caitsith's note

人は些末な事は忘れてしまうので、分かりやすい形に整理して記録したい

失敗が多い一週間でした…

またやってしまった…

金曜日はやたら忙しくて大きなミスを二つも侵し、落ち込んだ状態で連休スタート。

今週は親戚に頼んだ書類を受け取るかもしれないし連絡が無いかもしれない…という曖昧な状況で、アスペルガー傾向がある自分にとっては非常にストレスが強い状態だった。

高ストレス状態にさらされて予定が半分も進まない消化不良の3連休でした。今月はもう連休無いんだよね…

こういう時は、毎週書こうって決めたBLOGも忘れる始末。
なーんか疲れちゃったな…

そういえば、15:00~の時間に仕事のピークを持ってくる作戦、始まりが遅すぎて結局早く帰れないので見直すことにしました。

集中力を要する仕事を1つ残して15:00までに他の仕事を片づけて、その重要な仕事を15:00から取り組んで定時を少し過ぎたところで帰るイメージかなぁ…

ソシオパスの結論

先日読んでいたソシオパスの本2冊「ソシオパスの告白」「良心をもたない人たち」読み終えました。

自分の中での結論は、ソシオパスって意外と普通だしアスペルガーの人が持っている『自分ルール』が勝ち負けに偏ったら似ているんじゃないかなって思いました。

特に「良心をもたない人たち」に出てくるソシオパスは種類が豊富なので、自力で生きていくことが辛かった頃の自分は、他人に寄生するソシオパスだったんじゃないかって思いました。

そのくらいアスペルガーとソシオパスの考え方は似ています…

睡眠障害について…

あまりにも体調が悪いので仕事の進め方の改善と併せて、睡眠も改善しようとしています。
今週は「スタンフォード式 最高の睡眠」を読みました。

  • 睡眠は最初の90分が最も重要。
  • 毎日寝ている時間の手前2時間は眠りにくい時間がある。 (だから睡眠時間を前にずらすのは難しい)
  • 良い睡眠の為には良い覚醒が大切。 (通勤電車で寝るな見たいな本ありましたね…)
  • 深部体温と表面体温が近づくとスムーズに睡眠に入れる。
    (体温が一旦上がって、下がっていくときに眠くなる)
  • 時間が無いときは寝る時間はいつもと同じにして、早起きする方が疲れが取れる。 (夜中まで起きていると同じ時間眠っても疲れが取れない)
  • 睡眠パターンを変えるには3週間かかる。
  • 時差ぼけの修正は一日1時間くらい。

などなど…多くのヒントが得られました。
今は就寝時間をそろえるトレーニング中です。

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

来週はアスペルガーについて調べようと思う。

業務推進系の仕事はあまりアスペルガーには向いていない(コミュニケーション、同時並列の能力が求められる)けど、関わっている以上ある程度こなせるようになりたい。
なので今はアスペルガーの支援施設に興味を持っています。

来週はそのあたりを調べたいと思う。

人の数だけ価値観がある(と思う)

天候に恵まれず、何となく気分も体調も沈みがちな1週間でしたが、いかがお過ごしでしょうか。

自分は勝間さんのメールマガジン(サポートメール)で紹介されたソシオパスの本を読んで過ごしました。
曇天と狂気の組み合わせは相性が良いなんて考えていましたが、ソシオパスの人は思っていたより普通の人でした。

アスペルガー傾向を持つ自分にも理解できるところもあるし、「自分ルール」が大事なのでソシオパスもその他の人も変だと感じるところもありました。

今週は、人生の課題として取り組んでいる「いつも睡眠不足」「長時間労働」「人生の目標がない」というテーマにも進展がありました。
そもそも睡眠不足と長時間労働は時間配分という共通の課題ですが、その共通の答えになるDaiGoさんの動画を見ました。

