【ネタバレあり】『徳山大五郎を誰が殺したか?』一気観してみた!
はじめに
現在期間限定で、『徳山大五郎を誰が殺したか?』がYouTubeで全話無料で観れます。このドラマは欅坂46の全21人のメンバーが主演を務めるサスペンスドラマです。今回は無料で見れるということに乗っかり全12話を一気観したので、3つの観点から感想を書いていきたいと思います!
ストーリー
評価:★★☆☆☆
伏線の回収が雑でした。
まず徳山殺し解明の鍵になる学校の秘密。徳山とグラサン男はどういう関係だったのか。グラサン男をボコボコにした警備員のおっちゃんは何者だったのか(てちが偽のリストを渡してからどこに行った?)。橋部はこの件にどう関わっていたのか。ゆっかーが入試で合格点を取っていたということでハッピーエンドっぽくなったけど、菅井家はしっかり2000万円騙し取られてますよ。
次にDVD。なぜ徳山はわざわざ不倫の証拠となるような写真の在り処を示す映像を残したのか。そしてなぜそれをねるに預けたのか。DVDを手に入れた神橋は何も気づかなかったのか。その後なぜ橋部が割れた状態で持っていたのか。説明がつかないことが多すぎるような気がします。
極めつけは、徳山の死因。不倫、裏口入学、奥さん登場など話を膨らませた結果、実は持病の発作で死にましたはあまりにも期待はずれすぎます。死因にここまで伏線が関わってこないと、毎週犯人を考えながら観ている視聴者に失礼な気もします。確かにニトログリセリンが怪しいアイテムではありました。しかしそれ以外に持病を思わせる描写がなかったので、サスペンスの証拠としては不十分です。アイドルのドラマなので誰にも罪をかぶらせない選択をしたのだとは思いますが、せめてメンバー以外なら犯人を仕立て上げても良かったのではないのでしょうか。
配役
評価:★★★★☆
メンバーそれぞれの持ち味を生かした配役だったと思います。
全員主演とは言いつつ実質てち主演なところ、ぺーちゃんの不思議ちゃんと思いきやキーパーソンなところ、りさのSっ気たっぷりなところ、ねるの気丈に振る舞いつつも悲しい過去を抱えているところ、あおたんの小学生なところ、虹花とふーちゃんのモブキャラなところ、ながさわくんの山形弁なところ、ゆっかーの優等生キャラなど、、、
一方で、21人もいることで全員が目立つことはできていませんでした。うまく自分の役に溶け込めていないメンバーも散見され、少し背景化していた部分もあった気がします。ディレクターさん、ドラマを進める中でうまく対処できなかったものですかね、、、
欅坂度
評価:★★★★★
そもそもこれがないと、このドラマ観てません(笑)
まず初期メンバー全員出演というのがファンにとっては一番の熱盛ポイントです。ねる、ずーみん、まなか、米さん、、、今は欅坂としては活動していない彼女たちも、こうして一緒に夢を追いかけていた時期があったんだなと考えると胸が熱くなります。
彼女たちの演技も観ていて楽しかったです。りさのSっ気たっぷりな演技は全ファンの大好物だと思います。ゆっかーの素晴らしい大根役者っぷりもおもしろかったです。全員が演技初心者の中で作品を作り上げたんだということが随所で見られ、初期の欅坂の雰囲気をふんだんに感じることができました。
またドラマが進むにつれて彼女たちが演技に対して躊躇しなくなっていくように感じられました。恥ずかしさを捨てて本気で演技に向き合う。そうしてより良い作品を作っていこう。そんな姿を見ているだけで、目頭が熱くなってしまいました。これこそがこのドラマの真骨頂かもしれません。
おわりに
『徳山大五郎を誰が殺したか?』は、2016年時点の彼女たちの位置を確認できる、欅坂ファンにとっては貴重なドラマになると思います。まだまだ未熟だった彼女たちが2019年に東京ドーム公演を大成功させるなど、誰にも考えられなかったことでしょう。2020年、彼女たちはどんなドラマを見せてくれるのか。それをリアルタイムで感じることのできる僕らは、幸せ者ではないでしょうか?
k.y.
