クリスマス
妻からクリスマスプレゼントを貰った。
子どもが少しずつ物事を理解出来るようになり、サンタクロースに会ったらどんな反応するだろうなんて話したりして、子ども中心の生活になっていく。
家計は同じなんだし、一緒に買い物行けばいいかななんて思って、今年は自分は何も用意しなかったのだけど、思いがけず頂いたプレゼント。
安い物ではないしとても気に入ったのだけど、それ以上に、家事と仕事と子育てに忙しい中で時間を割いて自分の為に選び、サプライズなんていって演出してくれた気持ちがとても嬉しい。 夫婦になって常に生活を共にすると、悪い意味での馴れ合いみたいな所がどうしても出てきてしまう。 いい関係であることに馴れ合いは不要何だろうし、目に見える形として相手のことを思っていることを伝えることは、きっと相手にとってとても良いことなのかなと思った。
今日は、涙がでるほど嬉しかった。
【成りあがり】を読んだ
時代的にも、それを読んだ自分の年齢的にも、いまさら感があるけど、後悔や焦りの気持ちとともに一気に読んだ。
いつのまにか30代になった。一部の同世代は国を引っ張るくらい大きなことをやったりしている。一方、これまでの経験値とか実力とか、自分があくまで「普通」であるということを日々感じることもある。 以前は「これから」なんて思っていたけど、30代になった瞬間「これから」の量がガクンと減ったような気がして、「普通」で有ることを諦め混じりの気持ちで納得させているような気がする。 そうして、大人になればなるほど、自分が特別な人間であるという思いを抱くことを恥ずかしく思うようになって、後ろを向いてしまうのかもしれない。
最近そんなことを思う機会が多かったから、この本読んで「焦り」を覚えたことが嬉しかった。後悔に混じって焦りが残っていたこと。まだ、ここから先に進まなきゃと心の底で思っていること。 前に進まなきゃいけない。
道に迷うと、あれやこれや悩んでしまって、色んなモノに手を出してしまうのは昔から変わらない。 だけどきっと、成功したければ進むしかない。何回か横にすすんでもいいけど、結局前に進まないとだめなんだ。
前に進もう。努力しかない。そう思った。 今、この本を読んで良かった。
そんな気持ちになりました。
【藤原和博の必ず食える1%の人になる方法】を読んだ
以前聴いた公演で知った本。 及川卓也氏が振り返る自身のキャリア エンジニアとして生き残るための「偶然と必然」とは何か - ログミーTech(テック)
ホリエモンとかキングコング西野とか、今を輝くイケイケな人もちょいちょい引用しているみたい。
その分野で100人に1人の1%の人材になりましょう。それだけである程度食っていける。 その後、違う分野で1%の人材になりましょう。そして、更に別の分野で1%に。 そうすると、1/100 * 1/100 * 1/100 = 100万人に1人の超レアな人材になれます
って内容。
ただ、100人に1人って、結構たいへん。 1万時間(平日仕事して6年分)頑張るとか、有名かとか、目標のために自己犠牲に徹するとか、ナミの覚悟じゃ1%の人材にさえなれない。
当たり前だけど、成功したければ、ナミじゃだめってこと。
【人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの】を読んだ
人工知能関連の書籍の中で、評価も高くおそらく広く読まれている本。
第一次AIブームから、現在の第三次AIブームまでの流れを、それぞれの世代でできたことできなかったことを書きつつ、ディープラーニングを筆頭とする現在のAI関連の技術が、一つのブレークスルーであることを書いている。
その上で、これからの未来の話に触れ、例えば「自分のしごとはこれからどうなる?」的な、世の中でよく議論される疑問点に答えていく。
正直、めちゃくちゃ分かりやすかった。 いや、ディープラーニングなんておそらく超絶難しい世界なんだけど、ディープラーニングがすごいと言われる背景から説明され、で身近な例を駆使して「ディープラーニングとは?」を語り、最後に「ディープラーニングってこんなものだから、こういうことはできて、こういうことはできない(難しい)。だから世の中で巻き起こっている議論のうち、これは正しくて、これはそこまでただしくない」 というところまで到達する。
プレゼンのときなんかに、相手を理解させた気にさせるのが大事なんだと言われたけど、まさに。 読み終わったときに、おそらく著者が設定したであろう、この本で理解させたいところまで、ピッと線がつながった感覚を覚えた。
ディープラーニングとか機械学習とか、もっと知りたくなってきた。
そんな感じです。
+メッセージとRCSと、企業向けサービスについての妄想
先日、「+メッセージ」のiOS版がリリースされました。
+メッセージの発表のときは、後発のメッセージプラットフォームがこれからどこまで浸透するのか疑問だったのだけど、私個人の日常でどこまで使うかは置いといて、サービスとしてのニーズはめちゃありそうな気がしています。
(企業とか自治体の食指が動きそうなポイントが散りばめられているので。。)
特に、WEBサービスの目線で調べたことをメモしておきます。
※ 本人は至って真面目ですが、読む方にとっては稚拙な内容かもしれません。。
What is +メッセージ
これについては各種レビュー記事含めて色んな記事が出ていますが、ざっくり言えばスタンプやリッチメニューなど豪華なコンテンツを送信できるSMSです。
現時点では、Docomo, au, Softbank 3キャリアのAndroid, iOS端末でアプリダウンロードしたら利用できます。
格安SIMのユーザーに対しても、近く展開していくみたいです。
よく+メッセージアプリとLINEを比較する記事がありますが、LINEのようなチャットアプリは、アプリそのものの良さよりもどれだけ自分以外の大人数が利用しているかがキモなので、普段使いのャットアプリがLINEから+メッセージに乗り代わるというのはあまり考えられないかと思います。
そうではなく、企業ユーザーにとってイメージというか説明しやすいサービスだと思うのです。
- 日本の3キャリアが力を合わせて作ったサービス => なんか安心!
