仕事=人生?
前回の記事で、収監されている方々の実態を知って、
いろいろ考えてしまいました。
世界的に見て、日本の一般労働者の残業時間は
異常といえるほど多いそうです。
経済協力開発機構(OECD)の統計(2014年3月7日発表)では
日本の男性の1日当たり平均労働時間は
最も長く、375分=6時間15分です。
別に意外とは思えない、むしろ少ないと思える数字かもしれませんね。
でもこれは、休日も含んで算出された数字です。
つまり、単純に年間総労働時間を365日で割ったものであり、
「もし全く休まなかったとしたら、
1日平均6時間15分働いたことになる」ということですね。
他国との比較でいえば、最低のフランスの平均労働時間は
1日当たり173分です。3時間以下ということになります。
なんと日本人はフランス人の2倍以上働いており、
その差は1日24時間働いたとしても
年間51日分以上になります。
私には人生で最も素晴らしいものが仕事だとは思えません。
ある一定の、十分な「仕事以外の時間」がなければ
誰であってもそれは残念な人生になってしまうのではないでしょうか。
一般労働者として働くのであれば
日本よりもフランスのほうが
人生で素晴らしいものを得られる確率が高いと思います。
勤務の実態
本日はあるところの勤務実態についてです。
以下のような職場はどう思われますか?
労働時間:8時間厳守
始業時間:7:50(厳守)
終業時間:16:30(厳守)
通勤手段:徒歩のみ
通勤時間:数分以内
朝 食:必ず食べられる
昼 食:必ず食べられる
休 憩:午前午後各15分必ず休憩できる
昼休み :昼食時必ず1時間休める
残 業:全くなし
夕 食:必ず食べられる
夕食後 :テレビや読書など自由
休 日:土日祝日は必ず休み
いかがでしょう?
皆さんの職場の実態と比較すると、
うらやましく思える部分もあるのではないでしょうか?
私は特に「残業全くなし」「夕食は必ず食べられる」
そして「夕食後テレビや読書」に心惹かれました。
実はこれ、
収監されている方々のものだそうです。
(勤務実態というのは当たらないかもしれませんね)
「社畜」という言葉が頭に浮かび、
そのまま居座ってしまいました。