mofumofulabo

いろいろこねくってみたい

保育士の給与は低いのか、高いのか?

こんにちはタイトルの答えはずばり、低い!です。

ただし、これには※印をつける必要があると思います。

 

まず、保育士さんと一口に言っても、

その資格を得るためにはいくつかのコースがあります。

2大コースとしては

①大学・専門学校で保育士資格取得(保育技術の実技やピアノテスト・実習あり)

②国家試験を受けて保育士資格取得(実習なし)

2つがあります。

 

さて、恐ろしいことに、②は実習がないのです!

 

保育園で勤務するだけが保育士資格の使い道ではないので、直接子供の保育に携わらない保育士もいます。

が、大抵の保育士資格を取った人は子供を直接保育する現場に出ます。

 

・・・・国家試験の問題は、1次試験で教育・養護・福祉などの知識と2次試験で読み聞かせや演奏の課題(きちんと対策とれば楽)がでます。

現場で使える保育技術なんてなんも出ません!(ペープサートやエプロンシアターは用語のみ。)

 

怖いですね。保育技術は保育雑誌や研修、同僚から地道に学ぶしかありませんでした。国家試験組はこのように、資格や知識ありますが、肝心な現場では最初は使い物になりません。(もともと保育所でアルバイトずっとしていた、とか、ピアノ倣っていたとかなら別)それでも、保育士。

 

方や、①のコースで実習をみっちり行い、保育系の大学としては偏差値も高く、歴史のある大学を資格取得して卒業した、いわばエリート保育士様。ピアノもばっちり。

 

さて、こんな二人が同じ保育園に。(採用段階でまず低い確率ですが・・・。エリート様が相当自分を安売りしたのかな…。)

低賃金なのは一緒。

 

①の人、浮かばれません。すごく浮かばれません。教育コスパ悪すぎ。

②の人、うーん、頑張って。でも頑張っても賃金上がらないけど。

 

何が問題かというと、保育士は質が良かろうが悪かろうが、みんな似たような低い賃金で、頑張りを評価して給与に反映させる仕組みがない。

他の業種に比べると、その発想自体が乏しい。

もちろん、主任手当とかはありますよ。でもそれは職責や業務量に対して見合っているとは言い難い。

結果、貧困や人間関係、心身に限界がきて潰れていく保育士さんが後を絶たないのですよ。

超激務の看護師さんたちは給与もある程度あるので、激務の後スパで疲労回復とかできるんですが、保育士にそんなお金は、ない!!

 

業績評価もなく、みんな一律低賃金で過重労働させられる組織が伸びたケースある?

 

保育は専門職です。資格を取ってからがスタートラインとは皆言いますが、

現行、そのスタートラインの質すらバラバラ。

横道ですが、保育のマネジメントの難しさはこの職員の質のばらつきの大きさもあるんじゃないかな。

 

保育士給与は総じて低い。一番酷いのは、専門職として恥じることない技量と責任感を持った保育士に対する評価と、給与報酬。

 

おわり

やる気と本気はイコールじゃない

英語を勉強してるモフモフです。

やる気はありますが、
英語を使う切羽詰まった状況ではないので、
本気ではありません。

気が向いたら英単語アプリや瞬間英作文してる程度。

かたや相方は英語を仕事で使う。
それで食えるレベルですし、
おまんまと直結してるので、
勉強量も本気度も違う。

やる気だけじゃ駄目なんだ!とよく見かけますがその通り。
じゃあ本気って何かというと、
目的を実現させるための仕組みがある状態に
自らを進んで置けることなんじゃないかと。

モフモフしてたらあかんのです。
せめてmofumofuと常日頃からアルファベットを強制的に使うようにしたり、英語を1日一回使わないと生活が回らないようにしないと(-。-;)。

英会話スーパーマーケットとか、英会話コンビニとか英会話自販機とか、受けるんじゃなかろうか。

「つまらい人間」という言葉を使う奴は、実際は「自分スゲー」と思っているのか。

つまらないモフモフです。

つまらぬものですがどうぞ。

 

「つまらない人間」という言葉。謙遜やら歌詞やら日常会話やらで使われると思います。

 