欅坂46カフェに行ってみた!
欅坂46カフェ!
先日、11月末より期間限定で東京・大阪・名古屋にオープンしている欅坂46初のコラボカフェ(表参道店)に行ってきました!
そこで今回は、予約から当日の流れを簡単にまとめてみました!
予約
予約は欅坂46カフェの公式サイトから行いました。予約を行ったのはカフェオープン直後の11月末でしたが、その時点で既に12月休日の予約は取れない状態でした。ですので12月末金曜日の19:20〜21:00の回に予約をしました。
このカフェ、なんと予約をするだけで1人715円かかります。「WEB限定特典付き事前予約(トレーディングカード(全26種))」という名目になるのですが、そもそも特典の付かない事前予約がないので、これはいかがなものかと思います。
とはいいつつ一緒に行くK君と僕の2人分の予約を行い、当日を待つことにしました。
集合
当日は19:30にカフェの前集合にしました(K君は仕事を先輩社員にぶん投げて退社したそうです)。カフェの前で並んで待っていると中から店員さんが出てきました。予約確認を行った後整理券を渡され、店員さんが肩から下げているポーチの中からカードを一枚引くように言われました。急に何を言い出すのかと思ったら、それこそがドレーディングカードでした。そんな引かせ方するのかっ、と思いましたが、内心ワクワクしながら引きました。
店外にて
カードは銀色の袋に入っていました。誰が当たっただろうと袋からカードを取り出そうとしていると、店員さんから先にメニュー表と注文表を渡されました。先に決めろということか。
袋を開けるのを諦め、メニューに目を移しました。改めて見るといい値段するな、、、そう思いながらもちょうどカレーが食べたい気分だったので、黒い羊カレーを選びました。1590円か。なかなか高いなと思っていると、K君にもっとちゃんとメニュー表を見てみろと言われました。どういうことだと思いながら見てみると、値段の横には小さく「(税抜)」の文字がありました。なるほど、さすが搾取してくるな。そう思いつつ注文を決め、店員さんに注文表を渡しました。
ちなみに、ドリンクメニューを頼むとオリジナルコースターがもらえるそうでしたが、今回は頼みませんでした。
店内(1階)にて
少しすると整理券の番号を呼ばれ中に案内されました。1階はカフェを利用しない人専用の物販スペースになっているのですが、僕たちが行った時間には誰もいませんでした。2階に上がる前に、店員さんが持っている箱の中から番号の振られたチップを1枚引くように言われました。引いたチップの番号を伝えると、その番号が書かれた引き出しからサイン入りカードを渡されました。僕はゆいぽん、K君はあかねんでした!
店内(2階)にて
2階に上がり、席まで案内されました。白を基調とした店内では、常時壁一面にプロジェクターでPVが流されていました。またPVとPVの間には来店者へのメンバーからのコメントも流れていました。ほのちゃんの「ドリンクを頼んだらオリジナルコースターが付いてきます!ぜひ全種類集めてみてくださいね!」というコメントには笑ってしまいました。どんだけ買わせんねん!笑
フードが来るまでの間に店頭で引いたカードを開封することにしました。ぺーちゃんがいい、、、そう思いながら開封した結果、当たったのはおだななでした。このタイミングで!思わず笑ってしまいました。ちなみにK君はしれっとてちを当てていました。
いざ実食
僕の黒い羊カレー、K君のチーズを割れ!がそれぞれテーブルに届きました。黒い羊カレーはルーが黒く、彼岸花を思わせる赤い花びらが散りばめられ、衣装をモチーフにしたと思われる緑の野菜がひとつのプレートにのっているものでした。見た目とは裏腹に味は中辛のごく一般的なカレーで、量も学食で提供されるものと同じくらいでした。味にも量にも満足でき、この店内でこのフードクオリティなら、この値段も仕方ないのかなと思いました。
