手術される人になったお話。

子宮筋腫と卵巣腫瘍で

最後に。

子宮筋腫があるとわかってから、手術までに7年経ってしまいました。

放置してたわけではありません。

定期的に婦人科にかかり、子宮頸癌、体癌の検査もして、内診もしてエコーも撮ってました。

かかりつけの婦人科は人気が高く予約無しでは受診が難しい様な病院でした。

先生がずっと言い続けていたのは「閉経したら小さくなる。この大きさでは開腹手術以外無理」

でも実際は、3年前に今回入院した病院を受診していれば腹腔鏡手術で開腹することなく手術可能だったそうです。

 

長年腫瘍を抱えたままだったので、腸の癒着もあり大変だったとニコニコ執刀医は言ってました。

場所が近いので、術後に排便や排尿の障害を抱える人もいるそうです。

セカンドオピニオンは大事です。。

勤務先にも子宮筋腫があるとわかっているけど、私と同じ説明を受けてそのままにしている人も数人います。

大きな病院は時間もかかるし、足が遠のくにもわかりますが、1度受診されるのもありだと思いますよ。

 

 

さて、ダラダラと書き綴ってきましたが今回で終了です。

読みづらい文章にお付き合いいただきありがとうございました。

皆さまの健康をお祈りしつつ、〆

 

お金の話

今回の入院費用は、11万7千円でした。

 

私の場合、入院が2月と3月に跨ってしまった為、それぞれの月に高額医療の上限がかかってしまった為、ちょっと損してます。

これが3月1日から入院してたら、上記から5万7千円減額となります。

但し、この事はわかった上での2月26日入院です。

勤務先が3月繁忙期なので月末だけでも出勤したかった事、加入している健保からかなりお金が下りてくる事から3月まで延ばすことはしませんでした。

今後入院をお考えの方は参考にして頂ければと思います。

 

それと保険。

子宮筋腫は通常、持病として免責になる様な疾患ではありません。

普通に申告して問題ないものです。

もし、未加入の方がいたら是非加入されることをお奨めします。

但し、これが所得補償になると話が変わってくる場合があります。

加入を検討されている、もしくは加入されている方、ご不明であれば確認しておく事を

お勧めします。

 

同室の患者さん

同じ病室に癌患者の方がお2人いらっしゃいました。

入院した病院は、入院前に病状の説明等をどこでするか選択させてくれます。

病室でするか、周りに聞こえたら嫌なら面談室に移動するか。

私は特に問題を感じなかったので病室でいいですと回答してたんですけど

その癌患者さん達も面談室へに移動を選択されなかったんでしょうね。

なので、お2人がなぜ入院しているのか、今どういう症状なのかわかってしまいます。

お1人は抗がん剤の点滴の為にだけ入院されていた様ですが

もうお1人は少し様子が違いました。

恐らく相当我慢しての受診からの入院だった様で、担当医の説明を聞いていると

個室に入るレベルなのでは。。と思ってしまう。。そんな状況でした。

 

コロナの件が無くても面会に入室できないぐらい小さいお子さんがいる様で、

面会禁止の中、その方だけはご家族が来て車椅子に乗せて降りて行ってました。

お子さんと会っていたみたいです。

 

私もそうですが、一家の主婦は自分の体の心配は最後に回します。

まず子供、そして旦那です。

多少辛くても我慢します。

ただ、結果長期入院。。長期でも完治して帰宅できればいいですが、

万が一帰宅できないなんてことになったら。。

家族の為にも、自分の体は大切にして欲しいです。

 

あに女性の回復を心から御祈りします。

 

 

 

2020年3月5日

おりしも自分の誕生日に退院となりました。

 

傷の痛みに関しては、咳はできるけどくしゃみは無理。。ってレベルでの退院。

トイレの大きい方については、便通をよくする漢方が効いてたのか腹圧かける必要なしの為問題無し。

(因みこの漢方は効きすぎたので退院前夜から服用やめました)

 

手術しなくちゃいけないってなった時は、1ヶ月以上もあると思ってたけど

終わってみればなんだかあっという間。

多分、入院した病院も良かったんだと思う。

ニコニコ執刀医も、看護婦さん達もみんないい人だったし

言い方変かもしれないけど、居心地の良い病院でした。

 

まあ、綺麗な病院より汚い我が家ですけどね(笑

2020年3月1日〜3月4日

4日間まとめた理由は。。。毎日ほぼ同じだから。。

 

スマホiPadを交代で使って、YouTubeネトゲの日々。

体の不具合と言えば、テープ被れぐらいだったし、それも軟膏で一発クリア。

5日目には点滴も外れて、飯→シャワー→飯→YouTubeかトイレか院内散歩→飯→YouTube(ry

動かないから眠れないけど、寝なくても問題ないし。。

あ、点滴外れてからは毎日仕事帰りの旦那と1時間弱、1階のカフェで面会してたから

暇つぶし要素が増えたのは有り難かったかな。

因みに硬膜外麻酔も5日目の朝に外されたけど、問題無かったです。

ロキソニンも出されてたけど、飲まずにお持ち帰りしたぐらい。

 

おかげさまで経過良好だった為、退院が1日早まって3月5日に無事退院の運びとなりました。

 

 

2020年2月29日

術後2日目。

 

実は新型コロナの影響で、面会禁止となっているこの病院。

『家族だしー手術翌日だしー』と面会に来た旦那は、入口で却下され悲しみの帰宅をしてたりする。

あたしが下まで降りて行けば、カフェもあるし会えるので、点滴外れたらねと慰めた。

『10日もすれば帰るんだから別によくね?』という言葉は飲みこんどいた。。

 

本来はこの日の昼から流動食スタートだったけど、アイドル執刀医は腸閉塞を異常に警戒してるらしく、もう1日絶食となった。

この日も特に辛さを感じず、廊下10周も歩けてないけど怒られることも無くまったりと過ぎていった。

 

 

2020年2月28日

手術翌日。

 

手術前の説明で既に言われていたことだが、今日から歩けと先生。

話が前後するけど、執刀医の先生がめちゃ可愛い。

可愛い顔して言うことは容赦無いのだが、それもいい。。。(注:I am オバサン

 

話を戻そう。

アイドル執刀医は「廊下を20周ぐらい歩いてくださいねー」とニコニコしながら言う。

厳しい旨伝えるが「盲腸や帝王切開も原因かもしれないんですけど、癒着がけっこうあって、

丁寧に剥離しましたけど、腸閉塞になるとまた手術になっゃうんで」とニコニコと返り討ちに遭うあたし。

動けば動くほど良いらしいので頑張って歩く意思は伝えた。

しかし、あれだけ可愛くてしかも若く、笑顔はほんとにキュートで医者。。無敵だな。。

 

背中に入れっぱなしの痛み止めのおかげか、アイドル執刀医の技術の高さのおかげなのかは

不明だが、手術翌日も痛みや吐き気などの辛さとは無縁で終わっていった。