【体験レポート】ミズノのランニングフォーム診断『F.O.R.M.』でどんなことがわかるの?
こんにちは。
市民ランナーのなかには気になっているひともいるのではないでしょうか?
ミズノのランニングフォーム診断『F.O.R.M.』を受けてきましたので、どんなもんだったのかレポートいたします。
受けようかどうか、迷っているランナーの参考になればと思います。
ミズノのフォーム診断F.O.R.M.とは?
F.O.R.M.というのはスポーツ用品メーカーのミズノが開発した、ランニングフォームの診断システムのことです。「Form Optimizer of Running Methodology」の略称とのことです。よくわかりませんが。
いままでの自分のランニングフォームのデータを測定して、客観的にここが良いとか、ここが悪いと診断してくれるんですね。
診断は有料になりまして、3つのコースから選ぶことができます。
- ベーシックコース
- プレミアムコース
- グループトレーニングコース
3つのコースの違いをざっとご説明すると・・・
ベーシックコースは、診断結果を説明してもらって終わり。30分、3000円(税抜)。
プレミアムコースは、診断結果をもとにランニング指導をしてもらって、再度計測。60分、6000円(税抜)。
グループトレーニングコースは、グループ2〜4名をまとめて計測、実技指導を屋外で行うようです。
今回わたしが体験してきたのは、プレミアムコースです。
申し込みから診断までの流れ
全体の流れをご説明します。
STEP1.まずはネットで予約
こちらのミズノ公式リンクから予約できます。
予約画面を進んでいくと、下のように予約可能な時間帯を選ぶことが出来ます。
一番早い時間帯は12時から、最も遅い時間帯で18時〜19時となります。
STEP2.予約時間の15分前に到着したら受付して着替え
東京、大阪、京都、熊本で診断を受けることができます。
わたしは、ミズノ東京(MIZUNO TOKYO 3F)で予約しました。
このビルには、基本的にはミズノのショップが入っていて、そこに診断ルームが併設されているといった感じです。
事前に持ち物や注意事項などをメールで受け取りますので安心です。
フォームを診断するときに使うマーカーの反射をカメラで撮影するので、白いシューズやウェアはNGとなります。ご注意ください。
STEP3.かんたんなアンケートに答えてフォーム診断
ウェアに着替えたら、まずはアンケートに答えます。
身長、体重、ランニング歴、フルマラソンタイム、ケガや痛みがある場所などを書きますが、5分もかかりません。
アンケートが終わったら、立って「肩」「肘」「手首」「もも」「ひざ」「くるぶし」の6箇所にサポーターのようなものを巻いて、そこに計測用のマーカー(小さい玉)を付けます。各所に巻いたサポーターにマジックテープでくっつける感じです。
このマーカーの反射をカメラで撮影することで、マラソンのフォームをデータ化して、採点してくれるわけです。
マーカーをつけ終わったら、いよいよマラソンのレースペースでトレッドミルを走ります。ランニング時間は、だいたい6分くらいですが、プレミアムコースは2回走りますので汗をかくひとはタオルをお忘れなく。
STEP4.診断結果の説明
診断結果をもとに担当スタッフが説明してくれます。
いろいろな診断がでますが、メインとなるのがコチラ。
診断項目
- Safety:体への負担。ランニング中の体の左右のブレやBMIなどをもとに評価します。ブレが多いと脚部への負担が増えてケガをする可能性が高まります。
- Posture:ランニング姿勢。主に肘の振り方を見ているようです。
- Relax:リラックス。こちらも腕の振りをチェックしているようです。
- Ride:乗り込み。体重移動と着地位置のチェックです。
- Swing:脚の動き。脚が後ろに流れているかどうか、ひざを前に出すシザーズ動作のタイミングやヒザ下の巻き上げ動作などを見ているとか・・
