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架空アイドル担降りブログ

 

 

 

・事務所:ジャ…ズ事務所みたいなもの。

・一部生:=デビュー組

・二部生:=ジュニア。何列目のどの場所に立ってるかがけっこう重要。前に立ってるほどデビューに近いと言われている。デビューは基本的に年功序列(に自然となる。経験的な意味で)。でも経験なんか押しのけてデビューする人もいる。

・「順番」:事務所の一部組ほぼ総出演の舞台に出ること。二年ぐらいに一回、二部生に回ってくる。選ばれる人数は年によって違う。これに抜擢されたらデビューがさらに近づく、らしい。が、出演してすぐにデビューした人もいれば、さらに二年後にデビューした人もいる。二部生じゃなくて一部生の新人が選ばれることもある。二部生のおたくは出演の順番が回ってくるかこないかピリついてる。(ジュ…大賞みたいだね)

・NNNホール:毎週金曜日午後6時から放送してるあれのようなもの。

 

 

 

 

 

 

えーっと、お久しぶりです。何年ぶりですかね。4年?ですかね。長いような、短いような。覚えてる方いるのかな。わかんないけど、けじめをつけにきました。長い長い自分語りですが、よろしければお付き合いください。

 

 

 

 

 

NNNホールで初めて明くんを見た日から、昨日で6年が経ったらしいです。身長に比べてやけに長い手脚を振り回して踊る明くんは、星をまとっているみたいでした。それから、カメラに抜かれた一瞬のタイミングで決められたウィンク。バチンと音がして、放たれたのは多分キューピットの矢。もしくはめろめろパンチ。あの日から、私の心臓も手も足もなにもかも、明くんのものになりました。

 

 

オタクなら誰もが知っていると思いますが、この6年の間で、明くんの立ち位置は急速に変わりました。きっかけは忘れられません。深井真一くんの入所、です。私が好きになったときはNNNホールの0番は明くんの場所だったのに、そこには深井くんが立っています。明くんはひとつずつ隣にずれて、今は深井くんの後ろが定位置です。その間に16歳だった明くんは22歳になって、18歳だった私は24歳になりました。

 

 

深井くんがそこに立つ理由は、わかります。素人の私にだってわかる圧倒的な華、3歳から始めたダンスは誰よりも上手い、おまけに歌も。ボケたかと思えばツッコミに回ることもできますし、演技も上手いです。アイドル以外の生き方が想像できないような彼を、事務所が端っこに立たせておくわけがない、努力じゃ勝てない才能は存在する。そんなことは、わかっています。

 

わかっているから、悔しかったです。10歳で入所した明くんは、6年かけて0番に立ちました。深井くんは、3ヶ月でその場所に立ちました。最初はどうしてここにいるんだろうという顔をして。でも、次そこに立ったときには0番の意味を理解したような顔をしていました。その決意の顔は、おたくの人気も一気にさらっていきましたね。いっそわからないままでいてくれたらよかったのに。そんなことを願う自分がいます。

 

 

なにもわからない深井くんに、事務所のルールを教えたのは明くんです。挨拶はおはようございます、先輩がスタジオに入るときは一列に並んで待つ、後輩は帽子を被らない、早着替えはこうやる、真ん中が0番。そういうことを、同い年の後輩に教えました。「明くんが全部教えてくれる」「明くんがいなかったらすぐ辞めてた」と雑誌で話す深井くんのこと、ずっと微笑ましく思っていられたらよかったのに。

 

 

 

もしかしたら深井くんも入れてデビューかもね。そんな話を友達としたのはいつだったでしょうか。次のデビューは明くんを含めて一列目に立っている5人だと、疑っていなかったので。そこに深井くんが入ったから、6人でデビューかもしれない。

 

 

でも、そんなのは私が勝手に抱いた妄想に過ぎなかったです。

 

明くんの立ち位置がひとつずれて二年経った頃。明くんが18歳になって、デビューを意識し始めた頃、舞台が決まりましたね。6人に回ってくるんだと確信していた「順番」は、深井くんと、一列後ろだったはずの朝日と和也、それから雄大にだけ回ってきました。入所からずっと明くんと一緒だった雄大にも、順番が回ってきました。明くんには回ってきませんでした。

 

 

 

理解ができませんでした。どうして明くんがいないの。なんで4人なの。朝日も和也も明くんの後ろなのに、なんで。

 

 

 

そうやって事務所の選択と選ばれた4人へのヘイトをぶちまけたブログは炎上して、やっと自分がアンチになっていたのだと気づけました。あのとき怒って喚いていろんなものを攻撃して、その結果攻撃されて、結局垢消しすることになったのは私の想像力の欠如と傲慢のせいです。ご迷惑をおかけしました。

 

 

 

回ってこなくてもデビューした人はいるし、今回は役のキャラ的にしょうがない。一部生の新人もいるし。経験少ない子に場数踏ませたいんだろうと、思えたらよかったのにと今の私は思います。

 

思えなかったから、ああなったんですけど。

 

 

 

舞台の稽古が始まると、明くんの立ち位置は一列後ろに下がりました。私の好きになった明くんはずっと一番前にいたから、誰かとかぶって見えないなんてことがなかったんです。一列下がると、誰かの影に隠れることがあるんですね。私、知りませんでした。

 

それでも私は明くんのことしか見つけられなかったから、大丈夫だって思いました。立ち位置が下がっても明くんのことは変わらず大好きでいられる。私は0番の明くんじゃなくて、明くんが好きだから。

 

 

でもやっぱり、私はまっすぐに好きではいられませんでした。

 

 

全員で踊っているとどうしても視界の端にちらつく4人の姿があります。4人を見るたびに明くんは選ばれなかったのだと感じてしまいます。

 

 

どうして明くんがという気持ちと、そんな風に思う自分が嫌な気持ち、それを正当化したい気持ち、みっつを抱えて私は爆発しそうでした。こんなに苦しいならファンなんかやめてしまいたい。何度もそう思ったのに、明くんの姿を見たらだめでした。

 

 

大好きなんです。長い手脚も、激しく踊るときに上がる口角も、歌詞に合わせた切ない表情も、ちょっと垂れた目尻も、なにもかも。

 

こんなに大好きなのに、明くんは変わらず笑ってくれるのに、私だけが変わってしまいました。

 

 

でも、人間は適応していく生き物ですね。明くんが2列目に立っていることを悲しむ器官は、いつのまにか麻痺したみたいです。明くんはどこにいたって明くんなのだから、私は明くんのことだけを見ていればいいんだと思えるようになりました。これはとっても大きな成長でした。

 

だから4年間、私は明くんだけを見ていました。元々1列目に立っていた雄大を除いた4人のパフォーマンスは、なんというか、鬼気迫るものがありました。私はそれがたまらなく好きでした。見るたびにダンスは進化して、20歳になったら大人の曲もやるようになって、でも笑顔がかわいいところは変わらなくて。昨年ゲスト出演したドラマはたくさん見てもらえて、役名でトレンド入りもしました。

