私の頭の中

オタク初心者。ある日木兎光太郎を見たら雷が落ちたのでブログを作りました

2019年オタクへの旅

閲覧、スターありがとうございます!
ただただうれしいです。
とにかくうれしいです。



人生が変わった2019年の振り返り。
何もかも無気力だった私にいよいよ一筋の光が見えたかのような年。



3月
Netflix昭和元禄落語心中をみる

10年くらい自分には連続アニメや連ドラを見る集中はないと思っていたので、アニメやドラマを避けていた。
それまで愛用していたNetflixにアニメがたくさんあるというのさえ知らなかった。

ただ、このお話はどはまりして数日で一気見した。
仕事と寝てるとき以外はほぼこれを見ていたくらい、生活の一部だった。


詳しくは別の機会に書きたいけど、ストーリーはもちろん石田彰さんの演技はすごかった。
青年期から老年期までを演じた上に落語もする。

これが声のプロか!と実感したし、石田さんの演技が見たいのもあってのめり込んだと思う。


昭和元禄落語心中を見たことにより、私もアニメを見る能力があるんだ!ということに気づいた。
(ただし、基本的に一気見できなければ興味をすぐに失う)


4月
初めて自分の意志で舞台を観に行く。
そして、初めて舞台を観るためにTOKYOに行った、いわゆる遠征。
楽しかったです。

行く前は舞台のためだけか…と後ろ髪を引かれていたんだけど、タイミングがよかったので行った。
このことはたぶんずっと忘れないんだろうなあ。


5月
Netflixで昔好きだったテニプリを見る

たまたまNetflixで見つけたテニプリ
無印は昔全巻持っていて、新は2年に1度くらいのペースで単行本を追いかけていたけれど、久しぶりに見たらやっぱりおもしろかった。

Googleテニプリファンの方を検索するとはてなTwitterがでてきて、私もこの思いを共有したい!!と思うようになり、Twitterをはじめた。

ここからいろいろなことが加速していった。
私の燃料、テニプリ
サンキューテニプリ



6月
Twitterを本格的に稼働させる

なんとなくテニミュのチケットを一般発売でとろうと考える。
ねばりにねばって無事チケット獲得。
これが2.5へのダイブのきっかけとなる


7月
劇団雌猫さんの「本業はオタクです。」を買う

これを読んでさまざまな職業のオタクの方々の生活を見て、私は人生をもっと楽しんでもいいのでは…??と思った。

自分をもっと甘やかしていいんじゃないの、働いてるんだし!とオタクとしての消費意志と己の機嫌とりへの決意を固める。


8月
Netflixでユーリ!!!とFree!を見る

昭和元禄落語心中ぶりに一気見!Free!は劇場版を見るタイミングの問題もあって特に急いでみた。

自分は意外とスポーツものすきなんだなあと気づく。
それと、今のアニメはとてもきれい。


この辺りに気づいたのは若手俳優も声優も自分と同世代の方々が、第一線で活躍しはじめてから数年、下手したら10年ほどたっているという事実。
もう私も社会の若手ではないのでは…?そんな疑問がわいてきた。

なんだろう、うまく言えないけど光陰矢のごとしって死ぬときに気づくのかな?と思った。
後悔しない行動をしよう…と密かに決意。



9月
初めての2.5次元+声優さん現場

2.5次元、正直行く前はそこまではまらないだろーと思ったけどとんでもなく楽しかった、沼に落ちた。
買わないと思ったブロマイドを買った。

当日会ってくれた方には観劇前に、沼やばいよ!!と言われたのは本当なんだ…と実感した。


声優さんの現場もはじめてであまり今時の声優さんは詳しくないのだけど、このために遠征した。

こちらは朗読劇で、声優さんすげええええの一言。
滑舌良(当然)

