2010-03-18

内田センセにゃ及びもせぬが(笑)

内田樹のブログにはときどき「死のロード」という言葉が出てきて、講演とか出張とか校正とか、仕事が立て続けです〜、ということ(新書『日本辺境論』で新書の何かの賞を受賞。私は二位の辛淑玉野中広務の差別の本のほうが存在価値あると思うけど著者二人というのは弱いといわれればそう。上坂冬子鶴見俊輔のもよかった)。

には、及ばないしそもそも遊び・学びなんだけど、10日にシナリオを提出してちょっとのブレイクのあと、
・木曜 オオノさんの演出課題ビデオに出演
・金曜 自分のビデオ撮影
・土曜 オガタくんのビデオに出演
・日曜 ヤマダくんのビデオに出る子どものおつき
・月曜 イソガイさんのビデオに出演

今回アフレコはないけど編集して24日に提出、今年の企画ということで、皆が出したシナリオ50本くらいを読んで修了制作する5本を投票するのが25日。27日にビデオ上映してこれにも即投票。

めまぐるしいです(笑)。
今日は雑司が谷に住むオオノさんの家の近く、鬼子母神の隣の公園とか、都電沿いの道路とかで撮影。東京に住んで長いけど、都電に乗ったことないし鬼子母神も初めて行きました。都電ってしょっちゅう通るのにどれにも人が乗っていてすごい。うちの辺の路線バスとは大違い。

それにしても山手線の中にこういう住宅地があるのってどうなんだろう、と思ってしまった。
雰囲気はよかったんですけどね。


住宅といえば自宅のまわりであっちでもこっちでも一軒家が建替えている。最近の家は建つのが速いですね。景気が悪いというけど、いいところが「いい」と言わないというのもあるんじゃないかと思うこのごろ。

そういえば東京との青少年健全育成条例改正案、とりあえずの採決先送りけっこうでした。ファッショ反対。

1229

21日で授業は終わったのだけど、次の実習の打ち合わせだの、終わった撮影の編集だの、28日まで。けっこうテンション下がっている仲間が増えている。無理強いするものでもないけど講師がよいのでもったいないなあと思う。次の実習は新しい仲間で、こっちはそれぞれ自分で動いている。下がった人たちも新しい班でちょっと上がっているのかも。

のし餅が届いて切った。ちょっぴりだからとくに疲れもしない。
こういう行事っぽいものは一人でやっても楽しくない。いろいろ正月準備とか大掃除をあっちでもこっちでもやっている中でやるもんだよなあ。伝統的な家族って、もうちょっと大人数なもので、普段は感じないけど今日はそんなことを。
お飾りとか、31日はよくないらしいので30日中に飾らないと。
年末年始だけコタツがほしくなる。

2009年12月17日

実習のリハーサルの日にちを間違えて昼前に電車に乗ってしまった。
間違えたと気がつく前に、窓から、くまのプーさんに出てくる臆病なトラ、ティガーの着ぐるみを着た小さい子の写真を夫婦で撮っているのが見えた。年賀状にするんだね。

車中で「あ、リハーサル明日じゃん!」。自宅に戻って途中まで観ていた「春の雪」(竹内結子が一生懸命上流のお嬢様の演技をしているけどなりきれていない、いわんや妻夫木をや)を観てもよかったんだけど、実習の必要品を見に東急ハンズに行けばいいや、とそのまま渋谷行き。

週末の実習で使う座布団、温風器をコインロッカーに納めて、いざ。
の前に、渋谷だとスウェーデンかどっかでヒットした複数の夫婦の話の映画が観たかったんだけどまだやってるか、どこでやってるか、題名さえあやふやだったので広告が目に留まった「パブリック・エネミーズ」を携帯で検索。いい時間に知ってるところでやってたのでまずチケットを買っておもむろにハンズ。

必要になるかもしれないものはみんなありました。血のりとかね。さすが。とりあえずそれだけ確認して、そろそろ二年になる携帯電話ストラップを物色して映画館へ。

監督は「コラテラル」とかの人なんですね。たしかにジョニー・ディップでなければ男くささ満載だったと思う。というかディップ様もかなり渋かったと思います。重いというか。

