えびでんす

ンデッ デッッデッ

レシピ本

私的メモです。人の家で手料理を振舞うイベントが発生しそうなのですが、一人暮らしをしたことがなく、食事を自力で作った経験が少なすぎるので、レシピ本を買って練習しようと思いました。

 

The基本200 (ORANGE PAGE BOOKS)

The基本200 (ORANGE PAGE BOOKS)

 

 

これならできる!! 毎日ラクチン! 作りおき+使いきりおかず

これならできる!! 毎日ラクチン! 作りおき+使いきりおかず

 

 

おすすめのレシピがあったら教えてください。

固定バンド

昨日の昼、小さなジャズバーでライブをしました。去年の夏に誘っていただいたバンドで、そのメンバーでライブをするのは二回目でした。私の所属するジャズ研にはきちんとバップのできる人がちっとも(それはもうちっとも)いないのですが、そのバンドの方たちは他大の人たちで、皆さん生粋のバッパーで、毎回の練習が本当に刺激的で楽しかったです。バップは正義ですね。

メンバーのうち一人、ベースの女の子が大学卒業を機に地元に帰ってしまうとのことで、もともと昨日でそのバンドを引退する予定だったのですが、私も次のライブの日程がどうにも合わなそうだったため一緒に抜けました。今まで固定のバンドというものに参加していなかったからか、喪失感でかなしくてかなしくて、帰り道ロイハーのMy Shining Hourを聞いて泣きながら自転車を漕ぎました。今年の夏前くらいにベースの子の地元に遊びに行きたいです。

反面教師

声が大きかったりマナーの悪かったりするおじさま、おばさまに出会うたびに、自分たちの世代が還暦を迎える頃もこんなふうになってしまうのだろうかと考えてしまいます。そして出る答えはいつも大体同じで、まあ至極当たり前な話なのですが、現在のおじさまおばさま世代も私たちの世代も、声の大きい人から小さい人、マナーの良い人から悪い人さまざまいて、私が日常を過ごす中でつい気になってしまう方は悪目立ちされている方だということです。

自分も知らず知らず人を不快な気持ちにさせていることがあるだろうし、気をつけて生きたいです、ね。
近頃今までに増して心が濁っているのを感じます。清く生きたいです。


今夜はメリアナを聞きに行きます。ブルーノート
本当に楽しみです。

タイムラグに弱い

追いかけられるのに弱いです。

雨の日に傘を差さないで歩いていたら傘を持って追いかけてきてくれたというエピソードが、今お付き合いしている人に恋をしたきっかけです。

一昨日あるライブを聞きに行って(それはもう内容が良くて!)、ライブ終わりそそくさと帰ろうとしていたら出演者の一人が階段を駆け上がって挨拶してくださって、思い出しました。

追いかけられるのに弱い。好きな人がいたらとりあえず追いかけましょう。


そしてタイムラグに弱いです。一週間くらい前の誕生日についてのお祝いメッセージを昨夜いただいて、もう胸がいっぱいです。

心の壁を軽々と飛び越えるアラフォー…


お花畑な記事ですみません。少女漫画読むのとかすごく好きなんです。すみません。

ロイハーのearfoodに入っているspeak low、speak low然としていて素晴らしいですね。モンティアレクサンダーのアレンジとかもあれはあれで好きですが。鷲掴みにされます。

ブックカバー

友達から誕生日プレゼントにブックカバーと譜面のページオープナーをいただきました。どちらも今まで持っていなかったのが不思議なくらいで、プレゼントにもらえて本当に嬉しいです。最近は会える機会も少なかったのに、なんでそんなピンポイントで私の欲しいものがわかるの…は、私の趣味趣向がずっと変わっていないからですね。それにしても脱帽です。ありがとう。

