ダイエットの記録1【2018年5月】
ダイエット始めて丸三週間?が経過し5月が終わったので、
開始数週間の記録を残しておくつもりで書き始めた。
プロテイン飲んでたら妹に「お姉ちゃんってほんと形から入るよね〜(嘲笑)」などと言われめちゃくちゃに腹がたったので(堪えた)、
この怒りを文字にして残しておくために負のエネルギーで書き上げた。
ブログよりダイエットのほうが続いてるから、ブログをそっちに寄せていこう的なな(???)
このエントリではひとまず計測結果と「やった/やってること」の記録だけして(あと愚痴)、詳しい「こういう理由でこの方法をとることにした」みたいな話は別エントリにします。
特に何か参考にしてほしいとかオススメの方法とかってわけではないです。
あ、バターコーヒー(MCTオイル)はおすすめです。ややコストかかるけど。
動機と目的
最初なのでこれを書いておこう。
「痩せたらやりたいこと」「痩せたら着たい服」とかは特に無い。
しかし「健康になりたい」が何よりもデカい目的。
マジで不定愁訴の見本市って感じの体調と10年以上腐れ縁を続けてきてるので、そろそろ断ち切って元気になりたい。
切実に社会復帰したい。
バリバリ働いて可処分所得がたくさん欲しい。
という感じ。
でも始めてから、痩せたらやりたいことも出てきた。
身体軽くなって筋肉ついたらボルダリング楽しくなるだろうなーとかサバゲーやりたいなーって。すぐ調子乗る
まあ当初はそんな感じだったけど、目的が増えました。
家族に文句を言わせないこと。
そもそも、最初は家族皆でダイエットしよ〜、的なノリで始めたのだった。
ただ、彼らは「とりあえず朝バターコーヒーに置き換えるといいらしい」みたいなボヤッとした理解しかなくて実践してたもんだから、当然大した結果が出ない。両親も妹も、旅行の予定があったのでダイエット中断せざるをえなくなったし。
要するに本気じゃないんすよね。いやべつに本気じゃなくてもいいよ、私も派手な目標はないし。
ただこの家族のひとたち昔からずっとそうだけど、人が真面目にやってることとか前向きに楽しんでることが理解できないときにそれを貶すの、本当にやめたほうがいいと思うんですよね。私は何度も傷ついてきたよ。
私も他人にやってるかもしれないなっていつも不安なので反面教師にしなければと思います。
はやく健康になってこの家から逃げなくてはな……
あんまり負の感情をモチベーションにしすぎるのもよくないのでほどほどにしつつ、まあ目標は多いほうがいいからな(そうか?)
はい。気を取り直して本題に戻ります
2018/5/9〜2018/5/31 の記録
毎日体組成計に乗って、その計測値とそこから計算できるいくつかの数値・前日比をGoogleスプレッドシートで管理している。
さすがに体重や体脂肪率をそのまま載せるのは恥ずかしいので勘弁させてもらうとして、
前日比(および初日:期間最終日の差)の表が以下です。
体重|体脂肪率|体脂肪量|除脂肪体重|筋肉量
画像だと見づらいかもしれんけど
前日比がそれぞれの数値にとって望ましくない方向(体重なら増、筋肉量なら減など)に変化しているマスは赤字になる書式設定。
始めて二日目に精神的に参る出来事があって翌日面白いぐらいガクッと体重とか減ってるけど、週末にアホみたいに食べてしまって真っ赤になっているのとかがわかる
初日と期間最終日(5/31)の差をとりたかったが、
5/31はうっかり計測忘れてて朝食(バターコーヒー)後だいぶ経って昼過ぎに測ったので条件がだいぶ異なる。
というわけで、翌6/1と初日(5/9)の差が以下。
- 体重 -1.3 kg
- 体脂肪率 -2.1 %
- 体脂肪量 -1.36 kg
- 除脂肪体重 +0.06 kg
苦しい食事制限しているわけじゃないわりにはまあいいかんじに減ってるかな。
3週間で、減ったり増えたりしつつ-1.3kg、筋肉は落とさず脂肪だけ落とせている。
ちなみに期間中でもっとも体重や脂肪量が落ちていたのが5/26。
これは5/25夜にボルダリングして、食事量少ない状態で翌朝測ったのでまあ当然ではある。
