ちはや’s ブログ

 日々生活をしていて思うことを自由律俳句でつらつらつらつらと書いています。ときにはハッピーな内容を、ときにはくだらない内容を、たま~にダークな内容も盛り込んでおります。どうかおおらかな心でお読みください。どうぞよろしくお願いします。

今日の一句 「ぼくが雨を好きなのは 出会った日も雨だったから」

 冬に降るつめたい雨、秋にしとしと降る雨、台風の前の土砂降りの雨、夏の夕方にわか雨。季節や時間、音によってまったく様相をかえる。 

 でも、ぼくの雨の日の印象をかえたのは、あの日傘をさしていた君と出会ったせいだ。 

 @冬の雨の日

                              千早哉

 

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今日の一句 「ランドセルが大きくおおきくゆれていた」

 ランドセルを背負った小さなちいさなこども3人が歩道を走っている。追いかけっこをしているのか、ただふざけあっているだけなのか、理由はわからない。後ろからみるとほとんどランドセルだ。ちいさな体で大きなおおきなランドセルを必死にせおっている。走るたびにみぎひだりとランドセルがひょこひょこ揺れている。

 平和な平日正午過ぎ。ぼくはスピードを落として通り過ぎた。

 

  @平日14時

 

                             千早哉

 

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今日の一句 「階段が 最後にもう一段あり捻挫」

 

 階段を上っている時にもう一段、空気の階段をのぼってしまうことや、降りたと思ったらまだ一段ある時がある。あの時ほど自分が情けなくなる日はない。捻挫の痛みよりも自分への情けなさでやるせなくなる。

 @歩きなれた階段

                                千早哉

 

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今日の一句 「カーラジオから君の名前のペンネーム リクエストの曲は知らない」

 よく聞いているラジオ局から君と同じ名前のペンネームが聞こえ、おもわずボリュームをあげてしまった。今はどこにいるのかまったくわからないし、同じ名前なんていくらでもある。スピーカーから流れるリクエスト曲は君が好きだといっていたアーティストとは少し違っていた。

 @ドライブ  

                                千早哉

 

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今日の一句 「おばあちゃんによく似たおばあさんがいた」

 おばあちゃん子の僕は「おばあちゃん」というと、どうしても父方の祖母を思い出す。僕にとって「おばあちゃん」は夏に近所の酒屋へアイスを買いに出掛け、帰りに一緒に赤とんぼを見て、川で冷やしたすいかを出してくれた思い出のある「おばあちゃん」。

@駅のホーム

                               千早哉

 

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今日の一句 「月があんなにも大きいのでとても怖くなりました」

 満月が不思議と大きく見える時ある。地平線沿いで地球が終わるんじゃないかと思うくらい大きく見える時。綺麗と眺めながら少しだけぞっとする。

@帰路

 

                                 千早哉

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今日の一句 「体重計がおかしいはずだ」

 僕は古いメモリ式の体重計を使っている。かかとのあたりにネジがあり、体重計の誤差を調整する。数回使うと1キロくらいズレていることがよくある。

 正月明けは、つい体重計をマイナス2キロくらいにして、現実逃避をしてしまう。

@1月のお風呂場

                             千早哉

 

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