【ゲームセンターの記憶】TOKYO-BAYららぽーと プレイランドタイガー(1)
思い出のゲームセンター、と聞いてみなさんはどこを思い浮かべるだろうか?
女性はどこも浮かばない人も多いのかもしれないが、男性は子供の頃に行ったどこかしらのゲームセンターが思い浮かぶのではないだろうか。
当の私はというと、千葉県船橋市のTOKYO-BAYららぽーと(名称は当時)にあった「プレイタウンタイガー」が真っ先に浮かぶ。
TOKYO-BAYららぽーとは開業当初の1981年ではまだ日本には少なかった巨大ショッピングセンターの先駆けとも言える存在で、その中のワンコーナーとして「プレイタウンタイガー」は存在した。
私がよく行ったのは1985年~1998年あたりであろうか。当時の私にとって「タイガー」はまさに夢の国であり、その広いスペースにところ狭しと並べられた様々なゲーム機たちにはいつもどれをプレイすべきか迷わされた。今思うと新機種の導入にも非常に積極的な店舗で、私はタイガーのおかげで最先端のゲーム機たちにリアルタイムで触れ続ける事ができたのだった。
そんなタイガーだが、恐らく2000年~2005年あたり、ららぽーと自体のリニューアルの中でいつのまにか消えてしまっていた。
ふと懐かしくなり写真か何かが無いかウェブを探していたのだが思いのほか何にも見つからない。こんなゲーム置いてあったなー、ぐらいの情報でも良いのだがそれすら無い。何という悲しいことだろうか。
そこでだ。私が愛した「プレイタウンタイガー」の記憶を何回かに分けてここに残していきたいと思う。こんなローカルなゲームセンターの話にどれだけの需要があるかわからないが、どれだけの需要があるかわからないものの集合体がインターネットである。
これから書いていく内容が、私と同じように、ふとタイガーを懐かしく思い検索した人の記憶を呼び覚ます助けになれば幸いである。
ただしいかんせん2,30年前の話なので全体的にうろ覚えの記憶で書かざるをえない。なので、タイガーの記憶のある方が読んで、「その記憶は違うぞ」とか、「たぶんそれはそごうの屋上の話では」とか、「ぴょんぴょんでボテチンがすごい勢いで追い込んで来たときの感じ最高だよね」とか、「これもタイガーに置いてあったかも」などあれば是非コメントなどからご指摘をいただきたい。
全体図
さあまずは全体図だ。タイガーは大別して4つのゾーンに分かれていた。記憶をたぐりよせて書いたが、一応このゾーン分けについては確かだと思う。
各ゾーンの概要は以下の通りである。
1.ボウリング
いきなりボウリングとは何だよと思うかもしれない。でもボウリングなんだからしょうがない。今回の記事ではここに置かれていたゲーム機の記憶を書いていく。
2.体感ゲーム
ゾーン名は体感ゲームとしたが、80年代は100円を入れて2,3分動くライド型のマシンもいくつか置いてあった様に思う。90年代にはライドはやや減り、レース系のゲームやガンアクションなどの体感ゲームに押されていったと記憶している。
3.メダルゲーム
タイガーはメダルゲームが充実していた、競馬だけでも2,3台あったりビデオスロットやルーレット系の台も多く存在していた。後の記事で詳しく思い出していきたい。
4.ビデオゲーム
80,90年代はビデオゲームがメインのゲームセンターが多かったと思うがタイガーではむしろ端に追いやられている様な印象であった。ショッピングモール内のゲームセンターであり家族連れが多かったため、比較的1人で完結する様なビデオゲームには力を入れていなかったのかもしれない。
ボウリングゾーン(-1990)
さて今回はこのボウリングゾーンに置かれていた台を3つの年代で書いていこうと思う。
まずは1990年ごろまでのこのゾーン、タイガーに入ってすぐ左手にはパーフェクトボウルが2台並んでいた。たぶん2台だが3台の可能性もあるかもしれない。
そしてパーフェクトボウルの左側なのだが何かがあった様な気がしてならない。UFOキャッチャーの前身とも言える三又のアームでカプセルを取るマシンがあった様な無かったような、自信はないので割愛とする。
パーフェクトボウル
最近はめっきり見なくなってしまったが、昔は本物のボウリングを2まわりか3まわりぐらい小さくしたボウリングゲームが多く見られた。90年代以降は液晶にピンを表示する様なボウリングゲームが多く出てきたが、ここにあったパーフェクトボウルは実物のピンを狙うタイプのもの。ただしピンを倒す訳ではない、何を言っているのかわからねーと思うがニコニコ動画にあがっていたのでぜひご覧いただきたい。
どうだろうか、なんとボールが通るとピンが上に消えるという仕組みである。そのためピンの跳ね返りなんてものは一切無い。スプリットができたらおしまいである。
ボウリングゾーン(1990-199?)
ボウリングゾーンはある日、急な世代交代が発生した、と思う。ボウリングと入れ替わりでコズモギャングズが2台入った様な記憶がある。というかコズモギャングズに変わったのならもうボウリングゾーンじゃないじゃねぇかって話なんですがそれは置いておいてください。そして急に登場する功夫老師にも注目だ!