で、翌日5/27すぐに体重は少し増えてるけど、脂肪量はあまり増えず筋肉量が増えてることがわかる。
ボルダリングでしっかり筋肉使って、加えて翌日も筋肉痛無い部位は筋トレした(もちろん筋トレ後プロテイン)のが奏功していると思われる。(まあすぐ油断してしまって戻っちゃうんだけども…)
こういう感じで細かい記録をとることで自分の性格や体質に合ったやり方のトライ&エラーがとてもやりやすいので、凝り性の人にはおすすめします。
やってること(生活)
- 毎朝体組成計に乗る
- 食事時刻、献立、睡眠実績、排便の記録
- 早寝早起き(※)
- 仲間と進捗共有
※ いくつかの外的ストレス要因により不眠が悪化してしまっており、早寝早起きは正直できてない。遅寝早起き(早朝覚醒)ってかんじです。なのでこれは「やってること」ではなくて「本当はやりたいこと」だな…。ちゃんと眠れてればもっと痩せて筋肉ついてるはずなんや…
体組成計に乗るの、最初の週末の1日(と5/31)は忘れてしまったのだがそれ以外はなんとか、起床後用を足した後にそのまま脱衣所にある体組成計に乗る、ができている。
前項でも言ったけど、細かめに記録をつけているのは私の生活の何がダイエットに良い/悪い影響を及ぼしたかを後から考える助けにするため。
献立の記録については、カロリー計算も最初の2週間は概算ながらやってたけど、
体重や脂肪・筋肉量との相関はやはりあまりないと結論づけたので、3週目からはちゃんとしたカロリー計算はしてません。(気にすべきはカロリーじゃないって意味ね)
仲間との進捗共有とは、ダイエッターの友人と(ほぼ)毎日、ダイエットのためにやったこと・運動したこと・食事のことなど共有するLINEをやってることです。相互監視is大事
もっと仲間を増やしてLINEグループにしてもよいのかもしれんね
やってること(食事)
なぜこれらの方法をとることにしたか?については、私の「不定愁訴の見本市」について説明する必要があるのでここでは省きますが、簡単に言うと「糖質のコントロールが必要そう」→「じゃあこれを活かす&補助するダイエットしよ」ってかんじです。
その点は母がシリコンバレー式を勧められてMCTオイル買ってきてくれたのは渡りに船だったんだよね。
今は私は自分が使う分は自分で払ってます(父親と妹は一切金を出してない)(なんで??)
野菜やタンパク質に関してはまだ自分に合ったものが何か模索中の段階。
野菜だと狂ったようにセロリの浅漬けと茹でブロッコリーを食べているとか、
タンパク質は豚肉が私との相性良さそうだなとか、なんとなくわかってきた。
プロテインは味や体質との相性考えるといきなりは大入りを買えなくてどうしよっかな…となっている。アミ○バイ○ルのシェイカーなしで飲めるスティックのやつを数種類買ってるけど、ホエイプロテインが体質に合わないってことはなさそうで一安心ってところかなぁ。味は…う〜〜ん。
あまり食欲がないため食べる量が全体的に少なくなってるので、ビタミンB系だけはサプリで補充してるけどこれも本当はもっと良い手がある気がする。
バターコーヒーの話は別エントリに書きます。
やってること(運動)
- ラジオ体操第一
- 片側2kg or 1kg↓(調節可)のダンベルを使用した軽〜中強度の筋トレ
- 早歩き/スロージョギング/ダッシュ を切り替えつつ1.5〜3kmくらい走り込む
- 早歩きで散歩 30分〜1時間程度
- ボルダリングなど運動強度の高いアクティビティ
これらを、毎日何かしら2種以上(なるべく3種)。飽き性なので…
ラジオ体操+筋トレが多いけど、3.の走り込みはそれだけでだいぶ疲れるので筋トレはおやすみしたりする。
明らかにダンベルや2L入りペットボトルを以前より軽く感じるようになってきて楽しい。さすがにまだ2kgのダンベルから上へはいけないな…という感じ。
タイミングを逃し続けてるけど、ジョギングや走り込みの代わりに夏に向けてプール行く日も作りたいところ(Freeの女なので…)。
思いの外続いてて自分がいちばんびっくりしている
ひとまず5月の記録は以上!!