 

 

明くんを好きになって最初の2年も、明くんの環境が大きく変わった後の4年も、楽しかったです。明くんを応援することはずっと楽しかったです。

 

でも、それももう、辞めます。あんなに何度も並び直して買った写真はもう買わないし、雑誌も追わない。ドラマだって明くん目当てには見ない。かかさず見ていたNNNホールも録画予約をやめました。

明くんを中心に回ってた生活が一変するから、自分がどうなっちゃうのかわからないけど、それでも、辞めます。明くんのことを追いかけない私でも、ご飯を食べて、お風呂に入って、寝て、起きて、を繰り返していくと思います。生活から明くんが抜け落ちるだけ。人間って、案外頑丈らしいので。

 

 

 

それから、深井くん、朝日、和也、雄大へ。

デビューおめでとうございます。

 

#アイドル短歌25のお題

 

 

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こちらの企画に取り組ませていただきました。TLで見かけてから実質3時間ぐらいで詠みました。躁ってこわい。🦅野 on Twitter: "「#アイドル短歌25のお題」をつくりました。利用報告不要で、短歌を詠む用途に自由に使っていただけます。noteには利用のヒントなど記載していますので参考になりましたら幸いです→ https://t.co/xYDQtoJhxF https://t.co/teEJykQG6a" / X

 

 

 

 

 

1.頑張る糧だとあなたが言ったから心臓渡した冬のある日 ー「担当」
 担当とは私のすべてを捧げるひとであるので、すべて=心臓。誠也くんが「俺たちの活動が頑張る糧になってたらいいな(意訳)」と言ったあの日から私は誠也くんを中心に生きています。

2.指先ひとつでかかる魔法です バン、と撃たれて君しか見えない ー「魔法」
 こやまくんからもらったファンサ。あの瞬間、世界は私とこやまくんだけでした。

3.暗闇を迷わず往けるのはきみを信仰している私だから ー「星」
 星=ポラリスポラリスを知ってるおかげで進む方向がわかるよ。

4.偶然に見かけた花がかわいくてあなたにも見てほしいと思った ー「花」
 日常のふとしたとき、たとえば空が綺麗だったとか、そういうときにAぇたちも綺麗な景色を見てたらいいなとか思うのです。

5.「好きです」がしっくりこなくて書いたのはたったひとこと「あなたのファンです」 ー「手紙」
 本人に好きと伝えるのはなんとなく小っ恥ずかしい。結局伝えたいのは、あなたのファンがここにいます、ということだけだったりする。しますよね?します。


6.hiGが鼓膜劈き心臓へ届くからきみを好きだと思う ー「声」
 PRIDEを聴いて末澤担にならないひとがいるんですか?毎日見てても毎日同じようにめろめろです。Aぇ! group「PRIDE」(関西ジャニーズJr. LIVE 2021-2022 THE BEGINNING~狼煙~) - YouTube

7.救いなど求めていない〝好き〟なのに結局救われてしまう、ごめん ー「神様」
 Aぇのことは救いにしない、神様にしない、と決めていたのに結局「頑張る糧」とかISLAND TVとかに救われてしまった。人間なのに神様にしてごめん、です。

8.役纏うきみから漏れる不器用さに萌えててごめん 不敬罪で死 ー「演」
 THE BOY FROM OZのうた。誠也くん演じるグレッグが、坂本くん演じるピーターの衣装をハンガーにかけるシーンがあるんですが、それがもうかわいくてかわいくて……。演じてるご本人があまり手先が器用でないせいなのか、いつももた…もた…ってしてたんですよね。グレッグとして舞台に立ってるのに、誠也くんの一面に萌えててごめんなさいという懺悔のうたです。

9.修学旅行に行けてよかったと思う傲慢 きみは少年(アイドル) ー「少年」
 Boys beのことは毎月のドル誌だけ読んで満足しているんですが、上垣廣祐くんが修学旅行で沖縄に行った話をしていて。行けてよかった〜(だって仕事で行けなかったなんて聞いたら勝手に申し訳なくなるから、まあそれすらも傲慢だけど)の気持ちです。

10.指ハート、投げちゅー、うさ耳、バーンして 見てられなくてあの子を追った ー「憧れ」
 シンプルにファンサもらえてる人羨ましい、憧れる。でも見てるのしんどいから誠也くん以外のひとを見る、の気持ち。


11.双眼機ロックオンなのは持ってきた見えないうちわを出したくないから ー「諦め」
 どうせうちわ出したところで見えないし、の諦め。

12.金髪と女装が似合うかわいい子 甘い言葉も言えちゃうのかよ ー「甘い」
 まだAぇを追いかけ始めたとき、誠也くんが甘い言葉担当(?)だと知って、てごしくんもそうだったなー(泣)となりました。今はあんまり甘い言葉担当じゃない(披露する機会がそもそもなさげ)し、重ねて見ることもなくなったので(泣)にはならなくてすみそう。

13. 高音を思い出してしまう歌は手首を切った痛みに似ている ー「痛み」
 先に下の句ができたので、手首切った痛み=自傷行為ってなにかなーって考えてたら思いついたのが、思い出のふたを開けて亡霊化することでした。


14.コピーミス、小さな段差、ナポリタン 心の澱を数える0時 ー「夜」
 小さいミスが重なってずーんとする夜があるよね。

15.本当は思ってなんかないけれど祈りを込めて名前を書いた ー「キス」
 ジュニア大賞キスしてみたい部門1位おめでとう(超複雑)のうた。キスしてみたいとか1ミリも思ってないけど、1位になったらなにかあるんじゃないかって願いを込めて投票用紙を書いていたあの日々…。(結局りぼんに載った)

 

16.鏡越しでもいいからさ見せてほしい 君が描き、望む未来を ー「鏡」
 虚像でもいいよ、同じものが見れるならの気持ち。

17.なんてことない「誠実」と書くだけで手が震えるのはきみのせいだよ ー「名前」
 誠也くんの誠の字が入ってるせいでただの文字が特別になってしまう。

18.白くってもちもちしてて小さくてかわいいね、とかキモいです。ハイ。 ー「手」
 このままのうた。目線がキモくてごめんなさい。

19.追いかける背中はたまに振り向いて「一緒に行こう」と笑ってくれる ー「走る」
 そういうAぇが好きなんだよなー(泣)(泣)

20.あのとき旅に出なくてよかったと笑ってくれよ これは呪い ー「旅」
 小島くんが高校生のとき『旅人』を聴いて、本気で旅に出ようとしたら先生に「アホか」と一蹴されたエピから。あのとき旅に出ていたらAぇ! groupは存在しなかったので、よかったと私は思っています。そう思ってしまうことは呪いにも似ているなとも思っています。