◆ソシオパスの本を読んでいます

今週の勝間塾サポートメールのテーマは「信頼関係について」。
特にソシオパスの話に興味を惹かれたので、紹介されていた本を2冊購入して読んでいるところ。

「ソシオパスの告白」
「良心をもたない人たち」

「ソシオパスの告白」は、脳の特徴としてソシオパスであるという診断を受けて公表している著者が、自身の人生と著者が運営するblogに集まって来ているソシオパスの体験談をまとめたもの。この書籍は共感性が高い人には意味が分からないかもと感じながら読んでいます。

「良心をもたない人たち」の方が客観的に解説されていて、共感性が高い人でも相手を「悪」「敵」と考えた時に残忍になる「人間本来の性質」と比較して書かれているので万人受けしそうだと感じています。

ソシオパスの告白に出てくるけど、アスペルガーとソシオパスは常識にとらわれない点や、他人に関心が無い点など似たところがありソシオパスにとって居心地が良いらしい。アスペルガーの視点は書かれていなかったので不明…(著者はアスペルガーの青年と付き合った経験があり、居心地が良かったことが掛かれている。しかし、アスペルガーの特徴の一つ「1人の人間に執着する」が邪魔になって分かれた)
ソシオパスとアスペルガーの違いについては触れられていないけど、読んで感じたところは「勝利という結果にこだわる=ソシオパス」「自分のこだわりが強く変えられない=アスペルガー」というくらいに感じた。

ソシオパスが良心が無いと言われる理由について考えた。
「良心をもたない人たち」を読むと分かるのだけれど、良心という言葉は行動の結果に対して後付けすることができる。良心や愛情がある人でも、他の気になる事があると良心や愛情が感じられない行動をすることがあり、後から後悔することで良心はあるけど実行できなかったという評価をしている例が出てくる。
一方でソシオパスの人は、常に結果が気になっていて良心とか愛情について考える余地が無いし、失敗してもそれを失敗と認めない。だから良心に基づいて行動しなかったことに対して考えもしないし後悔もしないので、良心や愛情が無いように感じられるのではないだろうか。

この2種類の人を比較すると見えてくるのは、良心がある人は選択肢が2つありその間で揺れているけど、ソシオパスの人は選択肢が1つしかないから揺らぎようがないということ。ソシオパスの人は行動の目的が「勝利」のみに固定されていると感じた。(ちなみにアスペルガーは「自分ルール」に固定されているのでソシオパスと似ている点があるのだと思う…)

まだどちらも半分くらいしか読み終えていないので、来週も読み続けたら結論は変わるのかもしれない。

因みに、アスペルガー傾向を持つ自分の場合もそうだったのだけれど、人との関わり方が分かってくると破壊するより維持するほうが目的に合致することが多いので、おいそれと人間関係を破壊したり投げ出したりしなくなる。
ソシオパスの告白でもその点に触れていたのが面白い。

ソシオパスの告白

ソシオパスの告白

良心をもたない人たち (草思社文庫)

良心をもたない人たち (草思社文庫)

◆仕事を早く終われない理由が分かった

DaiGoさんの動画を見ていて原因が分かった気がする。
最も集中できる時間がわかる!4つの睡眠型診断をやってみる

眠くなる時間をベースに4つのタイプに分類しているのだけれど、活動のピーク時間もセットで考えています。
自分の場合は「イルカ」タイプにぴったりはまっていて、確かに15時~16時を過ぎると集中力が高まって作業の効率が良くなっていました。
逆に午前中は何をしても効率が悪く、寝ていた方がましなのでは…と思う次第。気が付くと何もできずアタフタして終わってしまいますw

じゃあサラリーマンを辞める!という訳にもいかないので妥協点を探ることにする。
基本的に1日の始まりを15時と決めて、帰る前に朝~15時までの行動を決めておくしかないと思う。
突発的に発生したことは極力15時以降に対応するようにして、どうしても即対応が必要な場合だけ午前中に取り組むようにするしかないと思う。