バターコーヒーというかMCTオイルは本当に勧めたいので近いうちに次も書きます。
サイバネ熱がぶり返している話(2)〜鷹城恭二のレゾンデートル〜
アホほど時間が空いてしまった。(1)の続きです。
(前の話)
eote9.hatenablog.com
が、
あーでもないこーでもないと書いたり消したりしていたら無駄に日にちだけが過ぎてゆき。
そしたらまさか担当のことを考えるのがこんなにつらい日々が来るなんて思ってもいませんでした。あー……。
でも私がずっと恭二について考えてきたことはちゃんと自分なりに形にしたかったし、それは今の私にとって必要なことでもあると思ったので、少し区切りの良いところまでで投稿してしまおうと思う。
もはやブレードランナーとの絡みは単に私が自分の考えの補助に使ったようなものです。
このエントリでは最終的にほぼほぼ恭二の話しかしていない。
だらだら書いてたらマジでわけがわかんなくなってしまったので、(1)ではしなかったけど見出しを入れたりなどした。
一応書いておくと、今後記事中では以下のように略します。
(このエントリでは触れないものもあるけどまとめて載せます)
作品名 | 略称 | 説明 |
---|---|---|
ブレードランナー | ブレラン | リドリー・スコット監督の映画作品。1982年公開 |
ブレードランナー2049 | 2049 | ブレランの続編映画作品。リドリー・スコット氏は製作総指揮。2017年公開 |
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? | 『電気羊』or 原作 | フィリップ・K・ディック著のSF小説。1968年刊行 |
Cybernetics Wars | サイバネ | アイドルマスターSideM コンテンツ内劇中劇(SFドラマシリーズ)の名称およびそれが扱われたゲーム内イベントシリーズ |
Cybernetics Wars 〜機械仕掛けの反逆者〜 | 無印 or 現代編 | サイバネが最初にイベントとして実施された際の劇中劇ドラマのタイトルおよびイベントの名称 |
Cybernetics Wars ZERO 〜願いを宿す機械の子〜 | ゼロ/ZERO or 過去編 | サイバネ無印の続編という設定の劇中劇ドラマのタイトルおよびイベントの名称 |
はてな記法に慣れたくて無駄にテーブルとか組んでみた
それと、反逆者のリーダーの名前がいずれも「ロイ」なわけですが、記事中ではブレードランナーのロイ・バッティのことは「バッティ」、サイバネ無印の恭二演じるロイのことは「ロイ」と表記します。
ブレードランナーのあらすじ紹介をざっとしておく
レプリカント(このネーミングはブレランの設定であって原作ではこれをアンドロイドと呼ぶんだね。なるほどね)は、パッと見では人間と見分けがつかない人造人間。嘘発見器みたいな機材を使うナントカいう瞳孔の収縮をみる試験で、かろうじて判定できる。
レプリカントは危険な場所での労働などに従事させられているが、脱走して人間社会に紛れようとしたり、奴隷のような不当な扱いとあらかじめ制限された4年という短い寿命を不服として、人間に反旗を翻したレプリカントたちがいた。
そうしたレプリカントを見つけて解任=抹殺/処分する役目を負う捜査官を、ブレードランナーという。
ロサンゼルス市警のリック・デッカードは、人間とほとんど変わらないレプリカントを『解任』する仕事が実質殺し屋であると感じて、ブレードランナーを半ば引退していた。
しかしある日上司から脅迫混じりに現場に復帰させられ、街に潜伏しているというレプリカントの反逆者グループを追うことに。
捜査の一環で、聴き取りのためレプリカントを開発したタイレル社を訪れたとき、タイレル社社長の姪だという女性レイチェルと出会う。
社長に捜査官としての腕を問われたためレイチェルに対して行った試験により、デッカードはレイチェルが実は最新型のレプリカントで、社長の姪の記憶を移植されていることを知る。
彼女がレプリカントと知りながら、美しく魅力的な女性であるレイチェルに惹かれてゆくデッカード。
その一方でデッカードは、潜伏しているレプリカントたちを着実に見つけ『解任』してゆく。
潜伏しているレプリカントたちの全員が人間に叛意があるわけではなく、人間社会の中でただ人間と同じように生きたいと望んでいただけの者もいた(人類に危害を加えるわけではなくても、定められた強制労働から逃亡しているため『解任』対象)。