マーカーを6個付けているだけなので、わかることも限られますし、リラックスしているかどうかなんて分かるんかい?という疑問もありますが、そこは担当のかたが実際に動画を見ながら補足説明してくれるのでご安心ください。
ちなみに、一般ランナーの平均値が70点、わたしの総合評価が72点。
え〜、一応サブ3くらいの走力があるつもりなんですが。
伸びしろがあるということで良しとしましょう。
もう少し詳しく各項目の診断結果を見てみましょう。
RideとSwingは、下半身の動きの評価なのですが、なかなか良い評価ですね。
一方で、SafetyとPostureの点数が低いので、腕振りと左右のブレがあるという評価になっています。
上の得点つきの診断以外にも、さらに2枚の診断結果が出てきます。
たとえば、フォームチェック画像とか。
着地時のヒザのブレ、蹴り上げ時の脚のブレとか、左右のつま先の向き、ピッチ・ストライドなど。
STEP5.ランニングフォーム指導
診断結果の説明まではスタンダードコースでもしてもらえますが、フォーム指導はプレミアムコースのみとなります。
担当の方からのアドバイスが色々ありすぎたので箇条書きにしましょう。
- 着地でひざが内側に傾いている
- 蹴り上げで脚が外側にはねている
- 肩が前後に動きすぎている
- 肘が前に出すぎている
- 肘に引っ張られて腰が回りすぎている
- ヒールストライクになっている
- もうすこし前傾姿勢に
- ピッチが遅い
え?こんなに言う?サブ3ランナーやで!
と思いましたが、真摯に受け止めましょう。だいたい身に覚えがありますので。
慣れないトレッドミルで走ったので、悪いクセが出てきたというのもあります。
STEP6.フォームを直して再計測
指摘された項目を意識しながら、ふたたびマーカーをつけてトレッドミルを走ります。さきほどと同じくらいのスピードで約6分。
ほかの口コミを見ていると、2回目の診断結果はでなさそうだと思っていたのですが、同じく採点された結果が出てきました。
はい。弱点克服!
診断結果は81点に大幅アップです。2時間台のランナーの中で点数を比較すると、だいたい真ん中くらいの位置になりました。ちなみに、下の記事を見ると、トップレベルのランナーでも86点くらいだったりします。
まあ、点数を取りに行った感じの修正なので、「点数アップ=すぐに速くなる」かどうかはわかりません。TOEIC満点でも英語しゃべれないひともいるわけで。
ただし、「上半身が力んでるな」という自覚は前々からあったので、ハッキリわかってよかったです。
STEP7.もらえるもの
上の画像のような3枚組の診断結果と、ランニングフォーム(プレミアムコースは指導前後)の動画をもらうことが出来ます。動画はメールアドレス宛にダウンロードリンクが送られてきます。
こんな感じです。一番左が指導前で、その右が指導後のフォームです。
まとめ
今回はじめてフォーム診断を受けてみましたが、とても楽しかったです。たとえ点数が悪くても、伸びしろがあるということですからね。
初回プレミアムコースで指導を受けて、フォーム修正に役立てるのはありだと思います。6000円(税抜)の価値があるかどうかは、結果を真摯に受け止められるかどうかによりますね。その後1年くらい経ってから修正後のチェックをするなら、スタンダードコースでもよさそうです。
39歳のおじさんがサブ3を達成、結果が保証されていなくても愚直に努力を続ける才能
こんにちは、ヤギです。
酒とタバコと荒れた食生活のせいで、体を壊した2年前。
そんな自分を変えるために、37歳で酒とタバコをやめて、ランニングをはじめました。
そのときの体重は約84kg。
初めてのマラソン大会はホノルルマラソンで、5時間9分45秒。
2年間、ガムシャラに走って、何度も挫折しかけて、また走り出して、ようやく本日サブ3を達成しました。
コロナ禍の影響もあり、陸連公認レースは軒並み中止なので、民間主催の定員500名のこじんまりとしたマラソン大会ですが、それでも自分が目指したひとつの目標だったので良しとします。
ということで、本日参加してきたトライアルマラソンの開催概要と自己満足の結果報告をいたします。
葛飾あらかわ水辺公園トライアルマラソンとは?