ちなみにチーズを割れ!もごく普通のチーズパスタという感じでした。上に刺さっているパリパリチーズを割れということだったのでしょうか、、、
物販
物販は整理券順に行われ、食事中にその番号が随時呼ばれます。僕らも食事の真っ最中に番号が呼ばれたため、食べるのを一時中断し、テーブルからすぐ近くにある物販スペースに向かいました(2階の物販スペースはイートインの方専用になっています)。
僕はマグカップとA5ポスターを購入しました。クリアファイルも欲しかったものの、残念ながら売り切れてしまっていました。
閉店時間
僕らの行った時間は1日の最後の時間だったので、次に来るお客さんもおらず21:00が近づくにつれて店内の人は殆どいなくなっていました。それをいいことに僕とK君は店内を歩き回りたくさん写真を取りました。カフェに来たメンバーのサインや、東京ドーム公演での一部分を切り取った写真など、ファンにとってはテンションブチアゲの展示がありました。僕はぺーちゃんのサインを見れただけでもう幸せでした。
感想
値段に引っかかるところがあるものの、ファンとしては楽しめる要素がたくさんあり全体的に高評価でした。ただリピートをするかと言われると、しない、という答えになってしまいます。値段はもちろんですが、予約をしないと入れないこと、持ち帰りの商品も税抜1680円のグリーンアップルティしかないからです。値段を少し下げた持ち帰り商品を充実させれば、ふらっと寄って買って帰るお客さんも取り込めるのではないかと思いました(イートインも人数の制限があるのだから)。スタンプカードを作って10個貯めればメンバーカードを1枚ランダムで差し上げます、とかだったらもっとお客さんを惹きつけられる気がします。
まあいずれにせよ楽しい時間を過ごさせてくれたカフェには感謝です!
k.y.
欅坂46 ARENA TOUR 2019 in TOKYO DOME(part2)
めっきり冬ですねぇ。
そんな寒いときには心が温まったときのこと思い出したい、、、
ってことで欅坂46の東京ドーム公演を思い出そう!
以前投稿した 欅坂46 ARENA TOUR 2019 in TOKYO DOME(part1)では書ききれなかった、それぞれの曲についての感想を書いていきたいと思います!(part1を前提に書いていきます。)
- 1.Overture
- 2.ガラスを割れ!
- 3.語るなら未来を...
- 4.Student Dance
- 5.エキセントリック
- 6.世界には愛しかない
- 7.青空が違う
- 8.バレエと少年
- 9.制服と太陽
- 10.二人セゾン
- 11.キミガイナイ
- 12.もう森へ帰ろうか?
- 13.僕たちの戦争
- 14.結局、じゃあねしか言えない
- 15.サイレントマジョリティー
- 16.避雷針
- 17.アンビバレント
- 18.風に吹かれても
- 19.危なっかしい計画
- 20.太陽は見上げる人を選ばない
- 21.不協和音(アンコール)
- 22.角を曲がる(ダブルアンコール)(2日目のみ)
- 参戦を終えて
1.Overture
白い衣装を纏った平手友梨奈(以下、てち)がステージ右に現れるところから、東京ドーム公演は始まりました。緑のサイリウムが灯る中静かにステージ中央に向かうてち。みなが固唾を飲んでてちを見守る中、ピアノの前に立ち、そして高音の鍵盤を一音叩く。その音が消えるか消えないか辺りから流れ出した爆音のOverture。ドーム全体での合唱はドームのボルテージを一気に引き上げました。
2.ガラスを割れ!
てちをセンターに赤い衣装を纏ったメンバーがステージを制圧します。火薬の演出もあり一曲目ながらドームは大盛り上がり。サビで迫ってくるメンバーに圧倒されました。
3.語るなら未来を...