21.憧れたのは私も同じだよ 君だけ照らすスポットライト ー「ライト」
 超名曲『君からのYELL』のうた。

22.誕生日祝う回数×364=愛の重さ ー「時」
 年々重くなっていく気がする。

23.赤色は少し照れちゃうから選ぶのは白で薄めたピンク色 ー「色/メンバーカラー」
 なんでかわかんないんですけど、赤を選ぶのは照れちゃうんですよね。前世ではカラギャンで紫しか着てなかったのに。でもなぜかピンク色が増えました。かわいいに素直になれるようになったのかも。

24.「いつかくる、知ってます」なんてかっこつけるけれど本音は「一生こないで」 ー「さようなら」
 永遠なんてないって知ってるけど、それでも願ってしまうのはなぜなんでしょう。

25.まっすぐな足跡を追いかけてゆく杖はいらない 私の背骨 ー「アイドル」
 お気に入りなので既作を引っ張ってきた。アイドルは私がまっすぐ立つために必要な存在だなあと。

 

 

THE BOY FROM OZ短歌

 

 

THE BOY FROM OZ千穐楽から一年が経ちましたが、まだ昨日のことのようにわけるし今日も観劇したいです。

そんなわけで短歌を詠みました。 OZにおいて赤と青って象徴的な色だし、中の人のメンカラとも一致するのであえて使いました。

 

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単純じゃない君を見たあのときにキューピットの矢が俺を射抜いた

私も誠也くんに出会った瞬間をキューピットに射抜かれたと思ってるので、ピーター仲間だねと心の中で握手していました。あんなにかっこよくてかわいい魅力的なひとに出会っちまったら人生も狂うってもんだよな、わかるよ(だれ?)

 

 

演出も衣装も俺に任せてよマフィアにコネもあるんだからさ

ディーが「誰かマフィアにコネのある奴はいないのか!」と叫んでグレッグが「あるよ」とニヒルに口角を上げるのがかっこよくてたまらなく好きでした。あと"いい仕事"だった広告屋を辞めて、愛するピーターとの仕事を選んだグレッグの愛も好きです。

 

見たくない、知りたくもない、だってもし言われちゃったら現実になる

グレッグがエイズであることから目を逸らし続けていたピーター。観劇中はあーあーもうーあーせつねーよーみたいな気持ちだったんですけど、愛する人が弱っていく様を受け入れることは難しいよね、と一年経って思います。画像を作ってから「しまえば」もあったかな、と思ったんですが「ちゃった」のほうがピーターの幼い部分が出てる気がするのでおっけーにしました。

 

 

わかってよ、と簡単に言えないのは愛していないわけがないから

グレッグって生きてる間に愛してるよって少なくとも作中では言ってないんだよな、の感覚で作りました。

 

 

最愛の君からの最期のキスは投げつけられたスープボウル

一番お気に入りです。グレッグが亡くなった後、スープボウルを投げられたと話すピーター。私はそれをグレッグのプライドなのかなと思っています。食べることは生きること、というのもあり。ピーターと対等に、生きていたかったのかなあ、みたいな。最後と最期で迷ったんですけど、最期かな。

 

 

「愛してる」なにかを変える気はないけど言いたくなったから言わせてよ

困らすつもりはないし〜なにかが変わるわけでも〜ただ〜どうしても言い〜たくて〜こんなチャンスは〜あまりないから〜I Love you心こめて〜。いまだにそらで歌えます。生きてる間は「愛してる」と伝えていないグレッグ。私はこのシーンのグレッグは幽霊になって現れたんだろうなと思っています。神さまが一度だけチャンスをくれて、ピーターに会いにきたのかな。そんなロマンチックなことを考えています。

 

 

2023年下半期の目標は短歌が上手になりますように、です。

 

 

 

PRIDEのラップについて(Aぇヤンタン2022/2/2リチャ末)

 

 

末澤「あれラップすごいな、噛まへんの」
草間「噛まへん、けど息、(末澤「あれすげえな、まじで」)息めっちゃしんどい、よね」
末澤「やっぱラスサビがしんどいの?(草間「うん」)ラップ一番」
草間「しんどい」
末澤「あーしんどそうやなあ、あれなあやっぱキツいよなあ」
草間「そう。口回らんくなるかなって初め思ってんけど、……なんかその、なに、……エンジンと一緒?なんかもう…ばあ!って回しちゃえば、ずっと回るみたいな」
末澤「いきるんや」?
草間「そう」
末澤「あれさあ、ライブでさあ、ま、あのー、俺とリチャのさあ、こう……、イヤモニっていうのね、ライブ中…耳につけてるんですけど。あの、曲がすぐ耳から聞こえるようにね。そのとき俺とリチャがさ、ま、系統っていうか一緒でぇ。(草間「うん」)一番よく声が聞こえてるやんか。(草間「うん」)二人の声が。俺の声聞こえてんねやろあのとき」
草間「聞こえてる」
末澤「歌いづらくない?」
草間「むっちゃ歌いづらい」
末澤「(笑)そうやんな(笑)俺はもう自分の声しかほぼ聞こえてないんやけど、あのとき」
草間「めっちゃ歌いづらいよ」
末澤「よお、俺のあれでやりながらリチャラップいけてんなあと思って」
草間「やし…しかもなんか、ちょっと変則的やんか、ラスサビって」
末澤「ああ、そうね」
草間「そう、だから余計に」
末澤「な。……それ思っててん。大丈夫なんかなあって思ってた」
草間「思いながらやってたよ。歌いづらあって」
末澤「あ、歌いづらあって思いながらやってたんや。や、でもすごいよあれ、ラップな」
草間「でも主旋(?)聞きながらやりたいから」
末澤「ああ、ああー、そういうことか。だってこんか、初めてやわ俺、PRIDEのときに初めて、佐野が!(草間「うん」)……あのー、いっつもさ、あーのー、サウンドチェックとかしてるときにさ、あの、誠也くんの声もっと下げてくださいって、だいたい佐野言うー…(草間「言うね!」)いっつも。うるさいから〜って。今回PRIDEで初めてちょっと誠也くんの声上げてもらっていいですかって」
草間「へえ〜!」
末澤「佐野が」
草間「(笑)」
末澤「ゆったんよ。初めて。うるさいとかじゃなくて、必要とされたと思って」
草間「嬉しかったんや(笑)」
末澤「嬉しかった。佐野の耳に俺の声が必要とされたと思って」
草間「ハハハハッ(笑)」
末澤「ハハハッ(笑)だってみんなむっちゃ下げてもう他のマイクで俺の声拾ってバリ響くって言うやん」
草間「いや、そうやねんな〜」
末澤「よお、わからんねんけど俺は」
草間「やっぱりさあ、通りやすい声してるやんか(末澤「そうなんやろな」)末澤って。だから余計に、……なんか多分下げても下げても、ほんまに、誰かのマイクが拾ったやつが入ってくんねんな」
末澤「そやねんなっ(草間「耳に」)すごいよな、それはそれで、ある意味」
草間「楽器とかのやつでも、だからあのー、ドラムとかについてるマイクとかでも拾うから(末澤「うん」)余計にね」


