埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

「CQ ham radio」創刊号~通巻27号まで

4月29日の投稿で、1965(昭和40)年から現在までの「アマチュア無線局名録」や「JARL会員局名録」を収納した書棚の写真をアップしましたところ、和文電信の伝道師としてアマチュア無線界では夙(つと)に有名で、尊敬するアマチュア無線家の一人であるJH1LHV氏から「凄いコレクション」「貴重な資料ばかり」と評していただき、ゴールデンウィークを気分よく過ごすことができてぉります。

そこで今回は、当局の手許に保管しておりますアマチュア無線の専門誌「CQ ham radio」の創刊号(昭和21年9月号)から通巻27号(昭和24年12月/25年1月合併号)までをご覧いただきたく投稿に及びます。

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今から約3年前に発売されたCQ誌2021年6月号(通巻900号)の27頁~42頁には、CQ誌創刊号から通巻900号までの表紙が一挙公開してあります。

↓ 「創刊号~900号の表紙一挙公開」の最も古い号の部分(28~29頁)

↓ 左上部分(創刊号~通巻27号)を拡大します

実は当局の手許には、この拡大写真にあるCQ誌創刊号から通巻27号までの27冊があり、大切に保管してあります。70年以上前に発刊されたものですので、傷みや汚れ、変色などがあります。また通巻5号と通巻17号を除く25冊には綴じ紐を通していた小孔がありますが、切り抜きや書き込みも殆ど無く27冊全て通読可能な状態です。

それでは27冊のCQ誌の表紙をご覧ください。

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↓ 創刊号、通巻2号

↓ 通巻3号、通巻4号

通巻5号~7号

通巻8号~11号

通巻12号~15号

通巻16号~19号

通巻20号~23号

通巻24号~27号

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「CQ ham radio」の創刊号(昭和21年9月号)から通巻27号(昭和24年12月/25年1月合併号)までの表紙をご覧いただきました。

敗戦後のわが国では昭和27年7月までアマチュア無線が許可されず、この27冊のCQ誌が刊行された当時は日本人のアマチュア無線家は存在しません。この当時のCQ誌に目を通しますと、アマチュア無線の再開を渇望する意見や記事、待てども待てどもアマチュア無線再開とならない苛立ちの声が目立ちます。

そんな状況の中で、当時のアマチュア無線界の華だったのは駐留米軍の軍人夫人のアマチュア無線家。通巻8号の表紙を飾ったのはJ2AHI、L.D.Colvin少佐のご夫人のIris Colvinさん。通巻27号の表紙はJA2GY(駐留米軍コールサイン)、Elbin.G.Williamson大尉のご夫人(本国でのコールサインはW2RMT)です。駐留米軍アマチュア局とはいえ数少ない女性アマチュア無線家として注目の的であったのだろうと思われます。

今回の投稿は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

3月23日の投稿(5月末で退職予定)を撤回します

昨日(5月3日)、無事に61才になりました。例年「Twitter(現在はX)」のプロフィール画面では誕生日に色とりどりの風船で祝福してくれましたが、「X」に替わってからもその気遣いが続くかどうかが気になっていました。

今朝「X(旧Twitter)」のプロフィール画面を開きましたら、これまで通り色とりどりの風船と「お誕生日おめでとうございます」のコメントがありました。これ結構嬉しいんですよね~(^^)v

↓ 誕生日を迎えた5月3日朝の「X(旧Twitter)」のプロフィール画面

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さてタイトルに記しました通り、3月23日の投稿内容(5月末で退職予定)を撤回することになりました。

昨年11月に、異業種他社に再就職し「60才のルーキー」として働き始めましたが、還暦を過ぎますと気力も体力もハッキリと翳りが生じます。加えて「お金より時間が大切」に思えるようになり、再就職先は半年くらい勤めたら退きたいと考えておりました。

還暦を過ぎてからの働き方は「5勤2休」が理想と考えていたことも5月前後に退職しようと考えた理由の一つです。私が考える「還暦後の5勤2休」とは「月曜日から金曜日まで働いて土曜日と日曜日が休み」という意味ではなく、「5か月働いたら2か月休む」という意味です。それほど身体が頑丈ではない私は、還暦後の働き方はこれくらいでなければ続かないと感じていました。