今ニュースになっている故父ブッシュ元大統領が大人たちに対して、

自分のことを

「ワタシハ、ツマラナイニンゲン、ダヨ」と生前おっしゃったら、

 

「いえいえ何をおっしゃっているんですか。貴方が『つまらない人間』なら

私は、布団たたきで出たゴミのような人間です。」

と答えるでしょう。

 

しかし、これが赤ちゃんにとってなら、

つまるも、つまらないもないでしょう。

 

そもそも、海外では自分を卑下するような発言は極力しないので、

あえて自分を卑下した言い方をして、

対人関係が円滑に回るのは日本ぐらいなものでしょう。

 

「つまらない人間」という言葉は、

人間には「価値ある人間と、ない人間が存在する」

という価値観を共有した共同体の中で使える言葉であり、

 

あえて使うことでメリットがあるのはさらに限られた

共同体の中、ということになるでしょう。

 

タイトルの通り、「自分スゲー」と思っても「つまらない人間」と半笑いの顔で言えるのは日本人が主かと。

 

さて、

結論をのべましょう。

「つまらない人間」という言葉を自分に対して使える大半の人は

他者と自分を比較し、ある程度客観的に自分を「このぐらい」と

判断して使っており、

日本社会では、一定数

「『つまらない人間』なんて自分を言える俺、スゲー」

という輩がいるかと。

 

そう、モフモフスゲー!

 

自意識過剰! (集英社文庫)

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盛大な勘違いをしていたあの頃

 こんにちは、ハムスターを飼ってもふもふしたいモフモフです。

ハムスタ、いいよね。

 

さて、この方のブログを読みまして、

昔の自分の恥ずかしさを思い出してしまいました。

 

reno-coo.hatenablog.jp

 

モフモフは大学の教育学部出身です。

それ故、「人がどうやったらよく学び、育つか」について

一番体力、気力、頭の働きが良い時期にリソースを割いた結果、

「プロセス重視型」の傾向が。

なにが問題かって?

 

教育は学び続ける意欲を保つために、時として結果は求めず、プロセスを評価することが多めです。特に公立の義務教育機関は運営の資金繰りなんてあまり意識する必要ありませんしね。

いや、あるとも!と反論もあるでしょうが、

売上次第で存在自体消し飛ぶお商売とはやはり立ち位置が異なります。

 

ともかく、結果よりもプロセス重視の傾向が高まり、

・仕事は自分がやりがいをもてて、他の人の役に立つもの!

・お給料もらってやってるうちに、結果(成果)は後からついてくる!

という価値観に。

 

はい、ブー。

こういう考え方をしていいのは、資金に余裕のある、大きな組織の一社員か、

その人自身がお金持ちでべつに働く必要も差し迫っていないとき。

 

スタートアップ企業や、生活資金の少ない人間は

・まずは望む企業活動や生活を維持する、売り上げや給与が大事!

・成果を出せる仕事に注力する!

・給料は自分が働いて生み出した売り上げから分配されていると考える。(ブラックでなければ)

と考えて、まずは売上や給与重視です。

昔の自分は、そこを間違えてしまい、

中規模の会社で、採算度外視の企画を自分のやりたいようにやって、

売り上げも出せず企画倒れでした。

 

本当にお客さんのこと考えたら、自分のやり方なんていいんです。

お客さんが「お金を払ってもよい。」と思えるところまで仕事の精度を上げる。

そういう努力をしろよ、と昔の自分に言いたい。

たまたま楽な子が2番目に生まれた

タイトル通りです。

我が家は2人の男児がいます。

1番目はマイペースで感じ易く、見て見て!と手がかかる方。

(私が子育て初心者だったことも影響大ですが・・・。汗)

2番目は頭の回転が速く、協調できる能力も高い。状況に合わせてどんな遊びも自分で楽しめます。

 

二人目は楽だなぁ、と常々感じてしまいます。

大人の手を煩わせないことが良い子というわけではないし、

こういうタイプが思春期に大荒れする可能性も秘めてるので、

楽な次男でも不安はつきません。

 

目立つ長男の気持ちだけでなく、控えめに主張される次男の気持ちにも

耳を傾けないとなぁ、と反省しきり。

 