ダンストラックを挟んでのカタミラ。サビ後のてちがいい顔をするんですねぇ。最後のサビ後から後奏まではすごく短いはずなのに、余韻を残すようなメンバーのパフォーマンスにより10秒くらいあるように感じました。
4.Student Dance
曲を通して花道全体を使ったパフォーマンス。ドーム中央の十字花道の真ん中では噴水演出もありました。2日目は目の前の花道終端で、渡辺梨加(以下、ぺーちゃん)のパフォーマンスを目に焼き付けることができました(はい、ペーちゃん推しです)。
5.エキセントリック
ステージに戻ってのパフォーマンス。欅坂のダンスの中でもエキセントリックの後奏のダンスは特に好きです。それを間近で見ることができたのはとても嬉しかったです。最後のてちの顔、、、忘れられません。
6.世界には愛しかない
PVで使用した青い傘を使ったパフォーマンス。菅井友香(以下、ゆっかー)の「夕立も予測できない未来も嫌いじゃない」のところにグッとしました。欅って書けない?(欅坂46のバラエティ番組)では大根役者と言われていますが、本当に「嫌いじゃない」、むしろ「好きなんだ」と思わせるあの笑顔は、ゆっかーの大きな武器だなと思いました。
7.青空が違う
かわいいを体現した4人による楽曲(守屋茜、ぺーちゃん、渡邉理佐(以下、りさ)、ゆっかー、愛佳…泣)。4人は2つの気球に別れてドーム上空を飛び回りました。サビの「ハイ!せーの!ハーイハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」がめちゃ楽しかったです。2日目には上空に来たりさに向かって渡邉理佐タオル(K君のもの)をアピールしましたが、気づいてもらえませんでした(泣)でもぺーちゃんが自分に手を振ってくれたような気がしたので大満足です。
8.バレエと少年
原田葵(以下、葵)がめちゃ可愛かったです。いつの間にそんな成長してん!「初めて恋した王子様」のとこ!スクリーンにドアップの葵の顔をいつまでも見てられるような気がしました。
9.制服と太陽
今回開演したところから気づいていたことがあります。佐藤詩織(以下、しーちゃん)めちゃ可愛くなってるよね!?髪型を変えただけかもしれませんが、大人っぽさがすごくでていました。そのしーちゃんの姿を見ながらこの曲を聞いていると、大人になることも悪くないなと思いました。
10.二人セゾン
制服と太陽で切ない気持ちになった後の二人セゾンの破壊力は凄まじかったです。そして最後のてちの表情。振り向きざまの切なさを全面に出した姿には、心が締め付けられる思いでした。
11.キミガイナイ
追い打ちをかけるようにしんみりソングが続きます。ぺーちゃん(曲の中で重要なポジション)しか視界に入っていないことは言うまでもありませんが、それを際立てる他のメンバーのパフォーマンスも素晴らしかったです。
12.もう森へ帰ろうか?
今回のステージセットに一番マッチした曲だなと感じました。スクリーンにはメンバーの映像とともに歌詞が表示されるのですが、改めて歌詞を見てみると曲の良さが一段とわかった気がします。特に、「誰もが挙(こぞ)ってここを目指しているなら きっと理想的な幸せがあると思った」という部分には、考えさせられるものがありました。
13.僕たちの戦争
土生瑞穗(以下、はぶちゃん)がかっこよかったです。初日は目の前ではぶちゃんが踊っているのをひたすら見ていました。高身長で振りも大きいダイナミックさがよかったです。
14.結局、じゃあねしか言えない
織田奈那ぁ、、、僕は気づきませんでしたが、ネットでは曲の終わりにメンバーが”7ポーズ”をしていたといいます。一期生としてここまで欅坂を盛り上げてきた織田奈那。大事なところで少しやらかしてしまっただけ。少し可愛そうな気もするけど、本当に辛いのは本人なんだなと思います。
15.サイレントマジョリティー
誰もが認める欅坂46の代表曲。この曲があったからこそ彼女たちはここまでこれたのでしょう。個々のメンバーよりも曲自体の方が世間に先走りしてしまう時もありましたが、その差を埋めるためメンバーは非常に頑張ったと思います。様々な思いが詰まったデビュー曲は見るものすべてに深い印象を与えたことでしょう。
16.避雷針
サイマジョ後奏からの避雷針イントロは鳥肌大放出です。ただただメンバーのパフォーマンスに見入ってしまいました。本当に違う世界にいるような気がして、悲しいことにボーッとしていたことしか覚えていないです。
17.アンビバレント
避雷針からアンビバレント来るか、、、そりゃ盛り上がるでしょ。てちがライブで盛り上がる曲っていうんだもん。2日目のてちの笑顔でのパフォーマンスが忘れられません。笑ったときのてち最強すぎる。
18.風に吹かれても
アンビバレントからの、りさがライブで盛り上がる曲っていってるかぜふか来る?サビ前からのコールが本当に楽しくて、いややっぱ盛り上がるわってなりました。何よりも楽しそうに踊るメンバーを見てるだけで幸せでした。そしてラスサビ辺りで思うわけです。アンビバ、かぜふかと盛り上がる曲が続けば...?
