いちばんを、きみに。

下書きの数のほうが多いです

2年半を経た今をみて

あれから今日でちょうど2年半だそうです。早い。

ここまでくるのにたくさんのことを思いました。嬉しいこともあったし、悲しいこともあった。それを記録するなら今かなと思ったので、ここで一旦整理します。

 

事の発端は友人がチケットを譲ってくれたことから始まりました。当時(2014/8/12)の私のツイートを貼っておきます。

テニミュいくことになりました!

posted at 12:05:21

やばいテニミュ見るんじゃなかった出戻る予感

posted at 19:09:33

とりあえず全国立海のライビュはいく、大阪公演あと1回入れないかな

posted at 19:10:05

テニミュやばかった

posted at 21:53:12

やばいくぼひでがやばかったライビュ絶対いく

posted at 22:21:40

 このあとメルパ前の王将でうだうだ言いながらご飯してた記憶があるのはどうでもよく。

 くぼひで保存した

posted at 00:00:24

Kステの美咲の人もハマりそうでほんとやだ

posted at 00:01:25

ちゃんともって人が植田ってひと?玉城はべつ?

posted at 00:31:04

理解した
たまちゃん=玉城=東堂
植ちゃん=植田=真波
ちゃんとも=廣瀬智なんとか=巻ちゃん
posted at 00:53:52

おもしろいのでその日の夜中のツイートも載せておきます。というか廣瀬のあと一文字頑張ろうぜ……というのはさておき、私にもこんな時期がありました。舞台を見たのは一年ぶりだったし、出戻りと言っても観劇は一番の趣味ではなかった私にとって、全てがキラキラして見えました。この日、早くも彼を固定で見ていたのをうっすらと記憶しています。

それからせっせとチケットを寄せ集め、2nd卒業を見届けた私に訪れた最初の壁はホストちゃんでした。今考えるとなんて高い壁なんだ!と思いますが(笑)当時の私は初心者ながら胃をキリキリさせて食事もロクに取らず、青白い顔で観劇していたようです。(こそっと私のバッグにお菓子を入れてくれた友人談)

このときはまだ良かったんです。夕妃がそこまで牙をむくこともなく、深雪も初めての出演で、このときの胃痛なんて栄編に比べればなんてことはなかったと今は思います。

 

彼を応援しはじめて1年ほど経ったころ、ホストちゃん続編が発表されました。前回悔しい思いをした私は絶対に太客を目指すと決めていました。着々とその準備を進めている最中、栄編初日の二か月前くらいにファンイベントを行うことが決定されました。その日のイベント終了後にも恒例となったチェキがあり、そのときに私は本人に太客を狙うこと、No.1をあげたいと思っていることを伝えました。返ってきた言葉は「やめてほしい」でした。「無理しなくていい。楽しんでくれればそれでいいから、頑張らなくていいよ」と言われました。彼の真意は分かります。いつも優しくて、自分のためには欲張らない人です。私は会場を出て出入り口のすぐそばで泣き崩れたのを覚えています。友達に、大丈夫、そんなことないよって言われても、本人から出た言葉が音声つきでずっと頭の中をぐるぐるして、私は今まで何のために頑張ってきたのかと全部を見失いました。自分のためなのか、彼のためなのか、それは本当に彼のためになるのだろうか。とても苦しみました。同時期に同担に(元々ラブなしでお譲りする約束のチケットを)ラブを抜き取って譲る詐欺をするだとか根も葉もないことを言われ、誰とも取引で揉めていないのに警告を流されたりだとか、いろんなところで苦しんで、クリスマスに過労で倒れたり、本当に散々だったと思います。

そして当日、友達2人がわざわざ私の太客狙いの日に遠征してくれて、どうしようしか言えない私の横でラブを入力してくれて(手が震えてスマホ操作できなかった)休憩中もずっと泣いていて、No.1の幕が下りる前に声で流星だと分かってさらに泣いて、泣いたまま別室で接客してもらいました。今となればいい思い出です。それもこれも一人で出来たことじゃなくて、本当に感謝しかないです。

 

今の私の交友関係はほとんど舞台で繋がったものです。これは昔からの関係もありますが、特に2014年以降の私の交友は彼が繋げてくれたものです。だから私は彼に感謝しますし、それは一生の宝物なので死ぬまでありがとうと言わなきゃ終わらないと思っています。

 

そんな私が彼に見切りをつけたのは「諦めた」からです。No.1になりたいと言わなくなった。あれがしたい、これがしたいと言わなくなった。目の前にあることしか頑張らない彼に私はこれからも頑張れと言い続けられるのかと思ってしまったからです。それが顕著にあらわれるのがホストちゃんでした。目に見えてチャレンジすることが減った原因に彼の年齢が関係しているかもしれません。それでも彼の頑張りたいを応援したかったのになあ。これが私の素直な気持ちです。だからこれからは彼次第。私は頑張ってる人を応援したいです。やりたいと思って頑張ってる人のやりたいを叶える手伝いをしたいです。

劇中歌「あなたの愛でナンバー1」にはこんな歌詞があります。

気づくと負けて負けまくり

身の程知って涙出て

本気がなにかと教わって

裸で土下座で靴舐めた

流星は勝ち続けることができなかったかもしれない。でもだからこそ必死で食らいついてほしかった。諦めたい気持ちも分かるけど、特に今回のレジェンドという立場では絶対に諦めない、強気の流星でいてほしかった。

 

最近気になっている彼のことも少し触れておきます。

てっぺん取ったそのあとも

ずっと勝てると思ってた

勝ち続けること出来なくて

鼻を折られて目が覚めた

彼は地元・大阪公演で4公演全て神7入りという快挙を果たしました。そのうち1公演はNo.1を取り、センターGUYも取りました。「ずっと勝てると思ってた」のでしょうか。その三日後の愛知公演1日目マチネで神7入りを逃しました。そのとき初めて彼の表情が険しかったかと思います。東京公演はあんな顔していなかったのにと思って大阪公演を思い出しました。勝つことを知ってしまったからきっと悔しいんだと思って、私は逆にそれでいいと思いました。でもその公演で神7に入れなかったホストのダンスの振りが分からなかったようです。最前列で踊っているのに後ろをちらちら見て踊っていました。 一回くらいは見過ごせると思っていましたが、その日のソワレも踊れませんでした。それが本当にショックでした。20公演近く終えてそんなこと今更やるようなキャストは他にいないです。2公演連続で分からなかったことが本当に信じられなくて、この曲をもっとかみしめてほしいと本気で思います。神7入りがどれだけ難しいことか、自分の今まで積み上げてきたものをここで崩すのかと。だから彼にはまだシフトできないと思っています。

 

これが私の2年半です。こう考えるとやっぱり早いですね。でも、手紙のことを翌日に話しかけてきてくれたり、大千秋楽の最後の曲の「お前が見つけてくれたから」で指差しをくれたり、遠くからでもハート返してくれたり、思い返すと非常に濃い2年半です。

これから、私も、彼も、どうなるか分かりませんが、これからも各々に輝き続けられる場所があればいいなと願って。