『異世界おじさん』第4話「つらい中お前がいて、支えてくれてよかった」感想メモ

・1話再放送を見て、「そういや3話と4話見てなかったな……」ということで流れで視聴。

・おじさんとエルフがうまくいき、たかふみと藤宮さんがうまくいくところを見たいと思う、その思いが弄ばれている。俺は弄ばれながら本気で手を震えさせていた。実際すんなりうまくいったら多分作品の根幹とかおもしろみが無くなってしまうのだろうけど、それでもふつうにそういう展開は見たい。俺ってノスタル爺の「抱け―っ」おじさんなんかなあ。というかこれやってることが相席食堂。言いたいことはそれだけ……。

・藤宮さんの、というか女性キャラクター陣一般かもしれないが、キリッとした目からぱにぽにだっしゅ!思い出す。特に根拠はなく、大田和寛さんからの連想というだけ……。

・ストロング系チューハイ、2017年には結構人気になっていたようだ。劇中で出てくるのはストロング系っぽくなさそう。ほろよいはさておき、檸檬堂ってもうこの時あったかな?と思ったが、2018年5月にはすでに九州で先行して売ってたようで、作品の舞台がどうやら福岡ということもあり、この時点(藤宮さんの誕生日が6月3日:劇中は2018年6月3日)で彼らが飲んでいてもおかしくはない、という話っぽい。

・関係ないけど、どちらかと言えばおじさん側の年齢であることを今更感じ、(自分が○ぬ以外で)若者の邪魔をせずに生きていくことをよく考える。考えているフリをしています。

・あのやけに広い団地の一室(LDKと言ったら良いのか)の空間のデザインの仕方に関心があるけど特に考える糸口も知識もない。まあでも広い部屋は良いですね。ふつうに考えればよく知らないおじさんが(元々ルームシェアとはいえ)転がり込んできてるわけだから、物理的・空間的ゆとりはギスギスしない関係づくりには大事かもしれない。レイアウト上の都合はわからない。家族ゲームの食卓のようなやつは撮れそう。たかふみが「コーヒー豆買いに行ってくる」(コンテンツ力:コーヒー豆>JC藤宮さんの水着)と言い残し、おじさんと藤宮さんが取り残された場面でふと思った。

『ルミナスウィッチーズ』第3話「優しい灯り」感想メモ

・仕事を辞めるまで後100日……と数えている。アニメとか見たりブログ書いたりしている場合じゃない。

・流し見感想。ミラーシャとアイラがすれ違う回。というより最後でみんなの前で謝罪していたようにアイラには苛立ちや焦りがあり突っ走りすぎていた。ミラーシャにとってのアイラはこれまで憧れの人だったわけだけど、共に歌う仲間として一緒にやっていくためには、憧れだけでは無理があるように思う。そのあたりの感情の処理が追いつかず、泣いたり、気まずい思いをしたり、表情がころころと変わる。かわいいね……。好(ハオ)……。

・アイラに対して「がんばってもどうにもならないことがある」と言ったのは、ミラーシャ自身がそうだったから……だと思った。

・冒頭、戦闘のためのウィッチでないがゆえに、彼女たちの活動に理解が得られない描写があった。しかし村で訓練するなかで、人々との交流が深まるみんな(マリア、アイラ、グレイスは除く)。村の子どもたちを笑顔にし、「音楽が人を救う」地道な積み重ねがあらわされていた。

・(エリーが促した)村での訓練があったからこそ、結果的にアイラは自分の役割を考え直す機会を持つことになった。「すべきことはやりますよ」と(いささか消極的な態度をしめしながら)言うものの、未だにウィッチ本来のあり方に縛られている。そんなアイラ自身が、歌が人を救うことに自覚的になる回だった。「すべきことはやりますよ」から「私も歌うウィッチだ」へ。

・マリアのゲ□が「ルミナス」だったとは……。おバカ要素。

・エリーが結構嫉妬深い。「あれアタシとアイラの歌じゃん」

・いのりとピアノの出会い。背景となる室内が油絵っぽい。すすけた部屋に光が差し込んでいる。また、最後に練習じゃないかたちで歌を聴いてほしいと提案する。最初は自分自身が……というよりジニーを推薦したくて、というかたちでここに来たように思うけれども、いのり自身のもともと秘めた思いや、少しずつ変わっていく様子が描かれたりするのだろうか。

