「◯◯先生が褒めてたよ」は効果があるんだなと思った話

今日は3クラスで先週実施した漢字テストを返却しました。

 

そのうちのあるクラスは授業中に私語が多く、私が話していても平気で違うことを同じくらいの音量で話す人たちがちらほらいるクラスでした。

 

特に4月当初は授業があまり上手くいかず、「漢字テストはどうなんだろう」と正直心配していました。

 

ところが、実際に採点してみるとほとんどの人が90点以上。100点の人も多く、不合格者も片手で足りる程度でした。

 

びっくりしたので、返却するとき「結果がとても良かったです。やればできるクラスなんだね」と生徒たちに伝えました。

 

その後、そのクラスの担任の先生にも「漢字テストの結果、とても良かったですよ。先生のクラスの生徒たち、みんな頑張ってくれてうれしいです」と話したら、とても喜んでくれました。

 

そして、私が褒めていたことを終学活でクラスの生徒たちに話したそうで、「生徒たちが"◯◯先生(=私)から褒められた!」とすごく喜んでいました!」と放課後に報告してくれました。

 

直接生徒にプラスのフィードバックをするのも大切ですが、"周りの人が褒めていた作戦"も有効なのだなと感じるうれしい出来事でした。

漢字テストの採点+作り置きで終わる土曜日

午前中は漢字テストの採点のため職場へ。

 

休日出勤はできればしたくないのだけれど、自分のやりたい仕事を自分のペースでできるのはいいなぁ、と思ってしまう自分もいます。

 

帰宅してからはひたすら作り置き。

 

毎週、だいたいメインを3品とサブを4〜5品くらい作ります。

 

今週は、

メイン1 黒ゴマ甘だれスパイシーチキン

メイン2 鶏肉のカレー麺つゆ漬け

メイン3 鮭の玉ねぎ煮込み

サブ1 きんぴら

サブ2 ナスとツナのあえもの

サブ3 切り干し大根の梅肉胡麻酢あえ

 

サブが少ないので明日プラスで作ろうかな。

 

そして、日向夏のピールとマーマレードが残っていたので、ウィークエンドシトロンを作りました。

 

ケーキの生地にドライフルーツを混ぜ込むときは薄力粉をまぶすと沈みにくくなるそうですが、それを研究した中学生がいると知ってびっくり。

 

研究のタネは身近なところにあるものですね。

生徒たちに困っていることを率直に伝えてみた

終学活で担任する生徒たちに語りました。

 

「今、困っていることがあります。いろいろな教科の先生方から、"授業中に私語が止まらない"、"ペア活動や班活動が上手くいかない"という話を聞いています。席替えをしてからクラスが上手くいっていないですよね。このままではペアを入れ替えたり、班の位置を変えたり、席替えをやり直さなければならないとも思っています。私は皆さんと出会ってから1ヶ月しか経っていませんが、このクラスが好きだし、なんとかしたいと思っています。それでも、私の力だけではどうにもなりません。だから、私に力を貸してください。班長さん、すみませんが、明日の昼休みに班長会を行います。貴重な休みの時間ですが、協力してください。お願いします」

 

語りながら涙が出てきそうでしたが、堪えました。

 

漢字テスト前だったのもあってか、生徒たちは顔を上げてこちらを向いて聞いてくれました。

 

明日、どうなるかなぁ。

生徒たちは教師の腹を読んでくる

「先生、口悪いよ」

「なんでそんなに怒ってるの?」

 

今日、生徒たちから言われてグサリと刺さった言葉です。今も刺さっています。

 

できていないところに目を向けてしまって、声を荒げてしまったあとのことでした。

 

自分以外の人を思い通りに動かそうなんて思い上がりもいいところなのですが、心のどこかでクラスをコントロールできない自分にイライラしていたのだろうと思います。

 

そんな私の腹の中を読んでくる生徒はかならず存在します。

 

そして、集団の様子は私の在り方を映す鏡でもあります。

 

きっと知らず知らずのうちに言葉が上滑りして、笑顔も少なくなっていたんだろうな。

 

ただでさえ、「とっつきにくい」とか「怖そう」「冷たい」と言われるのに。

 

明日から切り替えなければ。