末澤「だからあのー、俺のなに、ヘクトパスカル?(草間「ほお」)調べたいもんな」
草間「ヘルツ的なやつ?」
末澤「ヘルツ的なやつ」
草間「(笑)」スタッフ「(笑)」
末澤「あれぇ?(笑)」
草間「ヘクトパスカルで爆笑起きてたで、向こうで」
末澤「あれ、ヘクトパスカルは違うんか」
スタッフ「気圧やん」
末澤「ヘクトパスカルは気圧やって(笑)」
草間「(爆笑)俺の気圧調べたい(笑)」
末澤「ヘルツか!ヘルツや。俺の気圧調べたいってわけわからへんもんな」

 

 

2回だけ唱えたわたし

 


どんだけ放置してんねん、という感じですがやっと自分の感情と向き合えそうなので書きます。

風林さんの脳みそが好きです、とはたくさんお話させてもらう中で何度か言ったと思います。私なんかでは絶対気付かないところに視野が広がっていて、そこで見つけたものを美しい言葉で表現している。3年前(もうそんなになる!?)私たちはよく居酒屋で例え話をしていましたね。こやまくんには何枚も扉があるとか、かとうさんの一枚目の扉は頑丈すぎるとか。私は意固地で自分以外は正しくないと思ってしまうので、そんな私を否定せず他にも正解があると導いてくれるような体験を何度もしました。そんな中で出てくる風林さんの言葉が好きで、脳内にはどんな風景が広がってるんだろうと憧れでもあります。

だから、風林さんの詠む短歌も大好き。31字で表現される世界は私のことだと思えたことは一度や二度ではないし、言葉の美しさにため息が漏れたりします。だから短歌本を作りますと聞いたときは絶対買いたかった。そして手元に届いて、感想書く!と宣言したはいいものの書き方とは?引用しすぎ?と悩むうち、下書きの奥に眠っていってしまいました(私はこういうところがダメ)

けれど最近、風林さん以外のアイドル短歌に触れることがよくあって、あのときの感動を言葉にしたい衝動が止まらないので去年の宣言を果たします。


多分こやまくんだけじゃなくて手越くんと誠也くんのことも思い出しちゃうだろうな、と思いながら読み返しました。やっぱりそうでした。
無音が苦手なので、誠也くんを思い出すプレイリストを流しながら読みました。

 


初めて読んだときからいっとう好きなのがこちら

好きだとかありがとうとか一文字になればいいのにうちわにするのに(P41)
https://whynot4696.hatenablog.com/entry/2019/03/31/234055

とにかく好き!!!!うちわっていうのは「あなたが好きです」の表明だと思っています。名前を象った約28cm×29cmのそれを胸の高さで掲げて、それを見つけてもらったあの瞬間「通じた!」と思いました。振り返ると、こやまくんのことを好きになってからずっと「こやまくんのことを大好きな人はここにいるよって伝えたい」というある種のエゴを持ち続けていました。こやまくんの耳に届く言葉は全部こやまくんを愛している人の言葉だけならいいのに、と。でも私はただのおたくで、こやまくんと会話はできないから、うちわから伝わってほしいと願っていた気持ちを思い出します。

 

 

(P12)

こやまくんは私にとって間違いなく神様で、指針で、どうにか呼吸をするために不可欠な人だったと言い切れますし、実際ずっとそう言ってました。こやまくんはかみさま。けれど宗教風の恋は苦しいこともあったから、誠也くんのことは救いじゃないし神様でもないと思って歌やダンスを見てました。誠也くんは、顔と、歌と、ダンスが好きなだけ。あとバラエティでたくさん喋ってくれるから嬉しい。演技もうまい。だから中身も思想もどうでもいいよ、だって神様じゃないもん。瞬間の娯楽をくれれば、私を救ってくれとも杖にしたいとも思わない。今も基本的にはそう思ってます。私のツイート頻出単語は「せやぴかあいい」なのに、その考えがブレることがあります。誠也くんのコンサートでの挨拶を聞くときです。

2021年1月4日昼は「つらいこと、しんどいこと、いっぱいあると思う。でも、僕たちの活動を見て、頑張る糧になってたら嬉しいです」と言いました。

2022年1月3日夜は「みんなの悩みとかストレスとか、いろいろあると思うけど関西ジュニアからパワーもらったから明日から頑張ろうとか、そこまではいかなくても関西ジュニアのライブ行ってる間は嫌なこと忘れられたなとか、そういうふうに思ってもらえると俺たちはすごいやっててよかったなって思います」

誠也くんは神様じゃない。それは間違いなくそう。なのにこういうとき、私は救われてしまう。救われるために好きでいるわけじゃないのに、こういう瞬間があるから、誠也くんはヒーローなのかもしれない。そう思う短歌でした。基本的には赤ちゃんでお姫様で妖精さんなんですけどね!!(抗い)

 

 

(P31)
私はたとえば空のコップを倒しちゃったようなとき、「あぱー」って言っちゃうんですけど、これって手越くんなんですよね。あぱーって言う手越くんかわいいなって思ううちに、自然と私に取り込まれていって、まだ抜けない。「のわっ」とか「あー」とか「ぎゃー!」って言うときもあるけど、「あぱー」って言っちゃうときもある。その度あのかわいい顔を思い出して、ちょっとだけ心臓がぎゅってなる、そんなことを思いました。

 


愛すとはわけ隔てる行為だと知ってて言ってる君を愛する(P32)
https://whynot4696.hatenablog.com/entry/2020/01/25/174804
わ!!か!!る!!風林さんにお薦めしてもらった(確かそうだったはず!)漫画の中に『愛すべき娘たち』というのがあって、その登場人物の一人の女性の「恋をするって人を分け隔てるという事じゃない」というセリフを思い出しました。次に、こやまくんの「俺のこと好きな人だけいればいい」と誠也くんの「俺のこと好きな人だけどうぞ」みたいな、自分に興味ない人は自分の世界に必要としてないような言葉を。私も好きな人とそれ以外、みたいな分け方をするし、ファンだけ特別扱いしてくれるような彼らが好きだなと改めて思いました。

 

 

ねえ待ってマジでやばない?今の見た?ほんと無理好き顔がルーブル(P44)
風林 on Twitter: "#アイドル短歌 連作「人間」… "
連作の中で一番好きです。単品でも大好き。しげぴの顔はルーブル。誠也くんは天界育ちの妖精さんだから、ルーブルじゃなくてどこだろう。羽を背負ってふよふよ漂ってるのが似合うから美術館にはいないのかもしれないです。海辺の教会の屋根とかかな。海好きだし、よくSEA着てるし。

 

 

(P49)
私と誠也くんじゃん!!と思いました!!誠也くんのこと大好きだけど、現実にいたら苦手なタイプの人だろうなと思ってるので。あんな岩山転がった後みたいなデニム穿いてサングラスかけてブリーチしまくってるド陽キャで亭主関白自称する人、近寄れない。でも誠也くんはジャニーズのアイドルだからこうして私は誠也くんのことを知ることができて、おたくになっているわけで。アイドルとおたくとして出会ったから、誠也くんの言葉ひとつひとつも好きだなあと思うのだろうな、と。

