デザもじ

キレイな字をデザインしよう!綺麗な文字を書くためのハックを紹介。

書初めをしてみよう!色紙にひと文字書くだけで

あけましておめでとうございます!

昨年はほとんど記事が書けませんでしたが、本年は頑張って書きたいなと思っております。少しずつ…少しずつ。

 

書初めのすすめ

さて、今日は書初めの提案をさせていただきます(唐突)。

 書初めで今年の目標を立てると気が引き締まりますよね。

でも、書初めはたいてい半紙に書くスタイルで、その半紙に目標を書いた後どうなるかと言うと、書いてそれっきり、数か月後には何を書いたのかも忘れたり。

折角なので、年中は見えるところに置いておきたいと思いませんか?

 

書く準備をしよう

色紙を準備

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 色紙(しきし)。

こちら、通常(?)より小さいサイズの色紙で1枚たったの50円!今日はこちらに今年の目標を書いてみようと思います。

小さめな上、色紙と言うことでお部屋に飾っていても特に違和感がありません。え?飾るのかって?飾りますよ。これから書く目標を1年間わすれないために。そのための色紙です。

 

筆と墨を準備

便利な世の中でありまして、筆も墨も今や100均で買える時代。ちなみに私は学生時代に使っていたものを引っ張り出してきました(笑)

普通に買うと筆は1000円ほどするでしょうか。新年気合を入れたい方は一式そろえてもいいかと思います。

 

心の準備

今回は筆を使います。

筆はボールペンと違って、筆圧という情報が加わるため、心の状態も字に現れやすくなります。ドキドキしていると線が細り直線がガタついたり、荒ぶっていると線が太くハネが力強くなったり。

目標と心を同調するように心がけてみましょう。

 

いよいよ書いてみよう

早速書いてみましょう。ドキドキしますね。

綺麗な字を書く方法を紹介する本ブログですが、今回はハウツーは無しです(笑)。というのも、筆は正直むずかしいです。今回は、今の想いをそのまま筆にぶつけましょう。もちろん、本番前に練習OKです。

簡単にポイントを言うと、横線は細く、縦線は太く、とめ・はね・はらいは明確にすると筆の強みを存分に生かすことができます。

字の選び方

今回は、小さめの色紙を選んだため、漢字1文字を決めましょう。1文字であれば、その一字に色んな意味を込めることができますし、飾っていてもそれほど恥ずかしくありません(そこ?)。筆ペンで書く場合は四字熟語でもきれいに収まると思います。

字はなるべく縁起がよさそうなものがいいですね。暗い雰囲気の文字は控えましょう。ちなみに私は「向」という字を選びました。

向きは?表裏は?

向きは字の形によって変えてみましょう。縦向きの方がスマートではありますが、字の形によっては窮屈な場合もあります。柔軟にいきましょう。

例えば、私が選んだ「向」という漢字はどちらかというと横長なので、色紙を横向きにして書きました。

色紙の裏表に関しては諸説ありますが、白い面が表です。

 

それでは書いてみましょう!

 

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どうですか?納得のいくものができましたか?

私は正直失敗しました(笑)

3画目まで、どういう字体(行書か楷書か)にするか迷いました。3画目の縦なんて震えてますね。でも4・5画目はそれなりに満足です。本番に弱いんだなと改めて思いました。そういうプレッシャーにも負けないように「向」を選んだんですけどね(笑)

戒めとしてこのまま飾ることにしました。

 

最後にもう1つ

落款を入れるとしまります。この落款は同じく学生時代に作ったものがあったのでそれを押しました。日付を添えるのもいいかもしれません。(上の写真では、もうすこし日付は小さくてもよかったかなと。)

これで完成です。

 

 いかがでしたか?

今回は書初めを紹介しました。

小さな色紙を使って、部屋に飾っても違和感ないものにしてみました。出費も250円(+税)ほどでできました。これから1年間、書初めをしたときの想いを忘れずに過ごせることでしょう。きっと。

1月の下旬となればお正月気分もすっかり抜けてしまいます。書くなら今週までがおすすめですよ。新年新たな決意を色紙へ書いてみましょう!

 

おまけ

「落款なんてないよ!」て方がほとんどだと思います。

実は、簡単に落款っぽいものを作ることが可能です。それが、「消しゴムはんこ」です。200円あればできてしまいます。

消しゴムはんこを作るのも趣味でして、もし興味がありましたらコメントいただければ作り方の記事も書いてみたいと思っています。

落款っぽいものがあるだけ凄く締まるんですよね。

元日配達分は今日が締め切り!あなたは大丈夫?年賀状を書いて投函するまでのやってはいけない事

本日はクリスマス!

と同時に、元日到着分の年賀状は今日までに投函しなければなりません!

