武器全種類獲得!!

 愚生が所有している家庭用ゲーム機の最新機種は、ゲームボーイAdvanceである。
ゲームが嫌いなわけではない。
むしろゲームヲタに近い位置に生息している、と、思われる。
ヲタの方々には、愛読雑誌が「ユーゲ」であるいと書けば、愚生のスタンスが理解していただけるであろうか?

 さて、年に一つか二つほど、非常にハマるゲームに遭遇する。
七〜八年前は、「ミスター・ドリラー」(GBC)にハマったし、昨年は「Zoo」(GBA)にハマった。
もっと昔、二十年以上前は、「ギャラクシャン」だった。
ちなみに、ハードは、FM-7のテープ*1である。

 で、今ハマっているのが、「真・三國無双Advance」である。
初夏の頃に、中古を購入し、クリアだけであれば、比較的すぐできた。
が、総ての武器を獲得してみたくなったのである。
コレからが、長い。
まず、古本屋から、廉価で攻略本を入手。
総てのキャラクターで一度はクリアしてるので、兎に角最短のルートで、効率よく進めたかったのである。

 このゲーム、「無双モード」*2、「フリーモード」*3、「チャレンジモード」*4の三つがあるだが、「チャレンジモード」は、ほとんどプレイしていない。
つまり、武器獲得以外の目的はなくプレイを重ねているのである。

 他の次世代ハードは、3DViewらしいが、GBAはハードが弱いため、2DのTopViewである。
じつは、これもツボである。
少し前のシューティング・ゲームの趣がするのである。
難点は、障害物の陰にプレイヤーのキャラクターが入ってしまうと、非常に視づらいてんである。
また、弓兵の射る矢が、障害物をすり抜けてくるので、敵キャラとの位置によっては、非常に凶悪なハメとなってしまう。

 恐らく、しばらくはこのゲームを何時間もプレイし続けることはないと思う。
厭きた訳ではないが、燃え尽き症候群大袈裟ですな)といったところか?

 あ〜ぁ、何かハマるゲームはないかねぇ?

真・三國無双 アドバンス

真・三國無双 アドバンス

*1:意味の分からない方は、付近のパソヲタ、あるいは、長老格にお尋ねください

*2:シナリオに沿って、ステージをクリアしてゆく。武将の所属する国のシナリオのみでプレイできる

*3:クリアしたステージであれば、所属する国に関係なくプレイできる

*4:百人切りなどの条件で、記録更新を目指す

いつの間にか長いつき合いに…

 高校を卒業して、大学に入った頃出逢った本に強く影響を受けている気がする。
自己を形成する部分においては、もっと幼い頃(幼稚園〜十代半か?)の影響が強い。
つまりは、人間としての枝葉の部分。
言い替えれば、教養というか、生活していく上で役に立たない、知識を大量に吸収したのだ

 何やら小難しく書いてしまったが、要は、クラシック音楽を聴くようになったり、今でも愛読するシリーズを初めて読んだだけのことである。
その一つは、エリス・ピーターズの「修道士カドフェル・シリーズ」であるし、もう一つが、このパーネル・ホールの「控えめ探偵スタンリー・シリーズ」である。
余談であるが、先日触れたヴァン・グーリックの「狄判官シリーズ」やジョイス・ポーターの「ドーバー・シリーズ」は、もう少し早いし、R.D.ウィングフィールドの「フロスト・シリーズ」やスチュアート・カミンスキーの諸作は、もう少し遅い。

 さて、シリーズ最新作のこの本も、肩の凝らない軽い作風である。
が、最近の傾向なのか、活字を大きくした影響なのかわからないが、意外と厚い(でも、一晩で読めるくらいではあるが…)。
まぁ、変に頭を使わずに、話の流れを楽しむのがよかろう。
愚生は、こういうミステリーが大好きである。

休暇はほしくない (ハヤカワ文庫 HM (153-16))

休暇はほしくない (ハヤカワ文庫 HM (153-16))

狄判官!