これでも定時に帰るのは難しいけれど、毎日21時まで残業することはなくなるのではないかと考えている。
来週から実践してみる。

◆計画することの難しさ

ここ半年、プロジェクト推進業務に関わって分かったのは「長期の計画ほど細かく決めてはいけない」という事。

1年くらい前に「史上最強の人生戦略マニュアル」という本を読んでから、「計画は具体的、詳細に考える」「人生の終わり(死)から逆算する」と考えてきたけれど、この二つを混同して考えると酷いことになると分かった。

死の瞬間どうであって欲しいかというのは、漠然とした大きな設定をするべきでここに具体的詳細なイメージを考えようとすると、苦痛しか生まないし変化する未来についていけなくなる。
年単位の計画もある程度ざっくりと決めるに留めなければ、実行できなかったことの山に埋もれて自己肯定感が下がるだけだった。

どのくらいの期間を詳細に決めるべきか考えた結果、1~3か月先くらいまでは可能なら日付まで決めた方が良いけど、それより先の1年くらいは週単位、月単位くらいの粒度にしないと、自分で自分の余裕(スラック)を奪ってしまい、予定をこなす事に一生懸命で見直したり評価したりする余裕が無くなるという経験をした。
しかも余裕がないときに想定外の事が起きるとあっという間に計画は破綻するしリカバリーすることもできない。
やってみて初めて分かる事もあるので、見直ししないで突き進むのは最悪でした。

本に書かれていることは真実なんだと思うけど、実行するのは難しいね…と結論しました。

史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル

これからは『今週のまとめ』的に書いていこうと思う

続けるのって難しい

インプットの質を高めるためブログを始めてみたけれど、やり方も分からず手探りって辛いですね…メモとして考えた場合、Wikiのように蓄積していく実感がないし。

少し前まで勝間和代さんの塾に入っていたのだけれど、しばらく忙しくなるので退会した。 退会するときにコミュニティへの自分の投稿を全て保存しておいたので、参考にするため読み返してみると…

最初は毎日のメルマガですら読むのが辛かったのに、いつの間にか本を読みまくるようになり、文章も週のまとめみたいな書き込みから始めて、自分の意見を書き込めるまでになっていた。

因みに、初回の書き込みでは今日と同じようなことを言っているし…w

また週まとめから始めてみようと思う。

炭水化物が人類を滅ぼす

苫米地英人さんのTPPの本を読み終えた後、「炭水化物が人類を滅ぼす」を読んだ。 以前、勝間塾で紹介されて知った本。

コミュニティでは「果糖中毒」を読んで、その副読本的な紹介のされ方だったけれど思ってたよりずっと面白かった。

因みに、続編も出ていて、「炭水化物が人類を滅ぼす?糖質制限からみた生命の科学?」という。 3冊のAmazonリンクも下の方に貼っとく。

カロリー計算は当てにならない

カロリーって食べ物を燃やして発生する熱量だって知ってました? 自分は知りませんでした。

燃やしたら脂の熱量が高いのは当たり前ですよね…

生き物が何かを食べて、身体を構成する材料や活動のエネルギーにする過程は複雑なので、燃やした熱量などではない事が詳しく書かれている。

そもそも3代栄養素なんてざっくりした分類も雑すぎるし… 植物性のタンパク質と動物性のタンパク質は成分が全然違うらしいし、最近は植物性の油が体に悪いと言われるようにもなっている。

砂糖は毒?!