コズモギャングズ
コズモギャングズは素晴らしい動画があったのでこちらをどうぞ。
超名作と言って良いでしょう。このクオリティで1990年ですよ!信じられますか!?まだまだ普通のモグラたたきも幅を利かせている時代に投入されたこのゲーム。コズモ(宇宙人)たちのポップな造形、光線で倒すというハイテク感、そして「アレー」の声、極めつけのマケマケダンス。どこをとっても完璧なデザインと言って良いと思います。
功夫老師
そしてコズモギャングズをプレイしていると横から聞こえてくるこの声。
「ほれそこのあんた!そこのあんたじゃよ!ちょっと試していかんかね?」
このゲームをご存じの方は脳内再生されたのではないだろうか。
おしゃべりオームの「おーはよ、おーはよ、こんにちは、こんにちは!」と並ぶデモ中にうるさいゲーム機のツートップだと私は思う。
正直ゲーム性としては何でもない。右!前!後ろ!の声に従い対応するボタンを押すだけのゲームである。
ボウリングゾーン(199?-2000)
そして最終期のこのコーナー、だんだんとタイガーにいかなくなってきた時期でうろおぼえ中のうろ覚えだが、奥行きのあったこのコーナーにフタをする様にイライラ棒が置いてあった様な記憶がある。ただイライラ棒に変わる前にバスケットボールを投げるゲームが入ってた時期がある様な気がするんですが、せっかくゲームやりに来てるのにバスケやるとか狂気の沙汰だよね!と少年時代に思っていたので無かった事としておきます。
電流イライラ棒
イライラ棒自体はもともとテレ朝で放送されていた「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー」に登場したアトラクションの1つで、、、見れば早いと思います。
で、これのアーケード版がこちらです。これは3バージョンあるうちのFINALの様ですがタイガーにあったバージョンがどれなのかは全く記憶無しです。
【vol.12 大地チャレンジ】ゲーセンで 電撃イライラ棒 FAINALに挑戦
東京とTOKYO-BAYは違う
色々と書いてきたがすべて私のおぼろげな記憶によるものなので「それは違う!」と思った真のプレイタウンタイガー有識者がいらっしゃいましたら是非ご指摘いただきたい。次回は体感ゲームの入り口近くのゾーンについての記憶を記していこうと思う。
そして序盤に書いた「TOKYO-BAYららぽーと(名称は当時)」について補足するが、現在の名称は「ららぽーとTOKYO-BAY」である。この点、皆さんにはくれぐれも間違えない様に気をつけてほしい。
また、千葉県の施設なのにTOKYOが名称についている事を嘲笑する輩がいるかもしれないがそれは大きな間違いである。ららぽーとは東京湾に面しているのだ、TOKYO-BAY(東京湾)ららぽーとで何が悪いというのか!東京ディズニーランドや東京ドイツ村の様に恥ずかしげもなく東京を自称している彼らとは一緒にしないでほしい。
ゲームと何も関係なくなってしまった。
また次回。
【レトロゲームで例えるグルメレビュー】渋谷 亜寿加の排骨担々麺
はじめに
――そんな表現では味がわからないよ!
グルメのレビューを見てそんな風に思った事はないだろうか?
もしくはワインの説明に「熟成したカシスの様な」と書かれていて、熟成したカシス?食ったことねぇし!というかカシスって何!?果実?!被子植物!?裸子植物?知らないけどカシスウーロンの味みたいなもんですかね!?はぁ遠からず近からずですか、じゃあ僕、白木屋でうっすいカシスウーロン飲みますわ!それがお似合いですよね!そうですよね!ごめんなさい!ごめんなさいね!慣れないワインショップなんて来てごめんさいね!
と口には出さず心に留めつつ、デイリーヤマザキで鬼ころし(180ml)を買ってチューチュー吸いながら帰り道を歩いていたら今宵の月がやけにきれいなのにふと気づき、なぜか涙があふれて止まらなくなってしまった経験がある方も大変に多い事だろう。
なぜこんな事が起きてしまうのか。
それはみんなの共通認識がない言葉で味を例えてしまっているからである。
まさに「熟成したカシス」なんてものは少なくとも日本人においては全員が共通で同じ様な味が思い浮かぶフレーズではないのだ。
かといって「◯◯の様な」という例えを使わない制限を設けてしまうと、味というものは到底表現しきれない。おいしい、甘い、辛い、しょっぱい・・・これらの味を表す形容詞に「ほんのりと」「すこぶる」「適度に」という修飾語をつけてなんとか表現するしかないが、実際やってみようとすると意外と難しい。
味の例えにおいて頻出する「実家で出てきそうな」「刑務所の飯か!」「このバームクーヘン親の仇みたいに甘いよ」は全て使えなくなってしまう。
もし彦摩呂に例えを禁止してしまった日には、伝家の宝刀「宝石箱やぁ〜」が繰り出せずに黙々と食事をする映像が全国のお茶の間に流されることになるだろう。
ではどうすれば良いのか。みんなの共通認識がある可能性が高い言葉で例えれば良いのだ。みんなの共通認識がある事柄と言えばいうまでもない。レトロゲームだ。この世の確信という確信をポケットに詰め込み夏の星座にぶら下がりながらブレーキいっぱい握りしめて瞳そらさずに言おう。レトロゲームである。
ようやく本題だ。今回は私が愛する渋谷「亜寿加」の排骨担々麺をレトロゲームに例えながら紹介する。
場所
渋谷と聞くとスクランブル交差点や109あたりをイメージする方が多いだろうが、今回紹介するお店はそちらとは逆、西口から出て左手の歩道橋を渡ってすぐのところにある。
若者達の喧騒で溢れる109側とはうって変わり、こちら側は落ち着いた雰囲気ながらも実力派のお店が多い。
そうまさに、ポップなキャラで有名なワギャンランドの裏面が、玄人好みの歯ごたえあるステージ構成になっている様と同じである。
同じなのである。否定しようが無い。同じである。
外観
お店の正面は赤い柱で構成されているので恐らく近くまで行けば目につくだろう。店内に入ると妙齢のマダムのいらっしゃいませの声が聞こえるはずだ。そして席が空いていればそこへ案内され、満席であれば入って右サイドへ並ぶよう促される。
メニュー選択
さぁ、店内に入ったら注文だ、数多あるメニューに戸惑うかもしれないがこれは罠である。目を閉じて「排骨坦々(パイク―タンタン)」と頼もう。さらに個人的にはかためを大いに推奨するので良ければ「排骨坦々のかため」と頼んでいただきたい。
するとマダムから厨房に驚きのメニュー伝達が発生する。
「あったかいの。めんかたー」
そう、あったかいの=排骨坦々なのである。なんという略称であろうか。
別にみそらーめんなど他のメニューが冷たい訳ではない。しかしだ、来店する多くの人が排骨坦々を頼むために、いつしか"あったかいの"で略す様になったのだろう。
もう伝わったと思うがあえて例えよう。これはつまり「燃えろプロ野球」をフルネームで呼ばずに「燃えプロ」と呼ぶのと同じである。
「燃えプロ」の可能性のあるソフトとして「燃えろプロテニス」「燃えろプロサッカー」もある。しかし「燃えプロ」が差すのはほぼ100%「燃えろプロ野球」なのである。そう、これは排骨担々麺があったかいのと呼ばれる原理と同じだ。同じなんだ!