 

でも、もしかしたら元日に届くはずの年賀状が届かないかもしれません。そうならないために、本日は年賀状を書いて投函するまでにやってはいけない事を紹介します。

 

まず最初に、本当にザックリいうと、次のような年賀状は元日に届かないかもしれません。最悪、相手にすら届かないかもしれません。

1.無責任な年賀状

2.優しくない年賀状

 

これら2つの年賀状について詳しく見ていきましょう。

 

 無責任な年賀状

次のような年賀状は、元日に届く可能性はかなり低くなるでしょう。絶対にやめましょう。

郵便番号が空白

この年賀状は最初の機械区分で「番号無記入」に分類され、この時点でラインから外れることになります。これらの年賀状は社員さんが手作業で区分することになります。コンマ数秒で仕分けられる作業が数十秒もかかってしまうわけです。これが何百何千通あったら...?

郵便番号が無くても届くのは、代わりに誰かがやっているだけで、文明の力はほとんど働きません。

 

 優しくない年賀状

次のような年賀状は、意外と多いがゆえに絶対的に時間がかかってしまい元日に届かない可能性もあります。注意して書きましょう。

切手位置の下に”年賀”の表記がない

 年賀状の仕分けは、年賀状を仕分けると同時に、そのなかに普通郵便が混ざっていないかもチェックします。

よって、切手位置の下に「年賀」の表記が無い場合はもしかすると普通郵便として扱われ、正月前に届いてしまうかもしれません。逆に、年末セールのお知らせを年賀状のハガキで投函すると元日まで届かない可能性があります。法人の方は気を付けましょう。

極端に湾曲した年賀状

レーザープリンターなどで印刷したり、絵を水彩で描いた場合は年賀状が大きく曲がる時があります。曲がった年賀状は機械を通らないため、手作業による区分となります。もしかすると、元日配達分に間に合わないかもしれません。

法人で大量に印刷する場合は注意してください。

郵便番号・宛先住所が達筆

 極力筆ペンの使用は控えた方が無難です。

例えば、郵便番号「720-○○○○」は広島県ですが、「120-○○○○」は東京都です。機械が読み間違えて東京宛を広島に送ってしまうと、自局に戻ってくるまで数日かかります。(最悪2往復以上するかもしれません)

また、宛先の番地も同様です。

漢数字の「一」「二」「三」が続くような番地は注意が必要です。まれに、これらの漢字を区別するために間に句点のようなものを書く人がいます。「123」を「1丁目23」と解釈しかねません。このような表記は、機械も人間も間違える可能性が大きいです。

 分厚いプラスチックのシールがついている 

 薄い紙のシールであれば大丈夫ですが、分厚いシールは機械を破損させる可能性があるため、手区分となります。よって、時間がかかってしまうのでそのあたりを理解の上で投函しましょう。ホームページでは、「立体的なものは貼り付けられません」とあります。また、「厚すぎるものは手紙扱いになり料金が変わる」とあるので注意してください。

年賀状の向きが揃っていない

 向きがバラバラだと機械が読めません。なので、機械に入れる前に年賀状の向きを揃える「立ち揃え」作業をやっているところはまだ多いのではないでしょうか。向きを揃えて投函しましょう。 

 

 

ほかにまだまだありますが、とりあえず以上のことに注意していれば通常通り配達されると思います。年賀状の区分はいわゆる短期アルバイトの素人さんがされます。丁寧に書き、向きを揃えて投函しましょう。

 

 番外編

表面が真っ白な年賀状が・・・

法人さんに多いようですが、表面(宛名面)が真っ白な年賀状が(数十枚単位で)たまにあるようです。もったいないし、取扱いに困るようなので注意してください(苦笑)

去年の年賀状?!

なぜか去年の年賀状が紛れていることが稀にあるようです。これも取扱いに大変困ります。去年の年賀状を見ながら宛名を書く人は、混入に注意してください。

”Merry Xmas! & Happy New Year” 困る、本当に

原則、従業員は裏面を読んではいけませんが、年末セールのお知らせなどを元日に配達してしまうと損害賠償ものになるため、表面に「年賀」の表記がない場合はチラッと裏面を確認することがあるようです。そのような時に、”Merry Xmas! & Happy New Year”と書かれていると、いつ配達するべきか本当に困るようです。商いに関わる場合は、窓口で直接渡すなどしていつ配達するものなのか知らせましょう。

 

「モデル」を意識すると綺麗な字になる?方法と実践

こんにちは。

各地続々と梅雨入りし、いよいよ梅雨本番となってきました。

雨で外に出かけるのが億劫なときは、一緒に綺麗な字を書く練習をしてみませんか?

 

今日のテーマは「モデル」です。

モデルを意識することで字が綺麗になりますよ、という実例を紹介します。モデルを意識することで、綺麗な字を書く能力の底上げをはかります。

いきなり難しそうなテーマですが、はじめに紹介することで美文字を体験して欲しいと思います。

紙とペンを用意してぜひ一緒に書いてみてください。

 

今日の字はこちら、「有言実行」

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どうして「モデル」?

