★竹久夢二 甦る大正浪漫 版画展
札幌三越、2024年4月30日(火)-5月6日(月・振)
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竹久夢二は1884年(明治26年)岡山県生まれ。1934年没。大正時代を代表する画家として一世を風靡しました。独特の憂いを秘めた「夢二式美人」と言われる独自の美人画で知られるその作品は、いまなお多くの人々を魅了し続けています。本展では、当時の貴重な木版画(初版)から、人気の復刻版画まで、およそ40点を展示・販売いたします。
★琳派×アニメ展 尾形光琳、神坂雪佳から鉄腕アトム、リラックマ、初音リクまで
北海道立近代美術館、2024年4月20日(土)-6月2日(日)
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「琳派」とは、俵屋宗達から100年ほど後に絵師となった尾形光琳(1658年-1716年)の「琳」をとって名付けられた名称です「琳派」という言葉は、日本文化や日本美術のなかで有名な言葉であり、世界にもその素晴らしさが認識されています。
しかし、「琳派」という言葉は、ごく最近になって使われ始めた言葉でもあります。それは、大正時代に美術史関係の人々が創り出した言葉なのです。現在では、日本を始め世界中が「琳派」と言えば俵屋宗達や尾形光琳らの素晴らしい作品の数々を思い浮かべることでしょう。
しかし、「派」という語が付いているからと言って、それが師弟関係で結ばれたものではなく、直接に教えを受けていないことも多く、その人を慕い、その考えや行いを模範として学ぶという「私淑」によって再出されている点は特筆すべきことでしょう。
いっぽう、日本のマンガやアニメは、日本のみならず、世界の多くの人々に認められています。これらマンガ、アニメも現代の日本文化の大きな財産となっています。さらにマンガ、アニメの世界にも先人に「私淑」して生まれた作品もあることは
周知のことと思います。
本展は、一見関係のないジャンルである「琳派」と「マンガ、アニメ」を取り扱う展覧会ですが、この偉大な2つの日本文化には共通するものが見て取れると思います。それは「私淑」「魅了」という語、あるいはカリスマ性でしょうか。「琳派」も「マンガ、アニメ」も世界の人々の心を惹きつけて虜にする力があります。
また、アメリカで発見され日本美術史を塗り替える世紀の大発見、尾形光琳『富士三壺図屏風』をはじめ、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、神坂雪佳など江戸時代初期から明治・大正時代にかけて制作された作品から「琳派」のすばらしさを体感していただき、後半は、琳派に私淑した作家が琳派作品を写し、そのなかにマンガ、アニメのキャラクターを登場させるという新しい試みの上に制作された作品で、2つの日本文化の素晴らしさや面白さを感得していただく展覧会となっています。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。
★(当館学芸員)「遠藤彰子展 ギャラリーツアー」
札幌芸術の森美術館、2024年5月4日(土・祝)14:00
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神奈川県を拠点に活動する画家・遠藤彰子(1947年-)は、「人間の存在」や「いま生きている実感」といった普遍的なテーマを描き続けています。寄り集まる人びと、ひしめきあう建造物、芽吹き広がる植物や大樹など、多くのモチーフが画面いっぱいに描かれ、エネルギーに満ち溢れた作品世界を構築しています。500号を超える大作は、人びとの営みや自然の驚異が細部にまで丹念に描き込まれており、観る者を躍動的な物語の中へ引きこみます。
本展では、およそ80点の作品を通して、半世紀にわたる画業をたどります。身の回りの環境や出来事を題材にした初期の「楽園シリーズ」。画家として飛躍のきっかけになった「街シリーズ」、そして最大で3.3m×7.5mにも達する「大作シリーズ」を中心に、立体作品や新聞掲載小説の挿絵など、これまでの広範な活動の軌跡を一挙にご紹介いたします。
めくるめく物語が繰り広げられる遠藤彰子の作品をこの機会にぜひご覧ください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌芸術の森美術館さま(HP)よりお借りしました。
J1リーグの第11節は5月3日(金・祝)アウェイにて、セレッソ大阪と対戦します。前節は湘南ベルマーレ相手に、3点差を追いつかれ、最下位脱出は叶いませんでした。今節対戦するセレッソ大阪では、現在首位。しかも、セレッソ大阪には昨季までコンサを牽引してくれた田中駿汰選手とルーカス・フェルナンデス選手がレギュラーで出ており、しかも田中駿汰選手は「絶対に(コンサには)負けたくない」と話しておりました。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、「日本ハム シャウエッセン」を喰らって、勝利を目指します!
どうして、日本ハムなのか。日本ハムって、北海道でしょ?と思った皆さん。ごめんなさい。確かに、プロ野球の北海道日本ハムファイターズは現在北広島市が本拠地になっているのですが、じつは食肉加工会社としての「日本ハム株式会社」は、本社は大阪府。しかも、じつはじつは、今回対戦するセレッソ大阪のオフィシャルパートナーなんです。サッカーでは、日本ハムは北海道の敵なのです。
もともと「日本ハム」は、1942年(昭和17年)徳島で創業されました。1963年(昭和38年)に大阪に本社を移転。1973年(昭和48年)からプロ野球チームを持ち、2003年から「北海道日本ハムファイターズ」を運営しております。その一方で、1993年には、サッカーチーム「セレッソ大阪」の設立、運営に大きく関わっており、現在でもオフィシャルスポンサーをしております。ですから、サッカーにおいては、日本ハムは「敵チーム」なのです。
「日本ハム」は、「ウィニー」「チキンナゲット」など大ヒット商品を世に送り出しましたが、その中でも「シャウエッセン」は、あらびきポーク肉を羊腸に詰めた大ヒット商品で、現在でも愛されています。パリ!とした食感は、追随を許さない美味しさですよね。
さあ、これで「日本ハム シャウエッセン」もしっかりいただきましたので、北海道コンサドーレ札幌の勝利も間違いなし! いまは苦しいところだけど、サポーターも頑張ります! 勝っても負けても、応援します! セレッソ大阪から「勝利をいただきます!」頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!