Blog of A Nippon Girl

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米国移住とビザ&グリーンカード申請記録のためのブログ。ビザ関連はPC閲覧を推奨します。

【GC申請2018-2019年】グリーンカード面接に行ってきました。

2018年1月に申請したK-1ビザからグリーンカードへの切り替えですが、先月ようやく面接を終え、おかげさまで無事グリーンカードを取得することができました。申請から16ヶ月かかりました。 

面接ですが、面接官が威圧的かつ内容も少し特殊な例になるかと思います。あまり参考にならないかもしれませんが、こんな変り種もあるんだな〜程度で読んでいただければと思います。

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服装

私は無難でカジュアルな私服、夫は仕事着のシャツとスラックスでした。不適切な格好や露出をしなければ特に身構える必要はないと思います。

USCISオフィスには派手におしゃれしている面接官もいました。スーツを着ていたのは弁護士くらいで、申請者はデニムやブーツ、スニーカーなど、カジュアルな格好の人が多かったです。

 

面接に持参したもの

このうち青文字になっているものが実際に提示/提出したものです。

身分証明

  • 面接の通知
  • 新しい戸籍抄本と英訳
  • 夫の出生証明
  • パスポート2人分
  • 夫の免許証
  • 本人のSSNカード

イミグレ関連

  • I-693 健康診断書
  • これまで受け取ったNOA通知
  • I-94 アメリ出入国記録
  • EAD・APコンボカード
  • K-1とAOS申請での提出物コピー全て

二人の関係を証明するもの

  • マリッジサーティフィケート
  • 最新タックスリターンとW2(夫)
  • Pay stub過去2ヶ月分(夫)
  • 共有口座の入出金明細
  • 口座の氏変更手続きの記録
  • 健康保険の明細と保険証
  • 共同口座のクレジットカード2人分
  • 役所での婚姻手数料支払いレシート
  • 誓いの言葉と結婚記念の文書
  • 写真50枚(1枚以外は見られもしなかった)

準備不足だったこと

持参したものの多くが蛇足となってしまった一方、それでも面接前に用意しておけばよかった、また持っていけばよかったと後悔したものもあります。詳細は面接内容をご覧ください。ただ、これでGC取得が遅れたりなんてことはありませんでした。しっかりと準備されている皆さんにとってはこんなの当たり前だと思われるかもです。

  • 自分の州ID(運転免許がないため)
  • すでに提出していても、家族写真など重要な証拠になるものは持参
  • 住居の契約書や光熱費請求書など、連名でなくても持参

 

面接までの流れ

面接会場であるロサンゼルス郊外のサンフェルナンドバレーオフィスに予定時刻30分前に到着しました。入館の際、空港と同じセキュリティーチェックを受けます。飲食物の持ち込みが禁止でガムを没収されました。

館内にはカウンターが並んでおり、その一角に面接通知レターを提出する書類トレーがありました。通知レターを出して待つこと数分、まずはカウンターで受付です。私のパスポートとコンボカード、夫の免許証で本人確認をして整理券をもらいます。それから面接官に呼ばれるまで1時間以上待ちました。もちろん待ち時間は面接会場やその日の状況次第だと思います。

 

面接の内容

面接官は40代後半くらいの体格のいい白人男性。第一印象は堅物そうな感じ。彼のオフィス通されると、まずは私たちのIDとパスポート、私のコンボカードとSSNカードを出すように言われました。

ここで私がカリフォルニア州IDを取得していないことについてめちゃめちゃ怒られます。笑 これから免許を取る予定なので州IDはまだ持っておらず、今はパスポートとコンボカードをIDとして使用していると伝えると、10分くらい説教。

「そもそも渡米して2年間もID作らず何してたんですか?何かやましい理由であえてIDを作ってない怪しい外国人だと思われてもしょうがないですよ!とりあえずあなたがこの2年間何もせずに過ごしてきたっていうのはわかりました」と、たまに机をグーパンチしたり大声を出しながら。

「IDなかったら運転中警察に止められても身分が証明できない、即逮捕じゃ無いか!」と言われた時は、免許ないから運転しないし、IDとしてパスポート持ち歩いてるわ!と心の中で口答えしました。

州IDを作ってなかった私が悪いですが、面接官のおじさんの態度もすごく失礼でした。

 

次に夫婦の関係性を証明するものの提出を求められました。面接官が例として挙げたのは、マリッジサーティフィケートとバンクステイトメント、保険関係の書類、住居の契約書です。

私たちはタックスリターン、共有口座の入出金明細、口座の氏変更手続きの記録、健康保険の書類と保険証、それに面接官の指示で、お財布に入っていた共有口座のクレジットカードを2人分提示しました。

アパートは夫が借主で、契約書には夫の名前しか載ってないので持って来なかったと伝えると、それでも現住所の証明になるから2年後のGC切替え面接には持ってきなさいと言われました。そもそも10年GCへの切替えって面接あるのでしょうか?