2.5がいろいろな感情がわく空間だとしたら、朗読イベントは本当にリラックスできる空間でした。



10月
ハイキュー!!にはまる

9月下旬から1週間でアニメハイキューをすべて見る。
はまる、漫画を借りる、はまる、漫画を買う、はまる…

超絶新規ですが本当にハイキューにはまった。

何じゃあの青春は…と思ったのと同時にブロックって自分が止めるだけじゃないんだ!ローテっていろいろな意味があるんだ!バレーってこんなに奥深い競技なんだ!とバレーを知ることもできた。

それと、何よりも37,38巻の赤葦京治には共感の嵐が吹いた。
たぶん漫画を読んで(というか他者に対して?)あんなにも共感したのははじめてだし、あの話は私にとって人生の教科書のひとつになるものだった。

たまらなくてたまらなくて急きょ聖地巡礼もしてしまった10月。


11月
10月の勢いそのままハイステを観に行く。

以前の記事にも書いたけれど、宮侑がすごかった。
原作読んでいたときはそこまで宮侑自体は好きというわけではなかったんだけど、圧倒的な説得力を持っていたと思う。


12月
舞台をもっとみたい!とあらためて思う。

そして、推しという概念とは何なのかと考え始める。


確かに気になる俳優さんは数名いる。
(うち一人は密かにかな~り気になり始めている)


2020年末、私はどうなっているんだろう。


A.飽きているorゆるーいファン

B.推しが確立してたまに手紙を書いたりしている

C.本気で推し事をするようになり、遠征をたくさんしてプレゼントも贈っている


さあ、どれでしょう?????
自分の未来がこんなにも気になることはないです。
こう思えるのもいろいろな出会いを経験したからだと思う。



今年初めて知った方が「スピリチュアル界隈では2020年3月にゲートが閉まると言われていて…」というお話をしていて、よくわからないが2017年~2020年3月までに大きな変化が生まれて人類は二手に別れる???ような趣旨の話だった。(すみません、よく理解していません)


スピリチュアルに対しては半信半疑なんだけど、確かに私の世界は2017年末あることをきっかけに徐々に徐々に変化してきて、2018年末には一年間で経験や新たな価値観が蓄積された気がした。

そして、2019年。
舞台とかアニメとか漫画とかをきっかけに間違いなく私の世界は変わった。

生活の仕方、日々の感情、2017年以前では考えられないほど幅を持つようになった。

私生活でも今までなら絶対できなかった行動ができるようになってきた。

この年になって一年後の自分の変化が楽しみだなと心から思う。



来年もすてきな年になりますように。

「推し」のいない人生を歩んできたもので

閲覧、スターありがとうございます!
オタクも舞台も何もかもド新規ですがよろしくお願いします!



標記のとおりです。

今までオタ活というものをしたことがないので、「推し」という言葉自体よく理解していないんだけど。


たとえば、私は各漫画で一番好きなキャラはこれ!というのがいればいいほうで、キャラの人数が多いと大体一人にしぼれない。

さらに飽きっぽいので、特に好きなキャラ数人がいてそのときの気分で他のキャラも好きな時期があって…という感じが多い。


まったく関係ない界隈で長年好きな人(推しと呼んでもよいだろう)はいるけど、毎日毎日ある程度の熱量を持っているわけではない。

年に数回動向を確認する…というのが何年もつづいた時期もあるくらい。
そのくらいの熱量で生きている。



で、今気になる若手俳優業界

私はまだまだまだまだ詳しくないのだけど、少なくとも私の持つ熱量では毎回遠征して舞台観たりイベントに参加したい!どころか、手紙を書きたいとかリプライしたい!という気持ちにさえならない。


逆にそういう気持ちになれば推しができたと言ってもいいのかなあ。
もちろんひとりひとり推し事の形は違うのだろうけど、私の中では手紙を書くとかリプライするっていうのは1つの基準ではある。



