い始めた子で、まだ保護活動をする前だったので思い入れが違います。沢山かわいがって成長を見守ってきました。
自分でも上手く説明出来ませんが、ペットとして飼い始めたか保護猫として飼い始めたかの違いなのか、コトラ・クロカ・キャサリンは特別です。この子達がいたから、この子達のおかげで保護活動をしようと決意することになりました。
クロカが逝ってしまったことは大分ダメージが大きいですが、天国で元気にしていることを信じています。