勤め先の会社は現在かなりの人手不足状態にあり、一時的な穴埋め要員として私のような60才代の者が勤めていますが、若く有能な人材を採用育成し人員の充足が図られれば期間限定要員の私は役割を終えて退職することになります。そうなることが会社として正常な状態で、いつまでも還暦爺に頼っているようでは会社の未来が不安です。

今年の1月~2月ころの予定では5月末までには若手職員の採用と育成ができるかと予想していましたが、勤め先の会社の専門性や特殊性がネックとなり、求人に対する応募が少なく、試しに入社した1名も適性・不適性を熟慮してご本人の判断で正式に入社はしないということになりました。

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私の個人的な印象ですが、現在の勤め先は小規模ながら人間関係や社内の雰囲気は良好です。さらに専門的で特殊な会社(というより機関)であるため、ありがたいことに営業活動を全くしなくとも優良顧客からの業務委託の打診が繰り返したくさん入ってきます。37年も勤め人をしている私ですが、営業をしなくてもどんどん仕事が入ってくる会社は初めてで、この点では非常に恵まれています。若い頃にノルマ営業に散々苦しめられた経験がありますので、営業活動不要のこの会社はまさにユートピアです。

逆に困るのは、専門性や特殊性が高いため業務を遂行するのに覚えなくてはならないことが膨大で、求人の際も業務に関連した基礎知識をある程度備えていることが求められるなど多少ハードルが高いこと。さらに入社後には極めて多忙な実務をこなしながら、この業務に就くために必要な国家試験の合格を目指して勉強をしなければならないことがあげられます。

10年前まで資格試験の受験を趣味にしていた私は、たまたまこの業界で仕事をするために必要な国家資格を取得していたので、今は受験勉強をする必要が無い立場ですが、仮に仕事をこなしながら休日は国家試験の受験勉強を長期間しなければならないとなるとかなり大変で、自分にはできる自信がありません。

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こうしたことから、人材の採用~定着~育成は想像以上に大変です。私の5月退職案は白紙に戻り退職時期は、まだ見ぬ新たな人材の採用と育成の成否に託されました。予想では私の退職時期は今年末あたりになるのではないかと予想します・・・(^^)ゝ

 

今回の投稿は「無線以外の話題」でしたので、次回は「アマチュア無線の話題」を投稿します。4月29日の投稿で示した「アマチュア無線局名録が並んだ書棚」の写真に匹敵する・・・、と思われる写真をご覧いただきます。

3連休はコンテスト参加しながら書棚の整理

4月18日の投稿の際に申し上げました通り、原則としてアマチュア無線の話題」「無線以外の話題」を交互に投稿します。前回(4月24日)は「無線以外の話題」でしたので、今日は「アマチュア無線の話題」の投稿です。

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4月27日~29日は3連休で、趣味のアマチュア無線にある程度の時間を割くことができました。

特に4月27日の夜から28日にかけてはJARL主催のALL JAコンテストに参加しながら書棚の整理をしていました。1月24日の投稿「JARL会員局名録が届きました」でも書棚の写真を載せましたが、その写真は局名録を雑多に並べている状態でしたので、この度改めて並べ直しました。

↓ 並べ直した後の書棚

これまで局名録には書棚の2段を使用していましたが、それでは不足ですので3段使用することにしました。

上段=1965(昭和40)年~1986(昭和61)年

中段=1987(昭和62)年~2000(平成12)年

下段=2001(平成13)年~2025(令和7)年+速報版数年分+海外CALLBOOK

↓ 1953(昭和28)年と1955(昭和30)年の全頁複写と1954(昭和29)年4月QTH号は別保管に

戦後のアマチュア無線局名録の大半がありますが、まだ全てを揃えているわけではありません。また、かつてCQ ham radio誌の付録だった局名録の速報版はごく一部しかありません。

欠品で目立つのは、1982(昭和57)年版局名録の「東海・関西版」と「中国・四国・九州・沖縄版」です。この版の局名録をお持ちでお譲りいただける方がいらっしゃいましたら是非ご一報を!!!