デッカードはついに、潜伏していたレプリカントたちのリーダー、ロイ・バッティと対峙する。
最新鋭の戦闘用レプリカントであるバッティの『解任』に手を焼くデッカード。お互い満身創痍の中、ビルから落下しそうになったデッカードをバッティがその命を賭して助けた。バッティは間もなく絶命。
死の間際のバッティの行いは、己の寿命を悟ったためと考えられた(デッカードの見解)。
レイチェルは寿命が設定されていない型だということがわかったが、いずれ『解任』の対象となることを憂い、デッカードはレイチェルを連れて逃避行の旅に出る。
〜fin〜
ブレランを踏まえてサイバネの話をする
サイバネ(ドラマ)のあらすじ:人間に使役されてきた最新鋭の軍用アンドロイドが人間に反逆する。人類を滅ぼそうとする彼らに、人間(捜査官)たちが立ち向かうーーーー
いやあんまり詳しく書いてもしょうがないですし。こういう筋、もう「それ◯◯のパクり!」とか言うのも憚られるくらい王道だもんね。
『電気羊』はたしかにその元祖に近い作品ではあるけど、
構造的なことを言えば被支配層による反乱みたいな話だから、典型はずっと昔からある。
イベントストーリー全体としては、タケルと漣がワイヤーアクションの特訓を通してちょっとずつ互いを認め合ったり、恭二が自分と役を重ねながら演技に悩んだりして撮影に臨み、それぞれ納得いく仕事が出来たね!という。
THE虎牙道の三人は、タケルがワイヤーアクションを克服する話が中心であまり役柄の中身について悩んだりする様子はなかったので、ちょっとこの後の話はBeitというか恭二の話に寄っていく。すまないが恭二担なんだ
でも道流がサイバーギミック小道具や銃にワクワクしてたり二丁拳銃提案したり、「『おまえたちは先に行け!』って言ってみたかった」とか言ってるのはめちゃくちゃかわいかったよね……でも今回の話とはずれるのでごめん。
恭二「『ロイ』は俺。これは俺の反乱でもあるんだ」
鷹城恭二の大きな魅力のひとつが、元々質も量(?)も高いプライドの種を持っていて、鷹城の家という茨によって大小様々な傷を受けながらもその苗が結構立派に育ってしまったところ。
要するに、下の方がズタズタなのにプライドが高いんだよね。
鷹城の家という茨を突き破って、まともに日光を浴びられるようになっても、根本近くにたくさんある傷がいつだって痛いし、それは無くならない。
(そこらへんはなんか恭二が考えなしにただ家を飛び出してフリーターっていうかコンビニバイトになってしまったせいもあるけど……(頭悪くないはずなのに感情で動きがちで無策なんだよな…)。)
ピエールとみのりに出会って心の支えを得ても、アイドルになってもそこの根本はやっぱり変わらない。
アイドルとしてツバサ広げ舞うよFlying Hawkできても、足にずっと傷を抱えてるから、地に降りるたびに痛みを思い出してしまうといったところか。全然うまいこと言えてねえ。
まあ、だから、恭二がロイに自分を重ねるのは自然なことだし、演技プランとして正しい。
サイバネのロイの目的は人類を一旦滅ぼしてアンドロイドのための世界に創り直すこと。
一方ブレランのロイ・バッティが脱走し街へ潜伏していた最も大きな目的のひとつは、生みの親であるタイレル社社長・タイレル博士に直談判し、4年と短く設定されている寿命を延ばして(なくして)もらうことだった。
ちなみに結局それは技術的に無理だということがわかり、バッティは絶望し憤ってタイレル博士を殺してしまう。余談だけどここのバッティ役ルトガー・ハウアーの演技がすごい良いんだよな〜〜〜〜〜人造人間でも間違いなく感情を持っていることと、それ故に冷徹そのものみたいな表情でじっくりとタイレル博士を破壊するのが最高だった。
話を戻すと、ロイの台詞にもあるし恭二も言ってるけど、ロイの動機は、自分たちアンドロイドを造った人間の傲慢さへの反発だ。ここ重要です。反発です。
もし生きてたら開発者本人を標的にしたかもしれないけど、残念ながらこの話の時点で既に死亡している。
じゃあ誰に怒りを向ければ良いんだ、となったとき人類全体にその矛先を向けてしまう短絡さに、ああ鷹城恭二が演じるロイなんだなあとしみじみ思う(いや台本なんだけどさ)。
恭二はロイのことを「強くて万能」と評して自己投影と同時に憧れるけど、ロイも結構迂闊というかわりと考えなしだよ……衛星レーザーぶっぱなしたら人類だけじゃなく自分らアンドロイドだって無事じゃ済まないけどそこんとこどうなんですか?