19.危なっかしい計画
そう!それ!もう来てほしい曲がそのまま来てぶち上がり!小林由依が会場を全力を煽るんですが、その様子を笑いをこらえながらみてるしーちゃんがめちゃ可愛かったです。この辺になるともうほぼ全力で叫んでいて、自分でもリミッター外れてたなと思います。
20.太陽は見上げる人を選ばない
テンション爆上がりした会場に、しんみりしたイントロが流れます。同時にゆっかーがこれが最後の曲になるというと、会場は驚きのリアクション。僕も短すぎん!?と思いましたが、かれこれ20曲目なんですよね。最後のドーム全体での合唱は、忘れることはないでしょう。
21.不協和音(アンコール)
イントロを聞いた瞬間その日一番の鳥肌、興奮、ニヤケ顔がでました。不協和音!アンコールでは、もう盛り上がる曲も殆どやったし、新曲を披露するのかなと思っていました。そこで不意を打つ不協和音!最高すぎました。
葵の櫓はとても良かったです。「バレエと少年」とはまた違う姿を見せる葵のギャップには大きく萌え、このパフォーマンス力はすごいなと感心しました。
てちの「僕が嫌だ」で一番サビは大盛り上がり。しかし、そこで疑問が生まれました。ねる(長濱ねる)がいない今、二番のサビ前は誰が言うのか。誰だ?誰だ?
、、、ほのちゃん!!!なんと二期生の田村保乃(以下、ほのちゃん)でした!ほのちゃんの「僕は嫌だ」は少し荒々しく、全力で言い切るものでした。いい、、、とてもいい、、、「僕は嫌だ」その一言で、彼女たちが抱えている悩みや葛藤が少し見えるような気がしました。生の声だからこそわかることがあったのだと思います。
最後はメンバー全員で欅坂のシンボルであるの三角形を作り、てちをセンターに終演しました。ああ、終わっちゃった、、、号泣
22.角を曲がる(ダブルアンコール)(2日目のみ)
僕はこの機会にはじめて「角を曲がる」という曲を聞きました。本当は欅坂ファンとして知っていたかったというのもありました。しかし初めて出会ったのがてちの生パフォーマンスだったこともあり、非常に強烈に曲が入り込んできました。日々の苦悩や考え、迷いなど様々な感情を抱えながら生きている18歳に、頭が上がりませんでした。「らしさ」は人が決めるものではなく、自分が作るもの。いろんな自分があっていい。後ろ向きな曲調ではあるものの、非常にポジティブな歌詞だと思いました。そして、どんな自分も自分なんだという、生きていく上で非常に強い後押しをもらいました。
参戦を終えて
この2日間は一生の宝物になりました。歌詞とダンスとステージ。それらを最大限に生かして欅坂は最高のパフォーマンスを発揮してくれました。僕も人に幸せを与えることができるよう今回欅坂46が与えてくれた恩を忘れずに日々努力していこうと思います。
k.y.
欅坂46 ARENA TOUR 2019 in TOKYO DOME(part1)
この日が待ち遠しくて仕方がなかった、、、
欅坂46 ARENA TOUR 2019 in TOKYO DOME!!!
東京ドームで 9/18(水)と 9/19(木)の2日間、アリーナツアー2019の追加公演という形で行われました。
僕は今回両日とも参戦してきました!