 まさか二十一世紀にもなって、ロバート・ヴァン・グーリック(最近は、蘭語に近い発音で、ローバート・ファン・クーリックと表記されているが…)の本を、新刊として読めるとは思わなかった。
早川ミステリーから新刊が上梓される毎に、このような感慨にひたってしまう。


 最初の出会いは、高校時代の文化祭での古書市である。
魚辺善雄訳による、講談社文庫『中国迷宮殺人事件』を入手した。
ず〜っと後のことになるが、新津美術館の所蔵庫にて、坂口安吾の遺品の中に、この本(タイトルは『迷路の殺人』であったが…)を発見したときは、妙にうれしかった。


 受験で忙しい(勉強もしないのに、妙に気持ちだけは忙しかった…)頃、三省堂より、『中国○○殺人事件』として、続けざまに「狄判官シリーズ」が邦訳された。
だが、値段が高かったので、未購入であった(当時、ハードカバーとはいえ、高校生にとって2,000円の書籍は、購入を躊躇われる)。
それに、人物の表記が“デー判官”では、中国(唐代)の話なのに趣が害われる。
ちなみに、約十年ほど前、古本屋にて三省堂の「狄判官シリーズ」をまとめて入手した。


 まだ、会社勤めをしていた2001年冬、松本の鶴林堂書店にて、早川ミステリーの新刊として、『真珠の首飾り』を見つけたときは、非常に驚いた。
それよりも数年前、中公文庫から『ディー判事 四季屏風殺人事件』が出ていたが、自分にとっては、早川からというのが意外であった。


 その後、コンスタントに早川ミステリーの新刊として、「狄判官シリーズ」は上梓され続けている。
筆者のヴァン・グーリックについて書けば、またキリがなくなるので、ここでは書かない(どこでかくのであろうか?)。


 さて、最新の『柳園の壷』であるが、よくも悪くも、軽く読める一冊である。
最近の重厚なミステリーが好きな人々は、このシリーズや捕物帖をミステリーの範疇に含めるのをヨシとしないだろう。
が、ミステリーや推理小説という表記ゆよりも、探偵小説といった表記に魅かれるモノとしては、こういう作品をもっと発売して欲しいのである。

柳園の壺 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

柳園の壺 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

棋聖戦第四局大盤解説会 at 高島屋(岩室温泉)

 立会人が森九段、副立会人は飯塚六段、タイトル決着の可能性があるので、日本将棋連盟理事として中原永世十段が入代わり解説者となる。
で、途中からは、“弁天将棋センター”常連と共に大平“ZONEヲタ”四段も客席に。

 本来ならば、この棋聖戦の対局がメインとなるのであるが、今日だけ? は別。
紀伊国屋ホールにて、瀬川アマのプロ試験となる公開対局もある。
世間の耳目は、この瀬川−佐藤三段(フリークラス編入の資格を得たことがあるので、奨励会員としては特殊)に集まっている。

 午後二時から、大盤解説会が始まったのであるが、最初は、森九段解説、飯塚六段聞き手といった役割。
その時点での局面は、矢倉模様の出だしとは思えない程の力戦型。
解説は、初手から始まったが、既に2九の桂が1七に跳ねた(佐藤棋聖の着手。恐らく、かなりの悪手)後。
このような大盤解説の場合、解説者は早い段階で形勢判断しないので、奥歯にモノの挟まったような発言が多い。
例えば、「1七桂は、佐藤さんらしくない軽い手」(by 飯塚六段)など。

 午後三時過ぎ、解説会場に瀬川−佐藤戦の棋譜が持込まれる。
渡りに船とばかりに、この将棋の解説で間を持たせるのであるが、棋譜をすべて公開するのは、諸般の事情でダメらしい。
ということで、中盤のところからの解説となる。
が、横歩取りの激しい将棋なので、愚生のような棋力では、どうしてその局面となったのか判らない。
ちなみに、飯塚六段は、現在のところ、最後に瀬川アマに敗れたプロ棋士である。
銀河戦で敗れたのであるが、対局(収録)から放映までは、約二ヶ月の時差があったらしい。
つまり、飯塚六段に勝った後、プロ入りの嘆願書を瀬川アマが提出したので、放映されるまで結果の云えない飯塚六段は、大変であったらしい。