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コンテスト参加しながら書棚の整理をしていましたら、強い日差しが入り室温が急上昇していることに気付かず、軽い熱中症なのか浮動性の眩暈(めまい)がし、なんとか立ち上がって歩こうとしてと身体が右へ右へと動き真っ直ぐに歩けない状態に・・・。ALL JAコンテストは途中で切り上げ、涼しい部屋でお昼寝 (--)zzz

今日(4月29日)は無理をしない程度にKANHAMコンテストに参加し、3日間無線に触れ続けることができました。大満足な3連休です(^^)

明日(4月30日)出勤しますと、5月1日からは6連休です。連休の間に61才になってしまいます。昨年の今ごろは「還暦を迎えます」「ついに定年退職」とブログでも大騒ぎしていましたが、あっという間に1年が経ちます。1年ってこんなに早く短いものだったかな??? (^^)ゝ

私の人生のピークは昭和46年・・・

昨年の夏、23年間住んでいた社宅から800メートルほど離れたところにある中古の戸建て住宅に転居しましたが、その引越し作業の際に数十年以上にわたって開けたことのない、いや、自身の記憶にもない「謎の箱」が出てきました。

「謎の箱」を恐る恐る開けてみましたら、小学校に通っていたころの通知表、身体測定記録、表彰状、児童会役員任命書、自らの絵画や書道作品、作文、修学旅行や運動会の写真など、およそ半世紀ぶりに対面することになりました。

この「謎の箱」は新潟県の実家にあったものが、他の書籍類などと混じっていつの間にか埼玉の居住地に運び込まれたものと思われます。

特に通知表はネタとしてはとても面白いので、今年1月21日に小学校1年から3年までの通知表の担任教諭所見欄を基にして「元気が足りないのは生来の気質です・・・」というタイトルで投稿しました。

↓ 1月21日の投稿「元気が足りないのは生来の気質です・・・」

saitama-dame.hatenablog.com-・・・-

この1月21日の投稿をお読みになった方の中のお一人からは「本当に元気が不足しているとか、押しが弱いとか書かれていますね。集団行動に馴染めなかったということは、当時の学業成績は今一歩だったとか?」との質問をいただきました。

結論から申し上げますと、学業成績はそれほど悪いほうではありませんが、最優秀でもありません。「元気が不足」している割にはまあまあ健闘しているかなとは思います。今、改めて振り返りますとこの当時、特に小学校2年生だった昭和46年が人生のピークだったようです。

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それでは小学校1年~3年までの学習の評定をご覧いただくことにします。半世紀以上も前のものですし、このブログを訪れる方もそれほど多くなく、数十人くらいの方々の目に触れる程度だろうと思いますので特に問題は無いものと判断しました。今後の話のタネにでもなればいいかな・・・、と思っています。

◎小学校1年(昭和45年)の学習評定

小学校という新しい環境に馴染めず、授業中も積極性に劣り存在感が無かったと思います。身体虚弱で頻繁に感冒にかかり、2学期の欠席日数は9日もあります。そのため評定は「5」より「4」が多いです。この年はまだ人生のピークではありません。

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◎小学校2年(昭和46年)の学習評定

2年生になり小学校の環境にも少しずつ慣れてきたことが評定から読み取れます。音楽や体育のような教科は苦手な上に嫌いでした。1年間を通じて欠席日数は2日で、皆勤賞とはなりませんでしたが虚弱体質の割には頑張ったと思います。そしてこの年が人生のピークだったように思います。

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◎小学校3年(昭和47年)の学習評定

この年から学習評定に翳りが見え始めます。鉄棒やマット運動それに水泳(当時も今も泳げない・・・)が特に苦手で大嫌いな体育で評定「3」を初めて付けられてしまいました。3学期の理科は「5」ではあるものの「△」が付けられている「なんちゃって5」。当時の学習評定は相対評価ですのでクラスで数人に「5」を付けなければならない中で該当者がいないため、本来は「4」だけど仕方なく繰上げで「5」を付けた事情があったのではないかと察します。

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この翌年、小学校4年生になりますと国内の中波ラジオで遠距離の放送局(札幌、仙台、首都圏、東海、関西圏、広島、福岡など)を聴取して受信報告書を送付する趣味に熱中するようになり学習意欲は低下します。小学校5年生になりますと海外の放送局の受信にも手を拡げ、6年生になりますとアマチュア無線局の開設を意識しアマチュア局の受信をしモールス符号もマスターします。学習評定は急な坂道を転がり落ちるかの如く墜ちていきます。

中学校1年生で日本アマチュア無線連盟(JARL)に准員で入会し、中学校2年生で念願だったアマチュア無線局を開設しますます勉強をしなくなります。学習評定は「5」がポツンポツンとしか無く「4」と「3」が大半を占めるようになります。