トライアルマラソンは、Runnetでおなじみのアールビーズ社が主催するマラソン大会です。ハーフもあります。
自治体主催のマラソン大会が軒並み中止になる中、市民ランナーのストレスのハケ口的な大会となっていますので、参加者はランニング中毒患者が中心のハイレベルな大会となっています。
会場アクセス
本日参加したのは、そんなトライアルマラソンシリーズの東京開催の回となります。
葛飾あらかわ水辺公園は、JR総武線の新小岩駅から徒歩15分。
受付は、朝7時から、スタートは朝8時からとなっています。
スタート時刻は少し早いですが、10月なら気温が上る前にゴールできるので、むしろ走りやすいです。
今日の気温は8時時点で16℃くらい、ゴールする頃には20℃くらいまで上る見込みです。
コース概要
コースは、5kmのコースを8周回+調整で2.195kmという感じなので単調です。しかも、河川敷なので風を遮るものがありません。
コロナ対策例
トライアルマラソンは、いろいろなコロナ対策をしていますが、ランナーにとって重要な要素が給水です。
通常の紙コップでの給水ではなく、以下のように水とスポドリの2種類がペットボトルで提供されます。
・手渡しは行いません。
・衛生管理のため水は350ml、スポーツドリンクは555mlでの提供となります。
・ボトルホルダーの装着をお勧めします。
ボトルホルダーがついたウェストポーチなどがあるとよいのですが、残量がある状態でポーチに入れて走るのも地味に重くて終盤はキツくなりますので、工夫が必要です。
ウェーブスタート
こちらもコロナ対策の一環で、一斉スタートではなくウェーブスタートを採用しています。
ナンバーカードの色によって10組に分けて、組ごとに時刻を少しずつずらしてスタートすることによって、密をさけるというのが目的です。
この方式を採用する時点で、後の組は強制的に遅れてスタートするので、レースの順位は通常の大会と違ってネットタイムによって決まります。
つまり、ランナーがスタート地点を通過してから、ゴール地点を通過するまでにかかった実質の時間で順位が決まります。
ですので、トライアルマラソンの公式タイムはグロスではなくネットタイムとなるのが特徴です。
サブ3を目指してきた39歳のおじさんの結果はいかに?
さっそく結果をさらします
ネットですが、2:59:32での完走!
魂が抜けているときの写真で完走証を作ってみました。
トライアルマラソンは、ウェーブスタート採用なのでネットが公式タイムになりますので、良しとしましょう。
ペースはキロ4分13秒でおしていこうと考えていましたが、河川敷で風がかなり強かったので、キロ4分15秒(5キロ21分15秒)に走りながら修正しました。
5キロごとのラップタイム
0〜5km 21:15
5〜10km 21:18
10〜15km 21:25
15〜20km 20:52
20〜25km 21:05
25〜30km 21:11
30〜35km 21:24
35〜40km 21:34
40〜Finish 09:28
高速の真下のコースだったのでGPSが狂ってしまったのと、風が強かったので、正確にラップを刻むのが難しかったです。
スタート直後は体を楽にして、ペースが早くなりすぎないよう意識しました。5km周回コースなので、まずはコースの概要を知ること、トライアルマラソン独特の給水や風の状況を確認することに専念しました。
15kmを過ぎたあたりで、目安タイムよりも少し遅れてしまっている事に気がつきました。そこで、15〜20kmでペースアップして、ハーフまでで帳尻を合わせに行ってます。
30kmまでは悪くないペースで行けましたが、このあたりで足裏のアーチが死んでしまって、恐らくその影響もあって35kmくらいから、ふくらはぎや内ももがケイレン気味になってきました。
