老犬が虹の橋を渡った日 with 元保護犬

元保護犬と老犬のいる日常

ささみをひとかけら

マロンが最後に口にした食べ物

ひとかけらのささみ

 

1年前の昨日、ご飯食べなくなったから

食欲無いのかな?

年いってきて食欲にムラがでてるのかな?

大好きなささみなら食べるかな?

そう思って用意したささみご飯

小指の先ほどのひとかけらだけ食べてくれて

それが最後のご飯になった・・

元気だった日から1年

マロンがご飯完食してくれた最後の日から

今日で1年だね

元気だった最後の日

だんだんご飯がうまく食べられなくなってて、ちょっとめんどくさそうだったり

スプーンや手で手伝ってあげてたよね

マロンがいなくなるなんて現実味が無かった日々

まだまだ半年とか年単位で時間があると思ってたよ

f:id:coco-maruid:20210301194140j:plain

 

 

とても会いたい

愛犬がいなくなってもう4か月半にもなる

今日は久々に涙がでるほど会いたいよ

犬じゃなくても「死」を扱う映画とかみちゃうとダメやね・・

喪失感や亡くなったものへの自分語り

そういうのって犬でも人間でも同じなんだな

大切なもの

という意味で同じ感情がわくんだと思う

 

会いたいわーー

元気だったころちぎれんばかりに振るしっぽとか

嬉しすぎてどうしていいかわからなくて

ウロウロすりすりして、感極まって「ワン!!!!」って鳴く声とか

話しかけるとちょっと小首傾げる仕草とか

もう歳とってそんな体力ないのに

たまにロープ咥えてきて大好きだった引っ張りあいっこしよ!って誘ってくるのとか

大好きなおやつ、うっとりした顔でかじる姿とか

全部ぜんぶ、またみたいよ

会いたいよ

抱きしめたいよ

ママ僕のこと好きなん?しゃーないなーって

ギューされてくれるマロン

まだママの番、ママがマロン君好きーー!する番、マロンの番ちゃうねんって言うと

目が合うと顔を舐めたくなるから目を逸らして順番まだ?って待つ

こんなにいろんなこと理解してた私の特別なマロン

あいたいよ

 

もう家の中にマロンの匂いが残ってなくて

残されたほうの犬もマロンがいたころはしなかったような仕草をいろいろするよ

お風呂もバリカンも爪切りも、1匹だと早いよ、すぐ終わる

 

いつまでも会いたがって寂しがってごめんね

苦しませずに逝かせてあげれたことは後悔してないんだけど

でもやっぱり代用も効かないし喪失感も薄れないんだよ

子供がいないのもあるかもだけど、16歳の息子を失ったんだよなーって

情を交わせた相棒だったもんね

16年間支え続けてくれた一番の仲間だったよ

自分のこと、犬だなんて思ってなかったよね?

あいたいよ

声が聞けた日

一昨日の夕方

犬のごはんの用意をしてたとき

また不意にマロンがいない事が寂しくなって

涙が込み上げてきたその瞬間

 

鼻を鳴らして私を呼ぶ「ピー」って声が一声聞こえた

 

あぁ、マロン、来てくれたんだ

死んじゃってから初めて声聞かせてくれたねって思った

 

実際に耳で聞いた声じゃなく、聞こえた方向のない

直接頭に響いた声だったね

でも、いつものマロンの声だったよ

うれしかった

 

もうすぐ4か月だね

会いたいよ

旅立ちから3か月

あの子が旅立ってから3か月

季節も冬から初夏に変わった

 

朝の仕事前、1匹だとなかなかハウスしてくれなかった元保護犬も

だんだん自分だけしかいないことに慣れたのか

なんとかハウスに行ってくれるようになった

 

仏壇にご飯と水を供えて手を合わせる

一言「マロンご飯食べ」

この繰り返しにも慣れた

 

でもやっぱりまだ「会いたいな」って考えちゃうと涙が出るよ

マロンって呼んだら

「ママ、なに?僕のこと呼んだ~?」って来てくれて

「ママ、僕のこと好きなん?しゃーないなぁ~」って寄り添ってくれて

めんどくさかったときは溜め息フーン!ってする・・・

 

マロン、会いたいよ

 

普段は泣かないけど

でも思い出さない日はないよ

毎日話しかけてしまうよ

何言われてるかわかってる顔するあの表情が目に浮かぶよ

 

もう夢でしか会えないから、夢で会いに来て

ぎゅーってしてマロンの匂いを呼吸して「あー、マロンの匂いや」ってしたいよ

旅立ちから四十九日

今日は先住の愛犬が旅立ってから四十九日目です

犬の場合も人間と同じで48日目までは現世にとどまり

49日目に旅立つのかな~

昨日は家で過ごす最後の日?だったのかな

                  

           f:id:coco-maruid:20200423224622j:plain

 

 

昨日は残された元保護犬のほうの落ち着きがなく

始終ウロウロと家中を歩き回り、中空を目で追ってはしっぽをフリフリ

あげく寝る時、普段は居間の犬用座椅子の上で寝ているのですが

珍しく寝室まで移動してきてベッド下に置いてある犬用クッションの上で寝てました

先住犬が元気だったころよく寝ていた場所です

 

ほんと昨日はあちこちに「気配」が落ちていましたが

今日は夕ご飯のときだけ

元保護犬のほうがご飯を持ってる私じゃなく、

中空を見上げてしっぽフリフリ

ウロウロ、くるくる

なんだか嬉しそうな動きをしてからご飯を食べました

食い意地ものすごいのにめずらしい・・

マロンがバイバイ言ってた?

 

www.youtube.com

 

老犬が虹の橋を渡って2週間

3月20日

 

あの子がいなくなって2週間

こんなに会えなかったことがなく

それは今後も続く

どんなに望んでももう会えないんだよね

週末だし泣いてもいいかな

 

そういえば、もう1匹の元保護犬のほうが

今までと違う動きをするようになってきたよ

かつてはマロンの特等席だった場所で、同じような姿勢ですり寄ってきてるよ

マロンが生きてた時は落ち着かないのか座ろうとしない場所だったのに

不思議だね

マロンが教えてる?

「僕がいなくなってママ寂しがってるから、ここ座ってあげて」って