私の中では確固たる金銭感覚というのもあって、お金をかける程度も線引きしている。


推し事の足枷、というか私は憧れの対象にはある程度の綺麗さを求めてしまうので、カレバノとかグズバレは確実に落ち込む。

結婚するなら別だけど彼女は隠してほしいかなと思う。


でも、そういう状況になったときにお金の使い方を振り返って「私はここまでしか推していない」という予防線をはる…というまでが本当の狙いかもしれない。

ただ、自分があと半年後に死ぬとしたら絶対に手紙たくさん書くし現場もたくさん入れるだろうし、きっと貯金も使い果たす、後悔しないように。

つまり、今の私はある程度の後悔はしてるし、逆に言えば推し事に対してある程度のやらなかった、行かなかったという後悔は許容できるのかもしれない。

後悔と引き換えにお金とかもしものとき(カレバノグズバレ等)のメンタルの安定を得たいのだと思う。



まあ、そんなこと関係ねえええええ!!!!!って思える方と出会えたら本当に本当の推しができたって胸をはって言えるのかな。

舞台にはまる理由がまたひとつわかった話

スターをいただきました。
ありがとうございます!




すっかり外は暗く、すでに肌寒いという言葉では表現できないほど冷えきっていた12月15日の夕方、私は街中を歩いていた。


目的はハイステのライビュ。

若いイケメンが演技にダンスに全力投球…とてつもなくすばらしい世界を知って3ヶ月あまり。
数ヶ月前まで無縁だった世界。

寒空のもと、私は今からすばらしい世界に飛び込みますよーーー!!と心の中で道行く人々に宣言しながら闊歩した。


映画館にたどり着き、中に入ると多くの女性がいる。
多くの女性がいる空間に入るたびに2.5世界にいるんだなあと実感する。


飛翔は1回しか観ていなけれど、ライビュで復習!

やっぱり本編は楽しかったし、カーテンコールや次回作発表もわくわくした。


そんな中で私が一番印象的だったこと。

あー!これがあるから舞台を観るんだな!!と感じた瞬間があった。

そのきっかけが他ならぬ宮侑。


前の記事にも書いたけど、ユース3人が最初に登場するところで宮侑はボールをつかんだ右手をつきだしていた。

観劇したときはその宮侑に対して、ほんっとに存在感、オーラを感じた。

立ち姿、ボールをつきだす腕、それだけで彼は絶対に強者なんだということが伝わってきた。

しゃべらずとも強い説得力を持っていた。


私の席が完全に下手で舞台と同じくらいの高さから観ていて、彼を横から見上げる形になっていたので長い腕もやけに印象的だった。


そのシーンを改めてライビュで見たら全景で映されていて、確かにオーラはあるんだけど見え方が違った。

腕の長さがわかる角度でもないし、下から見上げずに上から俯瞰で観ている感じ。


あ~、あの宮侑はあの席に座っていたから観られたんだ!今日はあの宮侑は観られないんだ!

当然のことなのにライビュ会場で痛感した。

画面越しでも存在感はもちろん伝わってきたけど、肌であのオーラを感じるにはあの席に戻らないといけないのか…あのときの宮侑は一期一会の存在だったんだなあ…と帰りながら考えていた。



と同時にもっと現場をふやせば別の人物の見え方も変わってくるんだろうなあと気づきました。

現場、入れるだけ入りたいなあ!いろんな席に座っていろんな角度から観て多くの感想を持ちたい!!


沼にまた少しはまったなと思った一日でした。

2.5超初心者が初めてハイステを観に行った

黒いニットのロングワンピースに細いワイン色のベルトをあわせる。
赤と黒、今日の私は音駒の女よ。

そんな馬鹿なことを思いながら厚手のコートを羽織り、
初めてハイステを見に行った。



音駒の女の気分で移動、会場にはお洒落をした女の子たちがたくさん。

彼女たちを見て2.5次元の会場にきたんだなとあらためて確信。


席についたのは開演8分前くらい、結構ぎりぎり。

ステージの上にはひとつのバレーボール。

あ、本当にハイステを見に来たんだなとますます実感がわく。



舞台も2.5次元も超初心者なので気のきいたコメントは言えないけど、超初心者の視点で書く。

とりあえず、すごくよかった!!