40km過ぎに両足のふくらはぎが同時につったので、10秒立ち止まり、膝に手をついていたら奇跡的に一瞬もとに戻ったので、そのすきにスッと走り出して、けいれんするのを誤魔化しながらなんとかゴール。
ガーミンの統計情報を分析
平均ペースは、目標の4分13秒よりも1秒遅かったですが、まずまずコントロールできたので良しとします。
平均ピッチは184、目標としていた186よりは少ないですが、後半になっても落ち込んでないのは、けいれんにギリギリで耐えながらよく頑張れました。
荒川トライアルマラソンを走ってみた感想
楽なレースではなかったですが、大きくペースを崩すことなく完走できたことは良かったです。
トライアルマラソンは、定員500人なので小規模なレースです。そのため、同じペースで走れるランナーを捕まえて集団で走れないので、終始レースを通して単独走だったのがキツかったです。その一方で、他のランナーを避ける必要がないのはヨカッタです。
荒川沿いの高架下なので、GPSが狂う上に風が強いので初めてだとペースコントロールに苦慮します。
結果が保証されていなくても愚直に努力を続ける才能
ランニングを始めてからサブ3を達成するまでに、2年を費やしました。
本当にしんどかった。
毎月1回は挫折をしてきた。
毎月ランニングを辞めようかと思った。
それでも愚直に続けてきた。
「2年でサブ3ができるなんて才能がある」と言ってくれるひともいるけれど、わたしにはランニングの才能なんてありません。
わたしに才能があるとすれば、それは「結果が保証されていなくても愚直に努力を続ける才能」かもしれません。
サブ3で満足するか、もう少し上を目指してみようかこれから考えます。
サブ3挑戦の前の走力チェック、10月のよこはま月例マラソンで最終調整
こんにちは。ヤギです。
さて、本ブログのタイトルにもある通り
わたくしヤギは
サブ3を目指して奮闘中です。
今シーズンは、コロナの影響で公式タイムが出るようなレースが軒並み中止なので
市民開催される小規模なレースに出場して、サブ3を目指しています。
2020年シーズン初戦は10月24日のトライアルマラソン
今シーズン初戦は、トライアルマラソンに参加します。
市民ランナーにお馴染のランネットの運営会社であるアールビーズが主催するレースです。
このご時世なので、マラソン大会の開催に反対する方もいるであろう中で、いろいろ工夫しながら運営していただけるのは、本当にありがたいことです。
参加前日と当日にセルフ健康チェックをしたり、当日の給水がペットボトルだったりと、これまでの大会とは異なる部分もあるので、参加の前には資料をよく読んで理解したうえで参加したいものです。
さて、今シーズン初フルのレースペースを決めるにあたって、調整レースに参加していまの走力を確認しておきたいと思い、よこはま月例マラソン20kmの部に参加しました。
よこはま月例マラソン、20kmの部が始まりました
コロナの影響なのか、夏シーズンだからなのかわかりませんが、9月までは1km、5km、10kmの部しかありませんでした。
しかし、10月から20kmの部が復活しましたので、フルマラソン前の最終調整&走力チェックを目的としてエントリーしました。
フルマラソンサブ3に挑戦するために、「20kmをキロ4分ペースで余裕を持って走りること」をひとつの目標としています。
ですので、今回はタイムトライアルでは以下のことを意識して走りました。
- キロ4分ペースでできる限りイーブンで走り切ること
- 15kmまでは楽に走ること・小さい筋肉を使わないこと
- 最後の5kmは少しペースを上げてみて、余裕度を確認すること
よこはま月例マラソン20kmの結果は?
