【2020年】タスマニアのハンセンでのチェリーピッキング情報まとめ
2年連続でオーストラリアはタスマニア にある優良チェリーファーム【ハンセンオーチャード】で働いた中村です。
今季はオーストラリア全土で雨が少なくブッシュファイアが多いという災害の多い年になりました。。。
気候の影響は大きかったものの、結論チェリーはやはり稼ぐことができましたので、昨年と変わっていた点や今季の様子をご紹介していきたいと思います!
ハンセンオーチャードについて
まず軽くハンセンについての紹介ですが、四世代に渡ってタスマニアでチェリーとリンゴの栽培をしているオーストラリア人経営のファームです。
タスマニアのヒューノンビル(Huon Valley)とローズガーランド(Rose Garland)にチェリーとリンゴ畑を持っています。
昨年度の様子はこちらの記事で紹介しているので興味のある方はこちらをご覧ください
チェリーピッキングの記事↓
ハンセンオーチャードのシーズン
・チェリーピッキング
12月末〜1月頭始まり→1月末〜2月頭終了
・チェリープルーニング
チェリーピッキングシーズン終わりで1週間程の休みを挟んだのち始まる枝の剪定作業です。
去年の体験談はこちらからご覧下さい
約2週間続きます。
正直かなりキツくて結構根性が必要です。稼ぎも正直あまり良くないかも。。。
・アップルピッキング
その後にいよいよアップルピッキングのシーズンになり、3月頭に始まって5月頭終了です。
こちらもチェリーほど稼げませんが、慣れれば1日200ドルくらいは取れるようになるとの事。
チェリーよりも重いのでこれまた体力勝負になります!
気候の影響で休みが増えたり減ったりしますが、基本的には1月頭〜5月頭まで働くことができます。
昨年度との大きな違い
シーズンの期間
まず大きく違ったのはシーズンの長さ!!
昨年は2018年12月28日に始まり、2019年1月23日に終わりましたが、今季は2020年1月3日に始まり、2月5日に終了となりました。
実際の勤務日は昨年が21日に対して今年度が日とそこまで変わりありませんが、チェリーの熟れ方が悪く、休みが多かったためこれくらいのズレになりました。
休みが多いと嬉しい反面、やる事もなく暇すぎて辛かったです笑
チェリーのレート
そして何と言っても昨年度は10キロ=12ドルだったチェリーのレートが12キロ=12ドルになりました。。。
この2キロの差はとても大きく、1日にすると30〜50ドルくらい違ってきます。。。
正直かなりショックでした笑
昨年のバケツには黒線が引いてあり、この線までためればオッケーでしたが、
今年は黒線が消されており、バケツ一杯にチェリーを摘む必要がありました。。。
今シーズンで稼げたお金
ズバリ今シーズンで僕が取ったチェリーの総量は4836キログラム!!
1キロ=1ドルなので、4836ドル
となりました。
もちろんここから15%の税金が引かれるので、実際の手取りは4111ドルでした。
2年目と言う事もありスピードは多少速くなりましたが、レートが下がったため5000ドルも取れませんでした。。。
やー残念!!
ただ心配していた雨による不作は無かったです。熟れるスピードが遅くなっただけで、サイズ等育ちは良かったです。
ちなみに僕のスピードは中のちょっと上と言うところで、早いやつになると10000ドル近く稼いでいました笑。
まさにタスマニアンドリームですね!
まとめ
大きく変わったところは
・雨が少なかった影響でフルーツが熟れ難く、シーズンが遅れて休みも多かった。
・チェリーの単価が下がった
昨年度10キロ=12ドル
↓
今年度12キロ=12ドル
少し残念な結果にはなりましたが、昨年度にここで働いていた友達と再会出来たし、暇な時間に遊んだりとまぁボチボチ楽しく過ごすことができました。
ファーム生活での一コマ
大体誰かしらが何らかのパフォーマンスができるのもオーストラリアならではじゃないでしょうか笑
これはオーストラリア人のレイチェルとビアンカによるファイアーポール
台湾人の友達のディランが作ってくれた本格肉まん。
形が歪なのは僕とイタリア人の友達が作ったものです笑
肉汁いっぱいでめっちゃ美味かったです!
これ全部私物です笑
キャンプ慣れしている彼らは快適空間を作るのが上手かったです。
などなどオーストラリアのファームでは日本では中々体験できない事が目白押し!!
以上そんな2020年度のタスマニアの優良チェリーファーム【ハンセンオーチャード】の情報でした。
もし来年タスマニアでチェリーをやりたいと言う人は是非ともチャレンジしてみてくださいね!!