- 電話番号で配信できる => 電話番号は誰でも持ってる!
- LINEみたいなスタンプが送れる => よく分からんけどかわいい!
と、社内決済を通すときにはおあつらえ向きのワードが満載なのです。
だから、少なくとも短期的には、企業からのマーケティング配信とか、自治体からの緊急配信とか安否確認みたいな用途での利用が主になるのではと思います。
ただし、+メッセージはまだ企業向けサービスとしてはリリースされていません。また先行事例としてもぱっと見る限りは何らかの企業サービスとして+メッセージが利用されている事例もないようです。
なので、ざっくり企業向けサービスとしてRCSを利用する場合は、どのような感じになるのかを、ざっくり妄想してみたいと思います。
中の仕組み = RCS (Rich Communication Services)
+メッセージは、メッセージサービスの国際規格「RCS(Rich Communication Services)」の規格に準拠しているそうです。
規格の文章までは読んでいませんが、おそらくデータフォーマットやキャリアNW間の接続IFの仕様なんかが規定されているのかなと思います。
Docomoやauを含むキャリアに加えて、Googleも賛同している規格であるあたりが熱いところです。
Jibeについて
先程RCSはGoogleも賛同する規格であると書きましたが、そのGoogleが提供しているのが「Jibe」というサービスです
- Android Messages
- Jibe Cloud
- Jibe Hub
の、3つのサービスを提供しているみたいですが、この中で、個人的に興味深いのが、Jibe Hubです。
RCS自体はインターネット回線上を通信するものではないので、キャリアをまたいで通信する場合には、そのキャリア間のネットワークがつながっている必要があります。 Jibe Hubは、このキャリア間接続を中継するもので、インターネットのIXみたいなものだと思います。
つまり、Googleが提供するHubにさえつないでおけば、またはHubにつながっているサービスを利用すれば、キャリア毎で個々にネットワーク接続されているか気にすることなく、他のユーザーとRCSでやり取りすることができるというわけです。
インターネット上では「検索」を抑えることで、人々が知りたいデータを掌握しているGoogleですが、RCSではHubを提供することで通信自体をまるっと掌握できそうなあたりがGoogleっぽい気がします。
※ 例えばRCSのやり取りがend-endで暗号化されるようになるとあまり意味ないかもしれませんし、そもそも↑のような意図はないかもしれません。あくまで私の想像です。
一方で、RCSでサービス展開したい側にとっては、Jibeの基盤に乗った、競争力のある海外のサービスを使って、便利に日本のユーザーにRCSを送信できるようになるかもしれません
※ これも、RCSの国際通信自体が高いとか、国をまたいでは送れない制限があるかもしれず、あくまで想像の範囲です。
RCSメッセージングAPIについて
例えばRCSで複数のユーザーにメッセージを送りたい場合、HTTP APIで送れるようになると、サービス提供者にとっては大いに利便性が上がります。 おそらく+メッセージ向けにも、どこかのキャリアがそんなサービスを提供するのだろうと思います。
で、海外ではすでにそんなサービスを提供しているところがありました。
CLX Communicationsという会社が提供するサービスです。 このサービス、限定ベータ版で利用するのは難しそうですが、親切にもAPI仕様を公開してくれています。
https://www.clxcommunications.com/docs/rcs/http-rest.html
メッセージのフォーマットなどは、LINE messaging APIなどの仕様とそこまで大差ないようですが、特徴的なのは「SMS Fallback」と呼ばれる機能です。
RCSのメッセージは、受信側もそれに対応するアプリを持っている必要があります。裏返すと、RCSは相手によっては受け取れない場合があるということです。 そのようなときに、RCSの代わりにSMSでメッセージを送れる機能が「SMS Fallback」です。
CLXの場合は、次のようにしてRCSメッセージとSMS Fallbackを指定してメッセージ送信しています
curl https://api.clxcommunications.com/rcs/v1/my-agent-id/messages \ -H "Content-Type: application/json" \ -H "Authorization: Bearer zIMEJGfwD4oJ4qObPPjwZxwiP5cKARXRJpt9Kf6GSv7uOesvRV" \ -d '{ "message_id": "5bb77a04-78b7-41ff-abd3-a1006f8d6979", "to": "46555123456", "message": { "type": "text", "text": "Test message!" }, "fallback": { "message": { "type": "mt_text", "from": "MyOriginator", "text": "Test message!" } } }'
おそらく日本国内で企業向けのサービスとして提供されるものは、CLXのHTTP Rest APIサービスに近いかたちになると思われますが、SMS Fallbackしたときに何を送信するか(またはRCS送信失敗時の取り回しかた)は、RCSの独自ポイントとして考える必要がありそうです。
まとめ
- +メッセージは企業向けサービスとしてニーズありそうだよ
- すでにGoogleがRCSを使ってなんかやっているよ
- CLX CommunicationがRCS HTTP Rest APIを出しているよ。この仕様は参考になりそうだよ
以上、初めての記事で内容なり文章がかなり稚拙だと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
※ 文章やまとめ方などに関するコメントもいただけますとありがたいです。
では