目標のキロ4分ペースだと、1時間20分でゴールとなります。
結果は・・・
手元のガーミンで1時間19分19秒でした。
目標を達成できてホッとしています。
ちなみに、20kmのタイムはあまり気にしてないのですが、自己記録を約2分更新してました。
キロ4分ペースからトータルの誤差5秒以内で15kmまで楽に走行できましたので、ペースコントロールもいつになるバッチリでした。
最後の5kmは、ペースをキロ3分50秒くらいまで上げてフィニッシュです。
以前はピッチが180前後だったのですが、最近は188前後を意識していますがバッチリ。
同じペースで走っていても、心拍数は徐々に上がってくる傾向がありますが、今回は20km付近でも心拍数は一定です。このことからも、20kmキロ4分ペースで余裕度があると判断できますね。
よこはま月例マラソンは、コロナ対策のためにウェーブスタート(一斉スタートでなく順次スタート)を採用しています。
よこはま月例のコースは道幅が狭いので、ウェーブスタートのほうが合ってるかもしれませんね。
ウェーブスタートは、混雑がなくて走りやすいというメリットがある反面、ランナーがバラけるので同じペースのランナーを捕まえにくいというデメリットもあります。
ですので、今回はほぼ単独走に終始しましたので、つらい部分もありましたが、ひとりでも余裕をもって設定タイムで走り切れたことはOKでしょう。
フルマラソンのペース設定をどうするか?
サブ3は、速さを追い求める市民ランナーにとって、大きな目標のひとつです。
そのため、サブ3が見えてくると、ついつい目標ありきのペース設定になってしまいがちです。
サブ3の目前で足踏みして挫折してしまうランナーが多いのは、この「目標ありきのペース設定」に罠にハマってしまって、思うように走れないことも原因なのかなと考えます。
といいつつ、20kmをキロ3分58秒で余裕を持って走れたところから逆算して、次回フルマラソンではキロ4分13秒(ハーフペース+15秒)というペース設定をします。
ゴール予想タイムは、2時間58分0秒です。
【Mag-on(マグオン)を試してみた】マグネシウムは痙攣(けいれん)に効くらしいのだが、摂取しすぎると下痢になる
こんにちは、ヤギです。
ここ数試合、マラソンの終盤で ”ふくらはぎ” が痙攣(けいれん)するクセがつきつつあります。
「マラソン けいれん」というワードでググってみたところ、どうやらマグネシウムが痙攣(けいれん)に効果があるらしい、Mag-on(マグオン)という製品がマグネシウムを多く含んでいるらしい、という答えに行き着きました。
※Mag-onはショップに普通に売っているので、市民ランナーなら一度は見たことあるかもしれません。
今回は、Mag-onを本番レース前の20km調整レースで、Mag-onを試しに飲んでみたら思いっきり腹を下した、というお話です。
重要なので先に書いておくと、マグネシウムは下剤などにも使われているので、多量に摂取すると腹を下すことがあるようです。
腹を下すかどうかは体質にもよると思うので、本番レースでいきなり使う前に、いちど試しておくことをオススメします。
マグネシウムがたくさん入ってるMag-on(マグオン)を試してみた
わたしが試してみたMag-on製品は、こちらの2つ!
画像左は、水酸化マグネシウムを200mg含む、顆粒タイプ。
水などに溶かして飲むと、レモンサワーのようなスッキリとした味でおいしいです。
糖質はほとんど含まれていないので、エネルギー補給にはなりません。
こちらは、ひとつレースの2時間前に水に溶かして飲んでおきました。
画像右は、マグネシウムを50mg含むジェルタイプ。
こちらの製品はエナジージェルなので、レース中にエネルギー補給するような使い方ですね。味はレモンフレーバーなので飲みやすい。
こちらは、ひとつレース中の中間地点で走りながら飲みました。
今日のレースは20kmの距離だったので、マグネシウムの効果があるかどうかは判断できませんでした。もともと20kmくらいで足がつることもないので、仕方ないですね。
様子が変化したのは、18km〜19kmくらいの地点でした。
急にお腹が痛くなってきたので差し込みかなと思いましたが、どうも便意もあるような感じ。でも2kmくらいなら持ちそうなので、それほど焦りはしませんでした。
20kmでゴールしたあとにすぐトイレにいったら、すぐに緩めの大が大量に出てきました。その時はこんなこともあるかと思ったのですが、夕方までず〜と腹がギュルギュル鳴っていたので、どうもおかしいなと感じたのはこの頃。
Mag-on(マグオン)は下痢になるのか?
