【インテリア】素敵な時をためよう
すっかりカラッと軽い空気感が味わえる季節になりました。秋ですね。
我が家に新たなインテリアを迎え入れました。
大型の壁掛け時計への憧れとジレンマ
賃貸暮らしだったので、ずっと壁掛け時計への憧れがありました。
壁に取り付けの為の穴は開けられません。
「置物の小さな時計を置けば時間は分かるし、テレビをつければ時間表示もされる・・・。」
無くても困らないと言えば、その通りなのです。
だけど、大きな壁掛け時計があると便利なのも真実。
うーん・・・どうしようかなぁ。
ダイソーの壁紙用フックでジレンマを解決
最近はの100円ショップは、クオリティもデザイン性も高まって、私は日常利用するほどです。
特に、ポリプロピレンのボックスやアルミのS字フック、スポンジ等はヘビロテしています。
そのヘビロテ使用しているフックコーナーで見つけた、私のジレンマを解消してくれる商品!
壁紙に穴を開けることなく取り付けられるフック。
ダイソーはこの特殊接着剤の技術で特許も取得しているようです。
QRコードを読み取って使用方法の動画もチェックでき、誰でも簡単に自宅の壁にフックを付けられます。
「たったの100円で、私の憧れを実現できるじゃないか!」
そう思い立って、私はさっそく壁掛け時計を探し始めました。
いつもの“どれにしようか問題”は無く、
いつも何かを選ぶ時に、かなり迷う性格の私です。
ですが、今回はその例に当てはまりませんでした。即決です。
ネットで大型壁掛け時計の検索をして、自分の好みのテイストをより深くリサーチしていくと、私の目にピカリと止まるこの商品を見つけました。
レムノス(Lemnos)ROOT(ルート)スクエアタイプ
私の希望は以下5つ。
- 四角いデザイン
- できれば木の素材(もしくは陶器・・・)
- 電波時計
- 秒針がチクタクしない静音
- 見やすい文字
この時計はすべてを満たしてくれました。お見事です!
手にとってわかる、木のやさしさ
丁寧な加工が伝わってくる角。
壁掛け時計市場では、丸い時計が多い気がしますが、四角にこだわったのは空間をピシッと引き締めると思ったからです。
また我が家では、濃いめの木を中心としたインテリアを基調としているので、迷いなくブラウンを選びました。
美しい文字と針
時計には「Designed by Yuichi Nara」の文字が小さく刻まれています。
奈良雄一さんという能戸で活動されている建築家の方のデザインでした。
建築家の方やプロダクトデザイナーの方の商品は、とても洗礼されたものが多い気がします。
そして、流行や時代に関係なく、生活に馴染んでくれます。
これは私の考え方ですが、デザインの為に機能性が犠牲になってはいけないと思うのです。
実用的機能性を極めながら整理していけば、自ずと美しいものができるのかしらん。
文字も程よい太さと丸みを持っていて、とても優しいです。
そして、商品ページに“視認性”という言葉が出てきていて、このキーワードに表れている通りの見やすさは、購入即決の決め手でした。
視認性を高めている要素として、重要なのがこの針のような気がします。
この針の形は「かぶら」と呼ばれるそうで、昔から使われているものだそう。
何年後の未来まで
少々お値段は高いですが、「買ってよかった」と心から思えるプロダクトでした。
私が100歳になるまで、ずっと大切に使い続けたいです。
【道具】やかんを探して
ずっとやかんを探していまして・・・やっとこちらに決まりました。烏龍茶を作るために、これまではステンレス鍋でお湯を沸かしていました。我が家ではステンレス鍋は料理でも使います。烏龍茶が入っていたら、もちろん使用できません。お湯沸かし用の“やかんなるもの”を早めに手に入れねば、と思い約半年・・・。
“どれを選ぼうか”決め手がない問題
お茶用のやかんということで茶渋が付くことが想定されます。手入れの問題から、琺瑯製にしようと決めました。