 

ここまでこの面接官、私たちに発言や質問の余地を全く与えません。質問しようとすると「だから私の言っていることを聞きなさい!!!申請者はみんなこんなんだから自分たちが長い間待つ羽目になるんです!だからあなたも人の話を聞きなさい!!!」と怒鳴られます。

 

面接官が書類を整理しているタイミングで新しいI-693健康診断書と写真を持ってきたことを伝え、提出しました。写真は自分たちと両家の家族が写っているもの1枚だけでいい、とのこと。

夫が私たちと夫家族との写真を2枚出していると、すかさず「この2枚はどこがどう違うんですか?写ってる人は一緒ですよね?撮影場所なんてどうだっていい、同じような写真は何枚もいらない!!」とガミガミ。

ここで私、一人で青ざめます。というのも、今回のGC面接用に印刷していった写真の中に私の家族のものがなかったからです。私の家族との写真はK-1ビザ申請時にすでに提出済みで、なおかつ渡米してから夫と私の家族は会っていないので写真もありません。K-1申請で出したデータは面接官の手元にあるだろうとすっかり油断し、その時の写真は印刷していってなかったのです。

夫が面接官にその旨を説明していると、とっさに閃きます。念のため持ってきたK-1ビザ関連の書類に、提出した私の家族の写真のカラーコピーがあるかもしれない!もしかしたら、です。

確証が持てなかったので、もしかしてですが…と恐る恐る伝えると、面接官が「持ってきたの?だったら黙ってないで早く出してください。いまこの時間が無駄!!!」とプレッシャー。

これで無かったらヤバイと焦りながらK-1ファイルを探すと、一枚だけありました。母と妹と夫との写真のカラーコピーです。これでなんとか一件落着。

 

ここで提出は全て終了です。私の顔写真と指紋をとり、次に夫と二人で真実を述べる宣誓をします。 

まずは簡単なセキュリティー関連の質問を5つほど。社会主義思想家か、テロに加担したことあるか、逮捕されたことがあるか、銃などの武器を所持しているか、全て「いいえ」と答えられる質問でした。

一般的な流れではこれから面接のメイン。二人の交際や夫婦としての生活に関する質問タイム。この時に備え、二人で出会いから現在までの経緯、引越しや旅行がいつだったか全ておさらいしてきました。

 

聞かれたこと

  • 今の現住所の他に、これまで米国内で2人で暮らした住所は?

これだけ。「あります」で終わりました。笑 念のためその住所を確認したいとのことでしたが、夫も私も番地をど忘れ。面接官の元にデータはあったので、ストリート名を答えるだけで大丈夫でした。あとは現住所とそれぞれの電話番号の確認のみです。

 

「面接内容をこれからレビューし、後日結果を知らせます」と書いてある紙を渡され、万が一追加で証拠書類の提出を求められた際の手順と、グリーンカードが発行された場合の説明、またコンボカードの有効期限についての説明を受けました。

「ここまでよく弁護士も付けずに準備しましたね」と最後は労いの言葉をいただき面接は終了。今まで経験した中で最も極端な飴とムチでした。

 

結果の通知

帰ってUSCISのオンラインステータスを確認すると"My new card is being produced"となっており、その数日後にI-485が承認されたという通知が届きました。それから自宅にグリーンカードが届いたのは面接から約1週間後です。

 

感想

まさしく圧迫面接で、終わってからも数日間はドッと疲れてました。ただ変わり者で、自分の思い通りにならないことが耐えられない性格の面接官に当たったんだと思います。

変な質問はされませんでしたが、終始高圧的な態度で、ホチキスとパンチを使うたび私たちの方に投げたり、すごい勢いで叩きつけたりしてました。私がデスクに置いた書類を確認しようと夫が手を伸ばした瞬間「勝手に触らない!!!」と大声で注意したり。

正直、申請費用を払っている側としては、彼の対応は失礼とさえ感じました。夫もドン引きです。笑

 

ただ、私たちの結婚や関係性について疑ってる様子はありませんでした。夫婦共同の所有物や文書が多くないことについても、結婚してまだ数年しか経ってないから少なくて当然だ、とも言っていました。

 

面接官によって何を基準に判断するかはそれぞれだと思います。二人の関係性に関する質問を中心とした面接が一般的ですが、私たちの面接官はデータや文書、記録が全てで質問は一切ナシでした。どういう方向から来られても、辻褄があった対応ができるようにしていれば特に心配することはないと思います。

 

長くなりましたが、これからグリーンカードを申請される方、面接を受けられる方の参考に少しでもなれれば嬉しいです。

陰ながら、皆さんの申請がうまくいきますようお祈りしています☺︎

【GC申請2018-2019年】I-693更新のため、健康診断に行ってきました。

面接の1週間前の先週、USCISフィールドオフィスからの手紙により、新しくI-693(健康診断書)が必要だということが判明したので健康診断に行ってきました。

面接まで時間がないので、すぐにUSCISサイトで近所のCivil Surgeonと呼ばれる指定医療機関を探しアポを取りました。診察料がそれぞれクリニックによって異なるため、費用を問い合わせて比較するといいと思います。

今回は時間的にギリギリだったので、とりあえず家から一番近いクリニックに電話しました。面接が来週という旨を伝えると、翌日の朝イチで予約を入れてもらうことができました。

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持ち物

  • 政府発行写真付きID(GC申請で使用している名前のもの)
  • DS-3025など、K-1ビザ渡航診断の結果全て
  • A-Numberが確認できるもの
  • I-693用紙(病院によっては用意してくれてるところもあります)
  • 検診費用$285キャッシュ(支払い方法は病院で異なります)