『からかい上手の高木さん』(2期)第1話「教科書/催眠術/寝起き/水切り」感想メモ

・仕事辞めて実家帰りたいという感情しかない。根本的に仕事したくない。(一般的な勤め人と比べてはるかに暇であるという前提はおいておいて)いろいろと立て込んできてキツい。

・"勉強"のためにからかい上手の高木さん2期1話を見た。前番組はそれでも歩は寄せてくるだった。流し見していて感情が無。中村カンナさんのギャースカギャースカボイス需要アリ。

・感想書くつもりはなかったけど、「催眠術」回で高木さんが完全にやっちゃいけない顔してたから目が覚めてしまった。あげく催眠顔でダブルピースまでしていて……。ここDLsiteじゃないんだよ?

・「水切り」回。高木さんが水切りする西片にささやきかけるの、完全にやってることが野村克也……。西片の不注意とはいえ、体を張って高木さんが川に落ちるところを阻止した西片。催眠術回でも結局高木さんに恥ずかしいことさせるのやめたし、そういうところは律儀というかジェントルというか、エラいと思う。催眠顔見てアヘアヘしてる脳みそ性欲漢は顔洗って出直してきな。出直してきます。

・教室で進行する話よりは、やっぱり外で進行する話の方が動きもあって良いと思う。緩急の付け方かもしれないけど。

・日比野ミナ。結構家事とか家の手伝いとかやっていて朝が早いという設定。ユカリもサナエも知らなかった?、という点はなにげに印象に残った。友人同士でもヨソの家庭の細かなところまでは踏み込んで話すことはないよね。

・仕事辞めてVR高木さんだけやって生きていこうかな。

『ルミナスウィッチーズ』第2話「永久の寄す処」感想メモ

・とりあえず1回地上波で流し見しての感想メモ。ポンコツ、くせ者勢ぞろいの回。

・ジニーを見ていて、基本的に不憫属性なのではないかと思った。仕事を手伝い、子守をしている。勉強は?学校は?同世代の友人は?ジニーのぶかぶか帽子やサイズのあっていない仕事着は一見するとかわいらしさを表しているのだけど、その一方で成人用のサイズの服を身につけながら労働してるのは不憫さを端的にあらわしている気もした。

・ジニーはいのりに対して「見つけてくれた」と言う。この言葉を聞いて、自分は第1話でのジニーとモフィの出会いを思い返していた。ジニーはモフィと出会ったのかもしれないが、「モフィがジニーを見つけてくれた」とも言えるのかもしれない。

・ジニーにとっての歌とは何か。他者とつながるためのメディアであると思う。これまではおそらく一方的に(ラジオやナイトウィッチ?を通して)聴いて、歌っているだけだった(おそらく誰にも届かない歌を)。彼女の声や歌が誰かに「届く」偶然の出会いやきっかけがあり、彼女の世界が開いていく、照らされていく過程を、1話2話で感じることができた(実際どうか見返さないとわからない)。

・面接、お料理、ジニー探索、合唱というイベントを1話に詰め込みながら、各キャラの特徴を手短にさばいてかつ印象づけていく。加えて、アイラまわりの関係性も描いていく。なにげに情報量てんこ盛りの回だったのかもしれない。

・ミラーシャ、射撃だけでなく料理もダメらしい。逆に得意なことは何なのか。顔?顔担当?

20220710アニメ感想

・個別エントリにするのが面倒なのでまとめて書く。無理に書かなくても良いのでは……。

■『ルミナスウィッチーズ』第1話「WONDERFUL WORLD」

・キャラクターの名前覚えられなくてふつうに調べながら書いている。製作はアサルトリリィ班?

