Johnny & Kate


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この頃、カラー作品ばかりに取り掛かっていた(2ヶ月後に公開予定)。

今回は鉛筆とシャープペンシルでの模写。

描き慣れたケイト・モスと、その元彼であるジョニー・デップのツーショット。

デップ?ディップ??

ケイトの斜視は魅力的。

ヒゲについては拘りがあるため、描いたり消したりするうちに紙が掘れた。。。
ご存知の方も多いかと思うが、私はMs.ヒゲフェチ。

白、黒、グレーから成り立つモノクロ写真には、想像力を高める力がある。
完成形がカラーであっても、つい試しにモノクロで加工してしまう。


それがカラーよりも気に入ってしまう場合もあったりする。


昨今は、うんと昔のモノクロ写真をカラー化するプロジェクトチームが注目を集めている。

アインシュタイン博士、チャーリー・チャップリンマリリン・モンローがカラーになった写真を見て、まるで現世に生き返ったかのような錯覚に陥った。

カテゴリーは違うものの、私の作品の定義と似ていたりする。




How to

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①ラフ
いわゆる下書きです。
普通の鉛筆を使用します。
この時点では似せていません。
唇の感じが④と違います。
顔のパーツの位置をなんとなく決める感じです。
ここで完璧に描いてしまうと、後に線を消していくので損をしたような気持ちになるからです。



②③色入れ
簡易なイラストと違い、”ペン入れ”の作業を飛ばします。
消しゴムをかけながら水彩色鉛筆を使用し、ベースとなる肌色を全体に塗っていきます。
次に被写体の命ともいえる目を描きます。
特に眼球の部分には光が入るよう、丁寧に力強く描きます。
たまに紙の表面をえぐってしまうことがあるので、慎重に作業を進めます。
女性の場合はメイクも施します。
紙の質にもよりますが、チークは本物の粉を叩く方法を用いたりします。
これが楽しくなりすぎて、おてもやんになるといった失敗例がありました。
(実際のメイクも同様かと思いますが、最近はイガリメイクが流行していますね)
髪の毛のツヤと流れはシャープペンシルで表現します。
これがまた気の遠くなる作業で、小分けにして塗っていくのですが、髪の毛だけでも6つの色を使っています。
集中力が続かない時には休憩をとります。



④仕上げ
改めて①〜③を見直し、影になる部分のトーンをより濃い色を足して下げたり、ハイライトを入れます。
人間の骨格をきちんと意識します。
絵も物事も辻褄を合わせることがポイントです。
線の始点と終点が合わないとぐらぐらとした絵になってしまいます。
よって、人間の骨格を理解することは最も重要だと言えます。




散々、語りました。
私は美大や専門学校を出たわけではありません。
すみません。




独学です。


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悪しからず!!!

画家??

”誹謗・中傷を避けたいのならイラストレーターには向いていない”という文面を、どこかのサイトで読んだ。

さらに、”それが嫌なら画家になれ”と続く。




ヤダね。





例として、ピカソは有名な画家の一人で《ムンクの叫び》や《ゲルニカ》が代表作だが、非常に残念で申し訳ないことに魅力を感じない。
私の感受性という名のアンテナが狂っているのかと悩んだ時期すらあった。
ゲルニカ》を耳にした時には歯磨き粉だと思い込んだものだ。

現に今このブログ上でピカソを中傷していることになる。



事実。

画家も有名になれば誹謗・中傷の対象じゃん。




確かにイラストレーターときけば、割とポップで親しみやすい印象を受ける。
それだけ日常的に、作品が人々の目に触れる場面が多いからだろう。
雑誌や小説の挿絵、CDのジャケット、近年はイラストレーターがエッセイを出版することも多い。
普通の生活を送る人々にとって、様々なメディアで見かけるもののほうが密接性が高いと言える。



「あ、かわいい!」
「変な絵!」

などとナチュラルに評価できることになる。




画家となると、油だらけのアトリエに石像が何体も転がっており、入り口に背を向けて筆をとっているような、いかにも頑固そうで偏屈な人を想像してしまう。
しまいには作品に集中しすぎてお風呂に入っていないのね。
※あくまでイメージです


そんな私も相当な偏屈なんだけどね。


有名な画家の作品には重厚な額縁の他に、さらに大理石や赤い絨毯という枠におさめられており、非日常的な空間の中でじっくりと鑑賞するものである。

その辺のスーパーで長ネギを買っているような私には、敷居が高すぎてなかなか入れない。

画家の意図を考えたり、到底理解できないような世界に浸ることになるのだ。
画家は客を選ぶ。





そして、大体は死んでから金になる。







これはもう。
時間と労力のムダ。
※あくまで個人的な意見です



現代は何でもデジタル化しており、風の噂では漫画家の鳥◯明先生ですらアナログをお捨てになったそうだ。
作品を比較してみると、画風は変わったものの独創性はご健在だった。