Mag-onの顆粒タイプの裏側を見てみると、たしかに・・・
多量に摂取すると軟便(下痢)になることがあります。
とありますね。。
人によって、サプリやエイドは合う合わないがあると思いますので、Mag-onが悪いというわけではありませんが。わたしには合わないかもしれません。
なるほど、顆粒タイプとジェルを両方を飲みましたが、顆粒タイプのほうが200mgと多いので、こちらはレース直前に飲まないほうが良いかもしれませんね。
今日は、顆粒タイプを飲んで4時間後から腹を下しました。。
確認のために、つぎは走らない日に試してみようと思います。
ちなみに、マグネシウムは下剤によく使われるようなので、Mag-onを飲んだことと今回腹を下したことは無関係ではなさそうです。
ちなみに、調整レースの結果はキロ3分58秒で20kmを余裕持って完走できたので、6日後のフルでは初サブ3を目指すことに決めました!( ・ิω・ิ)キリッ
まとめ
今日の教訓をまとめます。
- マグネシウムは、痙攣(けいれん)に効くらしい(効果は実感できず)
- マグネシウムは、多量に摂取すると腹を下すらしい(効果を実感)
- Mag-on(マグオン)の顆粒タイプは200mg、ジェルは50mgのマグネシウムを含んでいる
- 調整レースのまえにMag-on(マグオン)顆粒タイプ・レース中にジェルタイプを飲んだら、レース後の数時間ずっと腹を下していた(顆粒タイプを飲んでから4時間後〜)
- でもMag-on(マグオン)はおいしいよ
- 本番レース前に、自分の体に合うかどうか試してみることをおすすめする
坂が多いコースをメインのトレーニングコースにするメリット(この1年やってみて感じたこと)
こんばんは。ヤギです。
わたしは、ランニングを始めてから20㎞のペース走を続けてきましたが、スピード系のトレーニングはしてきませんでした。それでも、サブ3を狙える位置までくることができました。
まあ、サブ3を達成していないので大したランナーではないのですが、アップダウンが多いコースでふだんからトレーニングすることは、かなりトレーニング効果が高いのかなと実感するようになりました。
トレーニングコース
下の図は、みんな大好きガーミンの高度グラフです。
グラフを見てわかるように、ほぼ水平な部分がありません。10㎞の折り返しなので左右対称になっています。また、前半は下りが多く、後半は登りが多いので、後半の10㎞はマジでしんどいです。
この20㎞のコースを1年で100本以上走ってきました。
ちなみに、獲得標高を見ると20㎞で238mとなっているので、マラソンレースに換算
すると、獲得標高は500m弱くらいになります。
おそらく、日本で開催されているマラソンレースの、ほぼ全てのコースよりもきついコースになります。
こんなトレーニングコースで1年間ランニングをしていて、いくつか坂が多いことに
よるメリットがあることに気が付きました。
今回は、そんな坂道トレーニングのメリットについてご紹介します。
坂が多いコースでトレーニングするメリットは?