身体に害があるものは肝臓で分解されるけど、果糖も肝臓で分解されるらしい。

よく食べているお菓子には砂糖が入っているけれど、砂糖は果糖+ブドウ糖で出来ているし、最近のジュースは大体「果糖ブドウ糖液糖」か「ブドウ糖果糖液糖」(多く含まれる側が前に来る)が入っているので、果糖をしょっちゅう摂取している事になる。(肝臓が疲れるわけだよね…)

果物にも果糖が含まれているけれど、ビタミン類とブドウ糖も含まれているので食べ過ぎなければ問題ないらしい…細かいところどうなのか気になるけど。

しかも、果糖が肝臓で分解されると血糖ではなく中性脂肪が増えるらしい…

普通は血糖値が上がると中性脂肪も上がるのだけれど、果糖は血糖値が上がらないから満腹感を感じないまま中性脂肪だけ増えるらしいのだ。恐ろしい…

食べ物から摂れる3代栄養素について

糖質の話ばかり書いてしまったけれど、糖質を控えたら何を食べれば良いのかというとタンパク質です。

豆類は発芽するための栄養素を蓄える部分にあたるわけだけれど、その蓄える栄養素として、脂質、糖質、タンパク質のいずれかが多く含まれている。

豆類もどれが多く含まれているか確認しないと、糖質を摂り過ぎになって意味がありません。

そう考えると稲、麦は糖質が得に多い穀物と考えられるな…なんて思いながら読んでいた。

そういえば草食動物の中でも牛は、植物の細胞壁セルロース:多糖類)を栄養にする能力(4つある胃にセルロースを分解する酵素を出す微生物を飼っている)が高く、草だけを食べていても生きていけるらしい。

ウサギや馬も草食動物だけど、セルロースを分解する微生物の量が少ないから、デンプン(糖質の材料)を多く含む根菜を好むのだとか… 草食、肉食なんて単純化して考えちゃうけど色々あるんですね。

肥満と成人病予防には糖質を控える事

んで、結果は糖質を摂り過ぎると血糖値が上がってインスリンが分泌されて肥満になるし、インスリンの分泌に問題が起きると血糖値が上がりっぱなりになって血管系の病気になるので、糖質は控えましょうという話でした。

あと低GI食でも有名な話として、パン、ごはんなどの危険なところは、摂取した直後に血糖値が急上昇する点にあるのだとか。

血糖値を上げるホルモンは複数あるのに、下げるホルモンはインスリンしか無いから、大事にしましょうとも書かれていました。

東京ゲートブリッジ

苫米地英人さんの本と炭水化物の本を読んでいる時、東京ゲートブリッジ周辺を散歩していたのだけれど、あの辺りはあまり潮の香がしないんですね…

それと東京ゲートブリッジは作りがシンプル過ぎて、美しい景色を眺めるより不安を感じました。 レインボーブリッジと比べて随分揺れるし高いし…多分もう渡らない かな…(-_-;)

新木場から東京ゲートブリッジの間にある、海岸線の遊歩道はいい雰囲気なので残念だなと思いました。

また都内の散歩コースを探そうっと。 まだ書いてないけど、等々力渓谷や東京上水緑道も良いです。

Amazonの購入したKindle書籍をリストにしてみる

ふと気付いたら、Kindleで購入した書籍がほとんどダウンロード出来なくなっていました。
ググってみたら、操作を誤ってライブラリから削除してしまったみたい… 削除してしまった本の復旧はカスタマーサービスに連絡して戻してもらうらしい。

だけど、復旧してもらった結果が正しいか分からない、そこで購入した書籍のリストが欲しいなと思いました。

ウェブから情報を得るならスクレイピングが役に立つ

そう思って、昔勉強した「Excel VBAIEを思いのままに操作できるプログラミング術」の書籍を参照しながら作業をしようと思ったら… それも消えていました。面倒い…

とりあえず概要は覚えているので、ググってブラウザの起動とHTMLドキュメントの取得までを作成。

昔仕事でXMLを読み書きするVBAスクリプトを作ったことが有ったので、その時と同じくXPathを使って操作しようと思いAmazonの購入履歴を「Kindle」で絞って見てみたら…
HTMLは書式が自由過ぎてXPathでアクセスするのは面倒くさいことが分かる。