中学3年の受験生でありながら毎日「CQ CQ」と無線ばかり楽しんでいましたが高校受験では運よくギリギリ志望校に滑り込みました。しかしクラスのほぼ全員が国公立大学進学を目指す環境下で勉強嫌いな私は瞬時に落ちこぼれます。大学入試では目指す国立大学に入れず都内の平凡な私大に入学したものの途中で教職課程を投げ出してスコアブック片手に平日の昼間から野球場に向かい野球観戦に明け暮れる日々。

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勉強だけしていればいい立場の児童~生徒~学生の期間でさえ満足に成果を出せない自分が社会人、職業人として成功する筈もありません。時々幸運の女神が気まぐれで微笑んでくれて1部上場の金融機関に2度も入社できましたがいずれも倒産。働き盛りの37才から60才までは名も無い工場の冴えない事務員として働き続け、昨年ようやく定年を迎えました。

昭和46年をピークに転がり落ち続けた・・・、などと書きましたのでさぞかし不幸な人生なのかと思われるかもしれませんが、そんなことは無く幸福度や満足度は高いです。アマチュア無線という生涯にわたって楽しめる趣味に没頭し、絵にかいたような良妻賢母である妻と、公僕として奉職する今でも私のような者を慕ってくれる一男一女に恵まれて・・・いや、支えられて私は本当に幸せだと常に感じております。

昭和46年がピークというのは、あくまで「学業や勤務の評定」という一側面に関してのみ・・・ですね(^^)ゝ

奇妙なコールサインが掲載されたアマチュア局名録

今日、4月18日は「世界アマチュア無線の日です。99年前の1925年のこの日、国際アマチュア無線連合(IARU)が設立されたことを記念して定められたものです。

そこで今日は私の手許にある、アマチュア無線局名録の全世界(北米・ハワイを除く)版からの話題を投稿します。

↓ 1993年に米国で発行されたアマチュア無線局名録全世界(北米・ハワイを除く)版

このような表紙のアマチュア無線局名録をご覧になったことのあるアマチュア無線家の方は比較的多いかと思います。私はこのような全世界版はこの年(1993年)の版しかありません。

実はこのアマチュア無線局名録の日本の局の中に、見たことの無い奇妙なコールサインが掲載されているんです。ご存知でしょうか?

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↓ これが奇妙なコールサインです(氏名や所在地は見えないようにしてあります)

赤い印()を付した9局が奇妙なコールサインです。アルファベット順で並ぶ、JA0ZXF(JAの最後)からJE1AAH(JEの最初)の間に・・・

JC1JAP JC1JEO JC1JEP JC1JEQ JC1JET

JC1JEU JC1JEY JC1JLA JC1JOJ

の9局が掲載されています。「JC1」のプリフィックスコールサインが日本のアマチュア局に発給されたことはありません。日本の公衆通信業務無線局のコールサインでも紛れ込んだのかと思いましたがそうではありませんでした。

これらの奇妙なコールサインの9局の氏名や所在地も明記されており、その所在地はジュサック、アンベリュー=アン=ビュジュイ、パレゾー、テウル=シュル=メール、アルル、シャトーヌフ=アン=ティムレ、クロゾン、パリ、ジュエ=レ=テゥール、と9局全てがフランスの都市や町が所在地として掲載されていました。

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結論から申し上げますと、どうしてこのような誤った局が掲載されるに至ったのか、どうして「JC1J**」というコールサインなのかなど全く不明です。

米国のアマチュア無線局名録がお手許にある方は是非一度当該ページを開いてご確認いただきたいと思います。1993年版以外でも掲載されているものと思われます。どんなことでもよいのでご存知のこと、これらのコールサインについての情報がありましたらお聞かせいただきたくお願いいたします。

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今日の投稿はアマチュア無線の話題の中でもかなり突っ込んだ超マニアックな話題となりましたので、全く興味が湧かない方が大半だったと思います。次回の投稿は無線の話題から離れて「私の人生のピークは昭和46年・・・」を投稿いたします。向後は原則として「アマチュア無線の話題」と「無線以外の話題」を交互に投稿して参りたいと思います。

2024年・東大合格者数の都道府県別ランキング

毎年2月中旬から4月上旬にかけて、「サンデー毎日」という週刊誌を毎週購入して主要な大学の高校別合格者数の特集記事を40年以上にわたって興味深く読ませていただいております。