 

健康診断の流れ

場所は医療機関の立ち並ぶエリアにある小さなオフィスで、ドクターは女性一人でした。まずは受付にて持参したI-693に住所と連絡先を記入し、先に費用を支払います。

身長、体重、血圧、体温を測ると、次にドクターからの問診です。名前、年齢、いつ結婚したかなどの基本的な質問から始まり、現在の健康状態、持病と既往症、心の状態、アレルギーの有無、家族の病歴、飲酒や喫煙、ドラッグについての質問に答えました。最後は心音チェックです。

 

先生がK-1ビザ診断結果をチェックすると、2017年に検査項目に追加された梅毒(Syphilis)と淋病(Gonorrhea)の検査、またツベルクリン反応(TB Skin Test)も受ける必要が抜けてるから受けるように指示されました。

正直渡航診断の結果をしっかりおさらいして来なかったため、受けた予防接種くらいしか覚えていなかったんですが、なんとなく血液検査と尿検査は受けてるし、結核も胸部X線撮ってるからこれ全部やってる気がするんだけどな〜と一瞬考えました。

先生に子どもの頃にBCG、いわゆるはんこ注射を受けたことがあると伝えると、TBスキンテストでは陽性反応になる可能性があるため、今回はTB血液検査を受けてくださいとのこと。

 

TBと梅毒の血液検査、淋病の尿検査のため、3日で結果が出る超最速の検査ラボを紹介してもらい、そちらへ直行しました。たまたま夫がお昼出勤で本当に助かった。

 

尿検査&血液検査

検査機関というので大きいところを想像していましたが、着いてみるとオンボロ物件の小さな部屋といった感じ。まだイースターの飾り付けがあるデスクには白衣のおばちゃま技師さん。優しくて陽気でおしゃべりな方でした。カード払いができることを確認し、恐る恐る値段を聞くと、まさかの$70ポッキリ!保険適用外&最速検査結果でこの安さは驚きです。

 

さっそく尿検査用の蓋つきカップを貰い、おトイレへ。お手洗いは清潔でしたがちょっぴりオンボロ。アメリカでの尿検査は初めてでしたが、日本と同じように普通に済ませました。

お手洗いには小分けの除菌ハンドワイプがあり、気が利く〜と思いながら手を拭いていると、壁にインストラクションがあるのに気づきました。除菌ワイプはおまたを拭く用に置いてあったんですね、、まあ淋病が出なければ大丈夫だよね、とそのまま提出しました。

 

そして次は大嫌いな血液検査。始める前に注射が嫌いだと伝えました。おばちゃまのピンクの口紅がはみ出まくっているのをみると、なんだかとっても不安な気持ちに。しかし彼女はイランから渡米してきたストーリーを話しだし、内心早く終わらせて欲しいなと思いつつもここは笑顔で相槌。こういう時は自分が日本人だなと実感します。

針を刺した瞬間、腕がビリっと痺れた感覚がしました。注射針が少しでも動くたびに激痛で、痛いです、と言っても技師さんは「大丈夫よ〜!もうすぐ終わるから!私の娘はね〜」とまた話に戻ります。

容器に血が溜まり、これで終わりだ〜とホッとしたのも束の間、針を抜こうと握ったまま喋るもんだからずっと激痛。人生で一番痛い採血でした。多分4分くらいが20分に感じました。終わった後も続く痺れと痛み。なんなら4日後の昨日まで腕をピンと伸ばすと痛かったです。

検査結果は後日病院へ送られるということで、採血は痛かったけど優しかったおばちゃま技師さんに最後の力を振り絞り笑顔で挨拶をして帰りました。痛かった。

 

結果の受取り

病院から結果が用意できたと連絡があったので受け取りに行ってきました。全て異常なしです。I-693に署名をし、原本は封筒へ。自分用にはコピーをもらいました。厳重に封をされた原本を未開封のまま面接に持っていくよう伝えられます。週末含め4日で受け取れたので、本当にスピーディーに対応していただきました。

そしてがっかりしたことが1つ。結果と一緒に返却してもらった渡航診断結果のDS-3025をよくみると、"Gonorrhea: Negative"と"Syphilis: Negative"、"Chest X-Ray: TB negative"と書いてあるじゃないですか、、、やっぱり検査していました。

やっぱり自分の微かな記憶が正しかったな、というかこれで不備なくK-1ビザが取れてるから検査が抜けてるなんてないはずなんですよね…。アメリカはこういうことがよくあります。あの時ドクターにちゃんと確認してもらえばよかった。

 

費用

  • 健康診断:285ドル
  • 梅毒・TB血液検査、淋病尿検査:70ドル

合計355ドルです。健康診断は保険適用外、検査はまちまちで、私が受けたところはPPO保険のみ適用でした。我が家はHMOなので無保険で70ドルです。が、そもそも検査なんてする必要なかったので、この70ドルは無駄でした。悲しい。

 

血液検査が痛かったのと、その痛かった検査が蛇足だったことが残念でしたが、とりあえずこのギリギリのスケジュール感にも関わらず面接前に全て終わらせることができたことはよかったです。  明日は緊張の面接。頑張ってきます!

