新ブログ「カウンセラーのためのメンタルフィットネス学院」
こんにちは。
カウンセラーのメンタルフィットネス・プロトレーナー
なべまきオフィスのなべまきです。
新しいブログを立ち上げました。その名も…
カウンセラーのためのメンタルフィットネス学院
です。
メンタルフィットネス学院が目指すもの
メンタルフィットネス学院(当ブログ)が目指すもの。それは…
カウンセラーを育成して、
カウンセラーが減っていく世の中を実現する!
です。
とても矛盾したvisionだと感じる人もいるでしょう。
誤解が生じないように簡単に説明をしますと、
カウンセラーは育成するけれど、
カウンセラーを増やすことが目的ではない
ということなんです。
カウンセラーになった瞬間に訪れるもの
世の中には多くのカウンセラー資格があります。
国家資格から、学会認定、民間法人(団体認定)、ある一定のシステムを学び終えたらカウンセラーと名乗れるシステム認定のカウンセラーも多く存在し、ざっと数えただけもその数は100を超えています。(以下サイトを参考にしてください)
「さぁ、今日からカウンセラーだ!」
スタート地点に立った時、初心者マーク付きの自分に感じる不安、ビジネスとしてやっていくためにぶつかる悩みが初めて見えてきます。
修了しているシステムのテキストを見ても、その不安の解消方法は書かれていません。ビジネスの展開の仕方も書かれてはいません。
「カウンセリングスキルを身につけたはずなのに、不安と悩みが襲ってきた!一体どうすれば!?誰に聞けば!?」
カウンセラーとして活動していくことに自信を無くし、自信がないのでビジネスとしても結果を出せないという負のスパイラルにハマる人が多いのもこの「カウンセリング業界」です。
カウンセラーになりたかった人の特徴
ここまでカウンセラービジネスが増えたことの背景には様々な要因があるとは思います。
- カウンセラーになりたい!という人が多くなってきた
まず一番はこれでしょう。
さらにこの要因を掘り下げると、
- カウンセリングを必要とする問題を自分が抱えていた
という経験を持つ人が増えたということでもあります。
自分1人では手に負えない悩みを、他者の手を借りて解決したり、軽減してきた経験があるからこそ「カウンセリング」に魅せられて、自分も学んでみたいと一歩を踏み出したという人が私の相談者にも多いのです。
本当は解決していないカウンセラーの「悩み」
各種カウンセラーになるためのシステムでは、学んでいる期間中に幾つかの悩みが解決することがあるでしょう。
実践をカリキュラムに取り入れているシステムであれば、ロールプレイがあるのでちょっとした悩みならその中で解決されることがあります。
それはあくまでも「人に話せる程度の悩み」です。
いわば、それほど悩んでいるものではない「悩み」といったところでしょうか。
差支えのない悩み題材を持ち出して、ロールプレイでカウンセリング実技として学ぶ人が殆どでしょう。
カウンセラーとなって本当の自分の「悩み」が浮上してくるのは他者に「カウンセリング」をしたときです。
これはカウンセリングスキルとはまったく関係がなく、カウンセリングスキルがまだ低いから…ではありません。
他者の悩みに触れることがスイッチとなって、あなたの中に沈んでいた、あなた自身も忘れていたはずの悩みが浮上してくるのです。
<クライアントと一緒に涙を流しました>
時々、こういったカウンセラーのブログ記事を目にします。
相手の問題と自分の問題を混同していることに気がつかず、むしろ、クライアントに自分の悩みを解決してもらったパターンともいえます。
この状況を「プロカウンセラーとして陥ってはいけない危険な状況である」ということは多くのカウンセリングを積み重ねてきたカウンセラーならばご存知かと思います。
カウンセラーだからこそ、自分自身の心に一番敏感でなければいけないのです。
自分の心の位置がどこにあるのかを確認しながら他者と向き合うことは、自分の心を守ることでもあります。
カウンセラーとしての自信がつかない
カウンセラーとして活動するには大きく二つ方法があると思います。
- カウンセラーをビジネスとしてやっていく
- カウンセラースキルを身近な人のために活かす(ボランティア)
自信がつくまではボランティアのようにお金を頂かずに相談に乗っていこう!と決めた人でも