あ、長男と私はとても似たタイプ。

マイペースな人間が2人。マイペースに家を散らかし、管理しています。

必然、幼稚園児の次男が抜け漏れを指摘してくれます。

かけ忘れた自転車のカギを教えてくれたり、ウッカリおいて忘れた小物を教えてくれたり、忘れていた今日の予定を次男が気づく。

 

ん~、次男にはこんな母で申し訳ない、と土下座。

 

 

 

 

 

 

下が育つ人と育たない(最悪潰す)人の違い

仕事をしていると、

「あ、この人は人を育てる人だな。」と思える人がいます。

 

人育ての色々な本が出ているのであえて語るのも野暮ですが、

モフモフ的には、

 

・感情は抑え気味にその場できちんと注意できる

・何がダメだったのか相手に伝わる言葉で伝えられる

・うまく出来たときは認める

 

の3点を抑えている人だとおもっています。

逆に人を育てられない、最悪の場合部下をうつ状態にする人は、

 

・常に不機嫌で感情的に怒鳴り散らす(暴力)

・問題に対して具体的な説明はできず、人間性を非難する。

・基本褒めない。行動をすべて否定する。

 

他にもあるかもしれませんが、暴力でショックを与えた後、自尊心をじわじわ下げていくというスタイル。

モフモフも出会った事がありますがこういう人の下につくと最悪。

すぐに逃げて!と言いたくなります。

いや、本当はこういう人間こそ会社の指揮全体を下げるので、

「でてけよ!」と言いたいのですが、

こういう人間こそ会社にのさばれることが多い。

 

むしろ、こういう人間は「ちょっと自尊心が弱い人間」を見つけるセンサーが高く。

ターゲット化して攻撃していきますね。職場いじめ。なんでしょー。

 

恐ろしいことに、人間は「自尊心が弱い人間」に対して「相応の待遇」を認める心の傾向があります。

「ひどい目にあっているのは、彼にも原因があるのかもしれない。」

「今の状況は彼が招いたものだ。」と。

 

半分当たりですが、理不尽な目にあう理由はありません。

 

今「人が育たない人」の下にいる人は、今すぐ行動は変えられなくても、

「自分も悪いかもしれないけど、そこまで言われる筋合いはねぇよ!」と

引いた目線で状況をとらえて、良好な環境に脱出を図りましょう。

 

ちなみに、「人が育たない人」の下に、威圧感のある若干ヒステリー気味の部下が付いた時の話。

その部下が何か指摘を受けた際に

「は?(-□-怒)」

と一言発しただけで、「人が育たない人」はビビるように。

ロクに指導できる人間ではなかったので、いつものオラオラスタイルができない相手にはもはやなんの力もない人間になってしまいました。

 

今頃、どうしているかなぁ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌ファクトリーの山本二三展いってきました。

札幌ファクトリーでやっている山本二三展行ってきました。
ナニソレ?という方はこちら。

http://www.hbc.co.jp/event/nizou/

美術展って、時々行くのですが、自分の中で判断が難しいものです。

その場で見てるだけならマンガの方が楽しい!

でも、美術館でみた作品は
見たときは「ふーん」とか「素敵ね」
という感想が多い。
しかし後からジワジワくる。忘れられない。

自分の中に「ピンとくる」一つ引き出しが増えるような感覚でしょうか。

さて、肝心の二三展。

細かいですね…元々建築学んだ人だからでしょうか、存在を知ってる柱を省略するのを極力したくないのかしら。糸みたいな細さの筆使いで柱の陰影が描かれています。

一枚一枚の絵は大きくてA3、A2若程度。
書き込まれてる量に対して圧倒的にキャンバスが小さいのですよ。
それでも超絶技巧とダイナミックな画面構成で広がる世界観を感じさせます。

写真とは違う、デフォルメと緻密さの絶妙なバランスを、許されるギリギリまで近づいて筆跡を鑑賞していました。

眼圧上がっていたと思います。

ラピュタもののけ姫の絵もあって、
慣れ親しんだ作品が扱われていることで
今までの美術展とは異なる楽しみもありました。

お近くの方はお勧めです。