【GC申請2018-2019年】面接1週間前、USCISから謎のお手紙届く【I-693】

面接まであと数日となりました。

実は先週、面接のちょうど一週間前にUSCISフィールドオフィスからの手紙がポストに入っていました。面接通知レターはもう受け取ったし、こんな時期に一体何だ?????と恐る恐る封を開けると、そこには Dear Mitsuwa から始まる私宛の文書。

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気になる内容は?

以下、本文の和訳です。 

I-485(AOS申請)に基づく面接の日程が決定したため、合衆国への受入れを決定する過程においてI-693(健康診断書)の提出が必要となります。指定医療機関(Civil Surgeon)の指示で専門医を要する場合、専門医もI-693の然るべき箇所への署名が義務付けられます。指定医療機関はI-693に全ての署名が揃ったことを確認し、封入します。医師より受け取ったI-639の原本とその他検診結果は開封のまま提出してください。コピーの提出は不可となります。

(*2018年1月2日より、指定医療機関は10/19/17版のI-693を使用してください。02/07/17版またはそれ以前のものは受け付けません。)

申請時にI-693を提出していない場合、面接時に未開封のI-693を提出してください。I-693の医師による署名日は、I-485提出の前後60日以内でなければなりません。

申請時にI-693を提出している場合は下記を参照し、新しくI-693を提出する必要があるかご確認ください。

  • I-693の医師の署名日からUSCISへの提出日まで1年以上経過している場合、新たにI-693を提出する必要がある。
  • I-693の医師の署名日からUSCISへの提出日まで1年以内の場合、I-693は提出日より1年間有効となる。
  • USCISがI-693を受理してから面接日まで1年またはそれ以上が経過している場合、新たにI-693を提出する必要がある。
  • USCISがI-693を受理してから面接日まで1年以内の場合、新たにI-693を提出する必要はない。

もし医師の署名日がI-485申請日から60日以内の場合、I-693の有効期限は署名日から2年間となります。

  • 提出したI-693の医師の署名日から面接日まで2年またはそれ以上が経過している場合、新たにI-693を提出する必要がある。
  • 提出したI-693の医師の署名日から面接日まで2年以内の場合、新たにI-693を提出する必要はない。

この通知はI-693の有効性のみに関するものです。

 

ということで、内容は健康診断の再提出に関するお手紙でした。それにしても論理クイズのような文章。

 

私のI-693は期限切れ?

私がUSCISの健康診断を受けたのは、フィアンセビザ(K-1)を日本で申請していた時の渡航診断でした。なのでドクターの署名は2017年8月。しかしこの時、結果のコピーとして受け取ったものはI-693ではなく、実際に提出した健康診断書も開封できず確認していないので、このフォームがI-693だったかどうかは不明です。

健康診断書を提出したのはK-1ビザ面接時なので2017年9月。提出先は東京のアメリカ大使館の面接官です。アメリカでのGC申請では、I-485とともに渡航診断時のワクチン接種記録(DS-3025)のコピーを提出しました。これは2018年1月。

こう見ると、私はI-693を提出したかどうかもわからなくなってきます。苦笑(5/14追記:I-693インストラクションでは「K-1ビザ保持者は渡航診断から1年未満際の場合、AOS申請時にDS-3025コピーを提出する」というルールは変わってなかったのでこれで問題ありません。)

 

まとめると、ドクターの署名から1.9年、健康診断書提出から1.8年、GC申請から1年以上経過しています。なのでこのレターによると期限切れのようです。

 

ということは、面接までにUSCIS指定のCivil Surgeonを探して予約取らなきゃ、、あれ?抗体検査は結果出るまで1週間じゃない?面接まであと1週間、、、週末はもうすぐ、、、

 

もっと早く教えてくれよUSCIS!!!!!!!!!

 

と文句を言いたいところですが本当に時間がないので翌朝すぐに一番近いCivil Surgeonに電話予約しました。無事に診断も終わり、今は結果待ちです。健康診断についてはまた別の記事にまとめたいと思います。

 

GC面接待ちの皆さま、ぜひ健康診断書の有効期限をご確認されることをおすすめします!!!!!!!

 

 

【GC申請2018-2019年】ついにGC面接日が決まりました。

大変ご無沙汰しております。気づけば平成も終わっておりました。

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さて、2018年1月に申請したグリーンカードですが、ついに面接へのカウントダウンが始まりました。申請から16ヶ月後のことです。 

USCISサイトでステータスが "My Interview Was Scheduled" つまり「面接スケジュール確定」に変わりました。肝心な面接日程はサイト上には記載されないので、お手紙で案内が届くまでソワソワ。

オンラインのアップデートは4月10日で、その数日後にお手紙が届きました。面接は5月中旬なので、準備期間は1ヶ月ちょいということになります。

 

GC取得までにかかる時間は管轄のフィールドオフィス(面接会場になるところ)のキャパに左右されます。各オフィスごとのプロセスタイムはこちらで確認することができます。目安なのでもちろん個人差は生じます。

私のエリアはサンフェルナンドバレーオフィスになりますが、ここは待ち時間長めです。現在のプロセスタイムはファミリーベースのGC取得で16.5〜35.5ヶ月。私の場合も申請から面接まで16ヶ月なので、ほぼこの通りですね。