「100人カウンセリングをしてみたものの、自信にはならなかった」
という人もいます。
覚悟を決めてお金を頂きながらとカウンセリングをビジネスとして始めても、自分が決めた金額に気持ちが追い付かず、
「お金を頂くことに罪悪感が…」
とビジネスとして頓挫してしまう人も。
==経験の積み重ねは自信につながる==
私もカウンセリングの際にそう伝えることはありますが、ただ経験を積み重ねるだけでは「自信」にはならないのです。
カウンセラーにはメンタルのフィットネスが必要
カウンセリングとは「クライアントの持つ問題や悩みの相談援助」です。
援助方法はあなたの習得してきた各種システム、スキルといった専門知識となってきます。
クライアントと向き合うと同時に、あなたはセルフカウンセリングの日々が始まります。
通常、フィットネスと言うと肉体的観点で健康的な望ましい状態を維持するための運動をさしますが、メンタルフィットネス学院(当ブログ)では
・メンタル観点で
・健康的な望ましい状態
を維持するための心の運動をしていきます。
読みながらセルフカウンセリングを行ってもらおうという試みです。
何かしらのカウンセリングスキルを学び、資格を習得したからといって焦ってカウンセラーとしてスタートする必要はありません。
もし、誰かの役に立ちたくてカウンセラーになりたいと思ったのなら、カウンセラーを職業としなくてもいいからです。(この考えについては別記事にて)
辛辣な記事を上げる時もあれば、あなたがホッとする記事を上げる時もあるでしょう。
気分がすぐれない記事もあれば、誰かに教えてあげたくなる記事もあるかと思います。
カウンセリングについて触れたり、カウンセリングビジネスについても触れていきます。
必要なことがあればどんどん吸収していただければ嬉しいです。
メンタルフィットネス学院の活用方法
- カウンセラーとしての自分を振り返りたいときに読む
- カウンセリングをビジネスにするために読む
- カウンセラーの自分に悩み(不安)が生じたときに読む
- 「たった一人の誰か」のための「かけがえのない一人になりたい」ときに読む
- カウンセラーになってみたいな、と感じたときに読む
- 悩みはあるが、相性の合うカウンセラーがいないときに読む
- カウンセラー業界の真実を知りたいときに読む
- どんな活動をしていけばいいか知りたいときに読む
- 集客や告知活動に悩んだときに読む
- カウンセラーとして読んでおいた方がいい本を探しているときに読む
- ボランティアカウンセリングを卒業したいときに読む
読者登録やRSSでお手元に届く設定にしておくことをオススメします。
なぜカウンセラーではない私がトレーナーなのか?
最後に、少しだけ私の話をさせてください。
なぜカウンセラーではない私が、カウンセラーからの相談を受け、カウンセラーを育成しているのか?
疑問を感じる人もいるでしょう。
私は自分自身が幼少期より、周囲との違和感を感じながら育ちました。中学生になったときには心理学の本を手に取って読んでいました。
俗にいう「霊感」と言われるものがあるため、自分が見えているものが本当の世界なのかどうか?も悩んだ時期があります。
私自身が「視えない世界」にハマっていくことは何ら不思議なことではなく、超常現象から心理学、脳の仕組みにも興味を持つようになりました。
カウンセラーの相談に乗るようになったのは、私の本業「セールスコピーライター」という文章でビジネスをサポートする仕事になってからのことです。
カウンセラー・コーチとして大成している起業家のサポートをする中で、私の仕事の多くは文章を書くことではありませんでした。
では何をしていたか?それは…
「相談に乗ること」
でした。
「なべまきさんには、ついつい色々話しちゃうんだよね」
「普段は聴く仕事だから、今は喋らせてもらっていいかな?」
と話を聴き、悩みや不安の相談援助をしているプロの相談に乗ってきた経験があります。
もちろん、その中では私も多くの人の手助けをしているプロの手法や考え方、気持ちの持ち方を学ばせてもらいました。
私自身も民間のカウンセラー資格(カラー系や親業など)をもち、相談業として数えきれないほどの人の相談に乗ってきたという経験もあり、その経験と兼ね合わせて伝えていこうと決めました。
本日より展開していく「カウンセラーのためのメンタルフィットネス学院」、どうぞよろしくお願いいたします。