以下、実際にトレーニングしてみて実感したことを箇条書きにします。
メリット1.坂が多いとメンタルが強くなる
毎日のように坂を登ったり、下ったりしているので、メンタルはかなり強くなったと実感しています。
マラソンレースで登坂にさしかかると、相当な数のランナーが歩いている光景を目にします。マラソン3時間ペースでも結構歩いているランナーがいますから、中級から上級のランナーでも終盤の上り坂は歩きがちです。
しかし、わたしの場合は、上り坂でペースを落とすことはあっても、坂がきついという理由で歩いてしまうことはありません。やはりメンタルが強化されていると思います。
メリット2.坂道大好き人間になる(レースでゴボウ抜きできる)
毎日のように坂道を走っているので、坂道が得意になります。レースでは坂道で確実に他のランナーをゴボウ抜きます。
登りはモチロンのこと、下りは一気にスピードアップして更にゴボウ抜きできるチャンスなので超大好きです。わたしがレースが好きなのは、この爽快感が味わえるからかもしれません。
メリット3.登りは筋力アップ・下りはスピード練習の効果がある
昨年の11月にランニングを始めてから、初めのレースが12月のホノルルマラソンで
約5時間10分。それから1年半で3時間6分までPBを更新しました。
この1年半のあいだは、20㎞のペース走をメインの練習としてきましたが、インターバルなどのスピード系のポイント練習は一切してきませんでした。
それでも3時間強までPBを更新できたのは、坂道のトレーニング効果だと思います。
登り坂では、自然と腹筋・背筋の体幹を意識したり、楽に登れるようなフォームを
意識することになります。
一方の下りでは、ブレーキをかけたくないので自然とフォームがダイナミックになり
股関節の可動域が、走ることによって広がっている感覚があります。
1キロのラップが5分をきる実力がついたころから、坂道でのトレーニング効果を
ビンビンに感じ始めました。
ランニングユーチューバーの「たむじょー」さんも同じことを言っているのを発見しました。やはり実績がるひとの方が説得力があるので、ぜひご覧ください。
メリット4.本番レースよりも厳しい条件でトレーニングできる(ので本番がラク)
あたりまえのことですが、平坦なコースのほうが楽でタイムがでます。
ですから、アップダウンが多いトレーニングでペース走をすると、平坦なコースよりもキロ5秒〜10秒くらい遅くなります。
本番のレースのときには、トレーニング中の20kmペース走の結果などをもとにペース設定しているのですが、トレーニングのタイムは少し遅めなので、本番ペースもやや保守的になります。
そのため、本番レースでは、オーバーペースで潰れることがほぼなくなります。
まとめ
ということで、経験のあるランナーからすると当たり前と思われることを書いて
しまいました。
しかし、実際に坂道が多いコースをメインのトレーニングコースに取り入れている
ランナーは少ないのではないでしょうか。
坂道ダッシュでポイント練習などをするのも良いのかもしれませんが、20㎞くらいの
距離のあるコースの中に強制的に坂を取り入れると、本番のレースに近い疲労状態で
坂が頻繁に出現してくるので、メンタル強化され、さらに進化して坂道大好き人間が
出来上がります。
タイムが伸び悩んでいるランナーのかたは、試してみてはいかがでしょうか。
トラックとロードの違いについて感じたこと【素人の感想】
じつは、約半年ぶりの更新になります。
いつもロードを走っているわたしですが、先日はじめて記録会というものに参加しまして、ほぼ初めてトラックを走りました。
市民ランナーのなかでも上級者の方は、トラックを走る機会も多いと思いますが、そうでない方はトラックを走る機会が少ないかもしれません。
今回は、ロードとトラックを走ってみて感じた違いについて、素人なりに感じたことを書きます。
記録会などに参加する「初めてトラックを走るひと」のお役に立てれば幸いです。
記録会の会場:スポーツセンター競技場(大和なでしこスタジアム)
記録会の会場は、横浜市の「大和なでしこスタジアム」という陸上競技場です。
わたしにとっては、ほぼ初めてともいえる陸上トラックです。
ほかのトラックは走ったことがありませんが、たぶんオーソドックスな競技場だと思います。
もちろん、1週400mです。
夜間照明もついていますが、節電のためか薄暗い中での記録会となりました。
今回は5000mの記録をとりました。
ロードとトラックではどっちのほうが速く走れる?