もしかしたら何も例えられていないのではないだろうか。こんなテーマで記事を書き進めてしまい、既に多大な後悔の波に飲み込まれているがここまで書いてしまったのだからもったいない。頑張って進めよう。
排骨担々麺登場
亜寿加さんはとにかく待たせない、注文から5分せずに麺が出てくるだろう。
ようやく排骨担々麺をご覧いただく事ができて一安心である。
まずは衣がスープを吸ってしまうまでにお肉を一口いってほしい。
そのサクサク感には影の伝説で飛び回りながら忍者を斬っていく様な爽快感がある。
そして麵だ、スープから引き出した歯切れの良い細麵には、しょうゆベースであっさりながらキリリと辛いスープが絡む。
ぜひスターソルジャーの冒頭に登場するスピーディなスルメ型の敵、メルスを小気味良いビームで破壊してく様にすすりこんで欲しい。
もはや自分でも例えなのか何なのかわからなくなっているが、やり抜く事が大事だとどこかの主体性が無い先生とかが言っている気がするので私はやり抜く。
亜寿加とはしご
ここまで見て、ラーメン通の方は名店「支那麺 はしご」(銀座)に似た印象を受けているかもしれない。かくいう私もそう思った一人なのだが、この二店の坦々麵は似ているようで実は結構違うのである。
そう、言うなればロードファイターとジッピーレースの関係と同じだ。双方とも同じトップビューのレースゲームでありながら、ロードファイターだけにスリップから回復する要素があり、ジッピーレースだけにリアビューの場面がある様に、両者には両者の良い点があるのである。
決してこの2店を甲乙、マリオルイージ、おすぎピーコ、順一郎光一郎つける事はできない。
肉ごはんチャンス
また、このお店の麵には無料で小ごはんが付けられる。麵を食べ進めている間に、肉にスープが染み込んできたら肉ごはんチャンスだ!頭の中にキャッスルクエストで絵札が出た時の音を響かせよう!
(響かせた人カウンター [0000003] ※随時更新中)
肉をこうこうこうしてご飯に乗せるとこうなる。
どうしよう・・・。
なんておいしそうな感じが伝わらない写真だろうか。
いや、だからこそ例えよう。このライスオンザ汁吸い排骨肉状態は、ダウンタウン熱血行進曲の勝ち抜き格闘で棒を持ったごだいと同じぐらいに最強である。どうだろうか、これは伝わったのではないだろうか!?
しかし勝ち抜き格闘程の心配をする事はない、なぜなら坦々麵が出されると同時に、肉を場外に投げ捨ててくるような輩は存在しないのだから。
旨みの「髄」
そして、この担々麵の重要な要素として「髄」がある。牛のうまみが詰まった隋をスープの端に浮かべているのだ。ここだけをすくい取り濃厚な味を楽しむもよし、半分ぐらい食べ進めたところで混ぜてスープに変化をつけるもよし。自由に楽しむのが良い。
この自由度は4人のキャラを好きに切り替えながら進める事ができる貝獣物語の自由度に匹敵するレベルである。
常連特典
そして最後に忘れてはいけない要素がある。常連化である。
亜寿加さんには、いつも同じ注文かつ、マダムに顔を覚えられるという二つのハードルを突破すると大きなごほうびがある。
それは、席に着いた瞬間に「いつもの?」と聞いてもらえるという事である。というかまぁまぁ行ってるつもりの私も聞かれた事はないのでどのくらい行けば常連認定されるかは未知数である。
いやしかし、だからこそ、きっと「いつもの?」と聞いてもらえたその瞬間の喜びは、ときめきメモリアルにおいて藤崎さんにはじめてあだ名で呼んでもらえた瞬間に匹敵する事であろう。
ただし、マダムが頬を赤らめる事は無いので、そこまで期待してはいけない。
レトロゲームで例えてはいけない
さぁ、今回の結論は既に明白である。
食べ物の味はレトロゲームでは例えられない。
ごきげんよう!
レトロゲーム漫才「ファミコン」
2人:どうもー。よろしくおねがいしますー
A:あのー、最近ですね、面白いゲームやりたいなぁと思いまして
B:あー、たまにゲームやりたい時ありますよね
A:家のパソコソでですね
B:パソコンだろそれ
A:色々調べるためにヤホーを使っていたんですね
B:ヤフーね
A:そしたらですね、恐らくみなさん知らないと思うんですけども、
B:んー
A:すごいゲーム機を一つ見つけちゃったんですよ
B:ほぅ、どんなゲーム機ですか。
A:ファミコンって知ってます?
B:今?今ファミコンに気づいたの!?