 

 

(P51)
言葉も好きだしレイアウトも好きだし全部好きです。ちなみに私の検索結果には「誠也くんのことを考えるときの気持ち」って出てきました。

 

 

(P65)
こやまくんのことを好きだったとき、自担が目の前にいたらなにを伝える?って話をしたことを思い出しました。あのとき私はたしか「救われたことやこやまくんが好きですって伝える」と言ったと思います。今の私は多分、こやまくんにはなにも言えない、言える人間じゃないなと思います。(今シミュレーションしてみたけど、橘田さんにビデオ通話かける自分が浮かびました)
で、たぶん、誠也くんにもなにも言えない。うわ…いる…って固まっちゃう。大事なことは下手くそってこういうことなのかな、と思いました。

 

 

(P65)
風林さんの短歌本を読み返す前日、「アイドルって私の生活を侵さない人間だから好きだな」というツイートをしていました。誠也くんがかわいすぎるあまりベッドの上をごろんごろんしようが、日焼けしたいって発言にもやもやしようが、誠也くんには一ミリも関係ないしなんの影響も及ぼさない。逆に誠也くんはかわいすぎたりかっこよすぎたりして私の情緒は乱してくるけど、私個人のことは知らないから傷つけない。見たくないもの、聞きたくないものは、見ない、聞かないという選択ができる。勝手に好きでいるのって楽しいな、と思ってたのが美しく言語化されてました。あと"のびのび"って言葉選び好きです。らぶ。

 

 

(P92)
"NEWS担"でなくなったから余計に思うのかもしれませんが、NEWSと NEWS担は恋をしているなあと思います。コンサートはデートだし、「会えない時間が、愛育てるって言うし?」
うまく言葉にできないけど、この短歌が好きです。美しい恋の始まりには立ち会えなかったけど、4人と美しい恋をしていたと思うので。うん、とにかく、好きです。

 

 

 

 

風林さんたちとはいつから頻繁に会うようになったんだっけ。ちゃんと覚えてないけど、けっこうな頻度で会って、喋って、終電近くなって名残惜しくて、みたいな感覚を鮮明に思い出します。NEWSを好きでいることが楽しかったのは、風林さんたちがいたからでもあります。私の走馬灯には、酔っ払ってふわふわしながら歩いた新宿駅までの道とか、鑑賞会したカラオケとかが出てきます、絶対(笑)

 

 

 

 

2022/4/13ヤンタン末規回

 

Aぇ!?知らんかった!大発見のコーナーに寄せられたメールから始まった誠也くんのソロコン感想

 