というわけで早速図書館から借りた文庫本にブックカバーを掛けて、この時間まで読んでいました。辻村深月さんの『光待つ場所へ』。


個人的に一番面白く(面白く?)感じたのは「しあわせのこみち」です。

中学・高校時代の、やたら周りの人と自分の違う部分を求めていた、個性的であろうとしていた恥ずかしい恥ずかしいあの頃や、キラキラした人たちを見て、眩しく羨ましく感じながらも自分は決してなれないと諦め、なろうとする努力もしない今まで(今に続く)、その他(自虐すらできない部分)。数えきれない程たくさんの痛いところをそれはもうぶすぶすと…清水さんが田辺に指摘されたり自覚したりするたびに、清水さんと一緒になって心をざわつかせながら読みました。つらい。

もちろんつらいだけではなくて、絵を描く人にとっては本当に子供騙しに対する葛藤があるんだろうなあ(辻村さんはなんでそんなの分かるんだ)だとか、田辺、既視感…だとか。

私の周りにも田辺みたいに、ヘラヘラしているように見せて切れ者で、ふとした時にいきなり言葉でダイレクトに刺してくる(そして背が高くて顔が少し良い)みたいな人がいて、あれか…って感じでした。絶対に彼を好きにはなりませんが、しかし彼から学んだことは多いです。それこそ清水さんみたいな…やめましょうねこの話。


人に勧めたいような勧めたくないような、やっぱりどちらかというとギリギリ勧めたいような本でした。

全体的にカラフルですよね。


p.s.  

キラキラに対する憧れと諦めについて。恩田陸さんの、確か『ブラザーサン・シスタームーン』に

女子大学生であって女子大生でない

みたいな表現があって(うろ覚えです)、それを読んだ当時「(それね…)」と静かに強く共感したことを思い出しました

ジョブーブ

今やっているアルバイト、大変でも人も仕事も好きなのでできれば長く続けたいと思っていたのですが、負担が大きすぎて他のことと両立ができないのでどうしたものかと思っています。毎回23時までにあがれればシフトの回数を減らさずとも続けられるように思うのですが、そういうわけにもいかないですよね。

タウンワークという単語が思い出せなくてジョブーブでグーグル検索しました。LINEスタンプはそれなりに広告の効果があると思います。


応援してほしいときに手放しに応援してくれる実体のある何かが欲しいと思いました。人はそれができないです。優しいから。

さがしもの

ここ半年くらいよくお世話になっていた人が、鬱病か若年性アルツハイマーか、病気の症状に詳しくないのでわからないのですが病気になってしまいました。確かに病気です。

ここ一ヶ月くらい、疲労からうずくまってしまったり立っているのに眠気が収まらなかったり、気性が荒くなったり逆にやけに戯けたり、といったことが数回あって心配していましたが、先日ついに、酔っているわけでもないのに視点が定まらない、書いてある字がうまく認識できない、言葉を発するのに時間がかかり話す内容も支離滅裂で会話ができないといった、はたから見てもとても普通ではないとわかる症状が出ていました。壊れていたんです。


明らかにそれは病気の症状なのに、私のまわりに、それが病気であるときちんとわかってくれる人はいませんでした。高圧的な態度を取ることでその人をきちんと動かそうとする人、もしくは怖がって遠ざけようとする人がいました。私も立場上その場でその人を完全に擁護することができず、フォローする、話を理解させるためにできるだけ言葉を噛み砕いて会話をする、といったことくらいしかできませんでした。


すわった目でじっとこちらを見るその人に「なにかさがしものですか?」と訊くと、「さがしものはなんですか?」と返されました。有名な曲です。おずおず「見つけにくいものですか?」と返してみると、「へへへ、見つけにくいものですか」と復唱。「鞄の中も、何でしたっけね、あまりちゃんと覚えていないです」と私が言うと、「へへへ、ぼくもねえ、そんなにねえ、覚えてない」


それがその人と最後にした会話です。本当にお世話になったので、これっきりで最後にしたくはないのですが、もう私には会うすべがありません。

症状が出てしまうまでもたくさん考えてできるだけ動きましたが、何もできませんでした。私は接点がなくなってしまえばもう会うこともないから、そこでおしまいで、その人との関係もリセットされて、でも私のいないところでその人は生きていて、その人の幸せを望むことしかできない