 その後、次の一手を出題して休憩。
この休憩時間に、“弁天将棋センター”御一行様with 大平四段が到着。

 候補手が絞られる、というか、二つしかない局面だったので、愚生も正解。
正解多数なので、抽選となり、愚生も濡オカキを頂く。
扇子か色紙の方が…

棋譜はわからないけど…

 棋書を読むのが好きだ。
ただ、将棋とオセロは、棋譜を並べられる程度の腕であるが、囲碁については到底そのレベルではない。
が、囲碁の読み物系の本は、大好きなのである。
最近の新刊で、田村龍騎兵『物語り 囲碁英傑伝』を読んだ。

 当代の囲碁界については、よく知らないが、棋史関係の本を比較的よく読む。
江戸末期の碁所と名人、八段を中心とした、本因坊・井上・安井・林の四家のヘゲモニー争いは、非常に面白い。
キャラが段違いに立っている面々が、これでもか、と、登場するのである。
愚生が一番興味を憶えるのが、井上家の幻庵因碩である。
ちなみに、「侍スピリット」の不知火幻庵とは関係がないが、この幻庵因碩も痘痕面だそうである。
詳しく書けば、本が何冊も書ける程であるので、幻庵因碩が到った悟りのみ著す。

碁ハ運ノ藝也

まるごと安吾

 午前八時には起床して、遅刻しないよう、礎町の生涯学習センターまで徒歩で行く。
もちろん、昨夜節制した御蔭で、二日酔いもなし。
朝から、トップ・ギアで活動できる。

 日下部さん建ちは、三時まで呑んでいたそうである。
一緒に行動しなくて、よかった〜。
(´▽`) ホッ
で、まだ、ウィンド斎藤は、会場入りしていない。
斎藤氏絡みでは毎度〃〃のことであるが、愚生と打合せなし、写真さえ見ていない。
まぁ、しょうがない。
相手が悪いのだ。

 さて、『まるごと坂口安吾! 安吾の魅力を語る市民フォーラム』の内容は、特に記すまでのこともない。
ただ、気をつけなくてはならないのは、往復葉書にて事前申込みが必要なこの会は、「安吾」に少なくとも興味を持つ人間が集まっていることである。
つまり、ここでどんなに肯定的な意見が出たとしても、『安吾賞』や『安吾記念館』は全面的に市民の賛同を得ているわけではないのだ。

 さて、お待ちかねの打上は、金毘羅通りの「新ことり」にて。
意外にも、多くの人が不参加。
でも、二十人弱はいただろうか?
座敷を使えないので、三つのテーブルを占拠。
NAMARAの江口さんもいたので、鈴木(智)さんと共に、NAMARAの事務所に寄る。
腹が減ったので、一人だけ別れて、山分の蕎麦。

まずは顔合わせ

 午後六時から、明日行う『安吾フォーラム』の打合せ兼機材チェック。
会場の新潟市生涯学習センターは、礎小学校跡地。
クロスパルなる面妖な呼称もある。
建って早々なので、機材が新しい。
つまり、使い方を職員も把握していない。
で、やたらと時間がかかる。

 当日の役割はは、「新潟における安吾顕彰活動これまでの歩み」なる御題で話すウィンド斎藤氏の助手。
つ〜か、画像の選定からスライド化まで押付けられる。
まぁ、PowerPointを愚生は使えないので、アルバムをhtmlで組んで、Browserで再生することに。
使うPCは、日下部朋子さんの私物なので、許可を得て、htmlデータとOperaをインストールする。

 終わったあとは、当然、飲酒(普段の週末ならば、“呑酒”であろうが、明日は午前九時半集合なので…)。
午後九時頃から一時間程、新堀の「大雅」にて、日下部さん、八木さん、市の山口さんと。
河岸を替えて、日下部・八木、山口・MeatLoafになるが、何故か、某ビルで出会う。
日下部組は、Kさんと一緒。
まさか、日下部さんとKさんに面識があるとは思わないので、非常に驚く。
世間は狭いので、迂闊なことは出来ない、と、あらためて思う。

 山口さんとは、南浜のアメリカ・メキシコ料理屋で、タコスを肴に、少々飲酒。
列車の時刻に間に合うように散会。

 その後、寝坊しないよう、午前二時には帰宅したとさ…