1回しか観ていなくて記憶がかなり曖昧なところもあるので私が泣いた2場面のお話のみ書きます。



1.開演直後、冒頭

開演直後、記憶が曖昧なのだけど、「ハッ ハッ 」でキャストの動きに目を釘付けにされた。

動作が速くなったり遅くなったり、舞台いっぱいにキャストがちらばったり一ヵ所にまとまったり、とにかく目まぐるしい。


なんじゃこの圧、圧がすごい。目をはなしてはいけない圧がすごい。


いつも映画でも舞台でもちらちら腕時計を見てしまうけど全然見る余裕がない、時間を見て現実に戻ってはいけない。

そう思っていると涙が出て、いつの間にか舞台上に姿を見せる全国の猛者たち。



特に下手の上の方?2階?でボールを持っている片手をつきだしながら立っている宮は、その姿だけで強い、ただ者ではないという説得力を持っているなあと思った。
雰囲気が猛者のそれ。

思いっきり下手側に座っていたため、宮を横から見上げる形で見たので余計そう思ったのかも。


正直に言うと、個人的に宮に対してはキャラとしてそこまで好きという感情はわかないんだけど舞台上の彼のたたずまいだけで悔しいけどすごい…と認めざるをえませんでした。

(結局佐久早のブロマイドをお買い上げ、彼は本当にスタイル良し男だったよね)



そして、みんなの「~3度のボレーで攻撃へと繋ぐ球技である」。


初めて聞いたけどそろえられた声に心をグッとつかまれた。
最序盤から本当に圧倒された。



2.一幕の最後

一幕の最後、日向と影山が雪の中を二人で走る場面。


私はハイキューの魅力のひとつは当人には当たり前の日常だったり特別なことではないのだけど、他者から見たら懐かしさとか羨ましさとかを覚えるようなさりげない青春感にあると思っている。


漫画だしフィクションなんだけど妙な生々しさ、現実にいそう感があるからかそういうように感じる。

例えば私の場合、自分だけでなく身近な人でも「3年の冬まで部活をする高校生活」をおくっていた人はいないので、それを見るだけでこういう青春もあるんだなあと心揺さぶられてしまう。


この場面は、私の中でまさにこれにあてはまる。


ふたりはがむしゃらに雪が舞う中、走っている。

青春をひしひしと感じてまた涙があふれた。

がんばれ。今は大変かもしれないけど、がんばれ。
そう強く思った。





そう、観るまであまり知らなかったんだけど、ハイステはメインのメンバーがアンサンブルさんのような働きもするから推しがいる方は本当に目が離せないだろうなあ。

本当に目が足りない!状態になる。


大勢の人が一斉に動いて一緒に何かをしているのを見るのが大好物な自分には、わりと最適の舞台なのかなと思った。

次回もみたいなあ。


会場で東京の陣のDVDも買ったんだけど、買ってからほぼ毎日見ている。
これもまた泣いた。

「~3度のボレーで~球技である」を聞くと毎回、胸が熱くなるのだ…



本日はこの辺で失礼。

ちなみにハイステを観た後に友人(ハイステは知らないけど原作は読んだことあるらしい)に会って、彼女が好きそうなキャラのブロマイドを勝手にお土産として渡した。

友人は普通に笑ってた。

音駒好きって言っていたから今日の私は音駒コーデだから!と伝えたらまた笑ってた。

平和です。

ハイキュー!!聖地巡礼(かなり軽め)

ハイキュー!!聖地巡礼してきました。

作者古舘先生の故郷である岩手県軽米町。



まずはじめに軽米町物産交流館へ
ここでは聖地巡礼地図がもらえます。

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ハイキュー!!コーナーもある。


キーホルダーとかさまざなグッズが展示されていた。
ヒルな表情の黒尾猫が好きで目を奪われた。



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スガさんと影山くん、大好き。


休憩スペースとかお手洗いもあるので聖地巡礼するファンにとっては便利な場所だなと思います。



そして、物産交流館の裏にはこれ!!

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クロと研磨くんが練習していた河川敷!!