A:僕、このゲーム機初めて知ったんですけど、
B:それは逆にすごいよ
A:今日はですね、このファミコンについて詳しく調べてきたので
B:あらら
A:皆さんにお話しさせていただければと思います
B:調べてきちゃったんですってー
A:ファミコンは1983年7月に任天堂よしみから発売された
B:何か余計なのついてますけど
A:皇帝用ゲーム機です
B:ずいぶんターゲット絞ったね、家庭用ね
A:天童よしみは
B:任を残して欲しかったんですけど
A:元々、若花札を製造していた会社で
B:お兄ちゃんの方かな、'若'いりませんよ
A:様々なお餅屋を開発する過程で
B:おもちゃの開発ね。様々っていうほどお餅屋のパターン無いから
A:遂に生まれたのが
B:うん
A:貴花札です
B:ファミコンの前に弟が生まれたね
A:その後、ファミコンが生まれるんですけど。これが爆発的に普及して、最終的に日本では1935万台も売れました
B:おー
A:これ、すごくないですか?ジャイアント馬場に換算すると実に1935万人が買った事になるんですよ
B:何の換算かな?馬場さんの身長が完全に死んじゃってますけど
A:この爆発的に普及した理由なんですけど
B:うん
A:ゲームの開発をサードパンティーに開放したからなんですね
B:サードパーティーだよ。サードだとやや勝負めぐらいパンツかな、うーん
A:有名なサードおパーティーを挙げると
B:なんかパンティー要素残っちゃったね
A:リコーエレメックス
B:ほぉ
A:ジーオーワン
B:んん?
A:イントロダクションプロデュース
B:全部1本しか出してないメーカーだよ!もっと有名なとこあるでしょコナミとかナムコとか
A:あとボンバーマンや高橋名人で有名なハドソソとかあるんですけど
B:ンをソって読んじゃった。ハドソンね
A:その、はちドソソの出したソフトの中で良くも悪くも有名なのが
B:ハドソンのハは漢数字じゃないですからね
A:バソゲソソグベイというゲームです
B:リまでソになっちゃった
A:このゲームは俗に言うクソ・・・、あんまり良くない表現なので丁寧に言い直すと、まるで排泄物の様なゲームで
B:余計に悪くなっちゃったよ!クソゲーでいいでしょクソゲーで
A:買った子供達の怨念が、その後の高橋名人の頭部に反映されています
B:あれ怨念によるものなの!?まぁちょっと子供には難解なシステムだったみたいですけどね
A:もちろん任天堂もたくさんソフトを出していて
B:うん、そうね
A:ドンキーコング
B:うん
A:ドンキーコングJr、これはドンキーコングの息子が主人公
B:おぉ
A:それとドンキーコングJrの算数遊び、遊びながら算数が学べちゃう
B:ほぉ
A:あとドンキーコング3
B:もっと散らそう!任天堂さんドンキーコングしか出してないみたいになっちゃってるから
A:あとはもう、何よりも有名なのが
B:はいはい
A:スーパーパーママリオブラザースですね
B:するっとパーマが紛れ込んでるよ!確かにパーマ感ある髪の毛ですけどタイトルにつけるほどじゃないでしょ
A:このゲームは全世界で4000万本も売れてるんですけど
B:おぉー
A:これ光GENJIで換算すると実に570万組が買った事になるんです
B:馬場さん換算よりわかりにくくなっちゃったよ
A:ゲームのストーリーは
B:うん
A:芸能一家に生まれた兄弟であるマリオと政伸が
B:ずいぶん高島家の情報が混ざってるな
A:パックに囚われた美元を助けにいくという話で
B:クッパに囚われたピーチ姫にしてくれ、たぶん操作しても政伸は動かないよ
A:道中に生えている菌類を摂取すると体が膨張するという特異体質を活用しながら亀を蹂躙します
B:最高に嫌な言い方だな!キノコを取ると大きくなるでいいでしょうよ
A:今日はですね、他にも色々な情報を紹介したかったんですけども、時間の関係上、残念ですがおさわりのみとさせてください
B:いかがわしくなっちゃうんで、'お'はつけなくていいですよ
A:というわけで、是非皆さん、味ぽんに注目してみてはいかがでしょうか。
B:ファミコンだよ。いい加減にしろ
2人:ありがとうございましたー
レトロゲーム落語 「寿ゲーム」
プロデューサー(以下P):やぁ、ゲーム完成した?
ディレクター(以下D):なにを言ってんですかぁ、すぐにゲームなんてできやしませんよ。今ベータ版を作ってる途中でさぁ
P:あ、そうかぁ。VHS版だけじゃぁベータ派に申し訳立たねぇしな
D:くだらないこと言ってるんじゃありませんよ。ベータ版ってぇのはテストバージョンの事ですよ
P:なんだぁテストバージョンか
D:プロデューサーさんよ何考えてんだい、えぇ?今日はね、タイトルを決めなきゃいけない日なんですよ
P:あぁタイトルね。どーいうタイトルがいいかな
D:そうだねぇ、はじめてウチから出すゲームだから、手堅く売れそうなタイトルがいいねぇ
P:手堅く売れそうな。じゃーどうだい「舛添要一 朝までファミコン」ってのは
D:何だいそりゃ、ウチが出すのは野球ゲームですよ?ふざけないで決めとくれよ
P:んなこと言ったて難しいんだよ。じゃぁどうだいディレクター君、この先どんどんゲーム出すんだろ?わかりやすいように「ゲーム1」ってのは
D:あんた、何考えてんだい?昔の入力切替じゃないんだから。ウチから出す初のゲームなんだよ!
P:やぁ、おれだってわからねぇんだよ!んー、なんかいい決め方はないかねぇ
D:そぉだねぇ。あっしも前々から考えてはいたんですけどね。プロデューサーさん、こういうのはどうだい。コーエーテクモゲームスに行ってね、シブサワ・コウさんにタイトル付けてもらうの
P:シブサワ・コウ?っおい、よせよぉ。シブサワ・コウってのは実在しない架空の人物なんだぜ。しかもコーエーなんて行ったら「信長の野球」とかにされちまうよ。打席の度に「殿、次のご指示を」なんてつまらねぇじゃねぇか
D: そうじゃぁないよぉ、今はあそこの社長がシブサワ・コウって名乗ってるんだよ。それに歴史系ばかりじゃなくて競馬や乙女ゲー、その昔はエロまで色々なジャンル のゲームを出してるんだから何か良い知恵をもっているかもしれないじゃないか。ね、シブサワさんによくワケを話して、タイトルつけてもらったらどうだい
P:はぁ、なるほどねぇ。そんならいいかもしれねぇな。よしわかった。じゃあおれ、これからコーエー行ってくるから
―― 決めたとなれば早いもんでプロデューサー、東急東横線に揺られてコーエーテクモゲームスの本社がある日吉まで参りました
P:おたの申します。おたの申します!
