激辛焼きそば 香辣炒面 xiāng là chǎo miàn
たまーに残り物で作ります!意外とおいしいんですよ~~
ブログ移転検討中 でございます
さて、お久しぶりです。
ブログの方向性が定まらないまま小説や実家帰りなど多忙にしておりました。
最近こちらのブログにも並行して記事を執筆中でございます。
いきなり移転するのもどうかと思いまして、気持ちが固まるまではこちらの
はてなブログにも、埋め込みの形で記事を更新していきたいと思います!
どちらでも、メリットデメリットがさまざまで悩みつつも決定できておりません(笑)
もし完全移行する場合には、各記事に移転先を記入させていただきます。
また日常生活にかかわる記事を随時更新させていただきます。
連載小説 点在物語3
・サキは暗い部屋でテレビをつけていた。
・外は雨が静かに降っている。
・グルメ番組が必要以上に豪華な料亭のオススメを紹介している。
・今の自分には到底手の届かない世界。
・サキはテレビを消し、静かに降り注ぐ雨粒一つ一つの音に耳を傾けていた。(つづく)
連載小説 点在物語 2
・ヨウジはドライブしながらラジオを聴いている。
・70km先の町にいる友人に会いに行くのだ。
・幸いにも空は晴れていた。
・アクセルを徐々に踏み込み、車は加速する。
・旅はまだはじまったばかりだ。(つづく)
連載小説 点在物語1 (仮)
・チサは小雨の中、歩道橋を登った。
・右手に持つ紙袋が濡れないように傘をさしながら。
・彼女は待ち合わせ場所へと向かった。
・街角の小さな喫茶店だ。
・雨はまだ止みそうになかった。(続く)
連載小説 傍屋3
「枝豆追加お願いします」
香は店主に注文した。まだ千嘉の話が終わりそうになかったからだ。
「あーあ、誰かいい人いないかなあ…」
千嘉がつぶやき、ビールをぐいと飲む。
追加した枝豆が運ばれてくると、再び沈黙が二人を包む。
香は以前付き合った彼氏のことを思い返す。
彼はつまみ食いが好きで、極端な飽き性だった。
香もまた、他の彼女たちと同様に枝豆の殻のように捨てられた。
「枝豆野郎に引っかかるよりは、全然いいよ…まあお互い焦るけどさ」
香も残りのビールを飲み干し、割り勘で勘定を済ませる。
千嘉は流れ星が見えたと思ったのか、
「傍屋の蕎麦みたいな男が見つかりますよーに!」
と夜の星に向かって叫んだ。
「ちょっと千嘉!声大きいって」マンションへの帰り道で陽気に叫ぶ千嘉の口を慌てて香は押さえた。恥ずかしいことこの上ない。まったく。
二人はときどきふらつきながら、マンションへとたどり着き、お互いの部屋へと姿を消した。 (4につづく)