歴史修正主義と聞くと、過去の事実を捻じ曲げて自らの主張を正当化することのように思えます。
歴史修正主義に対する批判は、過去に公表された情報こそが正しく、それ以後に公表された情報は、何かの企みがあって公表されたものであり、事実とは異なるとする考え方が根底にあるのではないでしょうか。
しかし、歴史上の事実、こと近現代史に関しては、事件発生直後に正しい情報が伝えられないことはよくあります。だから、事件から数十年経過した後に真実が明らかになることもあり、そのたびにこれまでの歴史の通説を考えなおす必要が出てきます。
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