そこで方針変更、ID、class、tagを使ってアクセスすることにした。

自動操作系は面倒なのでパス

取り合えず、自動ログインとかページを次に進めるとかは、ボタンに見えたものがspanタグで作られていてクリックする方法を調べたら面倒くさそうなのでパス。

手動でページを開いて表示されている購入履歴を読み込んで、EXCELのセルに代入するだけのものを作る。

取得してみたら書籍名以外にも同じclass名を使っていて、ゴミ情報も拾ってきたのでIF文で排除、取り急ぎリストの作成が出来ました。  

Dim strBookName As Object
Dim intRow As Integer

intRow = 1
While 1
    For Each strBookName In htmlDoc.getElementsByClassName("a-link-normal")
        If strBookName.innerText <> " " And strBookName.innerText <> "注文の詳細" Then
            'Debug.Print strBookName.innerText
            Worksheets("Sheet1").Select
            Cells(intRow, 1) = strBookName.innerText
            intRow = intRow + 1
        End If
        DoEvents
    Next
    DoEvents
Wend

日本人の根底にある考え方

日本のお金が支配されるまでの歴史

Amazonのお勧めで、何気なく「明治維新という洗脳」という本を読んでから、苫米地英人さんの書籍が面白くて読み漁っている。

明治維新という洗脳」「日本人の99%が知らない戦後洗脳史」の2冊は、江戸時代に物の価値の計り方が米から通貨に切り替わるとき、如何にして通貨発行権がヨーロッパ(ロスチャイルド)の支配者たちに奪われたか…という話。

 ここから「現代洗脳のカラクリ」、「TPPに隠された本当の恐怖: ついに明らかになった危険すぎるシナリオ」と今の話に向けて読み続けていった。

直近のTPP系の話は2016年に書かれているから、TPPの協定文書と各国の付属文書(1500ページを超える英文らしい…)をもとにした予言になるわけだけど、昨年末についにTPPが発行されてから種子法が廃止されるなど、予言は現実になり始めている。

このまま書籍に書かれたことが現実になっていくとすると、国をまたがる巨大企業が日本の産業を支配していく怖い現実が待っている…さらに国民皆保険制度や国の入札にも介入してくるらしい。

すごく嫌だ。

どれもUnlimitedなので気軽に読めるのも良い点だと思う。

明治維新という名の洗脳

明治維新という名の洗脳

 
日本人の99%が知らない戦後洗脳史

日本人の99%が知らない戦後洗脳史

 

 常識が書き換えられた歴史

んで、今楽しませてもらっているのは、「脱洗脳教育論」です。
日本人は知らないうちに儒教道教に洗脳されている…とする内容です。

なぜ知らないうちかというと、インドで始まった仏教を中国で布教する際に儒教の要素を混ぜ込んで儒教化仏教が作られて広められた為だとしています。

要するに日本人は仏教と一緒に儒教を輸入しちゃったのか、輸入させられたのかだという事です。

インドというとカースト制度が有名だけど、儒教カーストの考え方を内包していると書かれていて、自分の仲間とそれ以外を分ける考え方が含まれている証拠をいくつか示しています。

そしてカーストを維持する仕組みとして差別があり、自分より上の階層に憧れ、自分より下の階層を見て安堵することで仕組みを安定させているそう…

読んでいて、これもそうかなと思ったのは年功序列年功序列も従業員を奴隷化する仕組みと書かれています)が崩れたら、男女の雇用差別の話が出てきたこと。

年功序列がなくなって、やる気を失った男性社員を鼓舞するかのように話題になりました…巧みに差別の仕組みが取り入れられていて分かりにくくなっているんですね。

そういう意味では(日本版の)ロスジェネ世代が話題になっているのも、特権を失って落ち込む日本人を鼓舞する策なのかもしれません。

また、少し前「FACTFULNESS」という本が人気になっていたけれど、あの本も差別について触れていて、差別は「こちら側の人」と「あちら側の人」という考え方が根底にあるという事でした。