タチコマみたいに衛星軌道上にあるサーバにAIのバックアップ取ってるんだろうか。泣いてしまうからやめてほしい。
アンドロイドが見た夢は本当に彼の夢なのか
ロイの理屈は「俺たちアンドロイドを創った点については評価するが、既にアンドロイドは人間を超越しているため、世界は俺たちアンドロイドが支配すべき」という、なんというかある意味机上論だ。
論理の飛躍を感じさせる机上論というのはたいてい別の真の理屈や感情の帰結から後付けしたものなので(持論です)、ロイが人間を根絶やしにすることにした本当の理由って、台詞で語られてる以外のところにあるんだと思うんですよね。
ブレランのレプリカントたちは、使役されたった4年で機能停止することを嘆いて反旗を翻したけど、その悲憤の元を辿れば、願いは「人間になりたい」「人間と同じになりたい」「人間と同じように生きて、死にたい」である。バッティですら、それを言葉にはしなかったけど、寿命の設定を解除しろという要求は要するにそういうことで(そしてそれは叶わないことを知って絶望し、生みの親である社長を殺害した)。
……じゃあ、サイバネのロイは??
という……そういうところを掘り下げた二次創作を読みたいのでオススメがあれば教えてください。よろしくお願いします!!!!!、しばらくは読めないけどいつかちゃんと心の整理がついたら読みたいのでお勧めがあったら教えてください。
というわけでここから下はそこらへんの私の解釈の話。
サイバネの雑誌の恭二は、弟ほたるからの電話でも父親の反応を気にしています。心の底では誰より父親に評価してほしい。褒めてほしい。
恭二は彼なりに成長や手ごたえを感じながらアイドル活動を楽しんでいるけど、少なくとも今の恭二のままでは、結局は鷹城の家に、父親に認められなければ満足することはないのだと思う。
恭二が今後、そのへんを克服して鷹城の家の評価を欲しがらなくなるのか、実家に評価され和解するのかはわからない。コンテンツの性質上後者はまず描かれないだろうし。
余談だけど、鷹城恭二、アイナナの逢坂壮五くんと若干境遇が似ているけど、壮五くんは実家と少しずつ和解していくっぽい兆しが見えているのが、なるほどコンテンツの性質が違うんだなあと思った。どちらが良い悪いではないけど、アイマスはやはり終わらない世界を前提としているんだな……(しんどい)
閑話休題。
ロイの選んだ道が恭二の未来を暗示するものなら、それは鷹城の評価なんか要らない、鷹城の力を凌駕するくらい彼自身が社会的影響力を身につけたアイドルになる未来だろう。
私個人としては、恭二に対しては「本当にそれでいいの?」とじっくり考える機会をもってもらいたいところではある。
本当は父親の評価が欲しいという根本の欲求を、今はピエールやみのり、プロデューサーや事務所の仲間たち、そしてアイドル鷹城恭二のファンたちに評価されることで代替しているわけで。
恭二自身に、その自己欺瞞の自覚がなさそうなところが私は心配です(親愛度セリフとかカード別のセリフとか拾えてないものはあるので、杞憂だったら良いなとも思いつつ)。
プロデューサーやみのりは気づいていそうなので、恭二がそれをちゃんと自覚するよう促すイベントとかが今後起こるだろうか。
来てほしいような、永遠に来ないでほしいような。これは本人の成長のうちだと思うので、起こるといいなあ。
アンドロイドとして、役として見た夢ではなく、願わくばいずれ掴む夢を、彼自身が見られるように。
今は少し気持ちを整理する時間が必要だけど、それはそれとして私はこれからも鷹城恭二を見届け続けたいと思います。
はーーー……。
第一報からそろそろ二週間が経とうとしていますね…。
ずっと食欲がない(バターコーヒーの効果もあると思う)のでダイエットが捗りまくっていますが、このままだと肝心の副腎疲労が全然改善しないので、私も少しずつ気持ちの整理をつけていかねばなとブログの存在を思い出しました。
旅行記もまだ書けてないし、ダイエットの話も残しておきたいし、高里椎奈先生著「うちの執事が言うことには」の実写映画化など、めでたく楽しい話題もたくさんあるので、少しずつでも再開しようと思います。
じつはブレードランナーの話も、サイバネZEROと絡めてあともうちょっとだけ続くのじゃ(そのうち書きます)。
リドリー・スコット監督つながりで『ブラック・レイン』を観た話を先にする
毎日なんか投稿する、じゃなくて、取り敢えずPCに向かって書けてればいいことにしよう。ずっとサイバネの話は書いてます。
今日は鷹城恭二役梅原裕一郎くんのお誕生日でもあるので、なんとか今日中に仕上げたいですね…。
それはそれとして、父親が『ブラック・レイン』をレンタルしてきてくれて一緒に観たのでその話を先に書いておこう。
古い映画だし当たり前にネタバレします。
飛行機内でブレードランナーを観た話と、
ブレランの美術センスがサイバーパンクに謎アジアとか謎香港風がよく出てくる元祖なの!?