シブサワ・コウ(以下シ):はいはい。あぁ、これはこれはプロデューサーさん、おいでなさい
P:えー実ぁね、シブサワさんに、ちょいとお願いがあって伺いました
シ:んー?なんじゃね
P:野球ゲームを作っていましてね
シ:野球ゲームを、あーそれは良いことだ。最近はめっきり野球ゲームは減ってしまった
P:それでシブサワさんにね、タイトルを付けてもれぇてえんですよ
シ:ほー、わしが名付け親。あーそれはありがたいな。どの様なタイトルがよろしかろう
P:へぇ、ディレクターが言うにはね、手堅くて売れそうなタイトルがいいって、こう言うんですよ。何かこう・・・売れる保険付きというような、素敵なタイトルをお頼み申します
シ:ほぅ、売れるタイトルか。ではどうじゃ、どんなゲームにも無双と付ければ売れる。野球無双という名前はどうかね?
P:あー、野球無双、野球無双ねぇ。でも、大谷君がバット振り回して栗山監督なぐっちゃったりするんでしょ?NPBが黙ってないですよ。もっと穏便で売れそうなの、ありませんか
シ:信長は売れる。「信長の野球」はどうじゃ?
P:予想通りだねぇおぃ。でも、そりゃぁムリですよ。甲冑着ながら野球するなんておかしいじゃないですか
シ:んーなんじゃ、気に入らんのか。じゃあウチから出すぞ
P:そりゃ結構ですよコーエーさんから出しゃぁ売れなくもないでしょうさ。もっとずーっと無難で売れそうなのありませんか。どんなことがあっても、売れるやつ
シ:そりゃぁちと無理じゃ。昔から、ゲームなんてぇのは売ってみなけりゃわからない
P:ですからね、そこを何とかおねげぇしますよぉ
シ: なんとかと言われてもなぁ。おっ、そうだ。いいことを思い出した。ここに大技林という 古今東西のソフト名と裏技が書かれた本がある。ここに載っている野球ゲームを参考にしようじゃないか。んー・・・、スーパー、みんなスーパーとつけている な。「スーパーベースボール」というのはどうじゃ。
P:はー、スーパーベースボール。スーパーって何ですかい?
シ:スーパーというのは「極上の」という意味じゃ。
P:ほー、ってぇとなにかい?このゲームは極上だよと主張するタイトルなんだねぇ。へっ、そりゃよさそうだ。まだほかにありますか?
シ:「ウルトラ」というのがある。
P:ちょいと待ってくださいなー。そりゃスーパーと似たようなもんじゃないですかね。
シ:いやいやこれはまた違う、「過度の」みたいな意味合いがあるんじゃ。スーパーよりも型破りな感じが出る
P:ほぅ、なるほどそりゃいいや
シ:他にもたくさんあるぞ「ファミリー」「究極」「ハリキリ」「パワフル」「パワー」この辺りも良いのぉ。
P:おいおいおい、そんないっぺんに言われちゃあ困っちまいますよ
シ:すまんすまん「ファミリー」は家族みんなでできるゲームだという意味があり、「究極」は文字通り極めておるということじゃの。「ハリキリ」「パワフル」も元気があって良い、「パワー」なんかはメジャーリーグのゲームであれば良いのではないかのぅ
P:いやいやいやどれも捨てがたいねぇ。ほかにもっとなにかありませんか?
シ:まだまだあるぞ、「なんてったって」「これが」「燃えろ」「ベストプレー」「ガンバ」この辺りも良いのぉ。
P:いやいやだからシブサワさん、いっぺんに言われちまうと困っちまうんだよ
シ:うんうん説明しよう、「なんてったって」「これが」は極上感を表しているが口語で親しみやすい。「燃えろ」は情熱が感じられる他にはないフレーズじゃな。「ベストプレー」は何とも知的な感じがあり、「ガンバ」の泥臭さも悪くない
P:いやー、もうどれも付けたくなっちまうや。
シ:そうじゃ「やきう」というのもあるぞ?
P:やきう?焼きうどんか何かかい?
シ:そうではない。やきゅうから小さい'ゆ'を抜いてやきうとしたのだ。コミカルさが出てゲームらしいフレーズじゃの。
P:はーなるほど、面白いもんですなぁ。まだありますか?
シ:一風変わった「殺人事件!?」というのはどうじゃ。
P:殺人事件?野球ゲームですよ。
シ:普段起こらなそうなところで起こるから面白いのじゃ。ただ実名を使うとうるさいからの、仮名にしとくんじゃぞ。
P:はぁ、殺人なんて思いもよりませんでしたよぉ、ほかにもありますか?
シ:そうじゃのう「東尾修監修」というのはどうじゃ?売れるには箔をつけるのも大事じゃ
P:へっ、庶民てぇのは看板には弱かったりしますからね。えー、ほかにありますか
シ:一個忘れておった「10倍」というのはどうじゃ。なんだかよくわからなくてもきっと何かが10倍になっておれば良い
P:へへっ、何が10倍と言わなけりゃいいですからね。何かがすげぇ様な気がしちまうや。えー、ほかにはどうですか
シ:そうじゃな、あとはなんとか編とつけるのはいいじゃろう。開幕編、感動編、最強編、どれもグレードアップ感が出るのぅ
P:ほー、あっしも1個知ってますよ黄金伝説完結編てぇタイトルはワクワクしましたな
シ:それは野球じゃないがまぁいいじゃろう。あとは名作のサブタイトルからいただいてもいいじゃろう、「パーフェクトクローザー」「ジャイロボール」とつければ名作間違いなしじゃ。
P:あっはは、いいねぇ。どっちもグッとくるサブタイトルだ、こりゃぁ名作になるよぉ。ほかになんかありますか?