さて、ロードとトラックの記録の違いについて、わたしのデータだけなので統計データとしての役には立ちませんが、公開させていただきます。
ロードの記録
よこはま月例マラソンの5kmの部、河川敷の5kmのコースを走りました。
2020年9月20日の記録ですが、18分30秒でした。
ほぼ初めての5kmのタイムトライアルなので、走りながら様子を見つつペースコントロールしたので、やや余力を残した感じです。
トラックの記録
よこはま月例のロード5kmから1週間後に、上でご紹介したトラックで5000mの記録会に参加しました。
よこはま月例のペースをベースにしての挑戦なので、最低18分30秒は上回る予定でした。
2020年9月27日の記録、18分20秒という結果でした。
トラックとロードで記録に違いはあるか?
トラックのほうがロードよりも10秒早いという記録にはなっていますが、ふだん5kmの距離をタイムトライアルをする習慣がないので、記録自体は1回目よりも2回目のほうが良くなることは想定内。
以上を踏まえると、ロードもトラックも、記録は大きく変わらないのかな?というのが今の認識です。
記録以外について感じた違いについて、以下に書きますので、初めてのトラックの前に知っておくと少し対策ができるかもしれません。
ロードとトラックの走ったときの違い・感想
ロードとトラックの違いについて、走ってみて感じたことを箇条書きでご紹介します。
地面からの反発がトラックよりロードのほうが大きい
地面に接地したときの反発に違いを感じました。
大袈裟に言うと、トラックは接地時にフンワリした感じがして違和感がありました。反発が少ないので走っていて疲れました。ロードのほうが気持ち良く反発をもらえると思います。
もしかすると、トラックに慣れている競技者は、うまく反発をもらえる感覚を身につけているのかもしれません。
トラックは周回が多いのでメンタルにくる
ロードの場合は、たとえ周回コースだとしても、1週が400mということはまずありません。最低でも1週1kmくらいでしょう。
そのため、トラックの5000mとロードの5kmを比較すると、トラックのほうが周回数が多くなります。
周回数が多いということは、頭の中で周回のカウントダウンをする回数が多いので、かなりメンタルにきました。特に、5000mの3km以降で、残り5周くらいから中々減らない周回を頭の中で(無意識に)カウントするのがツライ・・・
トラック競技者は、この「頭の中の周回カウント問題」をどうしてるんでしょうか?
謎です。それとも、わたしだけ?
ラップのとり方が違う・難しい
これも慣れの問題かもしれませんが、ロードとトラックではスマートウォッチでのラップのとり方が違ってきます。
市民ランナーの多くが使っているスマートウォッチ。わたしはガーミンForeAthlete235Jを使っています。
ロードの場合は、1kmごとの自動ラップをとるのが最もカンタンなので、多くの市民ランナーは1kmの自動ラップを利用しているのではないでしょうか。
ところがトラックの場合は、基本が1周400mなので、1周ごとに手動ラップを取ることになります。
ですが、5000mくらいの競技では、ハーフやフルマラソンなどと比べると運動強度が高いので、慣れていないと手動でラップを取る余裕がありません。ラップを取る回数も多いですし。
結局、わたしは記録会のときはガーミンのGPSで1kmの自動ラップを目安にしてペースコントロールしました。トラックだとGPSが結構ずれると聞いてましたが、思っていたほどずれなかったので、トラックをたまに走るていどなら、これでいいかも。
トラックには速いランナーがいたりする
ロードに比べると、トラックのほうが速いランナーが集まっています。
ですから、トラックを走ると速いランナーに抜かされることもあるので、引っ張ってもらえます。勝手についていくだけですが。
まとめ
今回は、初めてトラックを走る市民ランナーに向けて、ロードとトラックでの違いについて、わたしが感じたことをご紹介しました。
トラックに慣れてきて対策方法がわかったら、またご紹介します!