参戦までの長〜い道のり
チケットはファンクラブの先行受付でゲットしました。と言いつつも僕が当選したのではなく、一緒に行ったK君が当てたものです。僕が両日とも外れたのに対し、K君は見事両日とも当選。強運の持ち主が近くにいてくれて非常にありがたかったです。
しかしそうなると両日とも行くのかという問題が出てきます。K君と相談した結果、9/19(2日目)だけ参加しようということになりました。公演自体が平日だったので流石に2日連続で会社早退するのはなっていうのがあり、また2日目がツアーの千秋楽でもあったからです。ただ座席が発表されるのが一般の抽選が終わった後なので、それまでは待とうかという話になりました。
一般の抽選も終わりライブまで2週間を切ったある日、座席が発表されました。ここで僕ら2人は語彙力を失うことになります。なんと初日の座席がアリーナA8の前から5列目だったのです。
わかりますか?実際はアリーナに続く花道(メンバーがパフォーマンスするために歩く道)があるので少し違いますが、ステージほぼ中央の目の前ですよ!やばいやばいやばいやばいってひたすらラインで言ってた覚えがあります。こんな席でライブ見れることなんて一生に一度あるかないかでしょ!!2日目の座席は一階席の前あたりで、これもまあ悪くはなかったのですが、今回は初日に行くことにしようとなりました。
ここで少しチケットの話をします。欅坂のライブチケットはEMTGというサイトを経由して入手することができます。ライブ参加者は全員このEMTGに登録しなければならず、当日の本人確認もEMTGで登録した顔写真で行われます。ただこのEMTG、個人情報を搾取する登録するだけのものではなく、チケットのトレードができるという機能も持っています。チケットを持っているけど行けなくなってしまった人が、一般抽選でもチケットをゲットできなかった人に合法的に売ることができるのです(もちろん手数料はEMTGがごっそり持っていきます)。そんな機能を使って、2日目のチケットをトレードするはずでした、、、
しかしなんとトレードが成立しませんでした!そんな事あるのかと思ったのですが、東京ドームはキャパが大きく多くの人がチケットをゲットしたこと、トレードに出した座席位置がそこまで良くなかったことなどがあったためトレードが成立しなかったのです。こうして僕の両日ライブ参戦が決定したのです、、、
東京ドーム公演初日
初日開演前
この日は午後休を取っていたので、12:45に会社を上がり家で軽くご飯を食べてから東京ドームに向かいました。K君とは東京ドーム前で待ち合わせました。
正面入口の前のビジョンには、今回のツアーで回ってきた仙台、横浜、大阪、福岡のときの映像が流れてました。入り口でこんな映像を流すもんだから、入場する人と映像をスマホで取る人で辺りは激混み、、、ここを抜けるのに一苦労でした。
グッズ売り場でサイリウムと欅共和国2018のDVDを購入、その後ファンクラブ専用くじに参加(結構並んだ挙げ句もらえたのは参加賞のステッカー)などなどして開演時間を待ちました。そしていざアリーナへ突入!
与えられた座席は想像よりもステージが近い場所でした。こんな目の前でメンバーがパフォーマンスするのかと考えるとニヤニヤが止まりませんでした。ステージ上は廃工場をイメージしたセットや何かの道路標識、使い古されて傷だらけの車などがあり、これがどんなパフォーマンスにつながるのかと想像力を掻き立てられました。そんな想像をしている中、不可解なことが起こっていることに気が付きました、、、
なんと開演10分前になっても前4列ががら空きなのです!もちろん周りは満席、前だけが異様な空気を醸し出しています。周りの人たちもその異様さには気づいている様子。なにこれどういうこと?
そんなことを考えていると、開始直前になってぞろぞろと前の席に人がやってきました。それは僕らのようなオタクでは絶対にないようなおじいちゃんやおばあちゃん、お母さんや娘など。そしてそのあとから来たまたしても家族のような団体と「あ、お久しぶりですねぇ!」なんて話してるじゃないか!うわ、関係者席やん、、、え、これって誰かの両親いるってことよね?え、まじ?、、、
あれは誰の両親だろうとか、あれってあのメンバーの娘っぽくない?などなど、もう聞こえちゃうんじゃないかくらいのヒソヒソ声でK君と妄想しまくってました。ここで既に2人が語彙力を失っていることは想像に難くないと思います。そんなこんなをしているうちに会場が暗くなっていきました。
初日開演
公演内容については欅坂46 ARENA TOUR 2019 in TOKYO DOME(part2)で!