ここで言うモデルとは、どちらかと言うと、「ファッションモデル」に近い意味合いです。

私たちの目的は綺麗な字を書くことですが、「綺麗」という言葉はあいまいでイメージしづらいと思います。そこで、綺麗でカッコいいファッションモデルさんをイメージして字を書いていきます。

 

モデルさんは足がシュッとしている

モデルさんは足がシュッとしてて綺麗ですよね。なので、字も足が長くなるように書いてみましょう。

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モデルさんはポーズをとる

モデルさんがポーズをきめるとき、一番輝いて見えます。

ポーズをとるとき、真正面を向いて仁王立ちをしている人はまず居ないでしょう。たいてい、こんな感じにポーズをとることが多いと思います。(素人目ですが)

  • 少し体を斜めに構える
  • どちらかの肩を落とす(上げる)
  • スッと片方の足を前に出す

これを文字にも取り入れてみると綺麗に、またはかっこよく見えることがあります。

 

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いずれも、左肩を少し上げてポーズをとらせてみました。

少し、文字が立体的に見えませんか?ボールペンなのであまりわからないかもしれませんが、筆ペンなどで書くと違いが顕著に現れます。

(「有」の4画目を3画目より長くすることで、足が前に出ているように見せています)

 

モデルさんの衣装は奇抜

 「奇抜」というと御幣があるかもしれませんが、モデルさんの衣装は目を引く要素が多いです。

文字が奇抜といわれると「?」となりますが、ここでは、字本来が持つ特徴を際立たせます。文字の特徴である「とめはねはらい」を少し大げさにしてアクセントを加えてみましょう。

 

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例はやや大げさに見えますが、これくらいはっきりさせておくとかっこよく見えます。その子(字)の特徴を最大限に誇張しましょう。

ポイントは、長い線や1画目に適用することです。

「有」「言」「実」の短い線に対しては控えめにしていることがわかると思います。短い線にまで適用してしまうと、ゴツゴツと男らしい字になります。

 

 モデルさんはバランスを崩さない

 モデルさんでも転んでしまうと台無しです。

足を適切な位置に持ってきて、バランスよく立たせましょう。

 

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 バランスを取るのは少し難しいかもしれません。

「実」は比較的分かりやすい例です。上半分に線が密集した頭でっかちな字であるため、下がどっしりしていないと転びそうになるのがわかると思います。

足を広げてるというと下品かもしれませんが、ドレスなどを着ているとイメージするといいかもしれませんね。

「有」は、バランスを取るために過大に間隔を広くすると、字自体が太ってしまってモデルさんになれないので注意してください。イメージはあくまでモデルさんです。

 「言」は、もう少し「口」の幅を狭めるとスラッとした立ち姿になります。その分、すこしバランスの取り方が難しくなります。しっくりと来るほうを試してみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

「綺麗」というものは言葉で言い表しにくいものなので、「綺麗」を具現化したモデルをイメージして綺麗な字を書くアプローチをしてみました。

  • モデルさんは足がシュッとしている
  • モデルさんはポーズをとる
  • モデルさんの衣装は奇抜
  • モデルさんはバランスを崩さない

これで完璧に綺麗な字が書けるわけではありませんが、何となくでも綺麗な字を書くイメージ、方法がわかっていただけたら幸いです。

 

 

 

”デザもじ”はじまります!

はじめまして。

 

デザもじ”では、誰でもキレイに文字を書くためのハウツーを紹介します。

 

私は、書道を習っていたわけではありません。ただ、ちょっとだけ”字”が好きです。

そんな私が字を書くときに意識していることなどが、みなさんのお役に立てたらと思います。

 

なん十年たってもキレイな字が書けない、そんな人でも楽しく、気軽に書けるようになることを目指してブログを書いていこうと思います。よろしくお願いします。

 

綺麗な字を書くために、こころにとめておくこと

当ブログでは、「文字をデザインする」を軸に記事をつづっていきます。(ブログタイトルの由来でもあります)

「四角を意識して、ここからこうやって書いていきます」という方法でもいいですが、それでは全文字種ごとに覚えなければならないため、この方法は多用しません。

日本人は、ひらがな・カタカナ・漢字・数字・ローマ字とたくさんの文字を使います。効率的に綺麗な字を書いていきたいですよね?

 

「文字をデザインする」を軸に、今の字を少しずつ綺麗にしていきましょう!

 

当ブログの歩き方

当ブログでは、ハウツーである「綺麗な字を書く方法」をメインとして以下の情報も織り交ぜつつ更新していく予定です。

  • 筆記用具について(”書く”ためには必須ですよね)
  • デザインについて(当ブログの思想)
  • その他、字に関する情報

もちろん、ハウツーをひとつひとつ読んでいっても字を綺麗に書くことはできますが、そのほかの情報も”字”と密接に関係しているので紹介していきます。

 

さぁ、綺麗な字を書いてみよう!

次回からは早速、綺麗な字を書くための情報を紹介していきます。ペンを用意してお待ちください。

用意するもの

  • ペン1本(お気に入りの黒いペン)
  • A4コピー用紙500枚(コスパ最高)

 

迷ったらこちらをどうぞ。

ボールペンは、油性インクだと滑りやすいので、はじめのうちは『ユニボールシグノ』をオススメします。

コクヨ PPC用紙 共用紙 FSC認証 64G A4 500枚 KB-39N

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