・使い魔(モフィ)との謎の(運命的な)出会いが描かれたジニー。空から降ってきたモフィをなぜすぐ受け入れたかはよくわからない。広場での歌唱シーン、歌がうまい。同一人物とは思えない。才能はさておき、使い魔いなかったら、いなくなったら彼女の歌はどうなるんだろう。

・ジニー、いのり、ミラーシャの顔合わせ。ポンコツ3人組感ある。個人的にミラーシャがこの中では一番キャラを把握するとっかかりが多かった。射撃がド下手、推しの出待ち云々、人見知り……。

・OP(1話ED)のアイマス感よ。

■『プリマドール』第1話「はじめての旋律」

・ABEMAで視聴。灰桜たむ萌え萌え。萌え萌えです。

・千代と夕霧の別れのエピソード。心動かされるエピソードだと思うが、当方の情緒が枯れており……。

・機械人形排斥?のビラが街の掲示板に貼っていた気がするのだけど(今見返せないので気のせいか)、オートマタはふらふら歩いて襲われたりしないのだろうか。

・一番衝撃的だったのが、BD1巻の特典で、

TVアニメ『CLANNAD AFTER STORY』OPテーマ「時を刻む唄」/歌:灰桜(和氣あず未

とあり、「そんなんアリ???」ってなった。ちょっと欲しい。ちょっと。他の巻のCD特典は次の通り。

2巻:(『AIR』OPテーマ「鳥の詩」/歌:鴉羽(楠木ともり))
3巻:(『Kanon』OPテーマ「Last regrets」/歌:月下(富田美憂))
4巻:(アニメ『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』EDテーマ「Twinkle Starlight」/歌:箒星(中島由貴))
5巻:(『クドわふたー』EDテーマ「星屑」/歌:レーツェル(鬼頭明里))
6巻:(『リトルバスターズ!』OPテーマ「Little Busters!」/歌:【シャノワール】灰桜(和氣あず未)、鴉羽(楠木ともり)、月下(富田美憂)、箒星(中島由貴)、レーツェル(鬼頭明里))


・放送後のキャストトーク。今後の展開大喜利をしていた。鬼頭さんのイラストがうまい。
富田さん「巨大プリンを作る。」
楠木さん「鴉羽が髪を切る。」→「髪切ったらショートのキャラばかりになるよ」とツッコミ。
他「武道館に行く」「マスコット(名前失念)のかたちに店を改装」

■『Engage Kiss』第02話「欲望に浮かぶ島」

・貧乏属性推しというか「日陰の女」推しというか。キサラの「やっぱり日陰の女と言えば内職よね」のセリフが一番面白かった。食卓に並ぶもやしが最初もやしに見えなかった。パーティー会場にタッパー持ち込むのはご愛嬌。

・悪魔退治中にお急ぎ便を頼むシーンで、悪魔をほったらかしでキサラとしょうもないといえばしょうもないやりとりをしていた。今回の悪魔と同様に、ベイロンシティに対して反旗を翻しても良いはずなのに、シュウ自身は行政から仕事をもらって生きている、という構図が示された。いや食えてるかは微妙だが。

『からかい上手の高木さん』OVA「ウォータースライダー」感想メモ

・深夜俺はテレビを観ていた。やることもないからボーッと観ていた。からかい上手の高木さん1期のウォータースライダー回が流れていた。これOVAらしい。テレビでやってくれるのお得だね。

・プールでの各々の一日がメイン。個人的に連作よりもひとつのエピソードの方が見やすい。

・プールは小豆島ふるさと村ファミリープールがモデルになっているようだ。土庄港あたりからだとバスで30分くらい?

・プールから上がったり、ウォータースライダーでしゃがんだりする高木さん(の肉体)に世間的には感じてはいけない色気を感じる。俺はこういう人間だ、俺はこういう人間。テレビ本編でもこういうふうに(ほんの少し)扇情的な描き方がされることはあるのだろうか?(テレビ本編をほとんど見ていない)。これを機会に見ようという気になった。気になっただけ。逆に漫画のウォータースライダー回はどういう描かれ方がされているのか。

・ウォータースライダーでくっついて滑るとラブラブ信仰をめぐって。西片、ウォータースライダー滑ってるときに足で壁にブレーキかけると火傷しそう。真野ちゃんからの「一緒に滑ればよかったのに」対して高木さんが「悪いクセ出ちゃって」と返すところはある意味ひとつのハイライトで、「高木さん、からかうの「悪いクセ」だって認識してたんだ……」と謎に感心してしまった。ED後、最後のバスのシーンでは、爆睡する西片に寄りかかられ、戸惑い、照れ気味の高木さん。一杯食わされていた。