みたいな話を父親にしたら、
同じリドリー・スコット監督作品で日本要素があるということで借りてきてくれたらしい。
日本だと松田優作の遺作として有名なのかね。
忙しい人向けあらすじ
NY市警のニックと相棒のチャーリーが、あるヤクザ同士の殺人事件をきっかけに、
日本(大阪)で日本の警官・松本警部補と協力して殺人事件の犯人・佐藤を追うことに。
捜査を進めるうち、ヤクザたちの偽札製造ビジネスと組織独立抗争が見えてくる。
佐藤はニックを煽るように目の前でチャーリーを殺してしまう。
ニックは佐藤との決着をつけられるのかーー
三行じゃ無理だわ。ウィキペディア貼るわ っ wikipedia:ブラック・レイン
さっくり所感
リドリー・スコット監督の作品では、他にいくつも何かの受賞作やら何やら評価されてる作品あるけど、
この作品を今観ると「えっこの人!?」みたいな人がたくさん出演しているのも日本人としては面白いところかな。
ガッツ石松とか内田裕也とか……あともちろん高倉健。
高倉健も松田優作も、日本人の割に背も高くてスタイルが良い、存在感のある俳優なので、
マイケル・ダグラスと対峙しても見劣りしないのが素晴らしいっすね。
ニックは、離婚して子供の養育費が掛かるなど生活が厳しかったこともあって、
麻薬の売人から押収した金を一部くすねたり、賭け野良バイクレース(?)的なことをしたりする、
わりと自堕落でダメな刑事。
相棒のチャーリーは、ニックより少し若くて、まだ何も失敗してないみたいな、
良く言えば爽やかでチャーミングだけど、軽薄な若者。ニックよりバランス感覚もある。
ここへ、高倉健演じる松本警部補が加わる。
松本はザ・高倉健って感じの役なのであんまり説明することないけど、
チャーリーと少し打ち解けて、チャーリーが身につけてたネクタイを外してプレゼントしてくれたとき、
すぐに身につけてみせたところが好きですね。
その後、松本と解散した後にチャーリーが孤立し殺されてしまうのが、
う〜〜〜ん死亡フラグってやつだ〜〜〜〜〜〜!!!と思った。
やっぱ少し前の映画はこういうプロットがめちゃくちゃわかりやすくていい。
松田優作演じる佐藤、たいへん良い悪役で、
というかやっぱりこの俳優はすごく存在感があるんだな……としみじみ思った。
実際に映画やドラマで、作品で観ないとわからないけど、こういう感覚ってあるよね。
好きだな〜と思ったところ
冒頭、ニックがハドソン川(だよね?)の川岸で、賭け野良バイクレースに興じて、
怖いもの知らずな走りで勝って「こいつイカれてやがる」的なこと言われるくだりがある。
一方、クライマックスシーンでニックと佐藤がバイクで追跡劇を繰り広げるところで、
逃げる佐藤にどんどんニックが肉薄(ダジャレになった…)していくんだけど、
その間何度も、佐藤の「こいつマジかよ…!?」的な驚愕の表情が抜かれるのが、
冒頭を思い出して面白かった。
あと"いかにも"なヤクザ描写とか、大阪の街のトンチキなネオンサインや看板がさりげなく且つわざとらしく映り込むのとかは、
あっ監督こういうのやりたかったんやな…ww
と思いながら観た。
チャーリーが殺されるとこも、ニックが追い詰められてる描写のカメラワークとかすごく胸に迫ってきたのだが、
それ以上に暴走族が旗ひらひらさせて取り巻いてるのが絵面的に面白く感じてしまった。すいませんだった。
最後、捜査に協力してくれてた日本在住のアメリカ人女性とニックが別れ際にキスするんだけど、
これはちょっとノルマで入れることになったキスシーンだな……とは思った…笑
いや、一応、ニックが彼女を憎からず思ってて彼女も満更でもなさそうな描写はそれまでにもあるんだけど、さすがに唐突すぎん??
