足るを知る
人は大多数が現状に満足できません。
結婚している人は、「独身は気楽でいい」と言い、独身の人は「結婚したい寂しい」と言います。
会社員は、「独立して自由にやりたい」と言い、フリーランスの人は「会社員の安定が羨ましい」と言います。
学生は「早く社会に出て稼ぎたい」と言い、
社会人「学生のときが一番楽しかった」と言います。
人生は常に隣の青い芝生をみたり、幸せの青い鳥を探して、ないものねだり。
今に感謝して満足することを覚えないと幸せになれない。
今に満足して、向上心を持つなと言うことではなく、幸せは常に「いまここ」にあるという心持ちがあった方が人生、楽で楽しくなるのではないのかなと思います。
我慢強さの心構え
資産形成には、我慢強さがとても大事になります。
株式相場においても、3月のコロナショックの底から随分株価が戻ってきています。
想像が付かないくらいの速さで急落し、想像のつかない速さでV字回復に向かっています。
コロナは終息に向かっていますが、実態経済は悪化に向かっている、なのに株価は急回復??この矛盾状態は、一般常識では理解し難いです。
株価は近未来は折り込みますので、きっと1年後あたりの経済回復をしたバラ色の未来を見ているだと思います。
今回の急落時には、流石にやばいだろうと考え、保有株の4割程度売ってしまいましたが、結果的に何もしなくても戻っていたのかな。。
他の多くの人も恐怖で、同じように現金化を急いだ人が多いと思いますが、いったん売ってしまうと安値覚えで、今度は、また下がるかもしれないという気持ちで買うことが出来なくなります。
この上がり相場で指を加えて見ているだけも悔しいですよね。
やはり、資産形成には、長期投資でどっしりとした我慢強さが必要なんだなと改めて実感しています。
ただ株式相場は、波ですのでまたきっと、下がりますので、買い場はその時期まで我慢することも大事です。
株を買うタイミング
株は、安く買って高く売るが基本です。
保有している間は、配当金や株主優待でお得度を感じることができます。
では、株を安く買うって、どうやってと当然思います。
株の安さについては、様々な考え方があり、とても深いです。
株価は企業の業績と資産状況から割安度をはかります。(ファンダメンタルズ)
企業が長期的に成長して、それに伴って株価も上がっていくことが基本です。
つまり10年後にその企業の利益が2倍になっていれば、株価も2倍になっているはず。。です。
実際の株価は、政治、金利、戦争、疫病など色々な要素が影響するので、理想通りいかないことも多々あります。
このような外部要因による需給の割安度をはかるやり方もあります。(テクニカル)
特に今回のコロナ暴落では、企業の業績など関係なく、売り込まれてしまいます。
株価は近未来の株価を先取りする傾向にあるので、今の下落は、約半年後の業績が落ちむのだろうと判断されているようです。
ただ最近、底打ちをして値上がり傾向にあるのですが、これは、非常事態宣言が出されたことによって、半年後の業績が良くなっているのであろう??と思われているのでしょうか。
今の予断を許さない状況を見ると信じられませんが、株価は未来の予想合戦のようなものです。
まだ底ではなく、もっと下がっていくかもしれません。
実際、これからの各企業決算は、下方修正が相次ぐと思います。
今、安いと信じて、長期的な値上がりを狙うかどうか、資産形成における分岐点です。
日日是好日
禅語で好きな言葉です。
心のあり方次第で、どんな事があっても、毎日が素晴らしいという意味らしいです。
現実の生活は、家族、仕事、友達、学校、ニュースなど色々な外からの影響があります。
それによって、楽しい、幸せ、悲しい、悩み、興奮した、失望したなどなどの感情で日々の良し悪しを判断しがちになります。
起こることは起こるし、起きないことは起きない、出来事に良いか悪いかを判断しているのは、自分自身の心です。
起こる出来事を心配してもしょうがない、見えない大きな力にでもお任せして気楽に生きるくらいの心持ち。。とても良い意味でのなんくるないさーです。
未来、過去にとらわれず今を大事に生きる。
日々に息苦しくなるとなるべくこの言葉を思い出すようにしてます。
コロナで世の中、ネガティブな感情で溢れている今こそ、日日是好日が大事だと思います。
株価の考え方①〜美人投票
自分がこれは、上がると思った株ではなく、みんなが上がると思った株が上がる、と
つまり、株式市場では、需給(買いたい人と売りたい人の数)が最優先されます。
だからどうみてもこの株価は、高いなというふうにみえても、さらに上がり続ける。
どう見てもこの株価は安すぎると見えても、上がらないもしくは下がり続ける。
みんなが美人と思う株が上がる。。株の難しいことの一つです。
ちなみに今のコロナショック相場では、美人が沢山売られ続けられています。。だからといって、まだ下がる恐怖で、買いづらい。。。もどかしい状況です。
そろそろ良いところまで下がってきていると思いますが、はたして。
【コロナショック】今回の暴落について
今回は、コロナという疫病の蔓延が暴落の原因となっています。
予測不可で急に起こったということで、2011年の東日本大震災に近いかもしれません。
株式投資をある程度している人は、暴落が起きたら底で安く買って、その後の株価上昇で資産を増やそうと考えている人は多いかと思います。
しかし、今回は、下落スピードが早すぎて、経験豊富な人でもパニックになって上手く対処できていない展開だと思います。
東日本大震災の時は、発生から8ヶ月後に最安値でマイナス20%となっていますが、コロナショックでは、発生から3週間でマイナス28%と下落率とスピードでも上回っている状況です。
本当にリーマンショックを超えるかはこれからだと思いますが、まずはコロナが収まり、今後の世界経済がどうなっていくかが鍵になります。
ただ会社が潰れない限り、企業活動は止まらないし、時間が経過すれば業績も伸びていくものなので、資産形成における株式投資は、やっぱり有効だよなと改めて考えさせられます。
【コロナ】ここまでとは。。
株のリスクとして、暴落で資産が半分になることもあるだろうと覚悟をしているつもりですが。。
ここまで、資産の下落スピードが速いとさすがに心穏やかでいられませんね。
やまない雨は、無い。
晴れ間がさしたときに、異常に割安になった色々な銘柄が、バーゲンセルになっていることを期待しています。
資産形成はやはり長い時間軸で、腹を据えることの大切さを感じています。