シ:なんとか編に似てるが、なんとか版というもある、決定版、実名版、平成元年度版
P:なるほど、編はグレードアップだが版にはバージョンアップの様な印象が感じられるねぇ、ほかにもありますか?
シ:あとは野球ゲームではあまり見ないがバージョンを複数作ってもよいじゃろう。赤、緑と2バージョンにすれば2倍とはいかずとも1.5倍ぐらいは売れるかもしれんぞ。
P:そりゃいいですなぁ、両方買ってくれる人もいるかもしれねぇすからね。
シ:さぁ、もうこの辺でよかろう。この中からひとつ選びなさい
P:あー、そーすか。じゃぁ、すいませんけどね、あのー、ディレクターに見せなきゃいけねぇんでね、ちょいと紙に書いてくれますか。あの、土星文字はいけませんよ。書けました?あーそーですか。へぃへぃ。じゃこれ頂いてきますんで。へぇ。どうもありがとやんしたー
―― こりゃぁ売れそうなタイトルをたくさんもらったと喜び勇んでプロデューサーは会社へと戻る
P:ディレクター君!行ってきた
D:あ、どうもご苦労様。つけてもらいましたかい?タイトル
P:おー、とりあえずな、紙に書ぇてもらったんだ。ほら見ねぇな
D:また随分といろいろ書いてあるねぇ。なんだいプロデューサーさんよ。最初のスーパーってェのは、玉出かい
P:や、玉出じゃぁねえよ。こらおめぇ、極上のって意味だよ。
D:ふーん・・・、他には、東尾修監修?
P:そうだよ売れるゲームってぇのは箔がつかなくちゃいけねぇ
D:あたしゃ知りませんよこの人
P:なんだよぉおい、石田純一の今の嫁のお父さんだよぉ!
D:はぁ、なんか凄そうには聞こえるかもねぇ、他にもいっぱい書いてあるけど・・・
P:や、それが残らずどれも売れそうなんだよ。な、だからおめぇが、そん中からひとつ選んでくれよ
D:や、あっしは決められねぇよディレクターなんだから。プロデューサーがちゃんと決めなくてどうすんだい
P:おれだって困ってるんだよぉ、ええ?わかった、じゃ、ひとつ名前決めたところでよ、やっぱりこっちの方が良かったなーなんてのがあるんだよ。だからディレクター、こうしようじゃねェか。そっくりぜんぶ名前にしちまおう
D:そっくりったって、プロデューサーさんよ、これじゃ長すぎるよ
P:いいんだよ、売れるんだから。おらぁ、そーするよ!
―― なんて具合に適当な会社があったもんで、ソフトにながーい名前を付けてしまった。さぁ、発売日のゲームショップは大騒ぎでございます
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バ:店長ー、在庫ありませんでした。「スーパーウルトラファミリー究極ハリキリパワフルパワーベースボール なんてったってこれが燃えろベストプレーガンバやきう殺人事件!?東尾修監修の10倍開幕編 感動編 最強編 黄金伝説完結編 ~パーフェクトクローザーのジャイロボール~ 決定版 実名版 平成元年度版 緑」ならあるんですが・・・
店:そうかー、ねぇ坊や 「スーパーウルトラファミリー究極ハリキリパワフルパワーベースボール なんてったってこれが燃えろベストプレーガンバやきう殺人事件!?東尾修監修の10倍開幕編 感動編 最強編 黄金伝説完結編 ~パーフェクトクローザーのジャイロボール~ 決定版 実名版 平成元年度版 赤」は無いんだけど、
「スーパーウルトラファミリー究極ハリキリパワフルパワーベースボール なんてったってこれが燃えろベストプレーガンバやきう殺人事件!?東尾修監修の10倍開幕編 感動編 最強編 黄金伝説完結編 ~パーフェクトクローザーのジャイロボール~ 決定版 実名版 平成元年度版 緑」ならあるんだ。どうかな?
坊:うわーん
店:どうしたんだい坊や!?
坊:あんまり長いから、もう続編出ちゃったよー
――――――――――
筆者注:
さらに長いタイトルのゲームが実在します。超えられませんでした。
スーパーエスパーが教える瞑想のやり方
瞑想の方法がわからず迷い戸惑う子羊たちよ。
その迷いも今日でおしまいだ。
私はその昔、偉大なエスパーに瞑想のやり方を教えてもらった事がある。
今日はそのやり方を惜しむことなく公開しよう。
まずは、どこで教えてもらったのかを紹介する。
マインドシーカー / ナムコ(’89) / ファミリーコンピューター
そう、ファミコンソフトの中で教えてもらったである。
どの様なソフトかはこのオープニング画面を見れば一目瞭然だ。
ここに出てくるエスパーキヨタとは清田少年と呼ばれ1970年代~80年代に活躍した超能力者である。私はこのゲームにおいてサイキックパワーを引き出す過程で彼に瞑想を教えてもらったのである。
ゲームを開始するとまずは超能力開発センターでエスパーキヨタの講義がはじまる。
「イメージできる世界は全て現実の世界に置き換わるものなんだ。全てはイメージが作っているんだ!」
何という含蓄のある言葉だろうか。つまるところ強く念じればイメージは現実になるよ、という事である。引き寄せの法則である。しかしだ、残念な事にエスパーキヨタがイメージしているであろう自分のあり方と、世の中でのエスパーキヨタの扱われ方に恐ろしいほどのギャップがある現状を鑑みると、エスパーキヨタのイメージ力を持ってしてもイメージと現実を置き換えるのは大変だという事はわかる。
次にはじまるのはリラクゼーション&マインドトリップだ。
リラクゼーションでマインドトリップも自由自在とか言っているのだがエスパーキヨタは2006年に大麻所持で逮捕されている。自前でマインドトリップしておけば良かったのになんで大麻に頼ったのかは全くの謎である。
リラクゼーションと呼吸法のいろは
まずは瞑想の前にまずはリラクゼーションついて学ぼう。もちろんエスパーが教えてくれる。
なるほどなるほど。
グググググ!