儒教の「忠」「考」「義」に埋め込まれている、仲間とそれ以外という考え方も差別を生み出す仕組みそのものなんだなと納得した次第です。 

因みに、なぜインドや中国にカーストが必要なのか、また日本に儒教カーストを取り入れることの意図は何かというと、支配者が管理しやすくするためだそうです。

支配者は英国でいうところの上流階級、中流階級の人たちで労働しなくても生きていける人のこと、だから働かなくても収入を得られる人たちが、被支配階層の労働者を管理するための仕組みが儒教でありカーストという事でした。

脱洗脳教育論

脱洗脳教育論

 
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

 

運用はお気を付けて

色々と面白い説を展開してくれる苫米地英人さんですが、苫米地さんの言う通りに行動しても賢くなれるわけではないのでご注意ください。

あくまで自分の内的世界の充実に有用な部分だけ取り入れて、考察を深めるために有用な書籍だと思い紹介させていただきました。

また苫米地さんのコミュニティやセミナーは高額なので費用対効果を考えてくださいね。

自分は常々コミュニティやサロンは、TVで稼げなくなった有名人が自分でスポンサーを集めて収入を得るために考え出したビジネスモデルだと思っています。

だから、コミュニティやサロンに入れば何かが得られるという姿勢では、何も得られないと考えています。

それと、TVで稼げなくなったといっても勘違いしないで欲しいのは、TVに呼ばれなくなったという意味ではなくて、TVそのものの人気が落ちてきて番組がじり貧になっているという意味です。

TVに呼ばれなくなった=集客力を失った芸能人では、コミュニティやサロンを始めても人が集まらないので…

コミュニティやサロンにも、支配者、被支配者の構造が存在する…人間とは支配し、支配される存在なのかもしれませんね。

 

人と一緒にいると、自分の心が感じられない。

人と関わっていると一緒にいる間は楽しいのに、家に帰ってから不愉快な気持ちになり、最終的には人と関わると不愉快になるという記憶で上書きされる経験を積み重ねてきました。

どうやら自分は人と会っている間は無意識に自分の気持ちを封印して、相手に合わせてしまっているようで、後になって自分の気持ちを無視されたように感じて腹が立ってくるのです。

気持ちを無意識に封印しているときは、自分でも本当に相手と気が合っているように感じているので厄介です。

そんなときに、Amazonのおすすめで見つけたのが「心がつながるのが怖い 愛と自己防衛」という本です。

心がつながるのが怖い 愛と自己防衛

心がつながるのが怖い 愛と自己防衛

 

自己防衛の機能が自信を阻害する

色々な理不尽な状況から心を守るため、一時的に自分の心を感じ取れなくする機能が、人間にはあります。

その状態で、どこにも安心できる場所が無く、かつ長いあいだ続くと、だんだん心が感じている事に自覚がなくなり、最終的には何も感じなくなるようです。

そうなると何も感じていないはずなのに、自分で自分を追い詰めるような自滅的行動をとるようになります。

この本に出てくる人たちは何かしら理不尽な目にあって、心が感じている事に自覚がなくなり、自滅的な行動をとっています。

自滅的行動というのは、ちょっとした失敗を理由に自分は無価値な人間だと思い込んだり、自分に見向きもしない人ばかり好きになって振り向かせることに夢中になって、自分は誰からも愛されない人間だと思い込んだりする、神経症的行動の事を言います。

父が亡くなったとき、何を感じているのか理解できなかった 

自分は元々感じていることを自覚しにくい方でしたが、父が亡くなったときこの傾向が感じられて、このままでは危険だと感じました。

そこでこの本が目に留まり読み始めたのですが、最初は心が感じていることを自覚出来ても、曖昧かつ複雑で、全ての感情がごちゃ混ぜになったような変な感じがしました。 

それを一個づつ分解して解釈していった結果、前回書いたような結論にたどり着いたのですが…

まだ一日中、虚しいような感覚に陥るときがあるので、自己防衛機能の暴走と自滅的行動について、注意して生きていきたいと思います。 

 