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面接通知レターの内容

今回は婚姻ベースでのGC申請者に当てはまる箇所のみピックアップしています。

面接に出向く者
  • 婚姻に申請の場合、配偶者の同席が義務
  • 英語が流暢でない場合は通訳同伴を推奨
  • 弁護士や代理人の同席も可

*18才以上の出席者は政府発行の写真付きIDを持参すること。時間厳守、30分以上前には来ないこと。面接は録音・録画されることもある。

面接に持参しなければならないもの
  • 面接通知レターと政府発行写真付きID
  • 開封の健康診断書(I-693)と予防接種記録(未提出の場合)
  • 扶養証明(I-864)と全てのスポンサーの下記書類(未提出の場合)
    • 直近のFederalタックスリターン&W-2、もしくはIRS証明記録
    • 給料と週平均就労時間記が記載された雇用主からの文書と直近2ヶ月分のPay Stub
    • スポンサー全員の米国籍/永住権を証明するもの
  • 永住権の申請資格を証明する書類全て
  • EADやAPなど、これまでに発行されたイミグレ関係の書類全て
  • パスポート、AP、I-94など、アメリカ入国に使用したもの全て
  • Birth Certificate(戸籍抄本)
  • 配偶者のBirth Certificateと米国籍/永住権を証明するもの
  • 子どもがいる場合はそのBirth Certificate
  • 婚姻ベースの場合は下記の書類
    • Marriage Document(Marriage Certificate)原本
    • 配偶者のBirth Certificateと米国籍/永住権を証明するもの
    • 離婚証明書や死亡診断書(本人と配偶者とも過去に婚姻歴がある場合)
    • 子どものBirth Certificate、同居していない子どもの親権に関する書類
  • 共同資産や夫婦で負う義務など、夫婦の関係性を裏付けるもの(下記参照)
    • 共同で保有する資産の証明(例:タックスリターン、預金残高証明書、自動車・生命・医療保険の書類、自動車や不動産の保有を示す文書など)
    • 賃貸の契約書や光熱費の請求書
    • クレジットカード明細
    • その他契約書やリース契約書
    • 写真
    • その他、夫婦の関係性を裏付ける文書や書類
  • 書類は全てコピーも持参すること。コピーがない場合、原本を回収される可能性もあり。
  • 過去に逮捕歴がある場合は逮捕歴の記録と裁判所の最終決定に関する文書
  • 全ての外国語文書の英訳

 

レターの内容はこんな感じです。今回はとりあえず通知内容のみをシェアしてみました。 

面接まであと1週間と少しです。あとは残りの書類収集と、面接で聞かれるであろう質問の予習をしているところです。無事に終えることができれば、追って当日の様子などもレビューしていきたいと思います!

 

では、新しい令和の時代もみなさまにとって幸多き日々となりますように!

年末年始、こんな風に過ごしました。

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皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ありがたいことに12月は仕事もプライベートも忙しかったので、ブログはすっかり読む専門となってました。

2019年初投稿は、今更感満載の年末年始ネタしかも日記ですごめんなさい。笑

 

我が家のクリスマス

宗教や家庭によって異なることもありますが、アメリカのクリスマスとお正月というのは、立ち位置が日本とは逆の印象です。

アメリカでのクリスマスは、日本の正月さながら実家に帰って家族と過ごします。

逆にニューイヤーは友人と集まってパーティを開いたりしてワイワイと、日本のクリスマスパーティーのノリに近い気がします。

なので基本的にクリスマス休暇はたっぷり、年末年始は元日だけ仕事休みという人が多いのではないでしょうか。

 

2018年の我が家のクリスマスは、夫の両親が現在暮らしているアリゾナに1週間行ってきました。

セドナ、ジェローム、グランドキャニオン、ウィリアムズへのロードトリップ、ウィリアムズでポーラーエクスプレスに乗ったり、近所の砂漠で夫パパの銃を撃ったり超詰め込みプランでしたが充実でした。

Sedona

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赤い岩がボコボコ切立つセドナは、昔から神聖な地としてネイティブアメリカンに大切にされてきました。

パワースポットとして、ヒーリングやヨガをしに訪れる人が多く、街にはクリスタルのお店やサイキックが立ち並びます。

信じるか信じないかはあなた次第ですが、セドナには「ボルテックス」と呼ばれるエネルギーの渦が点在すると言われ、岩ごとに異なるパワーや癒し効果が得らるそう。

ベルロックと呼ばれる岩の周りの初心者ルートをトレッキングしました。一周すると7キロ程ありますが、特にハイキング装備でなくても動きやすい服装と靴なら大丈夫です。

しかしこの辺り、朝はフロントガラスに霜が降りていても昼間はしっかり暑くなるんですね…!動くとTシャツでも汗かくレベルです。

この5分後にはセーター脱ぎました。

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歩いているとどうしても足元に集中しがちですが、ふと振り返ると高さを実感します。絶景です。

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Grand Canyon National Park

5年ぶりにグランドキャニオンへ行きましたが、アジアからのツアー客で溢れていてびっくりしました。

岩山が立ちはだかるセドナの地形とは違い、こちらは地面がクネクネと削られた渓谷です。

怖いもの知らずな夫パパと、怖がりながらも付いていく夫ママ。

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帰り道、夫パパが急ブレーキをかけたと思うとなんと目の前を野生のエルクが横切り大興奮!横を見ると、路肩の森にエルクの群れがいるじゃないですか…!