なんとなくではありますが、近年の東大合格者が首都圏の高校に偏り、地方の高校からの合格者が減少しているような印象がありましたので、今年度の「東大合格者数」の「都道府県別ランキング」の簡易調査をしてみました。なお、私自身は東京大学とは全く関係はありません。受験したことも目指したことさえもありません。都内の平凡な中堅私大しか出ておりません(^^)ゝ

サンデー毎日」4月21日号(4月9日発売)の56頁から153頁までの「全国3435高校・有名183大学合格者数」の一覧表を利用し、東大合格者数を都道府県別にカウントし順位付けしました。

↓ 「サンデー毎日」4月21日号のこの特集記事です

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予め申し上げておきますが、これはあくまで簡易的な調査で、東大合格者の出身高校が属する都道府県ごとに単純に合格者数を足したものです。例えば、東大合格者数第1位の開成高校(東京都)は149名の合格者を輩出しており、その149名の中には千葉県や埼玉県など東京都以外に住んでいる方も数多く含まれていると思われますが149名全員を高校が在る東京都にカウントしています。

47都道府県別合格者数の合計は3038名で、推薦を含む合格者数3084名に対して98.5%にあたります。これは「サンデー毎日」4月7日号(3月26日発売)の34頁に掲載されている合格者出身高校判明率98.5%と一致しますので、簡易調査とはいえある程度の精度は保っているものと思っています。

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なお、この記事は東大合格者数の多寡により各都道府県の教育水準や県民の知的水準などの優劣をつけようといった性質のものではありません。各都道府県の擁する人口や東京までの距離など条件が異なります。単に都道府県別にどれだけの東大合格者がいるのかを判りやすく示し、首都圏と地方の間に東大合格のハードルの高さの差があるのかどうかを調べようとするもしたです。

では東大合格者数が多い順に発表します。合格者数が同数の場合は合格者を輩出した高校の数が多い(合格者の偏りが少ない)都道府県を上位としました。「輩出校数」は東大合格者を1名でも輩出した高校の数です。

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          合格者数  輩出校数   最多の高校(人数)

1位 東京都    1044    92   開成(149)

2位 神奈川県    356    35   聖光学院(100)

3位 兵庫県     182    18   灘(94)

4位 千葉県     171    13   渋谷教育学園幕張(64)

5位 愛知県     156    20   東海(36)

6位 埼玉県     118    18   県立浦和(44)

7位 奈良県     117     8   西大和学園(71)

8位 福岡県      74     9   久留米大付設(32)

9位 大阪府      65    20   北野(20)

10位 静岡県      58    15   浜松北(16)

11位 広島県      46    14   広島学院(17)

12位 茨城県      46    11   土浦一(16)

13位 鹿児島県     46     5   ラ・サール(37)

14位 岡山県      39     9   岡山大安寺中教(13)

15位 北海道      35    10   札幌南(11)

16位 京都府      35     8   洛南(12)

17位 栃木県      33     9   宇都宮(21)

18位 富山県      30     5   富山中部(15)

19位 石川県      30     4   金沢泉丘(21)

20位 宮城県      29     6   仙台二(17)

21位 群馬県      28     8   高崎(8)

22位 長崎県      23     7   長崎西(7) 青雲(7)

23位 三重県      20     6   四日市(10)

23位 熊本県      20     6   熊本(14)

25位 愛媛県      19     4   愛光(12)

26位 岐阜県      17     8   岐阜(9)

27位 新潟県      16     6   新潟(11)

28位 福島県      14     5   安積(5) 福島・県立(5)

28位 岩手県      14     2   盛岡一(13)

30位 山形県      13     4   山形東(10)

31位 長野県      12     8   松本深志(4)

32位 香川県      12     4   高松(7)

32位 宮崎県      12     4   宮﨑西(9)

34位 徳島県      11     3   城東(6)

35位 秋田県      11     2   秋田(8)

36位 大分県      10     5   大分上野丘(6)

37位 福井県      10     4   藤島(6)

38位 山梨県       9     6   甲陵(3)

38位 和歌山県      9     5   桐蔭(3)

40位 山口県       8     4   宇部(3) 山口(3)

41位 青森県       8     3   青森(3) 弘前(3)

42位 高知県       8     2   土佐(7)

43位 佐賀県       7     5   佐賀西(3)

44位 滋賀県       6     2   膳所(3) 幸福の科学関西(3)

45位 島根県       4     4   出雲(1) 津和野(1) 益田(1) 松江北(1)