ノルアドレナリンから色々考える

数年前、鬱を患ったときにSSRIを処方された。

ある時処方されている薬に重大な副作用が見つかって薬が変わった。するとまるで効かなくなった。
気になったので効果が有った薬と、効果が無かった薬の違いを調べたところ、わずかな量のノルアドレナリンが含まれているかいないかだけだった。

それ以来ライフワークのように取り組んでいるのがノルアドレナリンに関する記事を検索することです。

調べてみるとADHDの人に、ノルアドレナリンの再取り込み阻害薬を処方している事が分かり、自分もADHDの検査を受けて、めでたくノルアドレナリンの再取り込み阻害薬を処方してもらえました。

これが約1年半前…

鬱というと、セロトニン不足と言われる事が多いので、最初にノルアドレナリンって何ぞや?という疑問を持ちました。(アドレナリンなら知っていたんだけどね…)

 

不足すると無気力や無関心になるらしい…
それって、「自分の人生ずっとそうだったじゃん」と思いました。

ure.pia.co.jp

他にも判断力や眠気とも関係があるみたいです。

日常的に眠気が強くて苦労しているので(椅子に座ると自分の意志とは関係なく、意識を失うようにして眠ってしまうことがあります)色々と関係ありそうです。

逆に夜眠れなくなる睡眠障害も持っていますが、それはノルアドレナリンとは関係がなさそう。むしろセロトニンの影響みたいです。

なぜ、生まれつき(と思えるくらい長く)無気力なのか

自分は真面目に取り組んでいるのに、周囲からは「やる気が感じられない」とか「やる気が無いなら出て行け」と言われ続けて理不尽な思いをしてきた私ですが、どうもノルアドレナリン不足に原因があったと分かってすっきりしました。

ポジティブ坊からは「勉強だけして行動しないなら意味がない」なんてことも言われてきました。
勉強するだけでも普通の人より気力を消耗するので、行動する前に力尽きていただけなのです。その事から、ずっとやるせない気持ちと枯渇した気力(気力は有限の資源です)を抱えて生きてきました。

今はノルアドレナリンの再取り込み阻害薬を服用して、ノルアドレナリンがやる気を発揮させてくれているので、surfece pro6を買って外出先でブログを書いているわけです。

その点はスッキリしました。

 

またある時、鬱とノルアドレナリンの関係を調べていたところ、面白い記事を見つけました。

www.amed.go.jp

自分を責める傾向が強く、不眠や食欲低下が強い鬱患者は、ノルアドレナリンの量をコントロールする部分の密度が高くなっていることが分かったようです。

へ~なんか学習性無力感とも関連がありそう…と思ってググってみると、以下のような記事も見つかりました。

resiliencem.com

学習性無力感とノルアドレナリンを関連付けている記事は多く無いので、もしかしたら間違っているかもしれません。
ただ、私の中では、無気力、眠気、鬱、注意する対象を制御できない(ADHD)が一本に繋がり、すごく納得しました。

鬱のパターンは無数にある

鬱に苦しみ、本気で抜け出したいのに抜け出すだけのリソースが無い人へ、SSRIだけが答えじゃないと伝えたい。

私の場合、ここまで核心に近づけたのは自身の論理性もあったけれど、勝間和代さんのコミュニティ【勝間塾】の存在も大きかった。

気力が尽きて考えるのをやめてしまっても、日々送られてくるサポートメールで考えるきっかけを与えてもらえたし、自分の調査能力不足(当時は読書も不慣れだった)は、推薦図書を読み続けることで各段に上げてもらいました。

人によって鬱の出口は様々なので、あなたに合った方法が見つかるまで少しずつで良いから、自分を責めずに出口を探していってください。