即車を降り、しばらくエルクファミリーを間近で観察することができました。凄くラッキー!

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Lake Havasu

ロードトリップから帰ってくると、夫パパが近くの砂漠まで射撃に連れて行ってくれました。

夫パパはハンターで、鹿が繁殖しすぎると狩猟キャンプに参加します。亡きおじいちゃまは老後アフリカ遠征するほどのガチハンターだったこともあり、夫パパは8歳の誕生日に本物のピストルを貰ったそう。

そんなおじいちゃまは元警官。まさにイメージ通りのアメリカンポリス家系なエピソードだと感じるのは私だけでしょうか。

そしてこの日、私の初めての射撃にパパが用意してくれたのがその誕生日プレゼントだった22口径リボルバー。感慨深さと緊張感と興奮と恐怖心といろんな感情が入り混じります。

最後にはまさかのAR-15デビューを飾りました。

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そして待ちに待ったクリスマスの朝。恒例のプレゼント開封です。

家族が大人6人、尚且つうちは一人に対して幾つかギフトを用意するのでボリュームが凄い…。というか毎年この時期はプレッシャーを感じつつプレゼント集めに奔走します。笑

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ウケ狙いで妹夫婦に贈ったBB弾とエアライフルが好評で、クリスマスの昼下がりに裏庭で射的大会が始まりまりました。笑

プレゼントの箱で自作の的を作ったりしてましたが、みんなお酒が入ってか段々といつものクレイジーさが出てきて、最終的に期限切れのビールやリキュールを的に。

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それぞれたくさんプレゼントを貰いましたが、もふもふファミリーたちが可愛かったので♡

バディくんはプレゼントのおもちゃを抱いて寝るほど気に入り、ロッキーさんはプレゼントのジャケットを着せられてちょっと迷惑そう。笑

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年末年始

年末はカリフォルニアの自宅に戻り、数日かけて怒涛の大掃除です。

大掃除はもちろんアメリカにはない慣習ですが、個人的にスッキリと新年を迎えたいので頑張りました。

カウントダウンはLAに向かい、親友たちといつものバーで飲み明かし、深夜にマックを食べ、友人宅のカウチで一眠りしてベンチュラに戻るという日本人的には何とも言えない感じのニューイヤーでしたが、これはこれでめちゃめちゃ楽しかったです。 

新年早々二日酔いでしたが、家が小ざっぱりしていたのがせめてもの救いでした。

おせちは食材が割高なので、お煮しめとおもちだけを頂きました。

 

今年の目標は、コンフォートゾーンから抜け出すこと。

そしてずっと後回しにしていた運転免許をいい加減取ろうと思います。あとグリーンカード、今年はゲットできますように!

 

これほど我々のプライベート写真を載せまくった日記をブログとして書いたのは多分初めてです。私なりに思い切ってコンフォートゾーンから抜け出して書いてみました。

こんなブログですが、今年も変わらずお付き合いいただけると嬉しく思います。

 

ではでは、皆さんにとっていい一年になりますように!

 

 

 

:D

【記録】史上最悪の山火事。身近で起きたらどうする?

September Dawn Bottoms/SOPA Images/LightRocket via Getty Images 

日本でも大きなニュースとなっていますが、カリフォルニアでは州史上最悪レベルの山火事が頻発しています。被害に遭われた方々のことを考えるとすごく悲しく、日々祈るばかりです。

私が住むベンチュラ群では「ウールジーファイア (Woolsey Fire)」をはじめ、3つの山火事が起きました。そのうち2つは鎮火済み、ウールジーもあと少しで鎮火というところです。

幸い、自宅のあるベンチュラ市は風向きに助けられ、延焼や煙による影響はありませんでした。被害が大きかったサウザンドオークスやマリブは自宅から車で30分ほど離れています。

 

Woolsey Fire

ベンチュラ郡で発生し、ロサンゼルス群まで燃え広がったこの火事での犠牲者は3名、1500棟が全焼しました。

メディアでは高級住宅地マリブやカラバサスに住むセレブが注目されがちですが、もちろん多くの一般家庭も被災しています。

牧場の多いエリアなので、馬500頭以上をはじめドンキー、ブタ、アルパカなどたくさんの家畜たちも避難を余儀なくされました。

マリブに住む知人の家も全焼してしまいました。遠出していた最中だったので、衣類や家財道具を救出できず、さらに借家だったため私物に対しては補償なしという厳しい状況にいます。

また、あまり報道されてないですが、発火場所近くにある「サンタスザーナ野外実験場」という過去にメルトダウンを起こし、現在も除染中の原子炉跡地の一部が燃えました。

専門家によると放射性物質は拡散されてないとの見解ですが、50年もの間メルトダウンの事実が徹底的に隠蔽されていた事実があるので、本当のところはどうなんでしょう…。

 