ぶっちゃけチャーリーが殺されて意気消沈してるニックを慰めるくだりでセックスするかと思いましたけどしなかったし……(まあ相棒が死んだ日に行き摩りに近い女とセックスする警察官さすがにどうなのとは思うけど映画の流れとしてはあるよね)
しなかったからこの女性とはなんか「色気のある展開に持ち込めるかどうか無言の駆け引きをするが結局匂わせだけで終わる」のかと思ったんだよね。
何かソシャゲのパネルミッションみたいな感覚でキスさせたでしょ。そうでしょ。
彼女との別れのシーンよりも、松本との別れのシーンのほうがエモかったから余計にそう思うのかもしれん。
ニックは、チャーリーを、松本を汚さないためにも、もう"正しくない"ことはしないんだろうな〜と思わせる良いラストでした。
はい。面白かった!
ブレードランナーより血や殺人描写はソフトめだし、わかりやすい。
1989年の映画だし今更人にゴリ推しでオススメする感じの映画でもないけど、
映画というものが好きなら観て損はないかなーと思いました!
おしまい
一日の花を摘め
サイバネの話の続きはちょっと書くのに時間かかってるので別の話で箸休めします。
なるべく毎日何かしら更新するのが目標なので。
ブログタイトルは、ラテン語のことわざというか、詩の一節で好きなやつから。
神々がどんな死を僕や君にお与えになるのか、レウコノエ、そんなことを尋ねてはいけない。
Carpe diem. 「カルペ・ディエム」:ホラーティウス | 山下太郎のラテン語入門
それを知ることは、神の道に背くことだから。
君はまた、バビュロンの数占いにも手を出してはいけない。
死がどのようなものであれ、それを進んで受け入れる方がどんなにかいいだろう。
仮にユピテル様が、これから僕らに何度も冬を迎えさせてくれるにせよ、
或いは逆に、立ちはだかる岩によってテュッレニア海を疲弊させている今年の冬が最後の冬になるにせよ。
だから君には賢明であってほしい。酒を漉(こ)し、短い人生の中で遠大な希望を抱くことは慎もう。
なぜなら、僕らがこんなおしゃべりをしている間にも、意地悪な「時」は足早に逃げていってしまうのだから。
今日一日の花を摘みとることだ。
明日が来るなんて、ちっともあてにはできないのだから。
詳細な解説はリンク先とか見てください。
は〜〜〜〜丸一日ほかに何もせずにラテン語の詩集読んだりする休日過ごしてえな〜〜〜〜〜
本は取り敢えずP.K.ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を買ってきたので読みたい
サイバネ熱がぶり返している話(1)〜元から三部作説〜
この前一週間ほどかけてスペイン・イタリア旅行に行ってきたんですけど(旅行記は別で改めて書きます)、行きの最初の機内でブレードランナー(以下ブレラン)とブレードランナー2049(以下2049)を観てしまったので、その話をする。
いや厳密には、ブレランを観たことでアイドルマスターSideMのコンテンツ内ドラマである Cybernetics Wars(以下サイバネ)シリーズへの熱が再発したという話をする。
移動中、Genesis Contactめちゃくちゃリピートで聴いたわ……。
じつはこの件で頭の中を整理したかったのが、ブログを作ったもっとも大きな理由(tumblrは昔作ってたのを整備し直した)。
ほんとうは、原作である『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(以下『電気羊』)を読んでからまとめようと思ったんだけど、ちょっとまだ読む時間がとれそうにないので、ブレランと2049を観ておもったことを一旦吐き出しておきたい。
あ、下でも改めて理由を書くけど全然実のある話じゃないです。スッカスカだけど私は書いておきたかったので。