音楽、最初の銀行強盗のときにだけかかるのがよかった。でもエンディングには使われなかった。サントラちょっと欲しくなった。
濡れ場に露出が異様に少ないのは何デスカ? 輸出の都合でしょうか。

デリンジャーの物語でありながら、捜査官の物語にもなっていた。
恋愛のほうは急ぎ足、最小の描き方でしたねー。

のあと美学校の授業に行って、合間に実習の打ち合わせ。なんかいろいろ一人で背負い込みすぎていたみたいで、楽しんで、みんなでやろう、と肩の力が抜けました。忘れ物大将なのに、一つも荷物忘れなかった。えっへん。とするほどのことでもないけど緊張してた。みんな置いてきたから帰りのほうが忘れ物してるみたいだった。

そうだ、映画美学校、2010年梅春に移転決定です。さらば片倉ビル。往年の糸偏景気がしのばれるよい建物なのですが〜。近所のさして古くもないように見える第一生命ビルとかも建て替えしてますし、しかたないのでしょう。

12月9日

ガタカ、よかった。地味だけど。世の中に出る前の人が感じる閉塞感、頭打ち感が増幅されて描かれて、でもそれが解消される。
同じ土俵に上げてもらえなくて、それでも同じだけ業績を上げて後進のことを考えて歯を食いしばる、なんて、戦後働いてきた女性たちがみんなやってきたことなんだけどな。そういうことには想像力、使わないんだろうな、「いい」と言っている人たちは。私はそう思いました。

2009-12-08

レンタルDVD、「ハッピーフライト」。内容がないよう。キャスティングが異様に豪華。テレビサイズの人ばっかりだけど。江口のりこ好き。監督はカタカナタイトルが好きなの? 男シンクロと女バンドで実績上げて、大東宝でそこそこのもの撮って、すごいんだけど。大物なんだろうけど。「ゼロの焦点」もあんまり評判よくないし、これを映画だ! と胸を張ってはいかんと思います。作り手が胸を張れるようなものにはスポンサーのOKが出ない? 条件が厳しいのはどこでも一緒か。でもさ、監督らしさが出てるな、と思えるところって小さなところばかりじゃない。大きいところもあるかどうかわからない映画なんて、やっぱり、つまらないよ。田畑智子ちゃん頑張れ。

一緒に借りてきた「ガタカ」はまだ途中。というか冒頭。

12月 7日

前にパーマかけてから5ヵ月、やっと美容院へ。
普通は2ヵ月から3ヵ月というところだと思うけど、後ろ頭とかけっこう残っていて巻いたロットが大きめだった。
なんで5カ月も行かれなかったかというと、学校が始まったうえに仕事が入って忙しかったというのもあるけど、JRの特急に乗って二時間くらいかかるところに行っているから。
実家のある市なんだけど、お城の跡を通って、駅ビルのみやげものを冷やかしただけでとんぼ返り。用事もないのに不快になる人の顔は見ない。今年は何人か、触れ合っても楽しくない人との付き合いを切って、そうしたら気が合う人と出会えた。そういうものなのかもしれない。楽しかろうが楽しくなかろうが付き合うキャパシティーは一定だとかそんなこと。自分を出し始めた去年に続いていい年だったと思う。限界をつきつけられるのはキツイけどそれも込みで。
週に何度か電車に乗っているせいで、車中で寝られるようになった。以前そうやって出張中に、同じ特急の中で財布すられたことがあるのでそこは注意しつつ。
夜は何をしてたかなあ。ううむ。

12月 6日[2]

2日に財布を落として3日に見つかって4日に取りに行った。3日からツタヤに出ていたけど財布にツタヤカードが入っていたせいで借りられなかった一巻きりの入荷、いまおかしんじ監督の「罪〜tsumi」、まだ借りられずにあった! 新作だから翌日返さなきゃいけないんだけど翌々日の開店前にポストに入れることにして6日の朝観賞。バカした。もう一度観たかった。ピンク映画でまさか、と思うでしょうがほんとに「罪と罰」なんだよ。作中とはちがうけど、交通事故で人を殺めて自殺した人を二人知っているからリアルに感じた。セックスってインターコース、なんだよなあ。買うより安いからもう一度借りようかしら。CGがないところが気持ちいい。すごく参考になる。