パァ!
みなさん思い思いのリラックスポーズになったのではなかろうか。そうこれがリラクゼーションである。こういうのは覚えるまで何回か繰り返し記憶に定着させるのが良い。一旦ブログから目を離し何度か練習をしてみよう。
・・・
・・・
・・・
これを読んでいるあなた!練習しなかったな!!!エスパーにはなんでもお見通しである。気を付けるように。
そして次は呼吸の練習だ!これももちろんエスパーキヨタが教えてくれる。
スゥゥウウウウウウウ、グッ。
フゥゥゥゥゥゥゥ
なんとも特色のない呼吸法である。エスパーならエスパーなりにもうちょっとぶっとんて欲しいものである。とはいえ、瞑想の準備となるリラクゼーションと呼吸法についてはご理解いただけたかと思う。
瞑想の登場
そしてようやくの本題、瞑想のやり方だ。実は瞑想についてエスパーキヨタではなく研究所に備え付けのコンピューターが教えてくれる。とはいえもちろんエスパーキヨタ監修なので心配はいらない。まずコンピューターはこう教えてくれる。
「意識のバイブレーションを上げるために瞑想をおこないます・・・・」
こういうものは意味を考えてはいけない。意識のばいぶれーしょん・・・?と思ったら負けだ!なんとなくMAXのNANAあたりが言ってもおかしくないフレーズだなぁ、ぐらいに思っておけば十分だ。
おわかりいただけただろうか。簡単である。
1.部屋の照明を落とす
2.マインドパターンをゆったりとした気分で見つめる。
たったこの2ステップで瞑想ができるのだ!
マインドパターンってなんだよ、という御仁のためにgifを用意した。
どうかこれを見ながらたっぷりと瞑想にふけってほしい。イメージをできるだけ広げるんだ!!!!!!
瞑想でサイキックパワーは引き出されたのか!?
最後に瞑想の結果、どれだけサイキックパワーが引き出せたかを紹介してお別れしたいと思う。
カードの裏が5種のどのマークか当てる訓練において20回中3回も当たった!
すばらしい効果である!
みんなもスーパーエスパーの瞑想でサイキックパワーを引き出しチャオ!
2016夏 差し込みたいファミカセ ベスト5
カセット、差し込んでますか?
間も無く夏本番!ファミコンカセットの差し込みシーズンも目の前といったところですね。
とは言え、いざ差すぞ!となると不安もたくさん出てくるもので、どのカセットを差せばいいのかわからない。初心者向けのカセットは無いの?なんて質問をよくもらいます。
そこで!今日はカセット差し込み30年の私が、この夏にピッタリのファミカセベスト5をお教えします!
第5位 ノーマルタイプ
休日のカジュアルな差し込みから、ビジネスやパーティなどのフォーマルな差し込みまで広くカバーできるのがこのノーマルタイプ。
その洗練されたフォルムによりファミカセ界では最大派閥を誇ることもあり、さすがにこのタイプが差し込みにくいという人はいないハズ。
ただし惜しむらくは面白みのないところ。他の娘に一歩差をつけたい、今日のデートはバッチリ決めたい、という方にはあまりに没個性すぎて向いていないでしょう。
第4位 バンダイ スタンダードタイプ
4位はバンダイの多くのソフトに採用されているスタンダードタイプ。ノーマルタイプには無いデザイン性が光ります。
まずは両サイドのギザギザ。これがカッコいい!差し込む際の手の痛みに繋がるため、カセットにおいてあまりギザギザは好まれていませんが、このタイプは差し込みの邪魔にならない箇所についているのが素晴らしい。まさに機能性とデザインの両立です。
そして何より上部にそびえるBANDAIの文字。ここは差し込み時に手に当たる部分ではあるのですが、文字のでっぱりは弱いため、痛みには繋がらず、むしろちょうど良いアクセントになっています。
フォーマルな場には向きませんが、みんなにウワサされちゃうようなオシャレなカセットである事は間違いなしです!