46位 沖縄県       4     2   開邦(3)

47位 鳥取県       3     3   倉吉東(1) 米子東(1) 青翔開智(1)

 

以上です。

東京都の高校が合格者の約34%を占め、それに神奈川・千葉・埼玉を加えた首都圏の1都3県にまで範囲を拡げると合格者の55%を超えます。東大合格者の半数以上がこの1都3県に集中していることが判ります。逆に31位以下の17県、66校の合格者を足しても開成高校1校の数値に及ばないことも判りました。47都道府県のおよそ半分の23県では県全体の東大合格者数が20名未満ですが、首都圏の1都3県には合格者20名以上の高校が24校もあり、その違いが鮮明に現れています。

首都圏以外で上位に食い込んでいる府県(兵庫、愛知、奈良、福岡、広島、鹿児島、京都)には全国的にその名を知られた中高一貫進学校があり、その府県の合格者数を押し上げています。

中高一貫校で効率よく学び、東大や医学部受験に特化した専門塾で充実した受験指導を受けることができる環境と、そうではない環境とではどうしても差が生じてしまいます。

地方の公立高校の中には合格者数が往年に比べて2分の1から3分の1程度にまで減っているところが散見され、逆に首都圏では10年くらい前までは目立った進学実績がなかったのに今年度は10名を超える東大合格者を輩出している高校が目につきます。首都圏や有名私立進学校がある都府県とそれ以外の県との格差は簡単には縮まりそうにはないという印象を受けた次第です。

3月も毎日交信、39か月連続皆勤賞 v(^^)v

今月最初の投稿は、定例の交信記録の報告です。

2021年1月から2024年2月まで3年以上にわたり趣味のアマチュア無線で毎日1局以上新規の局との交信を続けており、先月(今年3月)で39か月連続となりました。

より正確に申しますと、2020年12月30日から今日(2024年4月11日)まで1199日連続で1局以上新規の局との交信を続け、さらに記録更新中です。

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それでは3月の交信実績に移ります。

3月の31日間のQSLカード交換を伴う交信やコンテストでの有効な交信は194でした。

◎3月の交信の周波数別内訳

    7MHz   62局

   10MHz   53局

   14MHz    6局

   24MHz    1局

   50MHz    4局

  144MHz   22局

  430MHz   46局

     計    194局

出勤日は帰宅時刻が遅くなることが多く、休日も家庭の用事があり十分な運用時間が確保できず交信局数は伸びませんでした。毎日新規で1局以上の交信を確実に行うことを優先した結果、7、10、144、430の4つの周波数帯へのオンエアに集中しています。

◎3月の交信の電波形式別内訳

 CW      25局

 FT8    142局

 FT4      2局

 FM      20局

 SSB      5局

     計  194局

FT8でのQSOがCWを大きく上回りました。エントリーしたコンテストが少ない月や運用時間が少ない月はこのような結果になりがちです。

◎今月も一覧にしてみました

          CW  FT8 FT4  FM  SSB    計

    7MHz  11   51                62

   10MHz   5   48                53

   14MHz   6                      6

   24MHz        1                 1

   50MHz        4                 4

  144MHz   1   15   1       5    22      

  430MHz   2   23   1  20        46  

   計      25  142   2  20   5   194 

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続いて3月にQSOできた特別局・記念局です。のべ25局とQSOできました。25局と言っても、同じ局と異なる周波数帯や異なるモードでQSOしたものが多いです。1か月間で194局としか交信していない中で特別局・記念局が25局できたので、3月は運がよかったと言えます。

◎ 3月に交信した特別局・記念局(交信した日時の順)

・8N1MOMO (430/FM)

・8N1ITF (7/FT8)

・8J1MITO (7/FT8)

・8J1JARL/P (7/FT8)

・8J150CB/P (10/FT8)

・8J2HHH/P (7/FT8)

・JA9RL/P (7/FT8)

・8J1JARL/P (430/FT8)

・8N1MOMO/P (7/FT8)

・8J4SNP/4 (7/FT8)

・8J1JARL/P (144/FT8)

・8J7KJ4O/7 (7/FT8)

・8J1JARL/P (10/FT8)

・8N1MOMO/1 (10/CW)

・8J280TK/2 (10/CW)

・8J4SNP/4 (10/FT8)

・8J1JARL/1 (10/FT8)