現場からは以上です。
では!!
【日記】31歳で体験したオーストラリアワーキングホリデーを終えての個人的な感想
2019年の12月に1年間のワーキングホリデーを終えて日本に帰国してしました昌江です。だいぶ日本に帰ってきてから時がたってしまいましたが、すっかり日本に馴染みました。
【オーストラリアの大地より】
この記事では1年間オーストラリアで生活してきて感じたことや、何をしたか、そして日本に帰ってきてから感じたことをつらつらと書いて行きたいと思います。
長々と書いているので、興味のある方だけ読んでみて下さい!
☆ワーキングホリデーになぜ行ったか
まず私たちの場合はお金を貯める&英語の2つの大きな目的でワーホリ行きを決めました。
1つ目のお金に関しては、ワーホリに行く前はパートナーの勇貴くんと世界一周的な旅をしており、その旅中の最後の方で金欠になってしまいました。旅を続けるためにお金を稼がねばということになり、どうせなら海外で稼いじゃう!?みたいなのりに。
しかもラッキーなことにワーホリ経験者の日本人と旅中に出会い、行く前に仕事をゲットできてしまいました。これがオーストラリアに行くのを決定的にした理由だと思います。
もう1つの英語に関しては、将来的に日本に来る外国人旅行者をもてなす宿を経営する目的があったので、最低限はしゃべれるように!とのことで英語環境で、なおかつお金も稼げるワーキングホリデーの環境を選びました。
☆なぜオーストラリアを選んだか
【今は山火事で大変なオーストラリア、コアラのマーチ募金をしてます】
お金がいいから!その一言に尽きます。
英語園のワーキングホリデーといえばカナダ、イギリス、ニュージーランドが人気ですか、この中だったら断然オーストラリアが1番稼げます。
カジュアルワーカーの最低時給が24.36ドル
日本円で1800円くらいです。
良くないですか!?
もちろんファームで働くと時給制でなく、歩合制の場所も多々ありますが、普通の場所で働けたらこの時給なんです。
【週末の楽しみはちょっと贅沢にいいお肉を買ってのステーキ!】
ただオーストラリアのデメリットももちろんあって、英語が結構なまってます笑
都市は大丈夫ですが、田舎の人たちは結構アクセント強めの英語をしゃべってます。慣れないとこれが結構キツいです。
個人的には語学目的でワーホリにいくなら
・綺麗な英語を学ぶなら→カナダかイギリス
(でもイギリスは倍率高いので難易度高め)
・お金を稼ぐなら→オーストラリア
・ニュージーランドも訛りが強いし、賃金は良くないので、旅行で行くことをオススメします笑
☆オーストラリアでしたこと
私が1年間でした仕事をざっくりとご紹介します。
◇12月中ごろ〜1週間ワーカウェイ体験 in Tasmania
【子どもたちと一緒にNetflix鑑賞中のゆうきおじちゃん】
以前の世界一周旅行でも利用したワーカウェイで、7人の子供がいるファミリーにお世話になりました。可愛すぎる子供たちとの触れ合いは今でも忘れられない素敵な思い出です。
ワーカウェイでの体験談の記事はこちらから↓
◇12月末〜2月末 チェリーピッキング&アップルシニング&チェリープルーニング in Tasmania
チェリーピッキングは初心者ながら稼げたけど、プルーニングとアップルはぜんぜん稼げず。まだオーストラリアの生活に慣れず、周りの外国人と馴染めず少し辛かった。
【辛かったアップルシニングとチェリーピッキング。。。】
そして車がないとオーストラリアでは生きていけないと初日で感じる。
タスマニのファーム関連記事はこちらから↓
◇3月〜9月中頃 ミートファクトリーでスライサーとして働く in Victoria
とにかく時給が良かったので、肉工事で6ヶ月間働くことを決める。私がもらっていた時給は28ドル!(2120円くらい)
毎日同じ作業の繰り返しで、つまらなくて何度もやめたくなったけど、お金のために我慢して働いてた。
それでもいい友達もできたし、いい上司の下で働けたので環境的には悪くなかったと思う。ただ仕事中はほとんどしゃべらなくてもいいポジションだったので、英語力的には伸びず。
ミートファクトリー関連記事はこちらから↓
◇10月上旬〜11月いっぱい ブルーベリーピッキング in New South Wales
ビザの期限が迫ってきていたので、短期間でも雇ってもらえそうなファーム仕事を探しました。ちょうどブルーベリーの時期だったので、ピッキングの仕事にありつけることに。
【毎日ひたすらブルーベリーをもぎもぎ‼︎】
このファームはかなり国際色豊かな人たちが働いており、居心地がよく、英語もミートファクトリーにいる時よりだいぶ話す機会がありました。
英語を学ぶには友達を作るのが1番だということを再認識しました。
【驚異のメガネ率100%!!】
1年間で私が働いたのは3種類のお仕事だけ。やはり1年は短いですね。セカンドビザが取れる年齢がうらやましい!