しかし、有名どころの琺瑯ブランドのケトルはネットで検索すると、山ほどあります。どれもデザインは良いし容量や機能性も、大差なし。「これにしようか」と思ったデザインの商品はどのメーカーさんからも出ており、値段は4000〜6000円程度。
「さて・・・どれにしよう・・・」
お金を出して買うからには、一生ものを選びたい。
消耗品または不要になる事情が出てこない限り、一度買ったらずっと使います。もちろん、やかん・ケトルは滅多に買い換えるものではありません。私は「私が本当に欲しいと思ったもの」を選びたい。新たにものを購入する際、前提として必ずこの考えがあります。
ついに発見、私が本当に欲しいと思ったもの。
[ovject オブジェクト]という黒色ドリップケトルを選びました。他の琺瑯ブランドのケトルは、表面がツルッピカッとしているのがほとんどなのですが、こちらは陶器のようにこっくりとした黒です。この質感もお気に入りになりました。
1.8L(水は1.3Lが適正量)の容量もちょうどよし。ガス・IH両対応なのでこれから引越しをして、買い替えの必要なしなのもグッドです。
カラーは4色展開でした。パステルカラーや北欧系デザインの雑貨は、個々で見れば確かに可愛い。色選びも結構悩みました。。。ですが、家やキッチンに置いた時のバランスも大事にしています。いつも通り、自分の家のテイストや暮らしの背景を基準に選びました。(ちなみに、我が家のキッチンアイテム(フライパンやオーブンレンジ)は、基本的に黒か白、ステンレスのシルバーで統一しています。)
使い始めて、一週間経過しました。さっそく我が家に馴染んでいます。プロダクツ美がキラリと光ります。
【食べる】我が家はこれ!
「ごはんのお供」は、ズバリこれ!
色鮮やかなとてもオーソドックスなTHE・ピクルスです。「ごはんのお供」の“ごはん”の解釈が、もしかしたら違っているかもしれません。私は【ごはん=“食事”】として捉えました。
ズボラな私は、仕事から帰ってきて「あ〜疲れた〜!晩ごはんどうしよう〜」となります。そんな時、休日に作り置きしていたこのピクルスをさっと小皿に盛りつけます。ラーメンの付け合わせに。ビールのおつまみに。餃子のお供に。ああ・・・なんて夏らしいのでしょう。
使用している保存瓶
イタリア・ボルミオリロッコ ガラスフィドジャー1.0Lを使用しています。この保存密閉瓶、実は無印良品でも定番商品として販売されています。蓋には「Bormioli ROCCO Fido made in italy」の文字が。
冷蔵庫から取り出して、ヒヤヒヤ・・・瓶の表面の潤いがとても美しい!!これは実際に使用しないと手に入らない日常美ですね。
自家製ピクルス、作りたての状態はこんな感じでした。【きゅうり3本 + パプリカ(黄)2個 + にんじん1本 + 玉ねぎ半分】を、【白ワイン + お酢 + 砂糖】を軽く沸騰させた漬け汁で瓶に投入!黒胡椒を軽くふって、ローリエの葉っぱをイン。1.0Lにギリギリちょうど良い具合に収まりました。
このフィドジャーは、口も大きくて洗いやすい。連結されている針金を少し押さえ込めば、蓋もバラせます。そして、蓋のパッキンもパーツ商品として別売りされているので、割らない限り、一生モノとして使ってあげられる予感。
休日くらいは心をも満たす食事を。
そんなこんなでピクルスを漬けてから、一週間目の休日です。
今日はドライキーマカレーにピクルス。ピクルスが無いと、彩りに欠けてしまう。
味覚もカラフルに、見た目も色彩豊かに。
日々の暮らしのアトリエから
居心地の良い空間で過ごしたい。
使いやすい物を手に取りたい。
洗練されたデザインが好き。
でも、多様性や遊び心も受け入れたい。
忙しい毎日が過ぎてゆく中で、
生活の中で化石となっていく時間やモノたち、
雑然と書き記していきたいと思います。
めざすは
健康で文化的に最低限度に、暮らす。