・8J1JARL/1 (144/FT8)

・JA9RL/P (10/FT8)

・8N3XXV3I (10/CW)

・8J150CB/1 (430/CW)

・8J1YAC/P (430/FT8)

・8J1MZ40Y (10/CW)

・8N3XXV3I (7/CW)

・8J1YAC/1 (10/CW)

 

以上が3月の交信実績です。2021年~2023年に3年連続毎日無線運用皆勤賞を達成し、今年も1月~3月ともに皆勤賞で39か月連続となりました。4月も皆勤賞を目指します。またブログ投稿月間10回も併せて目標とします(^^)ゝ

2月も毎日交信、38か月連続皆勤賞 v(^^)v

今月2回目の投稿は、定例の交信記録の報告です。

2021年1月から2024年1月まで3年以上にわたり趣味のアマチュア無線で毎日1局以上新規の局との交信を続けており、先月(今年2月)で38か月連続となりました。

より正確に申しますと、2020年12月30日から今日(2024年3月26日)まで1183日連続で1局以上新規の局との交信を続け、さらに記録更新中です。

-・・・-

それでは2月の交信実績に移ります。

2月の29日間のQSLカード交換を伴う交信やコンテストでの有効な交信は220でした。

◎2月の交信の周波数別内訳

  1.8MHz   11局

  3.5MHz       6局

    7MHz   31局

   10MHz   22局

   14MHz    2局

   50MHz    5局

  144MHz   20局

  430MHz  123局

     計    220局

430MHzでの交信が半数以上を占める異例な月になりましたが、これは2月11日に行われた関東UHFコンテストに参加した際のQSOが多かったことによるものです。

◎2月の交信の電波形式別内訳

 CW      75局

 FT8     95局

 FT4      4局

 FM      45局

 SSB      1局

     計  220局

2月もFT8でのQSOがCWを上回りました。関東UHFコンテストに参加したためFMでのQSOも45局と多くなっています。

◎今月も一覧にしてみました

          CW  FT8 FT4  FM  SSB    計

  1.8MHz  11                     11

  3.5MHz   2    4                 6

    7MHz   3   27   1            31

   10MHz       22                22

   14MHz   2                      2

   50MHz        5                 5

  144MHz   2   17   1            20      

  430MHz  55   20   2  45   1   123  

   計      75   95   4  45   1   220 

-・・・-

続いて2月にQSOできた特別局・記念局です。のべ4局としかQSOできませんでした。まれに見る低調な月でした。

◎ 2月に交信した特別局・記念局(交信した日時の順)

・8J6HAM/P (10/FT8)

・8J1ECL (430/FM)

・8J6HAM/P (7/FT8)

・8J6HAM/6 (7/FT8)

 

以上が2月の交信実績です。2021年~2023年に3年連続毎日無線運用皆勤賞を達成し、今年も1月~2月ともに皆勤賞で38か月連続となりました。3月も皆勤賞はほぼ確実で、連続39か月皆勤賞目前です。住居の2階ベランダから突き出しただけの貧弱なアンテナから輻射される微弱な電波を拾い上げて交信を成立させてくれる各局のおかげです。心より感謝申し上げます。

3月最初の投稿~近況をお知らせします (^^)ゝ

前回の投稿が2月21日でしたので1か月も放置していたことになります。毎度期待外れなブログで申し訳なく感じます。こんなブログでも毎日50件~150件のアクセスがあり、3日前には2か月ぶりに新たに読者登録をして下さる方がいらっしゃいました。本当にありがたく感じます。

 

年末までまだ9か月以上ありますので、目標の「年間100回投稿」に向けてブログに対する取組み方を見直して参りたいと思っております。

-・・・-

さて昨年8月に23年間勤めた会社を還暦定年退職しましたが、その3か月後の11月に異業種他社に再就職し、「60才のルーキー」として働き始めて4か月が経過しました。入社から約3か月間は極端な人手不足で、「なんとか日々の業務を繰り回してはいるけど綱渡り状態だな・・・」という印象があり、入社間もない私も「猫の手」くらいにはなって超微力ながら会社に貢献したいと考えておりました。

入社間もない私の貢献度など無いに等しいのですが、それでも何とか12月の膨大な量の業務受託を担当部署の数名でこなして無事に年末年始を迎えることができた際には感激しました。