ここでふたりが遊んでたんだね…この河川敷がふたりをあんなに頼もしくしたんだね…
としみじみしてしまった。



ここの近くには嶋田マートのモデルとなったたけさわストアさんもありました。


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中は撮影しなかったけどかなりグッズもおかれていて、ここでも黒尾猫に目を奪われた。

噂の輪切りになったブタさんのぬいぐるみも鎮座していた。


たけさわストアさん、結構お安くて普通に買い物もしました。

こちらで軽食や飲み物を買って、クロと研磨くんの河川敷で休憩するのもよさそうです。




次は日向と研磨くんが初めて出会う場所へゴー。


普通の住宅街の中にあって、ここは地元というか近所の人じゃないと聖地だと気づかないだろうなあと思った。

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迷惑にならないように写真だけ撮ってさっと引き返しました。




そして、始まりの場所?
日向と影山が出会った体育館へ。

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さらに、ここのすぐ隣が森然高校のモデルとなった場所。



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中学校らしいので敷地内には入りませんでしたが、窓に日向と白鳥沢の1番と10番らしきタペストリーが掲げられてました。

牛島と白布だったかな?


白布とはなかなか通ですな…と思っていた。


この後は写真撮ってないんだけど、坂ノ下商店のモデルとか烏野高校のモデルを見に行きました。


味気ない+写真少ないですがおわり

今度行ったときはもっと真面目に聖地巡礼します。



我ながら写真撮ってきてないな…と思ったので罪滅ぼし?の花巻でお別れします。

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ミラクルボーイ天童覚 楽園終焉の香りを求めて

みんな大好きミラクルボーイSaToRiこと天童覚。
私も大好きです!!

あの感覚的で奇想天外な感じ、他のキャラにはない唯一無二のものだね、覚くん!!

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春高出場をかけた白鳥沢との試合は仙台市体育館で行われたけど、私の中では秋の仙台は金木犀の香りに包まれているイメージがある。

もちろん金木犀の木があるところは香りが強いだろうしないところは全然感じないんだろうけど、私の中の香りの記憶は強いため、勝手にそう感じてしまった。

「秋の仙台=金木犀」について、解釈違いもはなはだしいわ!!!と思われた方は以下読まない方がいいと思います。





数ヶ月前から密かにほしかったハンドクリームがあった。
それがオスマンサス、金木犀のハンドクリーム。

ほしかったのはいいが、残念ながら秋限定の販売なので発売されるのを楽しみにしていた。

が、普段使っていたハンドクリームがきれたので、9月上旬に別の新しいハンドクリームを買ったのもあり、買わなくていいかなあ?買った方がいいかなあ?と迷っていた。


その中で天童さんはじめ、春高予選に出たみんなのことをNetflixや漫画で見た。


春高予選決勝、楽園に別れを告げたあの日、天童さんがバスに乗っているとき、ふと外に出たとき、窓を開けたとき、金木犀の香りが鼻孔をくすぐったら?

天童さんにとっては金木犀の香りが楽園の終焉を告げる香りになってしまうのでは…?!と勝手に想像がふくらんだ。


金木犀は烏野にとってみれば次の舞台へ導く香りだけど、天童覚にしたら楽園終焉の香りに違いない!

これはやっぱり買うしかない!!と無事ポチり!
届く!


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こちらのブランド、詳しくないけれど世界各地から原材料を取り寄せているそうな。

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こんなシンプルでお洒落なチラシが入っていて中を開くと

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「楽園からの贈り物」

!?!?楽園!?!?
運命を感じざるをえない!!


ただ、最初ふたを開けて香りをかいだとき、手につけたときはこれ本当に金木犀…??と思った。
正直、期待してた香りではなかった。

けれど次の日の朝、出勤前につけたら仕事中に金木犀の香りがふわっと香ってきて、うわあ!金木犀!秋の仙台!SaToRi!とわくわくが止まらなかった。

金木犀って若干くせのある香りだと思うので、金木犀の香りが苦手な方にはおすすめしないけど、そうでなければ年がら年中秋を感じることができるハンドクリーム。


今では一日一回はつけていて、天童さんをはじめいろいろな選手の春高予選に思いを馳せています。

こちら、オードパルファムも販売されているらしいのでそちらも気になるところ。
今度店舗に行ったら試してみたいなあ。



「楽園からの贈り物」という言葉を見て、彼の楽園は仙台市体育館で終わったのかもしれないけど、楽園にいた記憶、仙台でバレーをした日々の記憶は消えないんだよな…としみじみ。


誠に勝手ながら、金木犀は楽園終焉の香りであると同時に、楽園の記憶を呼び起こす香りでもあるんだろうなと私の中で結論づけました。


以上、SaToRiの影響でハンドクリームを買ったお話。



画像引用
古舘春一先生「ハイキュー!!