アナログからデジタルへの完全な移行は、当初からのファンにとっては悲しいことなのかもしれない。


しかし、世に作品を出す者にとって、見る側に自分の絵だと一目で解ってもらえることはありがたいはずだ。





おや?
そういった意味ではピカソってわかりやすい画家なんじゃ……。


もちろん自分にも絵の好き嫌いがあり、全体的にぼんやりとした作風よりはぱっと目をひくような筆圧が強めの作風を好む。
これは自分の作品に反映されている。


絵を描く道具としての紙とペンがなくなる日は、そう遠くないのかもしれない。

結果、私にはどちらも向いているとはいえないのだが、今後ともゆる〜〜くフリーのイラストレーターとして細々と活動していくことが自然な流れである。


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↑久々の模写のモデルは高橋宏貴さん。


MacBook、買おうかな。










Scars Borough【2】

素敵な出会いに感謝をこめて、Scars Boroughさんをイラストで表現。

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MARCHさんのひとことで、昨夜は夢でお会いできた。

いちばんお気に入りのMVはコチラ。
【ベッドスプリング シンフォニー】

#scarsborough #illustration #drawing #music 

フリスビー

ちょうど良い風のなか、自宅のドッグランでモカとフリスビーで遊びました。

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ご覧の通り、少々ぷくぷくしてきたのでダイエットを兼ねています。

しかしながら、全くキャッチが出来ません。



フリスビーは初めてなんですけどね。



”落ちたフリスビーをくわえながら私から逃げ回る”という遊びらしいです。

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なんだか似ています。

さて、今夜から絵を描きます。
明日中に仕上げます。








Scars Borough

Scars BoroughさんのLIVEにお邪魔させていただきました、の巻。

札幌に到着後、まずはMARCHさんが愛してやまない”みよしの”でランチ。
餃子カレーを食えと言われていたのに、あえてチーズカレーを注文した私。
優しいMARCHさんは「そこは違うやろ」とツッコミと餃子をチーズカレーに入れてくれた。
へへ、オイシイ。


リハーサルでKYOKOさん、本郷さん、高橋さんと合流。

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私は思った。

もう既にそれぞれがカッコいいのだが、4人が同じステージに立つとより個性が引き出され、とにかく眩しい。

オーラの出方が半端じゃない。

まだリハーサルなのに。

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「め、目がぁぁあーー!!!」
※これは高橋さんのヤツですが、使い方がよくわからないのでニュアンスでお願いします

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ドラマー、高橋宏貴さん。

見つめ過ぎたのか、この時点でドライアイの症状が出現。
目薬を忘れたので、自発的に涙を促し徐々に緩和。

自己流。
くぅ。
でも、シアワセ。

本番まではKYOKOさんとMARCHさんと3人ですすきのを練り歩き、お茶をしながら色々な話をした。

せつな可愛いニャンコを救ったKYOKOさんは偉大。
コンビニのATMにて「ちょっと三千万おろしてくるわ」の一言で「ああ、嘘だなぁ」と相手に与える安心感。
素敵な髪色なのに「ヘヴィメタみたいじゃんねっ!!」と仰る。

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存在がセクシーなKYOKOさん。


「これは口の中にミラノの風がふきますよ」とイタリアンプリンを高橋さんに勧めたところ、いつの間にやらオーダーし食べていらっしゃった。


特に感想もなく。


これはダーをしたという事だろうか。
※高橋さん用語は使用方法を間違えると、関係性によってはとてつもない破壊力になるため、注意しなければならない

Scars Boroughさんはスタイルが良い上に、面白い。

本郷さんの歌声が素敵だなと思っていたら、なんと地声まで素敵だった。
打ち上げではたくさんお話ししてくださった。

”こんな本郷さんはイヤだシリーズ”で、異様に声が高かったらどうしようと考えていたことをご本人に伝えると、ノリノリで「本郷です(高め)」とやってくださった。

”ギターのFコードが綺麗に奏でられない”という私の悩みを真摯に聞いてくださり、アドバイスを実践すべく帰宅後にギターに触れてみたものの、やっぱり私は楽器は向いていないらしい事に気付いてしまった。

10万円のベースを購入し、弦を押さえる力が足りずほとんど弾かないまま諦めた過去があるというのに、全くもって学習能力がない。
だけど、いつかは弾けるようになりたい。
その気になった日には、本郷さんのアドバイスに基づいて練習したいと思っている。



よく言われる言葉=「何になりたいの?」



Scars Boroughさんは気前が良い。


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本日は朝の3時まで呑んでいた。
そして私はまたもやMARCHさんと”みよしの”で餃子リベンジ。
満足したのだった。

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まるで恋人と別れるような寂しさで、車内でグズグズ。


LIVEは私が感想を語るより、あなたの目で観て聴いて感じてください。
【Scars Borough】

「め、目がぁぁあーー!!!」
(合ってるのか不安)

多目的に対応のスペース、ライヴ等のブッキングはコチラ!!
【Crazy Monkey】


Scars Boroughの皆さん、札幌クレイジーモンキーの北野さん、スタッフの皆さん、貴重な体験と楽しい時間をありがとうございました!!
また秋に!!!