極端な人手不足・・・、これは数多くの企業、事業所が抱える問題で、現在の勤め先でもその問題解決が急務でしたが、先月中旬に1名が入社しすでに1か月が経過し、4月にも2名の採用が予定されており、この問題は着実に解決に向かっています。本当によかったと素直に思います。

-・・・-

働き盛りの人員が充足されたならば、私の役割は終わりを迎えます。昨年12月10日の投稿にも書きましたが、一時的に生じた極端な人手不足状態を少しでも緩和することが自身の役割と考えていますので、還暦を過ぎて気力も体力も衰えて魂の抜け殻のようになっている私のような者は、その役割を終えたら速やかに職場の方々に迷惑が及ばないよう早々に身を引かなければならないと常々考えております。

4月に入社予定の2名の方々がどのような能力や経験をお持ちなのか存じませんが、およそ2か月くらいで一定の分野の業務を担当できるようになると思われますので、5月末を目処に退きたいと考えます。6月以降、人員が充足したとはいえメンバーの急病や一時的な大量の業務受託などがあれば、日雇いアルバイトという形で喜んで協力させていただきたいと、会社側には伝えたいと思っております。

-・・・-

最近、私と同じ60才代の著名人の訃報が相次ぎ、さらに私が若い頃(昭和60年代~平成10年ごろまで)にお世話になったかつての勤め先の先輩が60才代で亡くなったとの知らせを受け取ることが重なると、還暦を過ぎた自身にも残された時間は少ないのだと思い知らされます。

少し仕事から距離を置いて、郷里の老親との対話や終活の手助け、自身の終活などにも時間を使いたいと考えます。

本日は「近況報告」を投稿するつもりでしたが、やや違った方向に逸れてしまいました(^^)

1月も毎日交信、37か月連続皆勤賞 v(^^)v

今月2回目の投稿は、定例の交信記録の報告です。

2021年1月から2023年12月まで3年間にわたり趣味のアマチュア無線で毎日1局以上新規の局との交信を続けており、先月(今年1月)で37か月連続となりました。

より正確に申しますと、2020年12月30日から今日(2024年2月21日)まで1149日連続で1局以上新規の局との交信を続け、さらに記録更新中です。

-・・・-

それでは1月の交信実績に移ります。

1月の31日間のQSLカード交換を伴う交信やコンテストでの有効な交信は263でした。

◎1月の交信の周波数別内訳

  1.8MHz    1局

  3.5MHz     36局

    7MHz   62局

   10MHz   24局

   14MHz    5局

   21MHz    1局

   28MHz    2局

   50MHz   10局

  144MHz   45局

  430MHz   77局

     計    263局

約半数となる132局がV/UHFの周波数帯ですが、年初のQSOパーティや埼玉コンテストでのQSOが多かったことによるものです。

◎1月の交信の電波形式別内訳

 CW     108局

 FT8    139局

 FT4      3局

 FM      13局

     計  263局

埼玉コンテスト参加と記念局とのQSOで430MHzのFMにQRVしましたが、日頃CWやFT8ばかりやっていますので、FMのように声を発するQSOはやや苦手です。

◎今月も一覧にしてみました

          CW  FT8  FT4   FM     計

  1.8MHz        1               1

  3.5MHz   1   35              36

    7MHz  23   39              62

   10MHz   1   23              24

   14MHz   5                    5

   21MHz   1                    1

   28MHz   1    1               2

   50MHz  10                   10

  144MHz  23   20    2         45

  430MHz  43   20    1    13   77

   計     108  139    3    13  263 

-・・・-

続いて1月にQSOできた特別局・記念局です。のべ11局とQSOでき、久しぶりに月間2ケタになりました。

◎ 1月に交信した特別局・記念局(交信した日時の順)

・8J1MA (144/FT8)

・8J6HAM/6 (3.5/FT8)

・8J60KKC/6 (14/CW)

・8J60KKC/6 (7/CW)

・8J7KFC (7/FT8)

・8J6HAM/6 (10/FT8)

・8N1ITF (430/FM)

・8J1YAC (7/FT8)

・8J8SSF (3.5/FT8)

・8J60KKC/P=横浜市港北区 (7/FT8)

・8J60KKC/1=横浜市港北区 (10/CW)

以上が1月の交信実績です。2021年~2023年に3年連続毎日無線運用皆勤賞を達成し、今年も1月は皆勤賞で37か月連続となりました。早くも4年連続皆勤賞を視野に入れ始めています(^^)