パン屋での日々
約2年勤めた職場に、最後のシフト希望を出してきました。
物件探しがこんなに長引くとは思わず、ほんとは半年くらいであがるつもり満々でしたが…汗
開業準備中のことはお伝えしていたので、お菓子の仕事を紹介してくれたり、フランス行きを後押ししてくれたり、ほんとうにお世話になった職場です。
近所で有名な、バゲットがおいしいパン屋さん。
一度はパン屋さんで働いてみたかったので、
開業前の最後のチャンス?と思い門をたたいたのがはじまりでした。
食事やお酒と合わせたりすることで、無限に楽しみが広がるパン。
シンプルな食事パンが多いので、個性があってもプレーンのパンを勧めるのは、意外とむずかしい。
知識がないとおすすめもできなくて全然売れないし、今までの自分の接客ってなんだったんだろう?と、はじめのころはずいぶん打ちのめされました。
そして、常連さんがとにかく多かった。
これまでの職場では、常連さんになればなるほど失礼のないように!と身がまえて、びびって一定の距離以上は近づけませんでした。
でも、ある時から、
「失敗しちゃいけない人」から「まごころ尽くしたい人」に見方を変えてみたら、接客がほんとうに楽しくなった。
顔を覚えて、名前を覚えて、いつものパンを覚えて、そのうち仲良くなって。
そんなことを積み重ねていったら、いつのまにかお客さんのことがだいすきになりました。
会えなくなるのかと思うと、胸がぎゅっとなるような人もたくさんできてしまった。
寂しすぎて挨拶するのがつらい。。。
そんなこんなで、自分でいうのもアレですが一皮むかせてくれた職場。
のこり約ひと月、たっぷり恩返しして あとを濁さず飛び立ちたいとおもいます!
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じれったい5月
久しぶりの更新です。
5月。
比較的からだは空いていたのに、
気持ちが休まりません。
というのも内装のもろもろでゴタゴタがあり、
3歩進んだのに2歩さがる、みたいな状態でした。
ようやく出口が見えてきたような気もするのですが、
いずれにせよ当初の予定とは大幅に遅れているので安心はできません。
関係あるのかないのか、連日悪夢を見ているわたし。。。
ああ、癒されたい…😭
店主は試作や方々の仕事で忙しそう。
わたしのほうはというと、
まだできあがってないお菓子を想像しながら、コツコツとラッピングを考えたりしてます。
これからドドーっとやることが出てくるのではないかと内心おびえています。
(※パティシエと販売員の忙しいピークの時期は微妙にズレる。。)
なんだか悩みがいっぱいだ。
とりあえず
やることリストをひとつでも減らすのを目標にしよう。
まずはここ1ヶ月の間に残りの親知らずを抜く…!
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4月
こんにちは。
4月になりました。
3月の下旬から入居が始まって、
バリケードも外されていたのでお店の前まで接近してきました。
中は見えませんでしたが、
改めて、でかい買い物をしたもんだ…と震えました(小心者)
他のテナントさんはオープンしたところもありますが、
L'ATELIER HIRO WAKISAKAは、ようやく設計図を提出できたところです。
とにかく聞きなれないワード満載の打合せを重ねて、できあがった設計図。
それをもとに、いよいよ工事に入るわけですね。
設計図をつくってくれたのは、私の妹とその旦那さま。
こちらもこれから独立して、夫婦で設計の仕事をしていくとのこと。
第1棟目がL'ATELIER HIRO WAKISAKAの設計です。
建築士夫婦、かっこいいです。
妹は、自身が大学のころ(私が夫と出会う前)から
「はるの店を設計する」と言ってくれていたので、
まさかそれが実現する日がくるなんて、
本当に夢みたいなできごとなのでした。
業種は違えどお互い成長しつつ、
人生の節目といえる機会に、一緒に仕事ができることが嬉しくて心強い。
時間はかかっていますが、
たくさんの人の助けを借りて
まだ見ぬお客さんのことを考えながらじっくり作っています。
不安も正直ありますが、オープンの日が楽しみです。
あと先日、嬉しいことに初コメントいただきました。
背中を押された気持ちになりました。
ひとりごとなどと強がったものの、笑
やっぱり切なかったのでほんとに嬉しかったです。
ありがとうございます!
オープン準備からくだらないことまで
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じぶんのこと
ブログ始めたばかりの、この誰も見てないかんじ・・・
さて、
はじめの記事に書いたように、いろんなことが動き出しています。
包材やショーケースなど、
モンサンクレール時代からお世話になっている業者さんもいて
「退職してから何年ですか?」と聞かれることも多いです。
いつからか平成〇〇年とかが数えられなくなり、
この質問がとんでくると毎回指折りして数えてます。
業者の方もかるい世間話ぐらいのつもりで聞いてくれたんでしょうに、
余計な気をつかわせてしまっているんだろうな。すみません。
(数えてるとだいたい苦笑いしながら待っててくれる)
そんなわけで、業者さんの苦笑いに背中を押されて
じぶんのことをおさらいしようと思いました。
せっかくなので、じっくり楽しく振り返ろう。