📩正門、ソロコンのMCで正門くんが「なんか暑ない?」って言うと後半から少し寒くなる
正門「(笑)」
末澤「はい、えー、『先日、正門ソロコン入国したのですが、MCで正門くんが暑い発言をしてから心なしか少し松竹座が寒くなりました。私も前半暑いなーと思ってたのですが、思ったより寒くなりました。やはり正門仕様になるんだなって実感しました』と。……なるほど」
正門「はい」
末澤「そうですね、お疲れさまでしたやね」
正門「ありがとうございました」
末澤「ね、だって、ライブ終わって初ヤンタンでしょ?」
正門「そうですそうですそうです(末澤「ね」)3月いっぱいやらせていただきましたので」
末澤「どうやった?ライブ、どうでした?」
正門「楽しかったっすよ」
末澤「よんじゅう…?」
正門「3!」
末澤「3公演!」
正門「43公演!」
末澤「無事走り抜けて」
正門「いやー、ほんとにね、いや、ラストまで完走できたっていうのが(末澤「うんうん」)まず、達成感というか(末澤「そやね」)いやー無事終われたありがとうっていうのが(末澤「うんうんうん」)ありますねやっぱり。楽しかったし」
末澤「どやったん?こう、ひとり…ライブ、ソロコン…初でしょ?初ソロコンで、(正門「初ですよお」)一ヶ月こう…やるっていうのは…」
正門「いや、すーごいことやらしていただきましたけどやっぱ、スー…グループでよかったあって思いましたよ」
末澤「あーそうなんや(正門「そう、やっぱ」)それはなに、どの…どのへんで思ったん」
正門「やっぱね、そのー……打ち合わせからこの…リハにいたるまで(末澤「うんうんうん」)セットリスト、衣装、……でまあだいたいの流れであったりとか、イメージ。で、誰と、バックどういう子をつけてどういう曲してとか。(末澤「うんうん」)いつもやってる作業を、一人でするっていう」
末澤「あー、そうか、それ負担がでかいよな、シンプルに」
正門「そうなんすよ。で、相談する相手も(末澤「あー、そうか」)やっぱ、最終判断仰ぐときってやっぱメンバーに聞きたいじゃないですか、ライブ作るとき。スタッフさんはいろいろ、提案してくださったりとかで、(末澤「はいはいはいはい」)選択肢が増える分、(末澤「うん」)うわこれどれに絞ったらいいんやろとか(末澤「あー、そうか」)ていうのは、ありましたよ」
末澤「そこも自分で正門が決めなあかんしー(正門「そうそうそうそう」)あーなるほどなあ」
正門「本番はただただ楽しく、やらせていただきましたけど」
末澤「それこそ俺らもこう見に行かしてもらったけどぉ、」
正門「あ、ね!ありがとうございます」
末澤「MCとかもうほんまに一人で喋ってるやん」
正門「ずっっっと、喋ってましたよ(笑)」
末澤「ど、難しくなかったん」
正門「いや、」
末澤「まあまあの時間一人MCやんかあ」
正門「(笑)いや、あのね誠也くん来てた回が多分過去……あ、その時点では過去一長いMCやったんすよ」
末澤「あ、時間がね(笑)はいはいはい」
正門「時間(笑)40分ぐらいやってたんかな」
末澤「うん、けっこうな、俺めっちゃ正門一人で喋るなあ思とったからあ。すごいなあ思て」
正門「いや、その点に関してはねえ、あのー、やりやすかったという……たらちょっとおかしいかもしれないですけど、(末澤「うん」)なんか喋ってて、お客さんけっこう頷いたり、手振ってくれたりとか、」
末澤「あーそっかそっか、(正門「そう、リアクション…」)みんなね、一緒に、やってる感じやったよな」
正門「そうそうそう、してくれる…し、」
末澤「たしかにたしかに、見ててもそやったなあ」
正門「いじっても笑ってくれるんすよ」
末澤「あっ、はいはいはいはい」
正門「そう、お客さんを」
末澤「そう、そこが、反応がなかったら、キツイけど」
正門「いやー、心折れてましたけど」
末澤「そうやな(笑)みんななんかしら、返してくれるからってことか」
正門「そうです。で、それにー、まあちょっとどこまで失礼なこと言ったら怒られるやろチャレンジを勝手に始めたりとか(笑)」
末澤「あは、え、来てくれてる、え、ファンのみんなに?」
正門「そうそうそうそうそう」
末澤「そういうのやってたんやね(笑)」
正門「やってましたねー」
末澤「で、その最中で、なんか正門がなんか暑ないって言うてたん?」
正門「言ってました!」
末澤「ほなら後半から少し寒くなるっていうのは、これは、」
正門「えー、なってました!」
末澤「なってたん!?」
正門「なってました(笑)」
末澤「てことはー、正門がその発言をしたときに、松竹座さんが、……会場の温度を」
正門「客席の空調をグワーーッて」
末澤「あ、やってくれてたってこと?」
正門「そうすそうす」
末澤「あ、実際にやってたんや」
正門「だって終演後、……なんかその初めて、なんか今日暑ない?って、(末澤「うん」)やっぱ3月やってると季節の変わり目が来るじゃないですか」
末澤「うんまあそやね」
正門「で、今日暑いわーっていう文句を、ひたすら言った後に、その公演終わ……後半ぐらいで、あなんか涼しなってきたっていうのを、キャストと、一緒に出てた宏志朗とかと喋りながら、(末澤「うんうんうん」)『なんか涼しなってきてるよな』みたいな話をして。終演後楽屋行ったらスタッフさんが来て、スー…『空調大丈夫でしたか…?』って(末澤「うははは👏🏻👏🏻」)『後半から、極限まで下げてみたんですけど、大丈夫でしたか?』って、すごい」
末澤「じゃあほんまに正門合わせになってたんや」
正門「ほんまにちょっと気を遣われて…(笑)」
末澤「だからそら、ファンの見てる人ら……寒いわ」
正門「そう、お客さんに申し訳ないことをしてしまったなと思ったんで」
末澤「『思ったより寒くなりました』言うてるからな」
正門「そうなんすよ。だから、ちょっとまあそれはもうお客さん合わせにしてくださいっていうふうには、お伝えしましたけど」
末澤「なるほどね」
正門「そういう回も、ありました」
末澤「はいはいはい」
正門「事実です」
末澤「事実やったんやねじゃあこれ(正門「そうです」)ほんまにあったんやね。へーえ」
正門「だからもう、大発見とかいう次元じゃないです。事実です」
末澤「アッハッハッハハ(笑)いや、じゃあ、俺は…発見やから、発見ちゃ発見や。知らんかったから」
正門「たしかにたしかに、そっかそっか。(末澤「そうそうそう」)(笑)おかしいな、だいたいこれ読み手が仕掛けてくるはずやねんけど」
末澤「これはだから僕がー、僕が出しますわだから」
正門「はいはいはい」
末澤「どやったかどうか。(正門「はい」)いきますねー、えーじゃあこちらは、えー、大発見!」
正門「おお!出た!」
ぱふぱふぱふ/
正門「出ましたね、大発見。一発目から」
末澤「これはもうー……、大発見ですわ。松竹座さんが、すごいなって」
正門「いや考えられへんよね」
末澤「まあでもたしかにあんだけ踊って歌ってやってたらそら暑いし、(正門「はいはい」)だからそやね、ファンのー、人らに厚着をしてきてもらうっていうのが一番やったんやね」
正門「そうだから言ってました後半から。あの、羽織一着持ってきてって」
末澤「ああそうね後半寒なるからね(笑)」
正門「そうそうそう」
末澤「たしかにたしかに」
正門「そうなんすよ、楽しかったですわ」
末澤「いやいやいやよかったですわ、お疲れさまでした」
正門「ありがとああいやちょ、誠也くんから俺感想聞いてないんすよ
末澤「…いやそんなんみんないちいち言うてないでしょ」
正門「言うてますて
末澤「みんな言うてないやろ(笑)」
正門「連絡きた、ヤンタンスタッフさんも今日ライブ終わったからって(末澤「や!」)めっちゃ言ってくれたよ」
末澤「スタッフさんはままそりゃ(声が高くなる)…わかりますよね。見に行ってまあ感想はあるー…(正門「はいはいはい」)じゃないですか。メンバーから来てないでしょ?いちいち」
正門「来てますて!
末澤「全員来てないでしょって」(しどろもどろ)
正門「リチャくんは連絡はきてない、」
末澤「またリチャやん!」
正門「ナハハハハ(笑)リチャくんは!」
末澤「またリチャや!」
正門「文章では来てない!」
末澤「…おおおおん」
正門「けど会ったときに、(末澤「うん」)あのだってアイドルだもんっていうその大倉くんの曲(末澤「ああはいはいはい」)そう、あれよかったわあって言ってくれましたよ(末澤「うん」)振り切ってたなーって」
末澤「あーそうなんや」
正門「そうそうそう」
末澤「あーほんまあ(笑)」
正門「!?いやなにヘラヘラしてんの!ちょおだいよ!
末澤「(笑)や、いやいや、いや、」(しどろもどろ)
正門「今面と向かって聞いてるのに😠」
末澤「いやいやそんな、べつにそんなわざわざええかなと思って俺は言うてへんかっただけやからさ、」(超早口)
正門「え、でも舞台んときとか言ってくれたじゃないすか」
末澤「…いや、う、まあね?」
正門「ふたりきりのときにわざわざ
末澤「はい…いやそのふたりっきりのときなかったしな」
正門「わざわざ、ふたりきりのタイミングを待って
末澤「いやっ、」
正門「言ってくれたじゃないですか」
末澤「いやだから、シンプルに俺はもう、あっ、おもろかったし(正門「はいはい」)演出含め、あっ(正門「おう」)新しいなっていう演出がね、松竹座でこういう演出できるんやとか。(正門「はいはい」)……そのライトとかー、(正門「ほんほん」)セット含め。(正門「ほん」)あ、これはまた新しいのなんか正門生み出したな(正門「ほー」)っていうだから今後の、関西ジュニアに、すごい活かされるんやろなっていうのはめっちゃ思ったで見てて」
正門「セットしか褒めてないやん
末澤「っひひ(笑)いやちゃうやん」
正門「セットしか褒めへんやん」
末澤「ちゃうやん……ww」
正門「MC長いしか言われてへん」
末澤「wwwwwまず、セットよかったよっていう話やん…笑」
正門「(笑)」
末澤「セット、セットも、すごいよかったよっていう。いや曲もそやしー」
正門「ああ、ありがとうございます」
末澤「なんか、俺だからあの衣装も……オープニングの衣装かっこよかったわ!」
正門「やったあ👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻」
末澤「言おうと思ってて忘れてたー」
正門「…ほんまっすか!?😠」
末澤「(笑)」
正門「今の、ちょっととってつけた感」
末澤「いや!実をいうと、(正門「はい」)ああいう衣装俺Aぇで作ろうと思ってたんよ」
正門「ええ〜!?そうなんすか?」
末澤「今後ね。だからもう俺作られへん。Aぇではあの衣装」
正門「はっはっはっ(笑)」
末澤「正門が作ったからあ(笑)」
正門「すんません(末澤「いや全然全然」)プランを奪ってしまった」
末澤「そうだからああいう衣装やっぱかっこええなって、帝王感みたいな、ああいう衣装、まあかっこええなーって思ってたからー。いずれAぇでもああいう感じの作れたらええなあって思ってたから。あれはだって存在感あるし。重そやなあでもあれ、重ないの?」
正門「いや、全然。見た目より、軽いんすよ」
末澤「あっ、ほんならほんまにあのーStray dogs.のやつは…、あかんかったな」
正門「いやっ(笑)多分小島と同じぐらいの毛皮しょってるじゃないですか」
末澤「相当な量あるーよな?」
正門「そう。でも全然、軽いっすよ」
末澤「だから軽くする方法があったんやね」
正門「あります」
末澤「なんであんな重なってもうたんやろな(笑)」
正門「でもあのファーにしかない質感がありますからねあれは」
末澤「いやまあね」
正門「かっこいい」
末澤「それはそうそうそう」
正門「一番こだわってたんでそこが」
末澤「いやだから曲ー、あの、ラストの。……なに、ギターコーナーみたいなとこあったやん」
正門「ありましたありましたありました」
末澤「あのー、歌ってみたいな。ああいうところのー……あそこですごい、こう、正門のロック感が出たりとか」
正門「ほうほうほう」
末澤「ていうのを見ててかっこええなあって思った、ギャップがすごい、出るー出てるライブではあったやん」
正門「あざすっ(噛み締める感じ)意識しました」
末澤「だからそれはすごい、見てて楽しかったなってwwっひ、思いましたよwwww」(突然笑い出す)
正門「あーりがとございますっ。え?」
末澤「暑なってきたわ、ちょっと下げてもらっていい?なんか暑ない?」
正門「ひっはっはっはっ(笑)」
末澤「暑ない?ここ」
正門「ハッハッ(笑)👏🏻👏🏻おっとー、1月下旬がフラッシュバックしてきたなあ」
末澤「背中の汗が…(正門「wwwwww」)なんか暑いんやけど俺」
正門「wwwwwwwいやー、ありがとうございますほんまに」
末澤「ほんまにまじであの……、面白かったし、これ大変やったんやなってのは思ったよ。見てて」
正門「いやー楽しくやらしていただきましたよ、ほんとに。いやーグループでよかったって思いましたほんま」
末澤「いややややだからあのー、誇らしかったですわ、メンバーとして」
正門「ありがとうございます」
末澤「はい、見てて」
正門「ッスーいやーじゃあちょっと」
末澤「てことでもう」正門「僭越ながら、」(被る)
末澤「はい」
正門「大発見あげさせていただきます
末澤「なにに対してのやねんww」
正門「誠也くんの感想に対して
\チリリンチリン/
末澤「なーにに対してのやねんそれぇ、なんやねん」
正門「はっはっはっはっ(笑)」