Camp Fire

ウールジーファイアよりもかなり深刻な事態になっている北部の山火事「キャンプファイア (Camp Fire)」。

サンフランシスコの北、サクラメントのさらに北に位置するビュート郡で発生。

加州立大チコ校近く「パラダイス」という練馬区ほどの面積の街を焼き尽くし、犠牲者は77名、行方不明者は約1000名、12,000棟以上が全焼という絶望的な状況です。

消防隊による不眠不休の消火活動のおかげで現在は70%ほど鎮火しています。

煙や灰による大気汚染が非常に深刻で、サンフランシスコ及びベイエリアではイベントや学校のキャンセルが続いているようです。

パラダイスに住んでいた友人のご両親は幸い無事でしたが、やはり自宅が全焼との知らせがありました。

 

 

カリフォルニアと山火事

日本よりも面積の大きいカリフォルニアですが、乾いた気候なので山火事がよく発生します。気候変動のせいか、最近は大規模な山火事が頻発しています。

去年ベンチュラで起きたトーマスファイアは州史上最大と言われましたが、今年に入ってメンドシーノでの山火事がその大きさを超えました。

また、去年のナパでの山火事では州史上最悪の犠牲者数でしたが、先述のとおり今回のキャンプファイアで最悪の結果となってしまいました。

ちなみにこちらは現在の様子。赤い炎マークが山火事、黒が鎮火済みのところ。

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最新情報:http://www.fire.ca.gov/current_incidents

 

近くで山火事が起こったら?

災害の多い日本で培われた危機管理と直感、日頃からの備えと緊急時の初動がしっかり出来ていればきっと大丈夫です。

とにかく情報収集

まずは避難指示や新着情報を逐一チェックすることからです。火事の名前やエリアをひたすたググったり、ハッシュタグを利用したり。ただし誤った情報でないかは見極めが必要です。

避難準備

避難が必要な場合に備え、家財道具や衣類などをまとめておきます。車はガソリンを入れておき、いつでも出発できる状態に。ペットがいる場合は、アニマルシェルターの受け入れ体制を確認し、ペットに負担をかけない避難計画を立てておく。

避難前チェックリスト

  • ドアや窓、シャッターを全て閉じ、施錠はしない
  • 窓付近の可燃物を取り除く
  • ガスのメーターを切る
  • 消防隊が中まで見えるよう電気はつけたまま
  • エアコンを消す
  • 水道やスプリンクラーを出しっ放しにしない(消火の際の水圧に影響するため)
  • 避難指示に頼りすぎず、外の様子は常にチェック
  • ご近所さんへの声かけ

詳しくはこちら↓

Pre-Evacuation Preparation - Ready For Wildfire

煙による大気汚染対策

キャンプファイアの影響でサンフランシスコ周辺は大気汚染が深刻なようです。

建物や車など人工物も燃えるので、言うまでもなく有害な煙や灰が発生します。目や呼吸器、肌にも良くないので、敏感な方は特に気をつけなければなりません。

去年のトーマスファイアでは毎日頭痛だったので、煙用のマスクは家に常備しています。

エアクオリティ情報:AirNow

寄付や物資支援

パラダイスに関するニュースを見るたびに胸が締め付けられる思いです。カリフォルニアに住んでる以上他人事とは思えず、というか知人が被災してるので決して他人事なんかではないです。ウールジーでも風向きが違ってれば我が家も危なかったかも、と思うとなかなか怖いものがあります。

そして休むまもなく危険と隣り合わせで働き続けている消防隊にも頭が上がりません。

なので個人的な話になりますが、少しですが寄付をする予定です。本当に微々たるものですが、少しでも力になれればという思いです。

 

個人のクラウドファンディングから大きなチャリティー団体まで、寄付のオプションは多数あります。また消防署も支援物資や食料品を受け付けています。

今回は私はレッドクロス、赤十字を利用します。今回のカリフォルニア山火事で被害に遭われた方への支援となります。

Donate Now: Online Donations | American Red Cross

またビュート郡への寄付もこちらを通して行いたいと思います。

Camp Fire Response - Del Oro Division

 

被害に遭われた方とご家族が、一日でも早く元の生活に戻ることができますように、心からお祈りしています。

 

aerial view photography of two green tropical trees

 

 

 

 

【GC申請2018年】コンボカードでアメリカ国外へ行ってきました。

すっかりご無沙汰しております。

実は渡航許可が降りたこともあり、1ヶ月ほど日本に帰っていました。

約一年ぶりのニッポン。久々に家族や友達との時間を過ごしたり、美味しい食事をいただいたり、いつも親孝行できないぶん家業を手伝ったり、それはそれはとても充実した帰省となりました☺︎

 

帰国を前に不安だったのが、EAD/APコンボカード(就労/渡航許可)を使ってのアメリ出入国です。

グリーンカードがあればアメリカ国外へも問題なく行けますが、グリーンカード申請中に渡航許可無しで米国外へ出ると、申請が取り消されたり再入国時にトラブルになってしまいます。

コンボカードは申請中の渡航許可なのですが、USCISや移民サポートサイトには「コンボカードはこれまでの申請やアメリカ再入国を100%保証するものではなく、最終判断は入国時の空港イミグレ次第」という恐ろしい文面があるため、少なからずビビっていました。