・中井くんと一緒にいたい真野ちゃんに配慮する木村に涙が……。俺って木村だったんかなあ。

『東京ミュウミュウ にゅ〜♡』第1話「どーなってるの!? 今日から正義の味方だにゃん!」感想メモ

・BIRDIE WING 1stシーズンの後番組。とりあえず見る。前作は見ていない。例によってキャプ画等はありません。単なるメモ書きです。

・狙ってやっているのかわからないが、絵面が2000年代初頭のアニメのイデアだった。「どこが^^」と詰められると返答するの難しいんですが(ゴニョゴニョ)。

・いちごを抱える白金稜のセリフ(「重たい」云々)には普通に失礼だなと思う。今は令和やぞと擦るのは良くないけれど(令和じゃなくても失礼なものは失礼)。

・2000年代を思わせつつ、出てくるスマホVRは現代的といえば現代的。脱線して、最近見たアニメだと、『カッコウの許嫁』のOPでTikTok(風?)のダンスが描かれていた。今検索したらSmewthieのTikTokアカウントありますね。本編と連動させたりはしないのか(プリマジEDという先例も有り)。

・「え、これ深夜枠なの?ドアサニチアサとか平日夕方じゃ無理なの」と思ったけれども、謎の紋章が太ももに刻印されるところを見てたぶん無理だと思った。こんなんさァッッ絶対アレじゃん淫紋でしょ(ハチワレ)。

・ストロベルベルは前作だとたぶんタカラから玩具が出ていたっぽいけど、今回は深夜枠だし、玩具の販促は無さそう。おもちゃ売っても子どもも少ないし……。

・バンクのBGMからだいぶ前のプリキュアを感じた。たぶん担当は高梨康治さん。プリキュアだとフレッシュからスマイルまでの担当。そういう意味でも懐かしい。

・考えてみれば、最近あまり「高校生になって恋に一直線」みたいな少女マンガ?キャラクターを摂取していなかった気がする。眩しすぎる。

・青山くんが「人間は罪深い」云々言うところはダークサイドに堕ちそうな雰囲気があった。

・めちゃくちゃ長いトレーラーからいちご(ミュウイチゴ)が降りるシーン。変身状態のままトレーラー乗って、よじよじ降りるところがどことなくシュールだった。変身解いたれよ。アニメで現実をやるとシュールになるのか。

・EDのゆっくりみたいなやつが飛び跳ねてるところで少し吹き出しそうになった。

『Engage Kiss』第1話「クズと悪魔と男と女」感想メモ

・地方在住ということもありリアルタイムで深夜アニメ見られてない。必然的にブログに書くことも無い。であいもんの一果たむとか当方好みのアニ女(アニめ)が前クールにはいたにもかかわらず……。

・エンゲージキス1話を見た。各話感想書くつもりないので1話のみメモ。キャプ画もありません、ごめんなさい。これ、ソシャゲ制作も並行して進んでいるらしい。タクトオーパスか?(謎の引き合いの出し方)

・ほぼヒモ状態の「クズ男」をめぐる愛憎劇が展開されていた。悪魔と眷属を放置して。悪魔退治にはあまり期待していないかもしれない(毎週キャットファイトされたらそれはそれでどうかと思うが)。

・入札のシーンも、工事なら良いと思うけれど、悪魔退治で入札は悠長すぎないかと素朴に思った。たいした時間はかかってないと思うがしかし。入札シーンでは父親との因縁か確執か何かを感じさせるものがあった。

・ヒロインはいわゆるヤンデレというやつ。初回は「そうそうこういうの好きなんだよな漏れゎ……」と思うが、回を重ねるうちに飽きたらどうしようという気にもなった。ヤンデレ悪魔、年増泥棒猫に加えてヒロインはもう1人くらい欲しいな(よくばりか?)

・当方が深夜アニメに関心持ち始めた時期、バトルプログラマーシラセが放送していた。世話焼きヒロイン(キサラ)の様子を見てその作品のことを思い出していた。

・また1度だけ更新して数ヶ月音沙汰なし状態にならないようにしたい。

20220110

・新年からだいたい10日経過した。ここ3日は体調が悪く、また一仕事ついたこともあり、ほとんど寝込んでいた。元旦から始めたラクガキは、5日目で挫折した。5日坊主……。