 

 

 

□♡▽○

 

 

 

私のはじめてのコンサートはNEVERLANDだった。地元公演と、東京ドームのチケットが当たって、"チケット交換"という文化は妹に教えてもらった。そうしたら宮城公演との交換が見つかったから、初めて遠征したのもこのとき。夜行バスに乗って、二日目の夜公演に入った。仙台駅からシャトルバスが出てることなんて知らなかったから、同じようにNEVERLANDへ行く人は仙台駅で降りたのに私だけ利府町内のよくわかんないバス停まで乗ってて、アレ?ってなった。まあいっか精神とスマホのおかげで無事辿り着けたけど。私のはじめては、こやまくんが空に向かって歌っていて、泣いちゃった公演。2011年、この会場が遺体安置所になっていたというのは後から知った。

チケットをもぎられて、会場内に入ったあのときめきはいまでも忘れられない。NEWSが連れてきてくれた、夢の国。どこから登場するんだろう、汽車に乗ってるの?どきどき、わくわく、うわ、そこからきた……!決して近い席じゃなかったけど、NEWSの作る世界に夢中になって、生で聞く「やなこと忘れにきたんだろ」は、もう麻薬。その言葉は私の世界に差した唯一の光だったから。NEVERLANDへの鍵はお守りになった。どんなことも、この鍵があれば乗り越えられる。生きるのむりだなって感じたときは鍵をぎゅっと握った。

 

 

 

こやまくんのことを好きになって一年が経って、たくさん行こうって決めてたEPCOTIA。結果は全然当たらなくて、友達に誘ってもらったりNEVERLANDで繋がった人に助けてもらったりしてなんとか入った。"ここではないどこか"へ連れてってもらえて、ますますNEWSしか見えなくなった。私のこころの真ん中に、こやまくんだけがずっといた日々。15周年コンサートの発表もBLUEの発売も嬉しくて、あの瞬間世界で一番幸せなのは私だった。EPCOTIAという世界そのものが好きで、好きな曲しかない世界。こやまくんの「ずっと君がほしいんだよ」を聞くたびに、こやまくんが好きだという感情に震えていた。EPCOTIAは週をあけずに開催されたから、こやまくんは56連勤だったね。私はコンサートから帰ってきた月曜日を寝て過ごしちゃってたけど、翌日日テレ見てたらスーツのこやまくんが出てくるから、すごいなあって思ってた。

 

 

 

こやまくんに優しくない世界なんか滅びたらいいと思いながら入ったStrawberry。うちわをたくさん買ったのは、意地みたいなものだった。枚数上限買って、だめだって知ってるのに並び直した。そうしてコンサート当日、2番目に売り切れた通知を見て、やった!って喜んだ。いうもより短い黒髪も、一人称が"私"の挨拶も見るのはつらかったけどそれ以上に幸せ。こやまくんが、ファンを見て笑ってくれてる。4年かけて揃ったメンカラ衣装、広い会場のメンステでぎゅっとなる4人、自然発生した「生きろ」の合唱。全部全部、幸せだった。

 

 

 

今でも一番好きなコンサートはEPCOTIA。だから、ENCOREはもっと好き。IT'S YOUのソロダンスにコヤシゲも追加されたこと。NEWSとNEWS担の重くて湿っぽいとこを煮詰めたような曲だったURが「みんなで一つになる」ための歌になったこと。生バンド夜よ踊れ、鳥籠に閉じ込められたLVE。大好きなAVALONとEROTICAのダンス。シンデレラガールが流れた瞬間の断末魔みたいなおたくの叫び。(ヤキモチやかせてごめんね)(って言えちゃうところが好きだよ)それから、初めてもらったファンサ。見つけてもらうってこんなに嬉しいんだって知ったコンサートだった。

 

 

 

 