ということで今回は、私がコンボカードを使って日本に帰国した際の記録をシェアしたいと思います。 

 

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行き:アメリカから日本へ

アメリカ出国時はパスポートくらいしかチェックされないので、用意していた書類ももちろん出番なしです。

ロサンゼルス空港から約12時間半のフライトを経て羽田に到着すると、入国審査の自動顔認証ゲートを通ります。

駅の改札のようにパスポートをかざせばピロンっと通過できる便利な新システムですが、GC申請中なので帰国スタンプはしっかり押してもらいました。

 

帰り:成田空港から日本を出国

行きよりも若干不安な帰路です。成田空港発のJAL便を利用しました。

チェックインカウンターにて荷物の重さがセーフで安堵していると「アメリカ在住でしょうか?グリーンカードはお持ちですか?」と。

GC申請中ということを伝えコンボカードを手渡すも、担当の方はコンボカードを初めて見たらしく、周りにいたスタッフさんたちも集まってきます。

I-485のNOA(I-797)と、パスポートが旧姓なのでマリッジサーティフィケートもあわせて渡しました。

チェックイン時に保安検査場に送る情報に誤りがあると搭乗できないので、カード情報を正しく入力するのに少し時間を要するとのこと。

カウンター前に用意してもらった椅子に座って待っていると、ベテランさんの「まだ発券しないで、荷物も流さないで」という指示が聞こえて少し不安に。

 

それから制服でないスーツの職員さんも駆けつけてくださり「カードに記載されてるレシートナンバーとUSCISエイリアンナンバーのうち、どちらを入力すべきかハッキリしない」と状況を説明してくれました。

結局、アメリカ移民局に電話で確認してくれるという最強の対応をして頂き、航空会社ってここまでしてくれるのか…!と感動。

ここからさらに待つこと約15分、無事にチケットを手にすることができました。

 

その後の説明によると、移民局からの指示でエイリアンナンバーを文頭AをCにかえて入力した、ということでした。

私は直接画面を見てないので詳しいところまでは分からないのと、文頭に関しても私のケースの場合なのか一般的にそうなのかまでは正直分かりません。

 

また、ここでの情報はアメリカ入国時のイミグレも確認するそうです。もしもエアラインスタッフが不確実なまま情報を送信して、少し間違ってたとしたら…と考えただけでも冷や汗ですね。

少し時間はかかりましたが、それだけ丁寧に調べてくださったので安心して飛び立つことができました。私の中でJALの株が爆上げです。

 

ドキドキのアメリカ再入国

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LAX空港に到着し、イミグレに差し掛かります。

それぞれビザやESTAで列が分かれますが、案内に「EAD/APコンボカード」の文字はありません。

"Border Crossing Card"の表示はありましたが、念のため係員に尋ねると、GC保持者の列へ案内されました。

 

自分の番になりパスポートとコンボカードを出すと、オフィサーが「今日これ多いな〜」と一言。

飛行機の中で配られるイミグレーションフォームを貰いそびれたので、ここで貰って記入します(しかも並んで待つところにも置いてなかった)。

氏名はパスポートの旧姓かコンボカードの名前か尋ねると「どっちでも良いよ。アメリカで使ってる名前にしたら?」とフランクな回答。

それから指紋採取などを終わらせると、少し先で待っているように指示されました。

別の窓口から出てきた国籍も世代もバラバラな数人が加わると、やたらと早歩きなオフィサーに言われるがままついて行きます。そう、まさかの別室送りです。

 

SF映画さながら、セキュリティーがピピッと番号を打つとドアが開き、その先には銀行のようなカウンター窓口と待合スペースが。

壁の至る所に「携帯使用禁止」の紙が貼られ、疲労感と緊張感がどんよりと漂ってました。

座って待っていると、窓口では学生らしき中国人の男の子が強面アジア系オフィサーに詰められてるのが見えます。「家族に会いに中国へ帰るのがどうして2週間じゃなくて2ヶ月?ちゃんとした理由は?」と問いただされ困っている彼を横目に、1ヶ月のんびり帰省していた理由を焦って考え始める私。

 

20分くらい待ったところで私の名前が呼ばれ、緊張しながらおじさんの座るデスクへ向かうと、「こちらで確認が済んだので、そのドアから出ていってください」とおじさんにパスポートを返されました。えっ、いいの?

 

結局帰国理由を聞かれることもなく、抱えていた書類を見せることもなく、かなり拍子抜けしてしまいましたが、こんなんで懸念していたイミグレ関門を突破することができました。

ラッゲージを取りに行くと、私の荷物たちだけがポツリと廻ってたのがとても印象に残ってます。

 

まとめ

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不安だったコンボカードでの渡航ですが、問題なく終えることができました。

今回持参した書類で実際に使用したものは、EAD/APコンボカード、I-485のNOA、マリッジサーティフィケートです。

万が一に備え、NOA全て、SSNカード、戸籍謄本など一式持って行きましたが、幸い使うことはありませんでした。

もし同行者がいるときは、アメリカ入国時に別室でのプロセスがある場合に備え、あらかじめイミグレ後の待ち合わせ場所を決めておくと良いかもしれませんね。

 

では、皆さんも良い旅を〜!

 

 

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