私はブレラン、『電気羊』いずれももちろんタイトルは知っていたけど、この前続編?リメイク?新作?が公開されたんだよね、という程度の知識だった。
攻殻機動隊が好きなのでいつか観たい・観なくてはと思っていた映画。
攻殻機動隊についても、私は主にテレビシリーズのファンで、原作漫画はざっと読んだことはあるという程度。95年版も、ARISEもスカヨハ版の映画も観た。でもサイバーパンクと言われるジャンルについて特段詳しいわけでもない。マトリックスも昔観た記憶はあるけどそんなに印象にないな…という。だから全然実のある話じゃないです。
まず表面的な話のひとつめとして、近未来の都市イメージが妙にオリエンタル(というか明確にトンチキ日本&香港風)なのはこれが元祖かーー!?とびっくりした(元祖ではないのかな? ちゃんと調べてない)。移動コストが減るから移民というか人の移動が増えて、人種や文化の混合も進む的な発想なのかね。ガンダムとかもそうだよね(?)
いやサイバネは別に謎オリエンタル感はあんまりないけど……レッカのデザインくらいかな?
でもレッカは単に牙崎漣が映画でアクションやるならああなるよね……の素直なイメージデザインというかんじだし。
ブレランとは全然関係ないけどレッカとベスゲのせむの身内設定(捏造のやつ)地味に好きです。ちょうど出演者も被ってないことだし(未来編に舞田類が出るけども)せっかくだから設定つなげちゃわない? エムマスくんどう? ご検討ください(冗談です)。
表面的な話もうひとつ、そう、名前!!
ブレランで人間に反旗を翻すレプリカントのリーダーはロイ(『電気羊』でも同じく)。
…………おおお前だったのか……!!!!!
他はわりとキャストの名前のもじりでの名付けが多いのに、ロイは鷹城恭二要素が無かったので、何か他に元ネタがあるんだろうなと思ってたんだけどそうか……流石です。いや多分とっくの昔に気づいてる人いたと思うんだけど誰も教えてくれなかったから今更はしゃごうと思って……………。
ロイ(Roy)という名前にはそもそも王とかそんなかんじの意味があるらしいですね(Royalという言葉があるし)?
他の役名にもブレラン(もとい『電気羊』)のオマージュなのかな……と思われるものがいくつか。
- リック(→リク)
- プリス(→ノリス)
- レイチェル(→エル)
- ハリー(→バリィ)
いや、エルとかはちょっと似てるかなー程度ですけど。
たださ……、リック→リクで思ったのが、もしかしてサイバネって(人気イベント云々というより)もともと三部作やるつもりだったんじゃないの?という……。
リク(陸)→カイ(海)は自然な連想だけど、そもそも叛逆するアンドロイドがロイなら、タケルの役もリクでいいはずなんだよね。
でもそうならなかったのは、タケルの役とは別に、アンドロイドと心を通わせる刑事リクを設定してたからじゃないのか……? と邪推してみた。
ノリスはおそらくエンドーと親しくしていたらしい描写があるけど、リクとエンドーが知人(同僚?)なら、ノリスが取り戻した記憶にはリクも居たかもしれないもんね。
いや、なんか、元から三部作ってのがヤバい事実とも思ってないけど、プロデュース大作戦(?だっけ)は出来レースだったのかもなあなどと思ったりもした。
だったらヤバいけど……えっそれはヤバいな……。
あそこで選ばれなかった他イベもきっと順番が前後するだけで最終的には全部出すんですよねえむますくん……!?
次作いつになるかわかりませんけど、ブレランをモチーフにしてるんなら、たぶん次の刑事(ブレードランナーに相当する)役は実はアンドロイドなのかも。
楽しみ!!!!
……あのー……ほんとうはブレラン/2049自体の感想というか、人間とは? 記憶とは? みたいな部分の話もしたかったんですけど、表面的な話だけでめちゃくちゃ長くなってしまったのでまた後日にします。
そっちが整理したかった本題なので。