就活そっちのけで飛び回ったWORLDISTA。こやまくんのお誕生日をお祝いするのも三回目だった。友達が増え始めたのもWORLDISTAが始まる前ぐらいだったと思う。だから、2018年の終わりから2019年はおたくとばっか遊んでた。月二で新宿か渋谷で酒飲んでたもん。都内近郊のおたくと会うなら新宿か渋谷、たまに池袋。会場に行けば誰かがいたから、NEWSの話をたくさんした。いっぱい入ったから大阪公演の終わりにはペンラの電池が切れかけてた。初めてペンラの電池を変えた。宮城では忘れられないファンサをもらった。WORLDISTAに入ってたせいじゃないけど、絶対戻りたくなかった地元に帰ることを決めたのもこの時期。

 

 

 

 

STORYには北海道公演以外全部行く予定だった。(5月1日が金曜日なことにはずっと怒ってたけど)土日休みの仕事に就いたから大丈夫って仕事の大変さを知らないのに考えていたから。けど、春休み中に世界はめまぐるしく形を変えて、全部行けなくなった。最初に宮城公演の延期が決まったとき、行けないことが悔しくて泣いた。絶対初日に入りたかったから。新卒が四月に休みなんて取れるわけない。結果的に全部中止になって、手元には少々のお金が残ったわけだけど。

 

一年越しに実現したSTORYは、行かない予定だった。"行かない"というか、"行けない"が正解。だって全滅したから。にゅすから離れるって決めてたけど、やっぱりこやまくんのお誕生日は行きたいなって欲が出て、4連で申し込んでいた。今までは一緒に行く人を決めずに申し込んで交換を探していたから、実は「連番の約束」は初めてのことだったりしたんだよ。2020年に宮城に一緒に行こうね、こやまくんの行った温泉にも行こうねって話してた大好きな人たちとこやまくんのお誕生日をお祝いしたかった。でも結果は落選。まあ、私みたいな人間が行けるわけないよねって簡単に諦めがついた自分には、あんまりびっくりしなかった。こやまくんしか見えてなかったときの私は、今の私みたいな人間が会場にいることを心の底から疎んでいたし。配信あるから大丈夫。だからネタバレも踏みに行ったし、ふせったーも積極的に見た。

そうやってどこか他人事のようにSTORY公演を眺めてたら、福岡5月1日公演に復活当選した。夢かと思った。現実だった。

公演後に飲みに行くことはできなかったけど、会場から駅までの道でいっぱいしゃべったのが楽しかった。この人たちといるとまじで話止まらん。超楽しい。

 

席はあんまり良くなかったから、遠くてごめんねって言ったら「こっち側でよかったよ」って一人が言った。どういう意味だろうって疑問の答えは、開演後にわかるんだけど。好きだなって気持ちでいっぱいになるコンサートだった。こやまくんが頑なな老人の心を魔法と言葉で開くところが好き。こやまくんのコミュ力って魔法みたいだもんね。わかるよ(かとうさんの方角に向かって)思い出したのは、NEWSな2人の引きこもり回。こやまくんってなんであんな風に人の心に寄り添うのが上手なんだろう。ずっと好きで、尊敬してて、羨ましいところ。

『君の言葉に笑みを』で手を振る方向を「自分から見て右から」ってさりげなく伝えてくれるところが好きだった。ENCOREのとき決着つかなかったもんね。そうやってファンを導いてくれる人。

 

 

 

NEWSの作る世界が好き。他のジャニーズのこと詳しく知らないけど、何見たってNEWSのコンサートが一番すごいなって思う。誰かと勝負してるわけじゃないけど、「NEWSしか勝たん」よ。この言葉が嫌いなますださん、好きなこやまくん、どっちとも言わないかとうさん。反応が予想通りすぎて笑っちゃった。四年間ずっと見てきたから、なんとなくわかるよ。あなたたちの好きも嫌いも苦手も知ってるから。教えてくれたものだけだけど。

 

こやまくんのソロは、なんか、もう、小山担の好きなこやまくんわかられてるなって思った。需要理解の鬼。小山担の好きなこやまくん全部詰め。パフェも幕の内弁当もびっくり。かっこよくてえっちでカラーサングラスとはだけたシャツがよく似合って脚が長くてかわいい。チャンカパーナの「抱きしめた」で足をぴょこってやるせいで、私も同じところで足が動いちゃうんですよ。さすがにあそこまで跳ねないけど。そういえば、Love Storyの「キスをしよう」で首傾げるのやめちゃってたのちょっと寂しかった。WORLDISTAでは首傾げてたから、あそこはそういうフリなんだと思ってたよ。おたくがたくさん集まってLove Storyを歌った時、あそこで首傾げるの小山担だけだったんですよ。知ってた?小山担ってそういうとこあるよね。

 

 

 

一公演しか入らなくて、メモも取らないNEWSのコンサートなんて初めてだった。

 

 

 

 

手越くんが「いない」ことが寂しかった。あのハイトーンボイスが聴けないことも、溶けちゃいそうな笑顔が見れないことも、「また明日ね」って手を振れないことも、MCで突拍子もないことして困ったメンバー見てけらけら笑う姿が見れないことも、全部寂しい。寂しい、淋しい、さみしい、さみしいさみしい。たった一つの声がないことがこんなにも寂しい。多分私はずっと寂しいままだと思う。わかんないけど。来年にはけろっと忘れてるかもしれないけど。戻ってきて、と縋りつくことはしない代わりに勝手に寂しいままで、「選んだ道が正解」という言葉を勝手に大事にします。

 

 

 

 

 

「居場所になれたら」ってNEWSは言う。そんなのもう、とっくに居場所だったよ。NEWSは私の居場所で、ヒーローで、光で、神様だった。NEWSがいるから生きてこれたんだもん。「明日なにしよう」がない人は、簡単に死んじゃえるらしい。本当にその通りだと思う。私は、NEWSに生かされていた。

「明日、NEWSが出る番組がある」

「明日、NEWSのCDが発売される」

「明日、NEWSの円盤を見る」

「明日、NEWSで繋がった友達と遊ぶ」

「明日、NEWSに会いに行く」

そうやって生きていた私の居場所は、間違いなくNEWSだった。

 

 

 

でも、一人暮らしじゃなくなって、私にも居場所ができた。できてしまった。自分の存在意義を嘆くことも、自傷行為みたいに自分を追い詰めることもなくて、無条件に私を愛してくれる存在が近くにいる。私がNEWSに求めていたものは、きっとこれだった。だから、もう、満たされてしまっている。NEWSがいなくても生きていけるようになってしまった。あの日語った"いつか"が、来た。

 

 

今の私には、ただこやまくんが好きだったことだけが事実として残っている。四部作が終わったことへの感慨とか、その先への希望とか、泣きそうなほど震える心とか、そういうものはなくなってしまった。NEWS担と話すたび、ああもう私の心の真ん中にいるのはNEWSではないんだと思い知らされる。こやまくんのお誕生日をお祝いできたのは、私の意地みたいなものを昇華させてくれたんだろう。NEVERLANDからずっと、会場でお祝いしていたから。

 

 

狂っていたし、愛していた。この世のなによりも大切で、私の全てだったと言い切れる4年半。大切な4人が、いつまでも幸せでありますように。