・継続して物事を続けられる人を尊敬する。ここ1年、漫画さえ単行本をほとんど買っていない。週刊連載を追うなんてとてもできやしない。

・いろいろ悩むことが多く、数日前夜中にマジ泣きしてしまった。

『フラ・フラダンス』感想メモ

 『フラ・フラダンス』をだいぶ前に見て来たのだった。自分の解釈がだいぶズレてるんだにゃ~と思いつつ、感想メモを残す。前もっていろいろすみません。

■災害後の地域社会を描く

・もはや自分の記憶にしかないので半分捏造な気もしてきたのだけど、日羽の実家の美容院がかなり切り立った崖?の上にあったように見えた。見返さないとわからないのだけど、いわき市内の山間部?にも甚大な被害があったということなのか。

・真理の墓参りで日羽と鈴懸さんが鉢合わせする場面について。場面としては、月命日(バレンタイン前、2月11日か)に鈴懸さんが(おそらく)真理に対する想いに区切りをつけ、実家に帰ることを日羽に告げる場面(+日羽の実質的な失恋)。関係が動く場面なのでそこに気を取られがちなのだけど、改めて思い返すと、あの無機質な墓の並びのそれぞれに、もしかしたら(言葉は悪いけれど)災害における死があるかもしれず、加えて10年が経つなかで各人がいろいろな踏ん切りをつけているのかもしれない、と思った。焦点はそこではないので、各墓石はひっそりと佇んでいるだけなのだけど。

■常に近未来のハワイアンズ

ハワイアンズの描写について。いくつもの層が重なった場所である。炭鉱からレジャーへ、という歴史における層。そして、災害によって生じた観客席の段差の「ズレ」(くさいことを言えば、あの段差は鈴懸の心のひっかかりだったのかなという気もする。ハワイアンズ全体をメンテナンスすることはできても、どうしても直せないズレと言ったら良いのか。いやもちろん本人は「乗り越えられるよ」と言ってはいるけれど)。さらに、災害後の年月、日羽達の青春。なのだけど、ハワイアンズに感じる近未来感はなんなのだろう。すっきりしすぎ?(汚く描いてほしいとかそういうことではなく)。そのような歴史的なものを良い意味でも悪い意味でも無化してしまうのが、リゾート施設なのだろうか。別の言葉で言うならば、常に近未来を(=前に進むことを)運命づけられている?

・「常に近未来」という話の連想で、ハワイアンズのダンサーはおそらく30歳そこそこで一線を退くようだ。あやめの話だけなので、一般化できるかわからないが。常にダンサーの新陳代謝、入れ替わりが運命づけられているのかもしれないと思うと、少し切なくなる。日羽たちも10年も経つと引退を考えはじめるのだろうか?

■CoCoネェさん

・CoCoネェさんに真理が移ってることを割と終わりの方まで気づいていなかった(節穴なので……)。CoCoネェさんの霊性について、金菱清の震災学のような、死者と残された者の交わりを想起していた(それほど詳しいわけではないが)。

・たしか、同じ時機にサクガン、先輩がウザい後輩~、セレプロで早見沙織の声を聴いていたので、便利屋としての早見沙織を思った。

・ラストの日羽の「私はここにいるよ」というのが今ひとつよくわかっていなかったりする。消えていったCoCoネェさん、というか真理に対して、私は元気でやっているよと叫んでいるのかもしれないし、仕事をはじめて1年が経つ頃、ハワイアンズでようやく自分の居場所を見定めることができた、ということかもしれない。面接の際の笑顔を取り戻せる?までになっていた。

■その他

・考えてみれば(考えてみなくとも)、真理を失ったことで生じた穴を埋めるように、それぞれが生きてきた気がする。笑顔を失った日羽の父と母、プアラを継承したあやめ、どのような関係があったかあずかり知らないが同期の鈴懸、そして日羽。

・カンカンがホームシックになったオハナを励ます場面、正直めちゃくちゃ好きです。キモオタだから……。

・しおん、入寮したときにコンビニ?行くために山道を自転車漕ぐ場面があった気がするけれど、2クールとか4クールとか話数があれば、たぶん脱走して実家帰りそうな回があったと思う。

・同期同士のチームワークを深めていくこと、姉妹の因縁、先輩をいかに乗り越えるか、社内恋愛等、やっぱり1年4クールをこちらでもしかしたら脳内補完するしかないのかもしれない。

・いついろディライト!!(劇中アイドル)の曲を日羽達に使わせるの結構アクロバティックな気もした。でも(いついろ出してくるの含め)結局そういうの好きなんですね、ぼくはキモータだから……。