初日終演後
不協和音の余韻に浸りながら東京ドームを出た僕らは、何かを食べてから帰ろうという話になり、近くのやきとりセンターに向かいました。
店内はライブ終わりのお客さんでかなり混み合っていましたが、運良く最後の1テーブルが空いていたので無事席につくことができました。さあ何を頼もうかな。水を飲みながらメニューを見ていると、、、ん??どこからかガラスを割れ!が聞こえてくる、、、ふと顔を上げると、、、
なんと店内のテレビには欅共和国2018の映像が流れてるではありませんか!周りのお客さんはご飯を食べつつ映像を見ながらコールを振っている、、、何だこの店は。最高か???
殆どがライブ終わりの客で満たされた店内は一種のライブ会場と化しており、謎の一体感が生まれていました。店内のテレビではDVDを無限ループしているようで、僕らが頼んだ最初のドリンクが来ると同時くらいにまた頭から始まりました。その日は結局焼き鳥を食べながらDVDを一本見て帰りました。実質ライブに2回行ったようなもので、もう大満足の一日でした。
東京ドーム公演2日目
2日目開演前
チケットのトレードが成立しなかったため参加することになった2日目。この日は会社を定時(17:30)で上がってダッシュして東京ドームに向かうことにしました。K君はこの期間中遅めの夏休みをとっており、この日は先に一人で向かっているとのことでした。
初日の様子から開演が18:00といえど多少遅れてから始まること、そして職場の川崎から17:41発の電車に乗れば18:20には東京ドームにつくこと等を把握(公演に間に合わないことは確定だけど)し、夕方辺りから定時に上がる準備を粛々と進めていました。そして17:30のチャイムが鳴ると同時に帰ろうとしたその時!僕の面倒を見てくれている先輩社員に呼び止められました。うわ、ここで説教か?早く帰りたいのに!そう思った僕は渋々先輩のもとへ向かい、説教を聞くことに。これは長引かせてはいけない。すみませんでしたの一点張りで説教を5分で終了させ、会社の外へ出ると、猛ダッシュで駅まで向かいました。そして無事17:41の電車に乗ることができたのです。。。
後楽園を降り東京ドームへ向かう中、僕と同じように猛ダッシュで走る人を数人見ました。みんなそれぞれ事情があるんだな。そんな事を考えながら東京ドームの正面ゲートに向かいました。ドームには着いているものの、入場ゲートが遠い場所だったので側面をなぞる形で移動しなければならなかったのです。するとその移動中、ドームの中からガラスを割れ!が聞こえてくるではありませんか。始まってる!僕は一層急いで入場口に向かい荷物チェックを済ませ、中のトイレでTシャツに着替え、K君がいる席へと向かい、やっとのことで2日目の公演に参加することができたのです。
2日目開演
公演内容については欅坂46 ARENA TOUR 2019 in TOKYO DOME(part2)で!
2日目終演後
ダブルアンコールのてちが頭から離れないまま、僕らは東京ドームを出ました。こんなにアドレナリンを出しまくる2日間はもうないんじゃないか?そう思いながらK君とドームの前で記念写真を複数パシャリ。ああ終わってしまうのか、、、楽しかった反動で心が折れそうでしたが、この2日間のことを思い出せばいつでも元気になれるんじゃないかと思いました。ここまで熱狂させてくれた欅坂には感謝しかないです。そうして僕らはコリもせずやきとりセンターに向かうのでした。
参戦を終えて
ライブから2ヶ月が経とうとしている今でも、彼女たちの姿は強く脳裏に焼き付いています。世間的に見ればただのアイドルのライブかもしれない。でも僕にとっては、僕を救ってくれた大切なグループのライブ。そんな彼女たちにサイリウムという形で明かりを灯せたことを誇りに思います。一年半前、彼女たちに出会ってなかったら今の僕はきっとないです。感謝とともに与えられるばかりの自分をとても小さな人間だと思います。僕も欅坂のように誰かに何かを与える人間になりたい。そうすることが間接的であっても僕が彼女たちにできる恩返しなのではないかと思います。
k.y.