もしもう1年オーストラリアにいれるなら、都市で飲食の仕事に就いて、シティライフを体験してみたかったです。。。
【とてもいい思い出になったブルーベリー生活☺️】
ブルーベリーファームでの体験記事はこちらから↓
☆ワーホリに行って良かったか悪かったか
結論からいってよかった!
日本だとよくワーホリには行くな!とか、日本に帰国してから就職につけないとか悪いイメージもあるけど、少しでも行きたい気持ちがあるなら絶対に行くべきだと思う。
海外での経験は、やっぱり視野が広がるからいって損はまったくない。なんならもっと若いうちに行きたかった。。。
【海好きなら絶対オーストラリアを楽しめます!】
そして1年はあっという間。オーストラリアなら2年間滞在するのをオススメします。
1年目は知らないことだらけで失敗もするけど、2年目にはその経験を踏まえてレベルアップできると思う。
☆日本に帰って感じたこと
思っていたよりテンションが上がらなかった自分にびっくりしました笑
わぁ〜日本だぁ!みたいな気持ちは帰国日だけで、それ以降は物足りなさとつまらなさが8割くらい。
【日本に対して疑問を感じるところはたくさんあるけど、日本食は世界一。】
すぐに働くわけでもなく実家にお世話になっているので、仕事してない分家事をしたり家にいることが多かったので、急に刺激のない生活に戻ったので、めちゃくちゃつまらなかったです。
テレビはつまらないし、
市内を車で運転すれば道が狭くて、人も車も多く、渋滞にも巻き込まれイライラ。オーストラリアではほとんど渋滞にあったことがなかったし、人が密集しているところが少ないので、とてもストレスに感じました。
【1年間ともにオーストラリアの大地を走り抜いてくれた私たちの愛車】
コンビニで買い物したときは、レジ前に人が並んでいて混んでいる状態の中、店員さんは一生懸命働いているのに待っているお客さんからはイライラが伝わってくる感じが、みていて辛かった。
海外では平気で待たされるし、客として訪れても変な待ち時間がたくさんあったけど、接客する側はそんなことぜんぜん気にしてなかった。店員とお客の関係性がもっとフレンドリーで対等な感じが、私はとても好きだった。
【Take it easy の精神でみんな働けたらどんに幸せでしょうか】
日本の古き良き文化や、食文化は大好きだけど、仕事や社会の中のサービス過剰なところにはとても疑問を感じるようになった。
【寒川神社での一コマ】
気の利きすぎるサービスをされると、ちょっと引いてしまうようになった。海外に行く前はそのサービスが当たり前で、自分が提供する側だったらするべきことと思っていたけど、そんなことない。日本人は自分で自分の首を締めているなぁとつくづく感じるようになりました。
ともあれ日本に帰って久しぶりに友達と会ったり、家族と一緒に過ごせるのは嬉しい!
もう日本に永住することは決めたので、順応して、自分たちの生きやすいように目標に向かって走っていくまでです。
☆これからの予定
まず年内の目標は長野県に移住すること。最終的にはゲストハウスを経営すること。
そのために今は職業訓練校に通う予定を立てています。なんで!?と思う人もいるかと思いますが、自営業するためにwebデザインの技術をぜったい身につけたほうがいいと思い、お金のあまりかからない職業訓練校という選択肢をしました。
※職業訓練校とは…失業中の人が再就職するための共職業訓練を行う施設のことです。
相方の勇貴くんは2月後半から長野県のゲストハウスの店長として働き始めました。しばらくはまた遠距離の生活になります。
【遠距離ベテランカップルも6年目を迎えました】
今は移住のイベントにいくために、ちょこちょこ東京に足を運んだり、たまに実家のお手伝いをしています。
とりあえず職業訓練校が始まるのは3月からで、今は選考中なので、落ちないように準備するしかありません😂訓練校は絶対入れるわけではないので。
3月からの入校を目指して、がんばります。
現場からは以上です!