カサンドラの嘆き

アスペ夫に殺すと言われて鬱一歩手前のカサンドラ妻のつぶやきです

夫の特性

アスペルガーと診断された夫はいわゆる受動型で、典型的な家庭内モラハラタイプ。
私自身自分でもいろいろと調べたが、ADHDとの合わせ技だと思う。
むしろADHDの方が強いかもしれない、とにかくおっちょこちょいでケアレスミスを連発するが、これは周りのせい(主に私)となり、本人は悪態をつきさらに周りに迷惑をかけるので私が尻拭いをする、これが同居時の我が家の定番であった。

夫に友達はいない、これといった趣味もない、さらに自己肯定感が異様に低く、私や子供たちのリアクションを常に気にしているが、自分が望んだリアクションでなかった場合酷く癇癪を起こす。
頭の中で相手の理想のリアクションまでシュミレートしていて、そうでないとパニックを起こすのだろう。
このあたりがアスペルガーかなと思う、急な予定変更についていけずにパニックになるということなのかもしれない。

発達障害について色々と調べる中で、「発達障害とパーソナリティ障害は併発しない」という文章を読んだことがある。
本当にそうだろうか?
夫のこの特性は発達障害だけではないのでは?
そう感じるのは、夫の異常な寂しがりにある。
とにかく精神的にパートナーへ依存するからだ。

何処へ行くにも一緒、美容室も一緒、メールの返事が遅いと長文で何通も追撃、しかも内容がネガティブで一方的。
喧嘩中に1時間ほど連絡しないでいるだけで死ぬと脅したり、お前のせいで鬱になったから明日仕事を休む、精神的に鬱だから仕事を辞めて田舎に帰る、などと言ってどうにかこうにか私に返信させようとする。
これは今思うと交際中から徐々に出ていたような気がする。
かまってちゃんと言えばわかりやすいかもしれない。

この夫の異常なまでの見捨てられ不安、依存、自信のなさから来る束縛やモラハラ
これはアスペルガーとはまた違うのではないか?と思えて仕方がない。
発達障害の人との結婚は別居婚がいい、というのはおそらくカサンドラ妻ならみんなが行き着く文言であるが、夫はこの別居生活でさらに寂しがり屋でかまってちゃんの症状を加速させ精神的な鬱が深まり、脅迫で何とか私をコントロールしようと以前よりも必死になっている。
なぜなのか。

ちなみに夫は毒親育ち、純粋な発達障害の特性よりも、ここが根深いのではないかと感じている。
夫の両親は診断から5年が過ぎ、私達が別居してもなお、自分の息子が発達障害だということを拒絶している。

夫の診断

夫は5年ほど前に発達障害であると診断された、当時私はそれ自体には驚きはなく、やっぱりという印象だった。
というのも共同生活を送る中で、そうじゃなかったらじゃあ一体何なのだ、というくらいには夫が異常に見えたのだ。
このようなザックリとした書き方でも、カサンドラ当事者にはきっと伝わると思う。
世の発達障害のパートナーによって精神的に追い詰められているカサンドラは、発達障害当事者を病院に連れていくことすら困難な状況の人もいるので、その点だけは夫を評価したい。
自分自身でも、言いようのない生きづらさを抱えていたのだろうなと思う。

しかし、今から考えるとこの診断を貰って良かったとは言えないかもしれない。
夫がこれを機に「障害者様」になってしまったからである。

「障害者だからできない」
「障害者なんだから仕方ないだろ」
「障害者を見捨てるのか?許さないからな」

何か問題が起きた時に夫が切り出す言葉の刃である。
もちろん私は障害者を差別したい訳でもないし、障害者の癖になどと思ったことは無い。
はっきりと言えるのは、努力せずに「障害者様」になってふんぞり返り開き直った人物をサポートする気は無い、この1点である。

今、配偶者の発達障害に苦しみ、受診を嫌がる当事者になんとか診断を……と思っている方がもし居たら、診断されたら「障害者様」になって努力することを放棄する例もあるよ、と、こんな場合もあったよと頭の隅に入れておくと気持ちが少しだけ楽になるのではないかな、と、思う。

3年

ブログを作ってもう3年もたっていたのか……

作って1週間で3年も放置してしまいました笑

放置していても、たくさんの人が読んでくれていて驚きました

カサンドラの人って世の中に沢山いるんだなと痛感

私の周りにもいるのかなぁ

仲間を探したくて、また始めてみようかと思います