木兎光太郎は最強の雄である

自分の動物的本能を感じることはないだろうか。

私は自分の奥底に動物的本能があると信じている。

理由は単純、人生で二度、ふとしたことが原因で自分の動物的本能を感じたから。



一度目は海外でのあるものをみたとき、自分にも野性で生きるための最低限の本能があるのでは?と気づいた
二度目は先日。ベッドの上で漫画を読んでいたとき



ハイキュー!!37巻

木兎光太郎の胸でのレシーブ


(古舘春一先生 ハイキュー!!37巻から引用)



前に出すぎた木兎光太郎がとっさの判断で胸でレシーブをするのだが、私はこれを見た瞬間に人生で初めて「この男に守られたい!」と思った。

より感覚的に書くと、守られたいと思ったというよりも体が

「この雄だ!この雄こそ、お前を守ってくれるぞ!!」

と私に教えてくれた。


ここでいう「守る」とは社会的地位があったり金銭に困らないから守らている、ということではなく、いざ自分の命や身体が危険に侵されているときに守ってくれるということ。

現代の日本で生きていれば日常的に命の危険を感じることなどはほぼない。


それにもかかわらず、彼は守ってくれる、それなら守られたい!
と日常生活で不要と思われる守られるという行為を強く意識させられた。



野性動物なら守ってくれる雄は何よりも重要なのだろうけど、私は現代日本に生きてる人間だよ??
命を守ってくれるなんて普段考えないよ?
わたしゃサバンナに生きる動物か??

冷静になったあとに戸惑った。


もちろん、こんなにも野性的な、動物的な感覚で男性を見たことはない。

性格がいいとか職業は何だろうとか顔がかっこいいとか…そういうことを考えてきた。


しかし、本当に野性に投げ出されたら優しくてもおもしろくても社会的地位があっても人間界でかっこよくてもたぶん何も役に立たない。

第一に必要なのはきっと強い体。


現代社会に順応しすぎるほど順応している人間だからか??どちらかといえばやせ形の人の方が好きだった。


でも、奥底にある動物としての本能が木兎光太郎を見て、強い雄、強い体を見せつけられて呼び覚まされたんだろうなと思う。




では、そもそもなぜあのシーンでここまで野性的な、動物的な感覚が沸き起こったのか。



!以下、唐突ですがコナンの劇場版「水平線上の陰謀」のネタバレになります!








水平線上の陰謀で犯人の性別に関する推理のひとつに「狭い通路で人とすれ違うとき、女性は相手に背を向けてすれ違う。
なぜなら女性は無意識のうちに胸を守るから」というものがあった。


これこそ木兎光太郎に雄を感じた理由の根底にある考えだ。


つまり、女性が胸でのレシーブをするには男性よりも意識レベルで圧倒的にハードルが高い

しかしそれをとっさにやる木兎光太郎は女から程遠い、まぎれもない男、強い雄の体を持っている…という事実をつきつけられたからだ


…と自ら結論づけた。

体をはって女にはなかなかできない芸当を体をする、それって強い雄の象徴じゃないの。

私にとって、胸レシーブをする木兎光太郎はまさに雌ではない、完全に雄なんだな。



若干頭の中で頭筋キャラはちょっとね~なんて思っていたけど、あの試合を通じて木兎さん本当にかっこよかったなーと。

先輩としても上司としても男性としてもよさそうだけど、たぶん自然界の中で生き残り競争を強いられたときこそ彼は本領を発揮するんだろうなと思っている。