第3位 ジャレコ ロングタイプ
3位はファミコン中期以降のジャレコのソフトに多く採用されたロングタイプ。ロングタイプはコナミや光栄などのタイプがありますがベストはこのジャレコのものと言っていいでしょう。
何より素晴らしいのがフタの存在。上記画像はフタを取り外したものになりますが、フタが付いている状態ではカドが一切なくなるため小さなお子様がいるファミリー層にも最適です。
そしてカセット上部の丸み、これがまた素晴らしい。滑らかな触感により差し込み時の手への負担がかなり軽減されます。
若い方にはあまり向かないかもしれませんが、そろそろ結婚を考えている方などは、家庭的なところをアピールするためにもこのジャレコ ロングタイプが最適ではないでしょうか。
第2位 ナムコ ミドルタイプ
2位はナムコのミドルタイプ。ロングタイプの欠点は衆知の通り差し込み時の安定感の弱さです。重心がとりにくい事により差し込み時に力がかかるポイントが定まりにくいんですね。
しかし、ノーマルタイプではつまらない。そんな方への一つの答えがこのナムコ ミドルタイプです。
この長さであれば差し込み時の安定感は十分に担保されます。むしろ手が大きめの人にとってはノーマルよりも安定感が増す場合もあると最近の研究ではわかってきました。
そしてもちろんワンポイントのオシャレも忘れていません。3本のボーダーの真ん中にそびえる楕円の中にnamcotの文字。あたたかな丸みを帯びておりいつまでも撫でたくなるデザインです。
どの年代でもオールマイティに差し込める屈指のカセットと言えるでしょう。
番外 NGカセット タイトー 初期タイプ
ファミカセ界の3K
黒い・固い・角ばってる
この3つを全てに兼ね備えてしまっているのがこのタイトー初期タイプ。特に女性には敬遠されがちなのでデートでこれを差したりなんかしたらもう次回は無いかもしれません。
差した経験がある方は多いと思いますが、やはり固いという印象は強いでしょう。固い故にゲームが点きにくいので何度か差し直す事も多いのですが、その差し直しが多いカセットの上部が角張っているのもいただけません。差し直す度に手へのダメージは蓄積していきます。
そして黒さ。黒が悪いとは言いません。しかしこの悪条件であれば責めて色で差をつけたいところを黒。こんなカセットを差している様ではつまらない人間と思われても仕方ありません。
また、差し込み感がやや緩いことから次点となりましたがナムコの初期タイプもかなり近いので大事な場での差し込みはやめておきましょう。
第1位 アイレム ランプタイプ
栄えある第1位はアイレムのランプタイプ!どうですかこのカセット。見ただけで身震いしてしますほどの素晴らしさです。
まずは手で持つ上部から語っていきましょう。画像ではやや角ばって見えますよね?でも実はそうでもないんです。角は落としてあるので持ってみると意外に柔らかで手にフィットします。何事もギャップというのは大事です。恐そうに見えて優しいという人は、優しい人に見えて優しい場合より評価が高くなるもの。それをこのカセットはやってのけているのです。
センターにそびえるiremの文字も計算しつくされた配置で、差し込む際には左右のでっぱりで邪魔になりませんが指先で触ると確かな質感を持っています。
そして何よりランプですよね。差し込んだだけでは終わらない。その後に電源を入れると厳かに光るランプはフレンチの最後に運ばれてくる上質なデザートを思わせます。
また後期生産のランプ無しタイプもありますがこちらもオシャレ上級者にはオススメです。おっ、アイレムだ、と思わせてからのランプ無し。期待させておいて落とすというスカシっぷりに女の子達はもうメロメロでしょう。
カジュアルな場ならバッチリ!フォーマルな場でも堂々と差せばワンランク上のオシャレにもなるアイレム ランプタイプでこの夏はキマりだっ!!
新品のゲーム機の匂いベスト3
嗅いでますか?
全国1000万の新品ゲーム機臭愛好家の皆さんこんにちは。
先日、PlayStationVRの予約が開始即完売となるなど、盛り上がりを見せているゲーム機市場だが私には一つ不満がある。
それは、匂いをおろそかにしていないか?という事である。近年のゲーム機というのは旧来のゲーム機に比べやや匂いが抑えめになっている様な印象を受ける。
匂いを感じる「嗅覚」というものは言うまでもなく人間の五感のうちの1つである、ゲーム機で味覚を感じるのは難しいので除外するが、視覚(映像)、聴覚(音楽)、触覚(UI)に関する項目は発展し続けているにも関わらず、嗅覚(ゲーム機臭)だけは後退しているのだ。
箱を開封しビニールからゲーム機を取り出した瞬間に漂う独特の香り。それも含めてのゲーム機なのではないかと私は言いたい。
今回はゲーム機臭の重要性を世に知らしめるため。
数多くのゲーム機を嗅いできた私が自信を持ってベスト3を紹介する。
第3位 ネオジオ(SNK)
まずは匂いについて語る前に少年時代の友人こうちゃんとそのご両親に感謝の意を表明したい。こうちゃん一家のおかげで私は充実した少年期を送る事ができた。数多くのゲームソフト、スーパーファミコン付きテレビ、そしてネオジオ、ネオジオCD。通常の家庭では触れることもできない機器に触れる事ができたのはその後の人生の大きな糧となっている。
そしてここでネオジオ臭が素晴らしいという事が伝えられるのもこうちゃん一家のおかげである。
ネオジオは他の機種に比べややビターな香りである。もちろんゲーム機らしい香りがベースではあるのだが、どこか苦味、重みといった様なズッシリとした匂いがネオジオらしさを表現している。当時子供だった私にとっては少し大人の世界の匂いを嗅いだ様な気になったかもしれない。
大人になった今は書斎でジャズを聴きながら嗜みたくなる様な香りである。
第2位 スーパーファミコン(任天堂)
2位はスーパーファミコン。ご不満の声も多いだろう。ゲーム機臭界隈ではスーパーファミコンの香りこそが至高であるという声は根強いし、私もそれには同意である。純粋な香りという面では文句なしの1位であろう。
今でもしっかりと思い出せる。スーパーファミコンの箱を開けた瞬間に脳髄に届く高揚感に高揚感を重ね塗りした様な香り。この匂いを嗅いだらもう我慢できない。今すぐコントローラーを持って冒険のはじまりだ!
第1位 ゲームボーイ(任天堂)
1位は断トツの得票数でゲームボーイである。ほら!ほらほらほら!みなさんの心の鼻にもいま香りが届いているに違いない。ベースはスーパーファミコンに近いのであるがそこに加わる内部の部品や液晶のものと思われる金属臭が素晴らしいマリアージュを見せている。
そして何よりゲームボーイの素晴らしいところは使えば使うほど自分らしい香りになっていく事だ。友達のゲームボーイを借りた時に感じた事は無いだろうか。
「なんかくせぇな。」
そう、それが自分らしい自分だけの香りなのである。
いつ、どこで、どうやってプレイするか。携帯ゲーム機として初めて爆発的に普及したゲームボーイだからこそ様々な場所の、様々なシーンの香りが、それぞれのゲームボーイに刻み込まれる事になったのである。そしてこれが、据え置き機最高の香りを持つスーパーファミコンとの大きな差であると考える。
最後に
昨今のゲーム機臭が抑えめになっているのは私の嗅覚が落ちているだけの様な気もするのでその場合はご容赦いただきたい。
それではみなさんこれからも良いゲームスメルライフを。